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Ono Emi
結婚22年目。
日々惚れ直しておりますが、
「のろけ日記」は時々更新です。
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June 2013

June 27, 201316:39己が妻こそ 常めづらしき
「難波人 葦火焚く屋の 煤してあれど 己が妻こそ 常めづらしき」
(なにはひと あしびたくやの すしてあれど おのがつまこそ つねめづらしき)
 作者不詳 万葉集巻11ー2651

 万葉の惚れ直し歌です。

「難波に住む人の、葦の火を焚く家は煤けてしまっているけれど、自分の奥さんは、いつも変わらず可愛いなぁ。」という意味。

 「常めづらしき」は、「とこめづらしき」とも。
「常(とこ)」は「常しえ(とこしえ)」、「ずっと変わらずにいつまでも続くこと」。「長しえ/永久」ですね。

 煤けている家と同じように奥さんも年月を経ているのだけれど、それでも『常めづらしき』と言ってもらえる新鮮さ・可愛らしさ。
素敵な奥さんも持った旦那さんも幸せですが、奥さんも幸せ。
 「お前はいつも可愛いなぁ」
こう言ってもらえるからこそ、奥さんは可愛くいられるのですものね。
June 11, 201310:04惜しみなく惚れる・気前よく惚れる
 素敵な言葉を見つけました。
「わたしはね、夫婦は惜しみなく惚れることだと思うのよ。気前よく惚れるの、ケチらないで。夫の声も話し方も、後ろ姿も、世界一、スリッパの脱ぎすてた形も、夫が脱ぎすてた形なら世界一、そう思いつづけて一生を終わりたいと思うわ。」

『三浦綾子全集 第17巻』 30頁下段
主婦の友社 (1992年)
<初出>
『対談 愛に遠くあれど 夫と妻の対話』三浦光世・三浦綾子
講談社 (1973年)

 作家の三浦綾子さんと夫・光世さんの対談集の中の言葉です。

 三浦綾子さんは1922年生まれということで、私の祖父母よりも年上なのですけれど、この世代のご夫婦がこんなにも堂々と面と向かって惚気ていることに感激しました。
 この対談集は、もう本当に「惚れ直し対談」で、読んでいて「うん、うん、夫がこうしてくれると妻は幸せなのよね」と肯くことしばしば。

 もちろん、クリスチャンとしての信仰が彼らの愛の礎であったからこそ、これだけ純粋に愛し合えたのかもしれないですけれど、夫婦として大切なことがたくさん詰め込まれた対談集でした。
 まずは夫婦が尊敬しあうことが一番なのかもしれません。