2009年04月05日

「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」於:Bunkamura ザ・ミュージアム



忘れえぬロシア


 4月4日から始まった標記の展覧会に行ってきました。まだ、始まったばかりなのでしょうか・・・あまり、混んでいなくてとても心地よい空間で絵を楽しむことができました。一幅の絵に1人〜2人の人が鑑賞する感じ・・・。とても好ましい鑑賞状況です。

 なぜか、私にとっても「忘れえぬロシア」なのです。もう、昔、昔のことになりますが、20歳の頃、このトレチャコフ美術館を訪れたことがあります。ちょっと、郷愁を感じました。

 チラシには、こんな言葉が・・・。「輝く雪原、白樺の並木、丸屋根の教会、ライ麦畑、亜麻色の髪の乙女たち・・・」昔に戻って、忘れえぬロシアのイメージを求めて出かけました。

 感じることは、人それぞれだと思うのですが、私にとっては、すべてが「来て良かった!」という作品ばかりでした。いつもの評価「superior」が作品リストにつきました。

 チラシからは、分からないのですが・・・、出かけてみて始めて良さに気づく、良い展覧会、19世紀から20世紀初頭にかけてのロシア・リアリズムから印象主義の作品75点を楽しむことができます。チラシにあった、《忘れえぬ女》を描いたクラムスコイを先頭にして始まった「移動展派」の作品群です。お薦めです。行って損はありません。

 展覧会構成は、以下のとおりです。

  第1章:叙情的リアリズムから社会的リアリズムへ
  第2章:日常の情景
  第3章:リアリズムにおけるロマン主義
  第4章:肖像画
  第5章:外光派から印象主義へ

 イワン・クラムスコイ、アルヒーブ・クインジ、イサーク・レヴィタン、ウラジーミル・マコフスキー、ワシーリー・ポレーノフ、イリヤ・レーピン、アレクセイ・サヴラーソフ、イワン・シーシキン、ワシーリー・スリコフ、アレクセイ・ヴェネツィアーノフ、ワシーリー・ヴェレシャーギン etc. などの画家たちが、名前を連ねます。いかにもロシアらしい名前が並びますね。全然、知らない画家ばかりでしたけれど・・・。良かったですよ。

 今回の画像には、ないのですが、「シーシキン」「クラムスコイ」の作品は、見ものです。図録を買ってきたのですが、画像が大きすぎて・・・。

 以下の画像は、チラシより切り取らせていただきました。

トレチャコフ美術館外観
国立トレチャコフ美術館外観

イリヤ・レーピン「あぜ道にて」
イリヤ・レーピン《婦人と子どもたち「あぜ道にて」》

イリヤ・レーピン「ソフィー・メンターの肖像」
イリヤ・レーピン《ピアニスト、ゾフィー・メンターの肖像》

ニコライ・ゲー「文豪トルストイの肖像」
ニコライ・ゲー《文豪トルストイの肖像》

ワシーリー・ボレーノフ「モスクワの中庭」
ワシーリー・ボレーノフ《モスクワの中庭》

ニコライ・カサトキン「恋のライバル」
ニコライ・カサトキン《恋のライバル》

 6月7日まで、開催されているようです。



elma0451 at 06:00│Comments(4)TrackBack(1) 日記 

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1. 「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」  [ 弐代目・青い日記帳  ]   2009年04月06日 21:06
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の 「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」の報道内覧会にお邪魔して来ました。 ロシア4大美術館のひとつ国立トレチャコフ美術館。 この美術館の目玉中の目玉作品「ロシアのモナ・リザ」とまで称されるイワン・クラムスコイ...

この記事へのコメント

1. Posted by Tak   2009年04月06日 21:08
こんばんは。

普段、日本では滅多に
お目にかかれない作品、作家が主。

思う存分楽しんできました!
2. Posted by Takさんへ   2009年04月06日 22:11
こんばんは、Takさん!
コメントをいただき、ありがとうございます。

>普段、日本では滅多に
お目にかかれない作品、作家が主。

良かったですよね・・・。本当に知らない名前の画家ばかりでしたが、内容は、濃厚・・・。良い作品ばかりでしたね。チラシからは、想像できないほどの内容でしたね。「得」しましたね。


3. Posted by KOZOU   2009年04月07日 18:14
この忘えぬ女、最初見たとき、ほんと見惚れたですね(^_^;)
悲しげな高貴なまなざし、しびれたです。
もちろん、わたしは複製ですが。
トレチャコフ美術館にも行かれたのですね、すごいです。
他の絵もほんとにロシアの大地を感じさせる懐かしい絵画ですね。
4. Posted by KOZOUさんへ   2009年04月07日 21:33
こんばんは!
コメントをいただき、ありがとうございます。

>この忘えぬ女、最初見たとき、ほんと見惚れたですね。

クラムスコイの作品・・・《忘れえぬ女》、なぞめいた女性ですね。案内によると、「アンナ・カレニーナ」あるいは、ドストエフスキーの『白痴』のナスターシャという噂も・・・。

憂いのある眼差し、表情がいいですね。19世紀ロシアの憂いだったのかもしれませんね。

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