2010年08月
2010年08月31日
2010年08月30日
「元気にしていますか?」
酷暑が続きますが、元気にしていますか?
もう、8月も終わりです。「アッという間」に月日が過ぎていきますね。
充実した日々を送るには、やはり、体力が勝負です。ふだんから、食生活に気をつけながら、仕事も遊びも充実させていかなければなりません。そんな時には、上記の画像の食材(ニラ)を!
ニラの花は、かわいいですね。六弁の花! アマナの仲間です。
しかし、ニラは匂いが強い野菜として嫌われてもいますね・・・。ネギのような匂いですが、私は、好きです。「疲れたな!」と思うと、中華のお店に入って、「ニラレバ炒め」を食します。「あ〜、今日も一日終わったなぁ。よく頑張った!」と自分に乾杯。そして、ささやかな「ビール」。それが、今日の夜でした。
2010年08月29日
2010年08月28日
「谷本美加写真展」於:コニカミノルタギャラリー
日曜日、新宿の「コニカミノルタギャラリー」に立ち寄ったら、とても良い写真展に出会いました。その日は、古稀以上の方々の写真展「四字成句写真展」、藤井ヨシカツ写真展「海域」、そして、Cギャラリーは、谷本美加写真展「2億1800万分の1」が行われていました。
A〜Cのギャラリーとも、良い作品が多くありました。
特に、「谷本美加写真展」に魅せられました。「2億1800万分の1」というのは、児童労働についている子どもたちを撮ったものでした。「児童労働」・・・様々な国の子どもたちが労働に就かなければならない現実です。ネパール、バングラデシュ、ミャンマー、カンボジア、インド、その他アジア諸国で・・・。塩田、砂利採石場、宝石研磨工場、レンガ工場、
などでの単純労働を強いられている様子。娼婦宿へ売り飛ばされた15歳以下の少女。
私たちの知らないアジアの子どもたちの姿が、ひどく印象に残りました。モノクロの写真がとても美しいと同時に物悲しい。(語弊があるかもしれませんが・・・)熱砂の上を歩くのに、靴がなく、ダンボールを縄でしばっていた足元が痛々しい。
帰りに彼女の作品集『ソマリア、心の傷あと』、『見えない難民―日本で暮らしたアフガニスタン人』を購入しました。この一週間、ず〜っとこれらの現状を考えさせられてしまいました。
(この写真展は、8月26日に終了しています。)
2010年08月26日
「ネバネバ3兄弟?」
これは、オクラの花と実です。実は、長さ20cmぐらいあります。商品としては、固くて売り物にならないようなサイズです。花は、「黄色」でかわいいです。ちょっと、「綿の花」と似ています。
暑い夏に負けないように、「ネバネバ系」の食物を食べましょう!「オクラ」「ナメコ」「ヤマイモ」の組み合わせは、いかがでしょうか?
「サラダでも良し、蕎麦のトッピングでも良し!」・・・これだけ暑いと食欲がわきませんね。そこで、お薦めなのが・・・「ネバネバ3兄弟」の野菜。
身体の中から、汗とともに電解質が奪われます。水だけ補給していても、不足するものがあるようです。「梅干」もよいようですが、こんな野菜の組み合わせも乙なもの。栄養バランスのよいものを摂って、頑張りましょう。
以上、田舎流の養生方法をお届けいたしました。
2010年08月25日
2010年08月24日
「ロスト・シンボルを読み終えた!」ダン・ブラウン著、越前敏弥訳、角川書店刊
「お盆休み」に読みきろうと決意した本なのですが、10日もかかってしまいました。「上・下」刊で、厚さ、4cm、難解な本でした。私の頭では、とても読みこなせないものでした。興味はそそられたのですが・・・。
「ダヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」、「パズル・パレス」の時と同じようなペースでは進まず・・・。お盆休みの所用が影響したかもしれません。「一日、集中できる時間」が少なく、電車内での読書となりました。途中、居眠りが出てくることも・・・。
全体としては、「面白かった!」というのが感想。宗教象徴学教授、「ロバート・ラングドン」を主人公として、物語は繰り広げられます。「ダヴィンチ・コード」と同じ主人公ですね。
フリーメイソンの最高位階にある「ピーター・ソロモン」が登場。場所は、ワシントン・D.C.。そして、謎の刺青の男「マラーク」の登場。そこに、ピーターの妹である「純粋知性科学者」。併せて登場するのが、連邦議会議事堂建築監、CIAの捜査官などが登場し、物語は、迷宮に入ったかのような様相を示します。
ワシントンD.C.近辺の地図を用意する必要を感じました。併せて、ガイドブックも。
フリーメイソンが守り続けている「古の神秘」というのもキーワード。これを求めての追跡。古代の宗教的な教え、科学の進歩、象徴学が表す暗号解読、現代科学とインターネットの世界が悲喜交々展開される。そして、親子の情愛のあり方・・・。
最後には、理想を追求したアメリカ合衆国の礎は、実は「フリーメイソン」の思想によってなされていたのだという事実が浮かび上がってくるものでした。
「コンパスと定規」の世界《フリーメイソン(石工のギルド的なもの)》、そして未完のピラミッドは、私たちが求めてやまない世界なのかもしれません。
世界は、「Something Great(大いなる力)」によって形成されているのかもしれないと思う日々・・・。
これを読むために、寄り道をしてしまった「書籍」・・・「フリーメイソン完全ガイド上・下」楽工社、「数の不思議」創元社、「錬金術」創元社などを参考に読みきりました。
ご興味のある方には、たいへんスリリングな世界です。ぜひ、どうぞ!
2010年08月23日
「江戸絵画への視線」於:山種美術館
今回の山種美術館の企画は、チラシ表紙にある岩佐又兵衛の《官女鑑菊図》の作品を目玉にしていたようです。「江戸絵画」の所蔵を売りとする「山種美術館」なかなか、良い作品がありました。何度も観たことがあるのもありましたが・・・。
やはり、酒井抱一、鈴木其一などの作品が好みです。《官女鑑菊図》は、それほど、良いと思いません。池大雅、狩野芳崖、福田平八郎などにも好みを感じました。
日曜日は、暑い日、涼みに行ったようなものです。館内だけが、涼しく、帰路も強い日差しを浴びて帰りました。まだまだ、日中は、暑さが残りますね。
以下のような作品で、しばし、「涼」をとってみませんか? 9月5日(日)まで、開催されているようです。
酒井抱一《秋草鶉図》
酒井抱一《秋草(部分)》
2010年08月22日
「ブリューゲル 版画の世界」於:Bunkamura ザ・ミュージアム
土曜日の暑い日に、出かけてきました。午後の会場は、見学客でいっぱい。列を作ってノロノロと見る始末。順番に観ていくと進めないので、後ろの章立てから逆に回ってみました。
展覧会構成は、以下のとおり、全部で150点。
プロローグ
第1章・・・雄大なアルプス山脈の賛美と近郊の田園風景へ
の親近感
第2章・・・聖書の主題や宗教的な寓意を描く
第3章・・・武装帆船やガレー船の驚くべき表現力
第4章・・・人間観察と道徳教訓の世界
第5章・・・諺を通じて知る「青いマント」の世界
第6章・・・民衆文化や民話への共感
第7章・・・四季や月歴表現で綴る市民の祝祭や農民の労働
エピローグ
小さい絵(版画)の世界なので、遅々として見学客の足が進まず、イライラしました。
私として一番、良かったと思うコーナーは、第1章のコーナーです。雄大な風景、遠近法によって描かれた作品の遠くに見えるのは、必ず、「空」と「飛ぶ鳥」細密なエッチングとエングレーヴィングの技法。ピーター・ブリューゲルが描いて、他の彫氏が彫ったとのこと。版画出版業を営んでいた「ヒエロムス・コック」が指揮をとっていたようだ。
版画は、量産できるため、不特定多数の購買層のニーズに応えるべく、バラエティに富んだモチーフを扱っていたようです。それらに、しっかりアピールできた「ブリューゲル」の作品は素晴らしいものばかりでした。同時代に活躍した他の版画作品も含まれていましたが、やはり、ブリューゲルには、かなわないと思いました。線のタッチが違うのです。似せてもやはり、違う・・・素人の私が見ても、そう感じました。
「風景画」ばかりでなく、聖書、諺、子どもの遊び、民衆の祝祭、農民の労働など・・・多岐に亘っていました。グロテスクな絵もよく見ると「愛嬌」があったりもしました。
以下の画像は、チラシより引用掲載させていただきました。サムネール表示になっていますので、画像上をダブルクリックして拡大してみることもできます。
ホボケンの縁日
大食
大きな魚は小さな魚を食う
学校でのロバ
けっこう、楽しんできましたが、じっくり見ることができなかったのが残念です。その分は、「図録」で・・・。8月29日(日)まで開催されているようです。
2010年08月19日
2010年08月18日
「夏水仙」
竹藪の下草が刈り取られたところに、「夏水仙」が見受けられました。昨年も、同じような画像をUPしましたが、毎年、趣きが違いますね。
別名「リコリス」:ギリシャ神話の海の女神から採られたようですね。
とてもきれいなピンク色の花。今は、葉がありません。葉っぱが枯れた後で、花芽が伸びるといいますが、葉を見たことがありません。
とても美しいと思います。しかし、あまりにも美しいために、ある種の「愛着」を感ずることができません。人の世でも、同じかもしれませんね・・・。
私は、形状としての「美男子」「美人」は、あまり、好きでありません。「不細工」であっても、その人の醸し出す雰囲気から、「美男子」「美人」を探しています。身体全体から、判断しているといっても過言ではないでしょう。
「いい顔」というのがありますね・・・。そんな人が好きです。
2010年08月17日
2010年08月16日
2010年08月15日
「いつまでも青春」
私の「青春」は、未完成だ! 不完全燃焼の日々を過ごした。「もし、・・・」「・・・たら」「・・・れば」を連発するつもりはないけれど・・・。
だからこそ、いつまでも「青春」を貫きたいと思っている。「歳」はとらない。いつも「二十歳」の気分。ふと、サミュエル・ウルマンを思い出した。ネットで調べてみると、以下のような詩が・・・。
「青春」サミュエル・ウルマン 栗原健二訳を引用します。
********************
青春は人生を彩る季節の一つではなく心の姿
バラ色の頬 赤い唇 しなやかな身体ではない
岩をも貫く意志だ キラメク創造力だ 燃え上がる情熱だ
それは深い命の泉の新鮮さなのだ
新しいことに勇気で挑戦し
楽したい気持ちを冒険心で切り捨てるのが青春
二十歳よりも六十歳の胸に たぎっているのをまた見つけたぞ
人は年月では老けず 理想と失う時に老い込む
歳をとれば顔にしわよるが
情熱を失えば心にしわよる
憂い 恐れ 自信喪失などに
憑かれた魂はしぼんでゴミに変わる
60歳も16歳も 人の心は驚きに惹かれ
次は何? とあきず求める子供のように
知らぬ未来に固唾を呑んで
人生ゲームのよろこびを追う
あなたも私の心の中に 同じ無線の局がある
人生の美しさ 希望 喜び
そして勇気と力の呼び声を
人と天から受信していれば みんな青春のまっただ中だ
胸のアンテナが倒れ
降りしきる雪のように皮肉を言って
心も凍る悲観ばかりで暮すなら もう本当のおいぼれだ
たとえ二十歳であったとしても
アンテナ高く
希望の電波に合わせていれば
人は永遠に青春だ
たとえ八十歳で若死にしても
********************
戦後の生まれ、戦争は知らない世代。だが、戦前に生まれた人々がどれほど頑張ったか?私たちはそれを受け継がねばならない。あのバイタリティ! 何がなんでも「生き抜くぞ!」という貪欲な姿勢。今、86歳の人と仕事をしている。その人はいつも「青春」を謳歌している。「バイタリティ」がすごい。まだまだ未熟で反省すべき・・・。
それには、「いつまでも青春」の気持ちで! 平成22年8月15日(日)に思う。
2010年08月12日
2010年08月11日
2010年08月10日
2010年08月09日
2010年08月08日
「田淵行男写真展」於:武蔵野市吉祥寺美術館
吉祥寺の街を歩いていて、偶然入った展覧会です。ぶらりと入って、静かな一時を過ごす・・・、ジックリ観て、写真と対話する、こんなことができる展覧会でした。
名前は、初めて聞きました。山岳写真家(1905〜1989年)であり、昆虫などにも興味をもって、疎開で過ごした安曇野に住み着いてしまったという写真家でした。蝶の美しさに魅かれ、細密画などにも挑戦。
戦後の物資難のころ、自分で「アルバム」を制作し、これがきっかけとなり、「アサヒカメラ」に注目されることになり、写真家として認められたといいます。
私が気に入った写真は、モノクロの写真、残照や夕焼けの山岳風景、そして「安曇野」の風景でした。都会では、見ることができない「のどかで落ち着いた風景」です。安心してみることができました。「安曇野」の「自然」に足を運んでみたい!!
常念夕焼け(1969年9月)
剣残照 立山別山(1965年8月)
安曇野残影 わさび田(1974年4月)
消えゆく風物 安曇野のレンゲ畑(1963年)
知ることとは 愛すること
2010年08月07日
「風に吹かれて・・・」
夏の夕暮れ、風に吹かれて歩いていました。日差しは強くても、「蝉時雨」の中を歩いていると、涼しくなりますね。遠くから、「盆踊り」の音色が聞こえてきます。花火をあげて景気をつけようとしているようです。
昼間は、美容室へ。女性週刊誌を読んでいたら、NHKホールで行われた「吉永小百合さんの朗読会」の記事が載っていました。美智子皇后もご臨席された様子。同じように、平和を祈り、「核」に静かながら、反対しているようです。有名な「産ましめんかな」という「詩」のエピソードが載っていました。昨夜のTVは観ることができませんでしたが、大体の様子はわかりました。
8月6日、「広島に原爆が投下」された日。「忘れまじ!許すまじ!原爆を!」そして「No more Hiroshima!」
行動としては、何もできないでいる私ですが、「思い」は同じです。
「盆踊り」の行事も、地域社会の「平和と安寧」、人々の「繋がり」を創るものなのだと思います。いい「繋がり」を創りたいものですね・・・。
2010年08月06日
2010年08月05日
2010年08月04日
2010年08月03日
2010年08月02日
「確実に自然は、移ろっていますね・・・」
「百日紅が今年もまた咲きました!」
自然の巡りが、またやってきました。昨夏以来の「百日紅」、そして「萩の花」がまた今年も咲き始めました。
実にすばらしいと思います。繰り返しの循環。枯れてなくなった木々の花も、同じ時期になるとまた再生し、花を咲かせます。「繰り返し」の中になにか、秘密があるような・・・。
さて、「習慣」というものを考えてみると、これも繰り返しの連続です。いつも自然に行ってしまう習性、成すべきこと。いろいろありますね。悪い習慣もありますね・・・私は、生活習慣病で・・・トホホホホな有様。良い「習慣」で身につくものを大切にしたいと思います。(反省)
2010年08月01日
「日本美術とヴィーナス 浮世絵と近代美人画」於:出光美術館
あまりにも暑い日、どこかで「涼」を採れるところと思ったのが、美術館。「出光美術館」の展覧会に行ってきました。
観客も少なく、落ち着いて見られてよかったです。チラシにあった「イメージ」とは、違っていた本物。背景が違っていました。受ける印象も違いました。ちょっと、残念な思いです。(背景が白い方が良いような・・・)
他にも残念な思いが・・・。「日本美術のヴィーナス」と名うってありますが・・・、どこが「ヴィーナス」と思うほどの違和感。取り上げた学芸員の思い入れには、同感することができませんでした。
日本画の美人画に、私が思う「ヴィーナス」は思いあたりませんでした。「美人画」では、ありますが、「美と豊饒の女神」というイメージは思い浮かびませんでした。「美」はあっても、「豊饒」という生命を産み、守り育てるというイメージは思い浮かべることはできませんでした。生命を育み育てる「母性」とその美しさが、足りません。そして「聖性」も感じることができませんでした。
若干、「普賢菩薩」や「鬼子母神」にその根拠を求めていた「美人画」がありましたが・・・。
全体として、夏の風景に合わせて「団扇、柳、夕涼み、蛍取り」等をモチーフに使った美人画(女性像)が多くありました。「涼しげな美人」が多かったです。季節に合わせたのでしょうか?
お許しください、これは、私だけが感じたものですので・・・。