October 30, 2006

アファール猿人の化石「ルーシー」、米スミソニアン博物館で展示されず

【ライブドア・ニュース 30日 東京】 − AP通信によると、エチオピアで発見された現代人の遠い祖先であるアファール猿人の化石「ルーシー」の米国展示計画が進められているが、首都ワシントンにあるスミソニアン自然史博物館は、ルーシーを展示しない意向を明らかにした。先週、同博物館の広報担当、ランダル・クレーマー氏は、「博物館で非公開となるどころか、ルーシーのような極めて貴重な歴史的遺産は、エチオピア国外に出すことすら論外だ」とコメントしている。

  エチオピア政府の担当者は、米国での展示開催地の候補として、現在、ワシントンもその候補地の一つとしてリストアップしているが、具体的な場所については明らかにしておらず、すべての開催地も未定だ。ルーシーは、1974年に北東エチオピアの砂漠地帯アファール州で発見され、アファール猿人と分類されている。同猿人は約300万年から400万年前にアフリカを居住としていた最も初期の原人として知られている。猿人は直立2足歩行をしていたと多くの科学者の間では考えられているが、系図上で、アファール猿人にサルのような敏しょう性があったかどうかは定かではない。そうした敏しょう性を失ったことが、人類により近くなる結果となったと考えられている【了】

ライブドア.ニュース 児玉直美記者/em
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/

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