身体の感覚を手立てに、神経学と身体学を統合させて行っていく。
その時感じきって手放せなかった感情やその結果起こる身体的ストレス、行為などを身体と神経システムから解放していく。
だからセッションが終わったあと、目を開けたとき、大地にもう一度立ったとき
身体の感覚、視界、感じ方、といったものが変わっている。
体をよーく見ていると
いろんなことをしてくれている。
ー汗、心拍、呼吸、身体のどこに力が入っているか
ー腹式呼吸、ため息、身体のどこが緩んでいるか
ー吐き気、痛み、麻痺の感覚、ふらつき、体温
さて、これ、感じますか?
ストレスを感じた時、身体がどう反応しているか見ると良い。
またリラックスした時、身体がどう反応しているか。
身体がどうなると、リラックスしているとわかるのか。
例えばこれは、TRE国際トレーナーのKhalida(www.saekani.com)から結構前に聞いた話だけれど
上半身と下半身をつなぐ腸腰筋という大きな筋肉がある。
これは股関節の屈筋群なので身体を丸める仕草を手伝う。
爆弾が落ちたとき、老若男女同じ体制をとるという。
それは身体を丸める、うずくまる姿勢だ。ヨガにもある、子供のポーズに似ている😇
危険が去ったとき、動物を子供がそこに自分を守ってくれる誰かがいれば
震えが収まるまで震え続けれるそうだ。
でもここで
「しっかりしなきゃ」
と立ち上がる大人たちは、震えを出し切ることができない。
震えを中断して意識を切り替えようとする(または自動的にそれが起こる)。
そうすると、その出し切らなかった震えは身体に溜まり、次の反応を大きくする。
または心身に問題を起こす。
ソマティック・エクスペリエンシングはこの震えを出し切って
身体にかかった負担を解放していく。(TREもそうだ)
まるでグラスに入った水を
少しづつ、水を減らしていくよう。
スペースができると、視界が広がっていく💗
今までは問題がフォーカスされてヘッドラインを飾りまくっていたのに
問題は大きな世界の、その一部となる。
これは一つの例だ。
大人の中でも、震え続けられる人、凍りついてしまう人、怒る人などその反応はさまざまだろう。
どうしてこの違いがあるのか?

それは幼児期の体験にもとづいているのだ。
4歳ごろまで、扁桃体という情動(感情)を司る脳の部位は出来上がらない。
理性を司る脳の新皮質は25歳くらいまでかけて完成するというのだから、それまで人間の理性はきちんと発達していないということになる。
そして4歳くらいまでは認知的に記憶できることがほぼなく、記憶は身体的なものとなる。
そして4歳くらいまでに、私たちは多くのことを養育者との関係を通して学ぶのだ。
扁桃体はストレス、つまり刺激や脅威に対しての反応を起こす部位。
だからストレスにどう反応していくのか、そのくらいまでに学んでいく。
続く〜〜〜〜🌹
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