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公開されるかどうか不安に思っていたのは2007年4月21日
そこから待つこと216日目の2007年11月23日に公開された『ナンバー23』。
216は6の3乗で6は2と3をかけたもの。
2と3の呪い恐るべしっ!!
本当は微生物関連でお世話になってるサイキンのオハナシのmoakoさんが『シュールストレミング開缶in岡山』に参加するはずでした。
しかし悲しいかな明日の講演会&勉強会の打合わせで参加できなくなり、チョットだけ空いた時間で観たかった『ナンバー23』をブルク7に観に行くことにしました。
日本人には23エニグマとか数秘術とか馴染みがないから、公開前から受けるかどうか正直心配だったんです。
案の定と言うか予想通りと言うか
「いくらなんでもこじつけ過ぎだろ」
「23じゃなくても良いじゃないか」
って前評判あまりよろしくなくて・・・。


結論から言えば
「個人的にはカナリ好き!!でも数秘術とか詳しくない人はこのこじつけがイヤそう」
ですね。

数秘術を否定するわけじゃありませんが、「23」なんてただの数字なんですよ。
ただ、「23」は素数で、最初の素数である「2」と2番目に小さい素数である「3」が表記されてるからこじつけ易いんですよ。
「2」も「3」もソフィー・ジェルマン素数だから数学上大抵のことは表されるし(笑)
例えば監督のジョエル・シューマッカーは1939年8月29日生まれだそうで、数秘術的に誕生日を足していくと
1+9+3+9+8+2+9=41
となり
41=23+2×3^2
と表せる事もできるし、
最後の41を一桁になるまで足すと
4+1=5
となり
5=2+3
と表せる。
何をしても2と3が出てきてるから
「23に支配されてる!だからこんな映画を撮ったんだ!!」
って強引に言っちゃうことも出来る。
この他にも10進法から8進法や12進法に変換したりアルファベットを数字に変換したりすれば、こじつける範囲は更に広がっちゃう(笑)
私としては「23」になんでもこじつけちゃう事へのツッコミより医者にツッコんでました。
「いくら患者が記憶喪失に陥ったからと言って勝手に自主出版しちゃイカンだろ!!
守秘義務はどうした!!」
って(笑)

でも、本当に面白いのは人間の心理なんだよね。
「数字になんの意味もない」
と言いながらパワーストーンのブレスレッド着けちゃってる人の心理とか面白い。
石だって「たかが石」で石に運をよくするパワーなんてないし、科学的に証明だってされてないのに信じてるわけでしょ。
人間って面白いもんで、ある一定割合で起こる現象に対して無意識のうちは何にも感じないのに意識した途端にその現象が頻繁に起こってるように認識しちゃうのよ。
都合のいいことだけを拾ってさもその現象が結果として現れたように思う心理がなけりゃ、お守りなんて全く価値のないもんだろうしね。

ただ、致命的なのがオチが余りにも早くから想像できちゃう点。
『妄想小説家トップシー・クレッツ』
と出てきた段階で
「あれ?これもしかして・・・(汗)」
って思ってたらラストは
「やっぱり、オマエが犯人かっ!!」
な展開だし、もっと巧妙に出来なかったもんかと思いますね。
ノベライズを発行禁止にするほどのオチとは到底思えないんだよね。
オチがすぐにわかる点や数秘術に詳しくない、23エニグマに興味がないと面白さ半減なだから上映時間は短いとは言え、あまり一般受けする映画ではないのでダメな人はダメだろうなってカンジました。
あと、『マスク』のジム・キャリーを期待してる方にはオススメしません。