エロビス氏の気ままにfunride

おもしろきこともなき世をおもしろく

三郡縦走

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こんばんわ。ご無沙汰してます、エロビスです。
最近、何となく書くのが面倒で放置プレイ状態のエロいブログでしたが、今日は筆を執りました。
まぁ、脚の不調も一因なのですが、PCが重すぎて・・・

どれくらい重いかと申しますと、


八木かなえさんが絶句するくらいの重さ


と例えれば分かり易いでしょうか?



2月12日(日)晴れ

雪が降ったら山に登る。岳人として信仰にも似た行脚なのです。
こんなクソ寒いのに何故わざわざ山に・・・なんて奇異な目で見られるかも知れません。お察しくださいm(__)m

今日は始発電車で篠栗に向かいました。久しぶりの三郡縦走。
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極寒に備えて重装備してたせいか歩き出すとすぐに汗ばむ。チラチラと雪は降っているが残雪は微塵もない。
以前は縦走路にも雪は無いのでは?と不安に思ってましたが、エロビス氏も玄人になりました。


楽園まで登れば安堵することになるだろう(笑)
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積雪はないものの、路面が凍ってて滑らないように注意する。
しばらく登り続け楽園に到着。そう、

楽園は期待を裏切らない(笑)
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以前は楽園からコンクリート舗装道路の急坂を延々と登っていたのですが、これは不正解でした。
楽園横を通る舗装道路を100m程下り太祖宮に至る登山道を進む。これが正解w

踏み跡のない新雪を一歩一歩踏みしめながら登り続けます。何故か妙にキツい・・・('д` ;)

太祖宮
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若杉山撃破
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雪残ってるかな~なんて思いは杞憂でした。


過去最大級の積雪量(^^)/


若杉山から縦走路に入る。
相変わらず気持ち良いホワイトロード。この幻想的な景観はちょっとした現実逃避だ。
もうね、


(*´Д`*)ハァハァ


若杉鼻に至り町を眺めると真っ白だ。なんか北国みたい(笑)
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こんなに気持ちいい縦走なのに誰とも会わない。


ショウケ峠
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ショウケ峠。

ちょっと無理っぽい orz
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ショウケ峠を後にして、鬼岩谷山の登坂。どんどん雪深くなってきた(>_<)
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普段もキツい鬼岩谷山の登坂だが、今日はいつにもましてキツいぞ。最近、コタツで丸くなってたから体力低下も否定できないが、一番の原因は、この積雪に違いない。


そういう事で納得しておく(-_-)


ヒィヒィ言いながら、ようやく最後の登坂。
雪の重みで枝が垂れ下がってて、なんかいつもと雰囲気が違う。
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鬼岩谷山撃破
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鬼岩谷山から先の縦走路は明瞭で分かり易いのだけど、今回はあちこちで枝が折れ倒れてて非常に不明瞭だ。
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昨日の踏み跡の後に結構な雪が堆積してて歩きにくいし、道も分かりにくいし、雪も滅法降ってきた。
ちょっとした遭難気分だったが安堵して欲しい。ガーミンがなくとも、こと三郡縦走路でエロビス氏が道迷いで遭難することは絶対にない。こんな事もあろうかと、日頃から


縦走路の至る所にマーキングしてある!
意味f・・・


砥石山撃破
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実は鬼岩谷山から砥石山に向かう途中、一人の登山者とすれ違い、その方の踏み跡を歩いて比較的楽してたのだが、その踏み跡も砥石山で途切れていた。また埋もれながらの縦走を余儀なくされる。どんくらい雪深いかと申しますと、

お察しくださいm(__)m
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とは言え、まぁ癒されてはいるんですけどね・・・(^_^;)
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前砥石山直下
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三郡縦走路には、雪山の恐怖である雪崩も滑落もクレパスもない(滑落はあるかも知れないが)。
存分に満喫して欲しい。
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前砥石山撃破
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前砥石山より砥石山。すっかり雪化粧してやがるw
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前砥石山を後にして三郡山へ向かう。今のトコ、遭遇した登山者は一人・・・
雪は止んだものの積雪量はむしろ増しているようで、もうどうでもよくなってきた(笑)

三郡山の登坂も苦戦するがもう少し。
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三郡山撃破 orz
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三郡山頂には4~5人の登山者がいた。青空も広がって気分的にも楽になってきた。
エロビス氏的には、三郡縦走における宝満~三郡間は、もう終盤なんだよね。

さてと、現実に戻りますかねぇ・・・
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国交省三郡山航空管制レーダー専用道路にも容赦ない雪。
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エロビス氏はヒルクライム大好きな自転車乗りの諸君に忠告しておきたい。


S山。ちょっと無理っぽい orz


それにしても、三郡山から先の登山者数は半端ない。
長大な若杉~三郡間で遭遇した登山者数は2名という閑散ぶり・・・。これは説教部屋だなw

仏頂山へ続く魅惑の縦走路。
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このまま縦走路を宝満山へ向かうと思いきや、ちょっと寄り道。
やや長い下り道を進むと、やっと真面な姿に巡り会えた。3度目の正直

難所ヶ滝
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一句

君を欲して三顧の礼  フリーザさまもビックリの  見違えんばかりの完全体

                                    エロビス


50人くらいの登山者たちと場所撮りに格闘しながら、ようやく満足して再び縦走路に戻るのだけど、凄い渋滞に難儀する。
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門限まで残り30分ですが何か?(;´Д`)


要所要所で界王拳を披露し再び縦走路に戻り、家路に急いだのですが、向こうから見慣れた御仁が現れた、コマンド。
tottoさんだ、ご無沙汰です(笑)

足の不調で走る機会も無くなくなり、totto練も閉店ガラガラ。
最近は如何お過ごしですか?と尋ねると、コタツで丸くなってますよ!との由。
何やってるんですか~全然ダメ人生じゃないですか~(゚∀゚)アヒャヒャ って、


( ´,_ゝ`)オマエモナー(涙)


あぁ、嫌だ嫌だ。まだまだ終れない、お互いね(^_^;)
更に進むと、また知人に出会う。ご無沙汰です!(・∀・) 門限の事などとうに忘れているw

実は今日が雪山デビューなんですよ!エロ氏のブログを見て購入したモンベルの軽アイゼンも大活躍ですよとの事。そういえば、tottoさんも同じアイゼンを履いてた。脱着が容易で低価格のモンベル軽アイゼン。九州の雪山ならベストなチョイスだろう。


モンベル教の布教活動も功を奏している模様ですw


御仁と笑顔で別れたエロビス氏。口を真一文字につぐんで冷めた目線で縦走路を刮目するエロビス氏は呟きます。


誰だっけ・・・?


人違いじゃねえの?とも思ったけど、エロビスさんって言ってたしなぁ。
大人の対応だったな。どちら様でしたかね?とも聞けないし・・・


多少罪悪感を感じながら帰路を急ぎます。思い出した、門限の事!(>_<)
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仏頂山
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仏頂山と言えば、我が親友、辻くんである。
今は諸事情があって仏頂山と呼べなくなったのだが、仏頂山は辻くんによく似ている。いや、辻くんが仏頂山に似てると言うべきかも知れない。エロビス氏は決意します。


たとえ辻くんが内閣総理大臣になったとしても、私は彼を仏頂山と呼ぶだろう。
なぜなら彼は仏頂山であって、それ以上でもそれ以下でもないのだから。
全く意味f・・・


宝満山撃破
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予想外に険しい縦走だったが、非現実的で楽しい小旅行でした。
そう満足しながら下山してると、途中でふむむ氏の友人であるOさんとすれ違う。

Oさんが低山には似合わないガチアイゼンを履いていたので、自分のアイゼンを見せながら布教活動してみると、急にスマホをイジリだす。人の話を聞いてんのかい!と覗いてみると、


もうア〇ゾンに注文している模様です(爆)


お買い上げ、有難うございま~す(^_^;)



今日の主題は三郡縦走だったのだけど、どうやら軽アイゼンの話にすり替わったみたいですw
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我が野望、秋空に潰える

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先日、えーちゃんのお誘いでマラニックした唐津街道がとてもいい感じでしたので、常々攻略したいと思っていた作戦を決行しました。
江戸時代の旧街道多しと言えど、東の東海道と西の長崎街道はその最たるものと言えるでしょう。
長崎街道については、2年前と昨年の2回に分けてある程度踏破したのですが、如何せんルートがよく分かってなかったので大半を幹線道路に頼ってしまいました。
今回は、可能な限り旧ルートを通り長崎を目指したのですが・・・


11月6日(日)晴れ

11月3日、始発の電車でJR原田駅に向かいました。
到着してスタート地点である筑紫神社まで歩きます。午前6時、スタートしました。
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長崎街道原田宿から基山町を目指すのだけど、まずは鉄道陸橋を越えて基山方面に進みます。
このルートは背振全山縦走路なので(笑)、思わず基山に進む勢いだったのだけど今日は自重しろ、エロビス氏w

で、ここから左折します。
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養鶏場の横をスルーするのだけど、これが長崎街道なのか?と思う程、怪しい脇道。だが間違いないw
やがてR3に合流して佐賀県との県境に至る。

これより東、筑前國(福岡県)、西、肥前國(佐賀県)
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小走りで進むのだけど、やはり今日も足の調子は良くない。右足首の垂れ具合に細心の注意を払いながら基山町に入りました。
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先程、R3から踏切を渡ってここに来てるのだけど、この先でまた踏切を渡って線路沿いの道路を進む。面倒だが仕方がない。
縦走路の道しるべと言えばリボンになるのだが、旧街道の道しるべは道標だ。怪しい道でも必ずある。

ほら、あったでしょ(笑)
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長崎街道 関屋土塁
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昔、日本が白村江の戦いに敗れて、大宰府を防衛するために北側に築いた水城堤防や大野城は有名なのだけど、南側にも防衛施設を構築していました。それが関屋土塁。


また「( ´,_ゝ`)良かったね」的な雑ネタをゲットしましたね!(^^)/


その後も基山町を鳥栖方面に進みます。もう迷う気がしない、有頂天になってるエロビス氏ではあります(゚∀゚)アヒャヒャ
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長崎街道 今町
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更に進んで鳥栖アウトレット近くの交差点。
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ここを右折したら鳥栖アウトレットです。ここを直進する。
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ようやく鳥栖市田代昌町に入る。
足洗川。今ではコンクリート舗装された地味な小川だが、昔は旅人たちが、ここで足を川に浸して休んだそうな。
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長崎街道 ひこ山道追分
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長崎街道 田代宿
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前にも書いたけど、田代昌町は対馬藩の飛び地で薬屋が多く薬の町として知られる。
その代表格が久光製薬という訳だw

田代から次の轟木までは道が入り組んで分かりにくい。だが鍛え抜かれたエロビス氏の嗅覚の前には無力だったりする(笑)

長崎街道 田代宿追分

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右が長崎街道、左が久留米道。右だろ?人として( ´,_ゝ`)


走ったり歩いたりしながら鳥栖中心街を抜けると次の宿場町が近づいてくる。

長崎街道 姿見の池
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昔、大宰府に左遷された菅原道真の従者が隠居してこの地に住むことになったのだが、子供がいなかったので道真の子供を養子に迎えました。道真がその縁で度々この地を訪れ、その際この池で自分の姿を見たそうな。
鳥栖でも大活躍の菅公です。


また「( ´,_ゝ`)良かったね」的な雑ネタをゲットしましたね!(^^)/


長崎街道 轟木宿
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この轟木宿から佐賀鍋島藩領に入ります。
しばらく進みR31を抜けるとまた分岐してる。まぁ先で合流してるのだけど(^_^;)
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九州新幹線の新鳥栖駅脇をスルー。遠くに怨敵・九千部山を望む(>_<)
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長崎街道 安良
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安良からゴルフ場に挟まれた道路を抜けてR34へ
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やべぇ・・・

やはり足の調子が悪いようで、早くも脚の筋肉の張りを感じてきました。
推定だが、まだ残り100kmはある。ここは完踏重視でペースを落とす必要がある。界王拳など以ての外であろうw

長崎街道 村田町
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村田町からは幹線道路R34に沿うように続く長崎街道。もう立派な裏道で地元の方しか利用していない道のよう。だが、伊能忠敬やシーボルト、そして詐欺師ケンペルも往来した長崎街道なのだ(笑)
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長崎街道 中原宿
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ようやく中原宿に到着。
車も人通りも閑散で静かな時間が過ぎていく旧街道。
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この日は文化の日でしたので遊んでいる何人かの小学生とすれ違ったのですが、皆、必ず挨拶してくる。
問題発言かも知れないが、田舎の子供は素朴で純心だなぁとつくづく思う。人はいつから汚れていくのだろう・・・

中原宿を後にするも次の神埼は滅法遠い orz

長崎街道 田手宿
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長崎街道 一里塚
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一里 ≒ 4kmで、街道筋には一里ごとに塚が築かれ一里塚と呼ばれていました。
明治以降、開発等で徐々に姿を消し、長大な長崎街道でも残っているのは、ここ神埼だけです。


長崎街道 神崎宿
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神埼に到達して、ようやく佐賀をロックオンするが、まだ全然遠かったりする。
完璧な計画で決行された秋の霧作戦だが、右脚の違和感に不安が過るエロビス氏なのですた orz

さて、神埼を過ぎて城原川河川敷を延々と歩き続ける。もはやランは完全に沈黙しウォーキングそのもの(笑)
途中でカップルらしき自転車乗りに華麗にスルーされる。自転車なら晴天の中、最高のファンライドなのだろうが、歩きだと勝手が違う。
しかし自転車で長崎街道を走っても何の意味もない、司馬遼太郎も言ってたw 言ってない


長崎街道 境原宿
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境原宿から佐賀まで残り5km。短いようで長い5km(笑)

これより東、神埼郡  西、佐嘉郡
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もう少し進んで、ようやく佐賀に到着しました orz
佐賀宿東構口
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構口って言うのは、宿場町入口にある関所のこと。ここにいる番兵の検査を受けなければ宿場には入れなかった。番兵は口々にこう叫んだと伝えられています。


要チェックや!(^^)/


ここから先は、至るところに恵比寿様が祀られている。それぞれが個々の表情をしていて面白い。
くどいようだが敢えて言おう。エビス様であって、

エロビスではない(爆)
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往時の雰囲気を残す界隈
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長崎街道 佐賀宿
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江戸時代の道標のレプリカ
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これに沿って長崎や小倉まで歩いて逝く馬鹿はそういないだろうw


実は佐賀宿も含めて、宿場の旧街道は非常に道を間違えやすいので注意しないといけない。
戦略的な防衛の鍵形道路を採用しており、道がジグザグなのだ(>_<)
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まぁ、お陰で距離は稼げる訳だがw 意味f・・・

佐賀宿西構口
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ここで佐賀城下ともお別れ。そしてようやく第一ステージ終了なのだ orz




漆黒の俵坂を越えよ


佐賀宿と別れたエロビス氏は西へ進む。
ここは所々脇道に入るものの、R207がベースになる。やけに渋滞が酷くなってきた、おそらくバルーンフェスタの影響だろうが徒歩のエロビス氏には痛くも痒くもないw

長崎街道 別れの松
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江戸時代。罪人が佐賀から刑場があった嘉瀬川に向かう際、同行していた縁者とここで永遠の別れの盃を交わしたそうだ。ここにある松は地元の有志によって代々植え替えられてるんだって。
個人の所有地っぽい場所に植えられてる松。あまり所有したくない場所だよね、人として・・・

その後、嘉瀬川をスルーしたのだけどバルーンは上がってなかった。ちょっと残念(´;ω;`)
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嘉瀬川を抜けても容赦なく長いR207。旧街道のような趣きもない幹線道路を進むのは地味に苦痛だったりする。だがようやく次の宿場も近づいてきた。
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長崎街道 牛津宿
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牛津にあるJR牛津駅はレンガ造りの洒落た駅(笑)
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縦走路と違って長崎街道は沿線沿いだ。いつでもDNFできるぞ、エロビス氏w

牛津から更に進むと、現在の”通称”長崎街道と呼ばれる国道R34に合流する。
このR34を素直に進むのが長崎への最短ルートなのだけど、道標はエロビス氏の心に語りかけてくる。


そちらじゃありませんが何か?
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今回は事前の入念な地図上の調査に基づいて行軍しているので、初めて通る区間が多々ある。
いつもR34しか通らないので、旧街道筋界隈の違った表情は目を楽しませてくれる。疲労感は隠しようも無くなってきたが・・・(>_<)

交通の要衝、JR肥前山口駅
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肥前山口駅前も長崎街道。ここからもう少し進むと次の宿場町だ。
何気ない田舎道にカモフラージュした旧長崎街道。地元民でも知る人は少ないかも。
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だが、エロビス氏にはハッキリと見える。


我が花道(笑)
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長崎街道 小田宿
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小田宿は最初に心が折れそうになる区間だ。次の宿場町も滅法遠い(>_<)
日が随分傾いてきた。西を見れば遠くに夕暮れの秋空に浮かんだ多良山系が見える。大村、諫早、そして長崎はあの山の向こうだ・・・

長崎街道 横辺田代官所跡
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・・・何だか酷く疲れてきた。理由は分かっている、何も食べていないからだ。
そろそろ食べんとヤバい(>_<)

縦走と違って胃へのダメージは大したことがないようで、この先で見つけたラーメン店で大盛ラーメン+チャーハンセットを貪るように食べるダラしないエロビス氏なのでした。


うまかった・・・


ラーメン店を出たエロビス氏は日没を向かえる大空に叫びました。
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大復活だぁぁぁぁぁっ!!!

とまでは言えない(^_^;)


長崎街道 焼米宿
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佐賀県の夜は暗い。
福岡市の人口よりも全然少ない佐賀県の人口(約80万人)。人口密度からすれば灯りが少ないのも、お察しくださいのレベルである。街道の案内板も見落とさないように注意を払いながら進みます。

暗いとは言え、街路でヘッデンを点けるのには抵抗がある。
すれ違う地元民から不審者のような眼差しを感じる。確かに不審者かも知れないが響きが気に入らない。


異端者と呼んでほしい 意味f・・・


長崎街道 北方宿
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北方を過ぎると再びR34に合流するが再び脇道に入る。高橋宿という宿場を通るが暗いせいか道標を確認できない。高橋を過ぎると農道らしき区間で最早暗すぎて何も見えないので、ようやくヘッデンの出番だ(^^)/

前方に高台が確認できてそこを登ると結構な規模の墓地が現れた、コマンド。
左手に住宅街、右手に墓地を眺めながら進む。夜の墓地は怖くないのかと思われそうだが、先程から道標が確認できず、それどころではない。
まるで縦走路でリボンを見失った遭難気分で気が気じゃないのだw

と思ったらあったわ(^^)/
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暗くてよくわからいが間違ってない。

長かったがもう少し、
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もう少しだ・・・
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長崎街道 塚崎(武雄)宿
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武雄を後にして、西に向かう。
民家がどんどん無くなり心細くなってきたエロビス氏の前に、渕の尾ダムが立ちはだかる。このダム脇の道を登り始める。長崎街道はダムの湖底にあるので、その脇道を通る必要がある。

真っ暗なダム湖の脇道を通るのは正直気持ち悪いのだが、これも崇高な目標の為に課せられた試練なのだw
ダム湖を下り続け2km程進むとR34に合流する。これをひたすら歩き続ける。

幹線道路とはいえ通行する車も疎らで、肌寒い中を歩き続けるのだが、脚の痛みも感じはじめ残り70km超の行程に少々げんなりしてきた orz


R34を真っ直ぐ進めばよいのだが、塩田町長谷という交差点のすぐ先で右折しなければならない。
如何にも怪しい小道を100m程進むと、左手に藪道がある。

どうやらこれらしい・・・
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道標がなければ、絶対に引き返していただろう。
この藪道を50m程進むと急に開けてきて、何やら大規模な工事現場らしい。
目の前に巨大な構造物が見える。九州新幹線長崎ルートの橋脚に違いない。
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工事現場を過ぎると目の前に山が見えて、道もやがて未舗装になる。もはや完全な山道でUTMSの古屋敷石畳ルートのような惨状・・・石畳ではないが。これは道間違えたなぁとエロビス氏 orz


本当に有難うございました。


途方に暮れるエロビス氏でしたが、奥の方に何か見える・・・

(・∀・)
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こんな山道が長崎街道なのか?ここをシーボルトたちは歩いたというのか?
にわかには信じられないぜ・・・


近くにイノシシの気配も感じる真っ暗な山道だが、そうと分かれば安心してほしい。
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夜戦は得意(爆) 嘘!(^_^;)


しばらくトレイルを歩き続けると、農道らしき道に合流してやがて住宅街が見えて一安心。


長崎街道 嬉野宿
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嬉野の中心街もまた長崎街道なのだが、この閑散ぶり
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地方は疲弊している・・・


嬉野を過ぎると、ようやく今回最大の難所に差し掛かる。俵坂峠だ。
比較的フラットな区間が続く長崎街道なので、これが最初の峠越えになる。

民家も疎らになる舗装道路を黙々と登り続ける。

長崎街道 平野渡跡
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ここ平野渡は塩田川を渡る渡川ポイントで、大名行列や旅人の為に休憩所が数軒あって繁盛してたらしいが、今は何もない。


夏草や兵どもが夢の跡


ここから急坂を登るとR34に出るのだけど、道を渡って再びトレイルに入る。
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これを登りきり下るとまたR34に合流する。


何だかとても遠回りしている気がするw


長崎街道 俵坂関所跡
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長崎街道 俵坂峠
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俵坂峠の登坂は思ってたよりは楽だったが、睡魔も手伝って相当辛くなってきた。しかも下り区間は非常に長く、また途中でR34から脇道に入るのだけど、入口が分からず何度か道迷いする。

集中力が途切れかかっている

ようやく発見 orz
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なんとか平野部まで下ったものの疲労で座り込んでしまいました。


やっぱ、この脚で今作戦は無理だったかな?
DNFするにも始発の電車まで6時間くらいあるし、寒くてジッとしていられない。これはコンビニかファミレスだなぁ


と意気消沈。
近くの民家から犬の鳴き声が盛んに聞こえてくる。鳴きたいのはこっちのほうだ!と逆ギレ状態のエロビス氏なのですたw

とりあえず彼杵までは進もうと頑張る。
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初めて来る彼杵。エロビス氏は呟きます。


違う・・・そうじゃない、
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長崎街道 彼杵宿
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大村戦の誤算


彼杵宿を後にしたエロビス氏、大村湾の海岸線を南下します。
時刻はAM2時前。足が痛くて負荷が上がらせいか、時折吹く風が身にしみる(>_<)
こんな事もあろうかと用意してた「ユニクロ ウルトラライトダウン(笑)」。軽量コンパクトに収納できて相応の防寒も兼ねる優れもの。エロビス氏は


ユニクロの関係者ではないw


長崎街道 千綿宿
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酷い睡魔に襲われながら千綿宿からも南下は続く。
遠くに目をやれば、一際夜景が綺麗な街が確認できる。あのあたりが大村だろうか?
右手には海が広がっているのだが、空と海の境が分からない程真っ暗だ。


この道をオープンカーで女の子と一緒に走ったら気分は最高だろうw


落ち武者にはその願い、叶うハズもない orz


真っ暗な長崎街道を歩いていると明るい建物が見える、どうやらモーテルらしい。エロビス氏は我が目を疑いました。

ホテル エロビスだと?
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なんて卑猥なネーミングなんだ・・・('д` ;)


えっ?違う・・・と?(^_^;)


やっと次の宿場町の入口に到着。
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長崎街道 松原宿
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その名の通り、昔は大村湾沿いに松原が広がる美しい宿場町だったらしいが今はそれ程でもない(T_T)

無名戦士たちの墓
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旧長崎街道沿いには土地柄のせいだろうが墓場が多い。夜に通るのは気持ちいいものではないが、街道を通っているときは何故か恐怖心は微塵もない。街道を往く行為そのものが先人たちとのコミニュケーションの場なのだ。

遠かった大村ももう少し。
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大村市街地に入る頃にはすっかり夜も明けていた。今回2回目になる食事を、すき家の牛丼で済ませたエロビス氏は分かりにくい街路を進撃します。
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やっと着きましたぜ、旦那w
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長崎街道 大村宿
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さてと、実はここからが今回一番楽しみにしていた区間だったりする。いや、楽しむ時間帯としてはあまりにも遅すぎたのだが・・・


鈴田峠

大村と諫早を結ぶ峠。
往時の景観が極めて良く残されており、平成8年、文化庁により「歴史の道百選」に選定されました。低い山々は楽勝感を漂わせている。
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ところが、大村から先は平地じゃなく丘陵地帯を通るルートで、そのアップダウンの険しさは、自転車で登れるギリギリの勾配。そう、

激坂である orz
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この区間の道路設計者の酷い悪意を感じる。
やっとの思いで鈴田峠の入口に到着。
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ここからも続く問答無用の登坂区間。
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登坂を登りきると果樹園畑に出た。その舗装道路を延々と歩き続けるが、道標もないし道を間違えた事に気づく。さすがに舗装道路じゃないでしょ?


歴史の道百選だし(笑)


心が折れた瞬間だった。
もう1時間近く山中を彷徨っている。ここまでに足の痛みで2度鎮痛剤を服用していました。
ガーミンで位置関係は分かっている。とりあえず最後に確認した道標まで戻る。

戻る途中で果樹園主と思えし御仁を発見したので(笑)聞いてみると、丁寧に教えてくれました。
有難うございます(*'-'*)

ようやくリカバリ成功w
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ここも急峻な登坂だったが何とか登りきる。
で、どうやらこれが歴史の道百選らしい・・・
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ただのトレイルじゃね?(笑)

ちょっとがっかりだった。

長崎街道 鈴田峠
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鈴田峠を下る。
ここまでの手厳しいアップダウンに大打撃を受けながらも、なお長崎への未練を捨てきれないエロビス氏。
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私は彼を諭しました。

気持ちは分かるがここまでだ。これ以上無理をすれば、業務に重大な支障をきたす恐れがある。


エロビス氏は澄みわたる秋空を眺めながら呟いたそうです。


是非に及ばず orz
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下山してからも諫早まで数km歩き続けました。
途中でルートから外れてしまい諫早にある永昌宿に行けなくなるも、長崎を落とせない以上詮無き事・・・と諦める。
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長崎街道。恐るべき強敵だった。
では攻略は不可能なのか?と問われれば、そうでもない。付け入る隙はある。
今回の作戦で、小倉~長崎までの行程をほぼ網羅することはできた。



UTMKと長崎街道。二つの試練がエロビス氏に重くのしかかっているw
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                                             おわり

秋の霧作戦2016

10月25日(火)曇り

最近、何とも忙しい日々が続いています。皆さん、如何お過ごしですか?
毎年の事なのですが、11月末まで週末も予定が詰まりつつあります。

そんな最中、11月初旬に連休がとれる事になりました。
ここで、今年最後になる乾坤一擲の攻勢を仕掛ける必要があります。



秋の霧作戦2016。



今の足具合では、あの地の到達するのは至難の業ですが、ここはやるしかない(笑)
エロビス氏はここで、声高らかに宣言したい。


もし、この作戦が72年前のような大失敗に終わったら、



ランをやめ、


トレランもやめ、


そして自転車もやめる。


エロビス氏は民間人に還る。そして、
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このブログも終焉を迎えることになるだろう(笑)





エロビス氏。在りし日の背振魂を見せてみろw
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