2019年06月29日

「言葉を司どる大切な2つの領域」って 上智大公開講座 第8講

いつもブログへお越し下さいましてありがとうございます。

大雨洪水警報が出ている地域もあるようですね。

最新の天気予報をこまめに確認して気をつけてお過ごしください。

さて、今回も上智大学の公開講座で学んでいる内容をご紹介します。
第8講 生理心理学入門 脳のはたらきから見た心の世界「脳とコミュニケーション」について

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↑夕食後、PCに向かっていつものように残務を始めると、何やらただならぬ気配を背中から感じるの…愛犬ココピが「抱っこして」と言わんばかりに吠えるのでもなく、部屋に入って来るのでもなく、ただ瞬きもせずにジ〜っと私を見ているんです。(コワ〜イ)。我が家ではこのココピの行動を「ストーカーちゃん」と呼んでいます。(笑)ココピのパーソナリティはとても穏やかで、まるで猫ちゃんみたいに膝の上でいつまでもじっと微睡むんです。親ばか?ですが、もう可愛くて仕方ありません。(^^*)

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↑ストレッチしようと思ってクッションを置いたら、ココピがテケテケと肉球の音も軽やかにやって来て、あっという間にクッションは取られちゃいます。「ハイハ〜イ、お腹なぜてねぇ」のサインです。すでに条件反射化しているわ。トホホ(^^;)


さて本題です。

私達の脳のどの部位(領域)が言語(コミュニーケーション)を司っているか

前回までのブログで視覚野、聴覚野、運動野など担当領域があることを記して来ました。

言葉に関係する領域は言語野ですが、その役割は大きくは2つ「読む 聞く」と「話す 書く」といったものになります。

ではそのプロセスは実際どうなっているのか、それを明らかにしたのが、Paui Broca (1824-1880)

ピエール・ポール・ブローカ医師(フランス人)です。

心と脳、言葉と脳が明らかになったきっかけはブローカ医師のところに来た失語症の人からでした。

その患者は意思疎通はできましたが、入院以前から言葉が話せなくなり、何を聞かれても「タン、タン、タン…」と答えるので、タンさんと呼ばれたそうです。

残念ながら「タン」さんは入院から間もなくして亡くなられたそうです。

タンさんの死後、ブローカ医師が脳を解剖したところ前頭葉の後部(44野)に脳梗塞が見つかりました。※ネットでも実際の脳の映像がアップされていますので、興味のある方は御覧ください。

素人の私が見ても明らかに脳に損傷があり、かなり大きなダメージがあったことが想像に事欠きません。

この発見をきっかけにして言葉を話す役目をその領域が担っていることが判明し、この医師の名を取ってブローカ野と名付けられたそうです。

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↑講義で頂いたレジメの一部を掲載
「書かれた言葉の復唱に関するウェルニッケ-ゲシュヴィントのモデル」


現在では、最初に書きましたように様々な領域の役割が判明していますが、1860年代にブローカが実験し発見した業績が大変大きなきっかけとなったのは間違えありません。

その後で、外科医Carl Wernicke (1848-1904)カール・ウェルニッケが言葉を理解する領域も発見しウェルニッケ野(22野)と名付けられました。

以外だったのは、写真の図のようにブローカ野とウェルニッケ野は脳の離れている部位にあることです。

現在の研究でブローカ野は運動性言語中枢とも呼称され言葉を発すること運動野との密接な関係もあるようです。
例えば、街などで携帯でお話している人を見かけると、眼の前に相手はいないもかかわらず身振り手振りをしながら話している方もいらっしゃいますね、手話も言葉同様、体、表情を使用しての表現活動になります。

ブローカ野が何らかの出来事で障害を受けても言葉の理解は正常とされます。

一方の ウェルニッケ野は感覚性言語中枢とも呼称されていますが、聞いた言葉い対して理解し働きかけようとします。

ただ、ウェルニッケ野が障害を受けてしまうと話すことはできますし、流暢であることも多いようですが、その内容は意味が不明なものになってしまうようです。

また、人によって多少この領域は異なるそうです。

↓講義で頂いた失語症になると左右どちらの大脳に原因があるのかの表※私の乱筆メモ書きがあってごめんなさい。m(_ _)m
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私達は当たり前にように「読む 聞く」と「話す 書く」を言語野を使って日々暮らしていますが、脳は本当に複雑な機能を瞬時に賄いサポートしてくれているのですね。

脳科学は学ぶほどに面白く興味がわき、学ぶほどに難解だなあと痛感します。

さて、今回はこの辺で。
他にも講義では、言語の図式、脳の発達と言語、人間以外の霊長類における言語習得など今回もボリューミーな授業でした。ご興味ある方は関係書籍も多く出版されているようですので学ばれてみてください。

次回の第9講は「脳と発達と老化」についてです。
老化…人生後半に突入した私にとって気になるワードです。

素敵に歳を重ねていきたいなぁ。

今回もブログへお越しいただきましてありがとうございます。

あなたの毎日が健康と幸せで溢れますように心からお祈りしています。(^^)/


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emilysmile at 16:52│Comments(2)clip!

この記事へのコメント

1. Posted by ichiro   2019年07月01日 22:26
5 emilyさん、こんばんは!

ココピちゃんは可愛いストーカー犬だったのですね。
こんな子だったら私もされてみたいです。

ブローカ野とウェルニッケ野、とても興味深いです。
流れとして、読み/聞き、思考した上で、話し/書く、とも言えると思います。
思考する場合も頭の中で言葉を使うことがほとんどなので、知的進歩にとって大変重要な領域なのですね。
もし言葉が無かったらどうやって理解し、考え、伝えることが出来るだろうかと少し考えてしまいました。

日曜日、北鎌倉に行きました。
小雨まじりで少し霞んだ北鎌倉は、濡れた濃い緑に包まれていました。
明月院の紫陽花や東慶寺の半夏生の花が美しく咲いていました。
2. Posted by emily   2019年07月02日 15:13
ichiroさん

こんにちは、いつもコメントをありがとうございます。

わぁ、北鎌倉いいですねぇ!
北鎌倉の小雨蒸す濃い緑を想像していたら雨の匂いがしてくるようです。(^^)
しっとりとした紫陽花がきれいでしょうね。
北鎌倉駅を背にして鎌倉街道から明月院までの静かになっていく道すがらも好きです。
明月院の紫陽花は昔からある品種でそれがなんともきれいなブルーなんですよねぇ。

東慶寺の半夏生の花が咲いているのですね。
つい昨日娘と帰る途中で見た自宅近くのお寺の境内にも半夏生の白い花びらがきれいでした。
幼少のころ、実家には田んぼがありました。「半夏生、入る前までには田植えだね」って。昔は普通だと思っていた田舎自然ですが、今はそれが特別なものだったのだと痛感します。
私の魂はどうやら自然に戻りたがっているようです。
(笑)

しばらくゆっくりできるお休みが取れそうにありませんが、落ち着いたら北鎌倉へ娘ちゃんを誘って散歩に行こうと思います。(^^)
いつも素敵なコメントをありがとうございます。

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