2007年06月11日

「システミック・アプローチ」ってしってますか?

皆さん、こんばんは。
元気ですか?

私は先日、家族療法を勉強してきたの。
日本ではあまりなじみのない療法かも知れないけど、アメリカの主要都市ではかなりメジャーな療法なんですよ。
「9・11」アメリカの同時テロの時も多くの人の臨床に関わったという療法です。

今日は、「家族療法(システミック・アプローチ)とは何か」について書こうと思います。
分からないことがあったらブログに来たついでに質問してみてくださいねぇ。
わかる範囲でお答えしますねぇ。
なるべく簡単に書こうと思いま〜す。

家族療法はファミリーセラピーとかシステミック・アプローチと言います。
以後システミック・アプローチをS・Aと書きますね。
S・Aは家族を一つのまとまりを持つシステムとみなします。
主要な概念二つからお話しすね。

家族システム論では「システム」は複数の要素が集まって出来た一つの生きた組織を意味していて、「生きた有機体システムである」としています。
なんだか難しい考えかたのようだけど人間の体を考えてみると説明がしやすいので、体を例にあげてみますね。
私たちの体は脳があったり心臓があったり他にも多くの臓器などによって出来ていますよね。それぞれは一つの働きをして独立しているものだけど、相互の関係性の中でこそ、その機能を活かすことができますよね。
例えば病気になったとき・・内臓に異変が起これば別のところにも変化が生じてきますね。つめの色が変化や、顔色も変わるかも知れませし、その他さまざまな変化があるかもしれません。
一つの機能の変化(病気や怪我)で体の別の部位、もしくは体全体に変化が起こります。
体と同じように家族システムの有機体システムとして構成要素の一人一人(一つ一つ)が生きて変化することによりシステム自体が変化する可能性があるという考え方です。

もう一つは「家族ホメオスタシス」です。
家族は一つのまとまりを持った有機システムなので、生体内の恒常性を維持するように働くホメオスタシスの機能が家族内にも存在しているというものです。
こちらも例をあげて説明してみますね。
ある家族の一人が頻繁に腹痛になるとします。その患者の治療が進み回復してくると、交代に他の家族のメンバーが腹痛を発症する。→家族の中に不適応者の存在(ここで言う腹痛持ちの人)を病的とも言える家族システムが必要としていると考えるんです・・これを家族ホメオスタシスの作用と考えます。
この場合、病的な家族システムの作用として「腹痛の人」を家族が必要としていることになると考えられるのです。家族は一つのまとまりを持った有機システムなので、生体内の恒常性を維持するように働きます。
ですから病的な家族システムに於いては「腹痛の人」がいなくなると別の「腹痛の人」の存在が必要になるわけです。
病的な家族システムでは問題がパターン化される特徴も持っています。
上の世代から次世代へ継続していくのです。
虐待を受けて育った人が自らの子供へ虐待をしてしまうことはよくある話です。
そんな大きな事件でなくても私たちの生活の中で家族システムを考えてみれば思い当たることはあると思います。
このように家族システムでは考えていきます。
S・Aでは問題や症状を呈している個人のみに原因を帰することなく「そのような個人を含む家族の在り方をどう変化させていけば良いか」に焦点をあて、家族という複数の人間の相互関係、やり取りのパターンを理解し、より好ましいものに変えていくことを狙いとしています。

「家族療法(システミック・アプローチ)とは何か」について出来るだけ簡単に書いてみたつもりですが。。。
「なんとなく」でもいいのですが理解してもらえたでしょうか?
次回は日本で主要なカウンセリングである個人療法と家族療法の違い、そして共通点について書きたいと思います。
では、今日はこのあたりで終わりにしますねぇ。
にしても眠いぞ〜(笑)
5時起き、寝坊できない・・・目覚まし5個は必要だわ!(笑)
今日も皆さんに潤いあるそして豊かな日が訪れますようにお祈りしています。
んじゃまたね!


emilysmile at 02:58│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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