2020年12月31日
2020年
ノルウェーも日付が変わって12月31日になりました。
2020年が終わろうとしています。
1年ちょっと前に熊本でハンドボール女子世界選手権の激戦に熱狂していた時を思い出しながら、想像すらしていなかった未来というのは突然にやってくるんだなぁ・・・としみじみと考えていました。
個人的には、新型コロナウイルスの影響で初めてハンドボールシーズンが中断になったり、クラブスポーツの休止にともなって仕事を失ったり、世界を襲った未曾有のパンデミックに翻弄された年でした。
同時に、感染拡大の猛威が私の日常を変えてしまう以前に、環境を変えたいと強く願っていた自分がいて、その想いに突き動かされた一年でもありました。
こんなに変化を求めたことは今までに一度もありませんでした。
より高いレベルのハンドボールの現場に身を置いて、学びたい。成長していきたい。
全てを失う覚悟で行動を起こして、信じて待ち続けた結果、ストーハーマルへ移籍することができました。
初めてのコーチとしての移籍。
強豪クラブのユースチームの監督を任されて、ハンドボール専科のある高校・中学校でハンドボールコーチとして非常勤の仕事を得て、EHFマスターコーチのライセンス受講も決まって、自分でも驚くような出来事が次々に起きました。
環境によってこんなにも変わるのか、と、信じられないような思いでした。
この5ヶ月は、今までのコーチとしてのキャリアの中で最もインスピレーションを受けて、最も学びの多かった時間でした。
これからさらに学んでいける環境に身を置ける幸運に感謝しながら、選手たちに還元していけたら、と思っています。
今年、行動に起こして変わったこと、まだ変化として表れていないこと、これから行動しようと心に決めていること。
変化は進化。
新しい年にも意識していきたいです。
夏、7年間暮らしたヨーヴィクからハーマルへ引っ越しました。
本当に温かい人たちに囲まれて、かけがえのない時間を過ごして、素晴らしい思い出をたくさんもらったヨーヴィク。
悲しい気持ちとともに、感謝の想いが溢れ出しました。
一番長く在籍したクラブからの移籍。一つのピリオドを打った瞬間でした。
そして、パンデミックの影響で一人でいる時間がとにかく長い一年でした。
3月から5月の自粛期間中も、日常生活が徐々に戻ってきた初夏以降も。
退屈したり、ハンドボールしたい衝動に駆られたりして、時間を持て余す日々でした。
幸いにも孤独を感じることはなかったけれど、日本やドイツを遠くに感じることはたまにありました。
自分と向き合う時間の中で色々な気付きがあって、求めているものがクリアになっていきました。
2020年は楽しく目標を持ってトレーニングができた一年でもありました。
12才でハンドボールに出会って以来、こんなにボールに触れなかったことは初めて。
でも、その代わりにフィジカルトレーニングに時間を割いて、体を一から鍛えることができました。
筋力は今までの中でトップクラス、走力は数年前の状態まで戻ってきています。
コロナが全てをストップさせて、なにもできなくて、どこにも行けなくて、そんなときでも体を動かしたい、という気持ちがなくならなかったことに安心しました。
「健全なる肉体の中に、健全なる心」
引き続き、今日より速い明日の自分を目指します。
新生活は8月に始まりました。
ドイツから一緒にやって来た段ボールの山をすべて片づけてから引っ越しの予定だったのに・・・ハーマルまでついて来てしまった・・・。整理整頓は来年に持ち越し。
毎年のように「今年こそは!」なんて大きな目標を立てて年を越していたけれど、結局、新年に立てた目標なんかは中途半端に終わってしまうことの方が多かった気がします。
明日は今日の続き。
今年に感じたこと、考えたこと、気付いたこと、行動に移したこと、変化したこと。
年を越したから、ということではなくて、今まで通りに続けたいことを継続して、変えたいことを変化させていきたい。
目標を一つ、また一つ達成していくために、一日一日を紡いでいけたらと思っています。
今年は日本に帰れず、ドイツへ遊びにも行けず、家族や友人に会えなかった一年でした。
それでも電話やメッセージを通じて、元気をもらって、温かく包まれているような気持ちになれました。
感謝。
2020年が暮れていきます。
皆さま、よいお年をお迎えください。
2020年が終わろうとしています。
1年ちょっと前に熊本でハンドボール女子世界選手権の激戦に熱狂していた時を思い出しながら、想像すらしていなかった未来というのは突然にやってくるんだなぁ・・・としみじみと考えていました。
個人的には、新型コロナウイルスの影響で初めてハンドボールシーズンが中断になったり、クラブスポーツの休止にともなって仕事を失ったり、世界を襲った未曾有のパンデミックに翻弄された年でした。
同時に、感染拡大の猛威が私の日常を変えてしまう以前に、環境を変えたいと強く願っていた自分がいて、その想いに突き動かされた一年でもありました。
こんなに変化を求めたことは今までに一度もありませんでした。
より高いレベルのハンドボールの現場に身を置いて、学びたい。成長していきたい。
全てを失う覚悟で行動を起こして、信じて待ち続けた結果、ストーハーマルへ移籍することができました。
初めてのコーチとしての移籍。
強豪クラブのユースチームの監督を任されて、ハンドボール専科のある高校・中学校でハンドボールコーチとして非常勤の仕事を得て、EHFマスターコーチのライセンス受講も決まって、自分でも驚くような出来事が次々に起きました。
環境によってこんなにも変わるのか、と、信じられないような思いでした。
この5ヶ月は、今までのコーチとしてのキャリアの中で最もインスピレーションを受けて、最も学びの多かった時間でした。
これからさらに学んでいける環境に身を置ける幸運に感謝しながら、選手たちに還元していけたら、と思っています。
今年、行動に起こして変わったこと、まだ変化として表れていないこと、これから行動しようと心に決めていること。
変化は進化。
新しい年にも意識していきたいです。
夏、7年間暮らしたヨーヴィクからハーマルへ引っ越しました。
本当に温かい人たちに囲まれて、かけがえのない時間を過ごして、素晴らしい思い出をたくさんもらったヨーヴィク。
悲しい気持ちとともに、感謝の想いが溢れ出しました。
一番長く在籍したクラブからの移籍。一つのピリオドを打った瞬間でした。
そして、パンデミックの影響で一人でいる時間がとにかく長い一年でした。
3月から5月の自粛期間中も、日常生活が徐々に戻ってきた初夏以降も。
退屈したり、ハンドボールしたい衝動に駆られたりして、時間を持て余す日々でした。
幸いにも孤独を感じることはなかったけれど、日本やドイツを遠くに感じることはたまにありました。
自分と向き合う時間の中で色々な気付きがあって、求めているものがクリアになっていきました。
2020年は楽しく目標を持ってトレーニングができた一年でもありました。
12才でハンドボールに出会って以来、こんなにボールに触れなかったことは初めて。
でも、その代わりにフィジカルトレーニングに時間を割いて、体を一から鍛えることができました。
筋力は今までの中でトップクラス、走力は数年前の状態まで戻ってきています。
コロナが全てをストップさせて、なにもできなくて、どこにも行けなくて、そんなときでも体を動かしたい、という気持ちがなくならなかったことに安心しました。
「健全なる肉体の中に、健全なる心」
引き続き、今日より速い明日の自分を目指します。
新生活は8月に始まりました。
ドイツから一緒にやって来た段ボールの山をすべて片づけてから引っ越しの予定だったのに・・・ハーマルまでついて来てしまった・・・。整理整頓は来年に持ち越し。
毎年のように「今年こそは!」なんて大きな目標を立てて年を越していたけれど、結局、新年に立てた目標なんかは中途半端に終わってしまうことの方が多かった気がします。
明日は今日の続き。
今年に感じたこと、考えたこと、気付いたこと、行動に移したこと、変化したこと。
年を越したから、ということではなくて、今まで通りに続けたいことを継続して、変えたいことを変化させていきたい。
目標を一つ、また一つ達成していくために、一日一日を紡いでいけたらと思っています。
今年は日本に帰れず、ドイツへ遊びにも行けず、家族や友人に会えなかった一年でした。
それでも電話やメッセージを通じて、元気をもらって、温かく包まれているような気持ちになれました。
感謝。
2020年が暮れていきます。
皆さま、よいお年をお迎えください。
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