2004年11月23日

米国公認会計士(USCPA)の地位と仕事

「米国公認会計士(USCPA)の地位と仕事」 (1999年11月16日)から

はじめに
・・・USCPAを目指しただ今勉強中という人」には悪影響が出ることが予想されます。そんな方はこれから先を読まないことをお薦めします。・・・


1. USCPA試験を合格したらビッグ5で働けるのか?
・・・ではUSCPA試験の合格者はどうでしょうか? 残念ながら、USCPA試験を受かっているだけではビッグ5では雇われません。なぜならばUSCPA試験を受かってもそれは会計の知識がしっかりしていることの証明にはならないからです。会計だけの知識で言えば、日商簿記1級の人の方が恐らく上でしょう。厳しい話をしますが、USCPA試験は、よっぽど馬鹿でない限り勉強すれば誰でも受かる試験です。・・・

2. アメリカでの会計士の地位は?
・・・正直言いましょう。アメリカでは会計士とは地位の低い職業です。地位の低い職業というのは語弊がありますが、「私は会計士です」と言うと、それは一流ではないことの証明になってしまいます。・・・

3. ビッグ5での経験を生かして将来どんなことができるのか?
・・・大手インべストメントバンクとか銀行とか、保険会社だったりとか資産運用会社だったりとか… で、転職先でどんな仕事をしているのでしょうか? これは非常にいい質問です。会計士といっても所詮会計士、転職がいくらヘッジファンド、投資銀行と言ってもやることは「経理」の仕事です。つまり、バックオフィスの仕事なのです。転職者の80、90%ぐらいはバックオフィス、うまくいってミドルオフィスの仕事です。これは会計事務所で働いた人の宿命でもあります。しかし、中にはフロントの方に移る人達もいます。しかしフロントに移った彼らは、頭もキレ、性格もよく、対人スキルにも優れ、やる気のある人達のはずです。・・・

4. あとがき
・・・一つだけビッグ5で働くことのメリットを挙げるとすれば、いろいろなクライアントを持つことによって多くのインダストリーで何が実際に起こっている(正確には起こって「いた」)のか、帳簿を通して理解することができる(正しくは理解するチャンスがある)ということです。会計士ほど、幅広い知識を得ることができる職業は他にはないでしょう。よく、「ビッグ5での1年の実務経験は他の会社での3年に相当する」と言われます・・・

詳しくは...
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8131/uscpa.html

注:AAの破綻に伴って現在はBIG4



この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/emerald_blue/9711190