July 24, 2006

米マイクロソフト、ロボット開発に本腰=10年後の巨大市場狙う

【シアトル 22日 ロイター】 − 米ソフトウエア最大手マイクロソフトは、ロボット開発に本腰を入れている。同社は先月、簡単な作業を行えるようロボットを制御するプログラム技術「マイクロソフト・ロボティクス・スタジオ」をプレビュー版として発表したばかりだ。開発に取り組んでいるのは、同社のタンディ・トロワー氏が率いる総勢9人のチームで、新しいアプリケーション開発の一環として、プログラム技術の普及を目的としている。

  1970年代後半から1980年代前半にかけては、パソコンは一部の専門知識を持つ人々だけのものだったが、マイクロソフトなどが一般向けに簡便なソフトの利用を可能にする高度なプログラミング言語を開発し、パソコンを普及させた。今度はロボット技術の大衆化で、この再現を目指しているのだが、トロワー氏はロボット市場が、数十億ドル規模になるにはあと10年はかかるだろうと見ている。ただ、同氏は、「スティーブ・バルマーCEO(最高経営責任者)も『いつになったらカネになるんだ』なんてことは言わないよ」と、あくまで、まだこれからの技術で、新しい市場に対する先行投資であることを強調する。

  トロワー氏によると、マイクロソフト・ロボティクス・スタジオはデンマークの玩具大手レゴ製のおもちゃロボットから、さらに複雑な仕組みを持つ機械にまで、さまざまなロボットの機能を拡張することができるとしている。また、重力や摩擦などの物理法則などを取り入れたロボットの動きをシミュレーションすることが可能なため、高価な機体を損傷させることなく、テストが行えるのも特徴として挙げている。 【了】

ライブドア・ニュース 中西庸記者/em

(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)

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