自分が制作に携わったものに影響を受け一歩を踏み出した という話を聞けるのは、早くて3年後。なんなら5〜6年以上かかることもある。それを知った時の肯定感は半端ない。自分の表現を人に届けたい という感覚はほぼなく、素晴らしきもののエンハンサーやブレンダー、コネクターでありたいだけだ。

飛距離のある仕事はひとりよがりでは成り立たず、人の力をかり、くるしみながらもいろいろな方とともに作るものなんだなともわかる。だからこそチームに頼ったり、頼られたりしないといけないんだろう。5年後に振り返った際にやっと得られる肯定感のためにいつも上り坂を息切らしながら行くしかない。

今日の「first wednesday」ではそういうことがいくつか重なった。また5〜6年以上前からの時間が積み重なり、ちっぽけながらも自分にとっては壮大な居場所を感じさせてもらった、ということだ。自分はきょうだいがいないので、やはり同時代を生きる同志との繋がりが尊くてたまらない


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