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どうも、『真・三国無双5』よりは『真・三国無双4』のほうが好きなエミです。
最も、ゲーム三国志で一番すきなのは同じKOEIが出してる『三國志』なんですけどね(笑)
さて『三国志』と言えば学校図書で唯一置くことが許された横山光輝のマンガを読んでハマる人も多いんですが私も例外なくハマったクチで、マンガ『三国志』を読んだあとはベタに吉川英治版→三国志演義(ちくま文庫版)→北方謙三版を読みました。
(さすがに『正史』を読むのはムリ!)
映画化の話を聞いたときは
「ゲームも好きだし観に行こうっ♪」
と期待してたんですが、情報が出てくるたびに暗雲が立ち込めてきて・・・(汗)
そんな私は果たして楽しめたのでしょうか????

感想を一言で言うなら
『超ビミョー』
決して出来が悪いわけではないんですが、観るスタンスによって賛否両論になると思います。

まず、アクションゲーム『真・三国無双』シリーズなようなアクションを期待して観に行った又は『三国志』の知識があまり無い方が見に行った場合。
この場合であれば非常に楽しめます。
冒頭で曹操軍と戦う関羽、長坂で阿斗(後のバカ劉禅)を救出する単騎駆けイベントの趙雲の二人が見せるアクションは『真・三国無双』の実写を見ているようで思わず
「無双覚醒キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!」
って叫びそうになるくらい。
勿論、後半(というか今回の見所)の八卦の陣へ曹操軍を引き入れてのシーンも圧巻です。
武将個人個人が曹操軍と無双覚醒状態で戦ってバッタバッタと薙倒していくあたりは完全にゲームのワンシーンです。
また関羽、張飛、趙雲、魯粛あたりはイメージ通りで『真・三国無双』ではお馴染みの孫尚香も出てきます。
正直あまりにも『真・三国無双』の実写版ってカンジすぎてKOEIが絡んでこないのが不思議なくらい(笑)
また字幕に曹操(そうそう)、劉備(りゅうび)、孫権(そんけん)ってな具合にルビがふってある&本編が始まる前に背景や主要な登場人物を説明してくれるので三国志の登場人物の名前すら知らない人でも観れます。
トニー・レオンも金城武もずっと出てて結構アップが多いのでトニー・レオン&金城武LOVEな方も楽しめると思います。


一方、『三国志』のストーリー性を期待して観に行った三国志ファン方の場合。
残念ながら、この方たちは全く楽しめません。
下手したら
「ふざけんなーーーーっ!!!金返しやがれっ!!!!」
となりかねません。
始まってすぐの長坂の戦いでは水軍を率いてたはずの関羽が登場し、官渡の戦い時には曹操軍の一員として闘ったハズなのに曹操と面識が無かったかのような振る舞い。
また張飛が長坂橋で
「我こそは張飛なり。死を恐れぬ者はかかって参れ!!」
と喝破して曹操軍を足止めした長坂橋イベントもないまま終了。
また関羽はやたらと青龍偃月刀を放り投げて相手の武器を奪って戦い、張飛に至っては蛇矛どころか体1つで戦う始末。
さらに貂蝉ならまだしも何故か曹操の側にいる踊り子が驪姫であったり、華佗は出てくるのに夏侯惇は出てこなかったり、甘寧をモデルとした甘興という人物は出てくるのに黄蓋がでてこなかったりとツッコミどころは満載。
そして多分、延々と字幕に曹操(そうそう)、劉備(りゅうび)、孫権(そんけん)ってな具合にルビがふってある&本編が始まる前に背景や主要な登場人物を説明にかなりイラっとさせられるはず。(少なくとも私と一緒に観に行った子達は全員イラっとさせられました)


で、私はというと実はあんまり期待して観に行ってなかったのとどちらのスタンスでも見れちゃうから『超ビミョー』な気分なんですよね。

そもそもエイベックスが配給と聞いたときから期待はしてませんでした。
だって「赤壁の戦い」にしか焦点合わせてないのに「三国志完全映画化」ですよ?
完全に誇大広告です。
ストーリーの説明でも
「西暦208年、帝国を支配する丞相・曹操は近隣の対抗勢力を殲滅すべく80万の大軍で征討に赴く。」
ってところから
「イヤイヤ、曹操が支配してた頃って全然帝国じゃないし(笑)」
って思ってたし、まして周瑜と孔明が固い友情で結ばれてたとかありえない。
もしね、この二人が固い友情で結ばれてるなら赤壁の戦い以降「天下二分の計」と「天下三分の計」という考え方の違いから荊州を巡る領地争いもなく
「天はなぜ周瑜のほかに孔明も世に出したか!!」
って名台詞も出てこないんですよね。
さらに
「そもそも「美周郎」の周瑜がトニー・レオンって全然「美周郎」じゃないじゃん!!」
とテンション下がってるときに特別試写会で倖田來未、EXILE、後藤真希、鈴木亜美等々全く三国志に興味なさそうな方達が呼ばれてる映像を見て
「うわ〜ハズレの匂いがプンプンするよ。これは映画の日に千円で観るのが賢明だな。」
と思って1日に観に行ったんですよね。
で、観に行ったらイキナリ日本語で野暮な説明が始まり、人名や地名ならまだしも「民(たみ)」「戦(いくさ)」「志し(こころざし)」といった小学校で習う常用漢字にまでルビがふってあるし、エンドロール前に「エンドロール後に予告あるから座ってろ」みたいな一文が出るんですよ。
「どこまで無粋なマネをするんだエイベックス!!」
とイラっとさせられました。

そして期待を裏切らないツッコミどころの満載さ。
「黄蓋が出てきてないのに『苦肉の策』はどうするんだ?」
とか
「周瑜と孔明が固い絆で結ばれてるなら『十万本の矢』のエピソードは抜くのか?」
とか次回に繋がる心配も含みつつツッコムみたいなカンジでした。
一番ツッコミたかったのはやっぱり曹操に献上した地図におもいっきり『赤壁』って書かれてたことかな(笑)
でも、逆に端から配給がエイベックスだからストーリーに期待できないと割り切ってて『真・三国無双』などを彷彿とさせるアクション映画だと思えなくもないからビミョーなんですよね。
やっぱ、無双覚醒状態の武将の戦闘シーンはテンション上がっちゃうし(笑)
多分Part2も期待せずに1000円で観に行くだろうなぁ。