お気に入り

March 01, 2008

3月1日Sat リアルなパキスタン〜マイティ・ハート〜

出張先のカシミールにも
少しずつ春がやってきていて
日中は日差しがまぶしくぽかぽかした季節になった。
イスラマバードに戻ったら
なんだか急に暑くなった感じ。
出張前は夜はストーブをたいていたのに
今は日中は半そでで過ごせるくらい。
気がつけば3月。
イスラマバードは短い春を終えて初夏のような気候になりました。

マイティ・ハートを見た。
ブラピ監督、アンジー主演で話題になった
パキスタンで誘拐されたアメリカ人ジャーナリストの話(実話らしい)

結論:
パキスタンって怖い国ですね♪

映画の中のパキスタンは
私が今生きているパキスタンの現実そのまま。
そうそう、こういうことってあるよね、
って感じ。
妙にリアルでうまく撮影したなあと思うと同時に
何もパキスタンに住んでいながら
映画を見ているときまでパキスタンの世界にいなくてもいいんじゃないかと思ってしまった。

一緒に見ていた友人が
「僕の妻がこの映画を見ていないことを願うよ」
と言っていたのが印象的。
私も日本に居る人たちには見てほしくないかも。
(私がパキスタンにいる間は)

先日、ある地域で国際NGOの事務所が
正体不明の部族集団に焼き討ちにあい、
4名が殺害される、という事件が起こった。
しかも白昼堂々と。
ついに来るところまできてしまったのか、パキスタン。
映画をただの映画で終わらせることができない現実がここにはあるのだ。

マイティ・ハート=寛容な心。強い心。
たしかに映画の中のアンジーは寛容だ。
そして強い。
決してテロリストに屈することなく
悲しんで取り乱すこともない。
大切な人を失ったとき、
そばにいる人たちに「ありがとう」と私は言えるだろうか。

と、彼女の力強い演技と主人公の生き方に共感しつつも
つっこみどころはもちろんある。
なぜかアンジーはフランス人で仏教徒、という設定。
誘拐される夫がユダヤ人。
誘拐した人々はイスラム教徒。
そんなことから宗教的要素を絡めたかったのだろうか?
映画全体の流れからすると必要のないトリックのような気もするけれど・・・
実話に基づいているのだからつっこみはいれないでおこう。

とにかく、パキスタンからすぐにでも逃げ出したいモードな私に
この映画の刺激は強すぎたらしく
なかなか眠れない。
今の私には底抜けにハッピーになれるような映画、
アメリとか
ただただ「バカですね〜」といえる
オースティンパワーズとか
そんなのを見て過ごすほうが向いているようだ。

November 16, 2007

11月16日Fri  いまさらですが、「いま、会いにゆきます」

タイ休暇からはやくも1週間。
毎日早すぎ。
夏休みの宿題は7月中に済ませてしまう私でも
前倒しで準備していたはずの物事が
全部締め切りぎりぎり。
われながらイケてないタイムマネージメントだ。
まあ間に合ってるから誰も文句は言わないし
むしろきちんとしているという評価であるのだけど
このギリギリ感。
どこかで思いがけないことがおこると
崩れてしまいそうで怖い。

タイに滞在中は心地がよかった。
それは「誰も私を外国人だと思わなかった」から。
驚くほど多くの人たちにタイ人に間違われた。
タイ人以外の人に
「タイ人みたいだね」といわれることが最近多かったけど
タイにいる間はタイ人にさえ
「どっからどうみてもタイ人」といわれる始末。
いつのまに南アジア人になってしまったんだ、私・・・。
まあ確かに、
スリランカやパキスタンにいると
みんな肌が浅黒いので
一緒に写っている写真をみて
「私ったら美白♪」なんて調子にのってるけど
日本に帰るとどうみても南国帰りのギャル。
(ギャルはよく言いすぎ?)
結婚式までには白く直しておきます。
(←いつの話?)

もとい、タイ滞在中、
さんざん人のことを「タイ人」呼ばわりしてた友人に
「これを見たほうがいい」
と渡されたDVD。
それは「いま、会いにゆきます」

はい、そこの人、今更とかいわな〜い。
実は既に見たことがあるのだけど
半分寝ててみていない、という作品。
あんだけ話題になったんだから
海外にいる日本人だったら
みんな見ているだろう映画。
今更DVDを買うまでもないし
ストーリーはだいたい分かるし・・・
とそういってみることはもうないだろうと思っていたのだけど
思いがけず手に入ったので鑑賞。

いや〜泣いた。
賛否両論はあるのだろうけど
こう、ピュアな思いというのがじ〜んと伝わってきて
結構感動してしまいましたわ、わたくし。
肌寒くなって
なんとなく人恋しくて
さみしい季節。
こういう映画は無駄にセンチメンタルな気分になってしまうので
真夏のノリノリの時期に見て
じわ〜っと感じるのがいいような気がする。
とても優しくて温かい映画だったけど
映画と私が置かれている現実の温度差に
胸がぐっと苦しくなってしまった。
私、近頃やっぱり心冷えてるわ。

明日は久しぶりにぼーっとできそうな
時間がありそうな土曜日。
ちょっと環境を変えてぼーっとしよう。
何事も起こりませんように・・・。

October 23, 2007

10月23日Tue 初公開しちゃいます

いちのちゃん
生んだ張本人より先に
写真アップしたら怒られるかな?
でもかわいいからアップしちゃう。
末っ子の母の元生まれた末っ子の私は
初めて生まれたての赤ちゃんを見た。
ものすごく小さくて
あったかかった。
赤ちゃんのことは何にも分からないので
一つ一つ起こる出来事が
私にとって異文化体験。
赤ちゃんって歯がないんだ〜とか
赤ちゃんってほんとうに「うぎゃ〜」って泣くんだ・・・とか。
いちいち反応してたので
ママさんに呆れられてしまった・・・
しかしかわいいなあ・・・

August 19, 2007

8月19日Sun 日常生活の中のメッセージ

YOUR SMILE IS OUR BEST RETURN

〜あなたの笑顔が我々へのご褒美です〜

Yuiちゃんからのメッセージに刺激されて
注意深く車窓をながめていたら
ふとみつけたメッセージ。
携帯電話の会社のメッセージ。

日々の中に
たくさんの喜びと幸せが眠っている。

笑顔は人々を幸せにする力がある。
べディの赤ちゃん

August 05, 2007

8月5日Sun チアーとポリネシアンダンス

いつもお世話になってる友人から借りたDVD鑑賞会。
私がバレエやチアーをやってきたことを
なぜか知っていたので
踊り関連のおススメDVDをお借りした。

1.Bring it on
かなり前のアメリカの映画。
高校生のチアー選手権の話。
邦題は「チアーズ」らしい。
元気がでる感じでよかった〜。
ちなみによくある質問。
「あんな風に飛び跳ねたんですか?」
とあるけれど
あそこまで飛んでません・・・。

2.フラガール
日本映画。
蒼井優好きな私としては
気になっていた一作。
エミレーツの機内で見ようと思って
そのまま寝ちゃってて逃したんだよね〜。
炭鉱の町おこしのために
ハワイアンセンターを立ち上げるための
フラガール養成のお話。
実話らしい。
福島県のスパリゾートハワイアンズ。
日本に帰ったら行ってみたい場所のひとつ。
しかしさすがもとアニー出演。
蒼井優のポリネシアンダンス、ちょ〜ステキだった。
日本もああやって
演技だけじゃなくて
踊れちゃったりする実力はの女優がいるって
いいことです。
しかも話自体もかなり感動。
おススメ☆

明日からちょっと出張でーす。
日帰りできるといいんだけど・・・。

June 10, 2007

6月10日Sun Pride&PrejudiceとBride&Prejudice

アジア諸国に住んでいる人の楽しみの一つは
DVD鑑賞である(と言いきる)。
あ、これは引き篭もり気味の人びと限定の楽しみかな?
とにかく、
公には言えないものの
アジア諸国はDVDが安くて(理由は聞かないで)
映画館で見るより安かったり
早く見れたりする。

南アジアで、さらに楽しめるのは
ボリウッドムービー(マサラムービー)
一時期話題になった
インド映画などの
踊りあり歌アリ、の映画である。

最近見つけた面白い映画。
「Bride&Prejudice」

え?
Pride&Prejudiceじゃないの?と思う人も多いと思う。
Pride〜はあのパイレーツオブカリビアンの美女、
キーラ・ナイトレイが主演している映画にもなっている。
邦題「プライドと偏見」。
ジェーン・オースティンの有名な小説。
女ばかりの一般家庭の娘と大持ちの独身貴族との恋物語。
昔の話だから
家柄だとか言い回しが遠まわしで
難しい感じの分かりづらい、
それでいてピュアで切ない恋物語。
である。

そうでなくてそれをパロディ化(真剣か?)している映画が
「Bride&Prejudice(花嫁と偏見)」
映画のストーリー展開は一緒なのだけど
時代が17世紀ではなく現代。
インドの中流家庭とアメリカ人の大金持ちの話。
これにボリウッド特有の歌とダンスが混じって
おっとりした静かなプライド版とは違って
にぎやかで華やかなブライド版に変わっている。

これが意外と面白かった。
台詞も主人公達の態度も
昔のまどろっこしい言い方ではなく
はっきり気持ちを伝えたりしているし
伝統的なインド家庭との壁や
インド特有の文化なども反映されていて
分かりやすい。
インド人姉妹は美しいし衣装もきれいだし
踊りもそこまで長くないし
楽しい映画だった。

原作はお金持ち貴族のプライドと
一般家庭の金持ち家族への偏見が描かれているけれど
ここでは逆に
インド人のインド人としてのプライドと
外国人のインドへの偏見が描かれているように思える。

残念ながら日本で未公開、らしいんだけど
これ、お勧め。
日本でも公開されればヒットするだろうになあ。
機会があれば是非、見てね。
「Bride & Prejudice」
主演:Martin Hederson、Aishwarya Rai
監督は「ベッカムの恋して」のGurinder Chadha。
そういえばベッカムの恋してってキーラ・ナイトレイが出てたなあ。

October 21, 2006

10月21日Sat インディアナ・ジョーンズの名前の由来

先週からひいている風邪らしき症状。
相変わらずのどの痛みは消えないので
今日は一日家でおとなしく過ごすことにした。

お留守番のお供はインディアナジョーンズ。
先日、友人達との間で
「インディアナジョーンズの2作目魔宮の伝説の撮影場所は
実はスリランカだった」という話を聞き、
早速見てみる。

おお〜なるほど。
って、メイキング見ないとどこのことなのか分からなかったけど
ちょっと感動。
確かにスリランカには
インディアナジョーンズに出てきそうな
ジャングルなどの自然がたっぷりある。
設定はインドになっているけど
映画の中で現地の人が話している言葉が
シンハラ語であることに気がついた。
しかもこの撮影場所、
あの「戦場にかける橋」に使われた舞台と同じところらしい。
キャンディのはずれのまち。
今でも当時の撮影で使った道具がそのまま残っているという。
映画、ヒットしたから話題になってていいけど
ヒットしない映画だったら
結構迷惑は話だけど・・・。

そういえば
なんでインディアナジョーンズはインディアナなんだろう?
という疑問。

これ、別にインドとか
インディアナ州が関係あるわけじゃあないらしい。
インディアナは監督が飼っている犬の名前。
映画ではお父さんが飼っていた犬の名前ということが
分かった。

子供のときの記憶って曖昧。
ところどころ覚えているシーンはあったけど
ストーリーそのものは
こんなもんだっけ??と思った。
スターウォーズは好きだけど
インディアナはちょっと・・・グロいシーンが多すぎた。

というわけでじっくりたっぷり休んだ今日。
寝すぎて頭が痛い。
(悪循環。泣)

October 03, 2006

10月3日Tue Where is the Love?

"Where is the Love?"
と聞いて、別に恋に悩んでいるわけではない。
これは私の大好きな曲のタイトル。
2003年にリリースされたBack Eyed Peasというグループの曲。
私がイギリスに留学していたとき
ラジオからいつも流れていた。
一日に何度も耳にしているのに
この曲を耳にするたびになぜか胸がきゅんとした。
クラブが閉まるときは必ずこの曲で終わり、
楽しかった夜の思い出になった。

最近、スリランカでもよく耳にするようになって
前々古臭さを感じないこの感動に浸るようになって
ついにCDを購入した。
いつもなんとなく聞いていたけど
歌詞をよく読んだら
この曲は恋人達のLOVEについて語っているのではなく
なんと平和への願いがたくさん詰まった曲であることを知った。
(今更だけど・・・)
無意味な戦いを続ける国家や政府への批判。
かつて人々は平和に生きていたはず。
この歌はまさにLove&Peaceのための歌。

"Where is the Love?"

What's wrong with the world mama?
People living like aint got no mamas
I think the whole worlds addicted to the drama
Only attracted to the things that bring you trauma
Overseas yeah we tryin to stop terrorism
But we still got terrorists here livin
In the USA the big CIA the Bloodz and the Crips and the KKK
But if you only have love for your own race
Then you only leave space to discriminate
And to discriminate only generates hate
And if you hatin you're bound to get irate
Yeah madness is what you demonstrate
And that's exactly how anger works and operates
You gotta have love just to set it straight
Take control of your mind and meditate
Let your soul gravitate to the love y'all

People killing people dying
Children hurtin you hear them crying
Can you practice what you preach
Would you turn the other cheek?
Father Father Father help us
Send some guidance from above
Cause people got me got me questioning
Where is the love?(where is the lovex3)(the love2x)

It just ain't the same all ways have changed
New days are strange is the world the insane?
If love and peace so strong
Why are there pieces of love that don't belong
Nations dropping bombs
Chemical gases filling lungs of little ones
With ongoing suffering
As the youth die young
So ask yourself is the loving really strong?
So I can ask myself really what is going wrong
With this world that we living in
People keep on giving in
Makin wrong decisions
Only visions of them livin and
Not respecting each other
Deny thy brother
The wars' going on but the reasons' undercover
The truth is kept secret
Swept under the rug
If you never know truth
Then you never know love
Where's the love y'all?(I don't know)
Where's the truth y'all?(I don't know)
Where's the love y'all?

People killing people dying
Children hurtin you hear them crying
Can practice what you preach
Would you turn the other cheek?
Father father father help us
Send some guidance from above
Cause people got me got me questioning
Where is the love?(where is the lovex3)(the lovex2)

I feel the weight of the world on my shoulder
As I'm getting older y'all people get colder
Most of us only care about money makin
Selfishness got us followin the wrong direction
Wrong information always shown by the media
Negative images is the main criteria
Infecting their young minds faster than bacteria
Kids wanna act like what the see in the cinema
Whatever happened to the values of humanity
Whatever happened to the fairness and equality
Instead of spreading love, we're spreading anomosity
Lack of understanding, leading us away from unity
That's the reason why sometimes I'm feeling under
That's the reason why sometimes I'm feeling down
It's no wonder why sometimes I'm feeling under
I gotta keep my faith alive, until love is found

People killing people dying
Children hurtin you hear them crying
Can you practice what you preach
Would you turn the other cheek?
Father Father Father help us
Send some guidance from above
Cause people got me got me questioning
Where is the love?

ちょっとだけ視聴できるよ♪
http://www.ongen.net/search_detail_track/track_id/tr0000138307/

March 19, 2006

3月19日Sun 大ヒット商品

 蚊取りネット
 最近のコロンボ事務所、大ヒット商品。
 「ラケット」
 これ、すぐれもの。
 これ、実は凶器なのです。

 一見普通のちょっと派手目なラケット。
 ホワイトデーのお返しに
 ある方からいただいた。
 なんとも実用的な・・・
 さすが海外一人暮らしの長い男性。
 家庭的。
 
 見た目よりも重くて
 しかも電池付き??
 一体なんですか?と聞くと
 これは「蚊取りラケット」だった。
 使い方は簡単。 
 ボタンを押すとラケットのネットの部分に電流が流れる。
 人が触っても結構ぴりっとくる。
 これを蚊に向かって振り回すと
 そこにひっかかった蚊はバチ!っと
 お亡くなりになります。
 捕まえた瞬間は
 相当バチバチ音がなって
 火花が散る。
 そして軽く焦げ臭い・・・
 なにもそこまでしなくても・・・といいたくもなるが
 蚊は南国じゃあ大敵。
 ただかゆいだけじゃなくて
 デングやマラリヤの媒介となる。
 放っておくわけにはいけません。

 というわけで
 我が家では大活躍。
 いつも無駄にぶんぶん振り回して
 テニスの練習をしつつ
 殺し屋のレッスンに励んでおります。

March 12, 2006

3月12日Sun NOTEBOOK

 友人に薦められてNOTEBOOKという映画を見た。
 
 スリランカではDVDが安い。 
 何で安いかは聞かないで下さい・・・ 
 しかし映画館で見るより
 安い値段でDVDが手に入ったら
 映画館も商売あがったり、だと思う。

 もとい、このNOTEBOOK(邦題だと「君に読む物語」らしい。)
 めちゃくちゃよかった。
 久しぶりに「感動した!」(ちょっと古いけど小泉首相風)
 日本じゃあまりヒットしなかったみたいだけど
 これはおススメ。
 若い二人の恋物語と、
 老夫婦の深い愛。
 後半は涙が止まらなかった。
 は〜しかしこういうとき 
 自分の表現能力の乏しさを実感する。
 あまりこの↑文章を見て
 この映画を見たいと思う人はいないだろう・・・
 映画評論家にはなれないな〜。
 まあいいのです。 
 とりあえず見てみてください。
 どっちかっていうと
 熟年夫婦に見て欲しいかも。
 
 年をとるって
 ボケたり、体が自由きかなくなったり、
 いろいろと辛いこともあるけれど
 連れ添ってくれる人がいたら怖くないかな?と思った。
 101回目のプロポーズみたいに
 「おばあちゃんになっても変わらず君を愛している」
 なんていってみたり、
 チャーミーグリーンの宣伝みたいに
 手をつないで散歩してみたり。
 老夫婦になっても
 ず〜〜〜っと思い合っていられるって
 ほんとステキだなあ〜。

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