2024年04月05日

チェンバロ・クラヴィコード奏者西野晟一朗さんによるミニコンサート付きクラヴィコードグループレッスン

※ チェンバロ&クラヴィコード奏者西野晟一朗さんによるグループレッスン。

 ・5月31日10時から、お一人参加可能です♬

 ・5月日程未定で参加者募集中
です。
  
(参加者同士で日程調整)


 30分レッスンを45分に延長することも可能です。お気軽にご相談ください☆



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【ミニコンサート付き
     クラヴィコードグループレッスン】

クラヴィコード奏者西野晟一朗さんを講師に迎えた少人数制グループレッスンです。なんと西野さんのミニコンサート付き!

弾いたことがないので体験してみたいという方から、突っ込んだ内容のレッスンを求める方まで、西野さんが希望に沿ったレッスンをしてくださいます。

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・1時間半のグループレッスン(1人30分)

・グループレッスン後にミニコンサート

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・参加者3名が揃った時点で、参加者のご都合を伺い日程を決めます。(レッスン可能曜日:月火金)

・参加費:6500円
 (3名で催行できる企画のため、日程決定後の返金はできません。どうぞご了承ください。)

・使用楽器:ジルバーマン1775年製復元楽器
      (太田垣至製作)

・会場:中嶋ピアノ教室(横浜市鶴見区)

・お問い合わせは、ブログ内お問い合わせフォームかFB、公式LINEまでお気軽にどうぞ♬


【西野晟一朗プロフィール】

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桐朋学園大学古楽器科チェンバロ専攻を卒業。チェンバロ、通奏低音を有田千代子、上尾直毅、根本卓也の各氏に、フォルテピアノを小倉貴久子氏に師事。

ソロ奏者、通奏低音奏者として幅広く活動するほか、クラヴィコードの演奏活動にとりわけ力を入れている。第4回フォルテピアノ・アカデミー SACLA(小倉貴久子氏主催)ではクラヴィコード、タンゲンテンフリューゲルのコンサートと、クラヴィコードワークショップの講師を務め好評を博した。

現在、東京と福岡を中心に演奏活動を行なっている。アルル音楽教室チェンバロ講師、コンセール・エクラタン福岡、オーケストラ・ユヴェナリスメンバー。


ピアノレッスンなんでも相談はこちら。
http://musestown.livedoor.biz/archives/52260026.html
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emksan at 08:24|Permalink ピアノ/クラヴィコード、フォルテピアノ 

2023年11月10日

クラヴィコード体験、2名での体験も可能になりました!

お2人での体験も可能にしました♬ 料金は1名と変わらず2名でも5千円です。


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【クラヴィコード体験】

私のピアノ室にはクラヴィコードがあります。繊細な楽器なのでモダンピアノと同じ弾き方をすると破損する恐れがあるのと、弾き方を知らないとビンッという音しか鳴らず、その音がこの楽器の音色だと誤解されるのは悲しいので、15分程度弾き方を伝授したのち、残りの時間は私は部屋を出て、ご自由に弾いていただく、という形になります。一度に2名までの体験となります。

1〜2名1時間5千円(15分程度のアドバイス有)

2回目以降貸出1時間4千円(アドバイス無)
 ※西野さんのグループレッスンを受けた方は1回目からアドバイス無しの3千円です。西野さんのレッスンについてはこちら→ http://musestown.livedoor.biz/archives/52277101.html
 ※2回目以降アドバイス有りも可能です。


使用楽器
 ジルバーマン1775年製復元楽器
 太田垣 至製作

開催曜日: 月・火・金
場所: 神奈川県横浜市鶴見区

初体験にお勧めなのは、ペッツォルトのメヌエットくらい易しい曲です。練習や学びに来るというより「雰囲気を味わう」くらいがいいですよ〜。いきなりインベンションや平均律では音が鳴らなくて楽しめないだろうと思います。これくらい易しい曲だと、その響きと楽曲のしっくり具合が楽しめて「これかぁ!」って感激できると思いますよ♬ ということで、プレインベンションのような曲集が1冊あれば、1時間堪能していただけるだろうと思います💕


お申し込みは、ブログ内フォームか、公式LINEまでどうぞ。




emksan at 21:11|Permalink ピアノ/クラヴィコード、フォルテピアノ 

ピアノレッスンなんでも相談

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伝えることは同じでも、生徒さんの個性によってアプローチは変わってきますね。一人ひとりの生徒さんに応じた効果的アプローチをともに探っていきましょう。個別にサポートさせていただきます。


発達障碍児だけでなく幼児のレッスン相談も。お一人おひとりの悩みに応じて、一問一答ではない相談者との相互のやりとりを大切にしています。どうレッスンしたらよいのか悩む生徒さんとの悶々としたレッスンから解放され、豊かな発想力でレッスンに向かえるようお手伝いをさせていただきます。お気軽にお問い合わせくださいね。



※発達障碍児、もしくはそうじゃないかな?と思われる生徒さんへの多動や注意されるとNGといった特性への対応についてはLINEにて無料です。(発達障碍児への相談でも、手の形や読譜、リズムなどの指導方法ついては、ZOOMにて下記の通り有料になります。)



🟠ピアノレッスンなんでも相談🟠


ZOOM相談45分〜1時間 1万円


※グループでのお申込みも可能です。お気軽にご相談ください。



お申込み、お問い合わせは公式LINEまでお気軽にどうぞ♬




emksan at 21:10|Permalink レッスンなんでも相談 

2022年12月19日

ムジカノーヴァ1月号ー18世紀の表現

ムジカノーヴァ12月号と1月号に、前編と後半に分けてフォルテピアノ・アカデミーSACLAのレッスンレポートを寄稿しています。

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12月号の前編では

point1:子音をはっきりさせる
point2:子音とアーティキュレーション

という視点からまとめました。1月号の後編は

point3:時間の幅
point4:キャラクターの変化

について書いています。来年はショパン国際ピリオド楽器コンクールの年!フォルテピアノ・アカデミーSACLAでは特別回として、ショパンの時代のフォルテピアノが登場します。楽しみ過ぎるっ!




emksan at 11:27|Permalink フォルテピアノ・アカデミーSACLA 

2022年11月15日

ピアノレッスンに大切なあれこれへの先見の明


自分で言うのもなんだけど、ピアノレッスンに於いて、どうやら私には先見の明があったらしい。

始まりはバロックダンス。生徒に教えるメヌエットがどういう踊りなのかわからなくて、それを調べたのがきっかけでした。30年以上も前のこと。当時はバロックダンスという言葉を知らなくて"民族舞踏"などのキーワードで検索したのだけれど、全然ヒットしなくてわからずじまい。あるとき雑誌の広告欄に浜中康子さんのビデオを見つけ、そこで初めてバロックダンスなる名称を知ったのでした。このビデオ、今はDVDになって販売されています。

以来、浜中康子さんのバロックダンス講演や、フランス大使館のバロックダンスコンサートなど、"バロックダンス"でネットをチェックし、魅力的な企画を見つけるようになりました。見つけられる数は少なかったし、踊りを習うまではいかなかったけれど、レッスンや自分の演奏に生きてくるあれこれを楽しみながら吸収。今ではピアノ指導者でバロックダンスを知らない人はいないですよね。ピアノ指導者向けのバロックダンス講座もあちらこちらで見かけますし、浜中康子さん以外のバロックダンサーの活躍も目に留まります。

バロックダンスがきっかけでピリオド楽器の魅力にハマりました。子どもの頃からピアノが苦しみでしかなく、指導者になってからも練習し学ばなければという義務感だけで動いていた私に、趣味としての音楽が芽生えたのです。これは本当に嬉しかった!純粋に音楽を味わい楽しめるようになったのだから。

次にフォルテピアノ。私は音大出身とはいえ幼児教育専攻で音楽史に疎く、ピアノを教え始めてから「これじゃやばいぞ」と焦って勉強を始めました。けれど音楽史だけでは頭が整理できない。イメージが湧かない。そこで音楽史をピアノ史と世界史に結びつけた年表を、ホームページ上に作成することにしたのでした。(今はサーバーを変えたためホームページはやっていません。)

この頃「フォルテピアノ」というピリオド楽器を知り、こりゃピアノを教えている身で知らないなんてまずいぞ!とまたまた焦ってネット検索。ピエール゠ロラン・エマール というフォルテピアノ奏者のコンサートを見つけ、その魅力に気づかされたのでした。とはいえ、当時はネット検索してもコンサートやフォルテピアノに関する講座などほとんど見つからず、本やらCDやらでなんとなくその世界を垣間見ることができた程度。そんなとき小倉貴久子さんのショパンコンサートが目に留まったのでした。ピアノ協奏曲を室内楽で。コンサート前日にはレクチャーまであり、これがとても面白かった!

今ではフォルテピアノというピリオド楽器の存在を知らないピアノ指導者などいませんよね。生で聴いたことがないという人は多いだろうけれど、この単語は広く知られるようになりました。フォルテピアノを知ることで見えてくるあんなこと、こんなこと。そういうピアノ指導者向けの講座も多くなったし、コンサートも増えました。最近では、川口成彦さんがピリオド楽器によるショパンコンクールで第2位になったことで、モーツァルトやベートーヴェン時代のフォルテピアノだけでなく、ロマン派時代のフォルテピアノにも目が向けられるようになってきました。

もうフォルテピアノを知らないでは済まされない、そんな時代に突入した感があります。ショパンコンクールで有名なショパン研究所も、川口さんが2位に輝いたショパン国際ピリオド楽器コンクールに主眼をおきはじめているようだし、なにより作曲家がどんな楽器で作曲をしたのか、それらの楽曲は当時の楽器でどのように響いたのか、どのような演奏スタイルを念頭に置いて作曲されたのかなどを知ることは、楽譜を読み込む上でとっても大切。

最近はクラヴィコード!バッハが最も愛した鍵盤楽器で、モーツァルトはこの楽器を馬車に積んで作曲しました。チェンバロはすでに広まっているけれど、この楽器を貸し出しているスタジオを私はまだ知りません。コンサートも少ない。最近ようやく聴く機会が増えてきたかな。それでも数えるほど。もともと音量が小さく、コンサート向けの楽器ではないのでなおさら。

30年前、ピアノの歴史を本で読んだとき、最も惹かれたのがクラヴィコードでした。でも、その頃は聴くことすらできなかった!ある講演会で音源を聴く機会が持てただけ。CDを検索するのも下手で出会えずじまい。想像は膨らみ、この楽器への憧憬は高まるばかり。30年後の今、クラヴィコードのある毎日を過ごすようになってもなお、この楽器の奥深さをもっと知りたい、この楽器の魅力を引き出せるようになりたいと思います。

クラヴィコードは弾くのがとても難しい楽器で、これは文字情報だけではわからなかったこと。指先への意識、脱力への意識。クラヴィコードのお陰で、モダンピアノにおける弱音表現が豊かになってきました。この楽器は弦楽器のように、もしくは声楽のように発音した後に音を操作することができます。ちょっと音程を高めにする、音質に圧をかける、ビブラートをかける、などなど。これらの意識は、発音後に操作できないモダンピアノにも生きてくるんですよね。

今後バロックダンス、フォルテピアノに続き、クラヴィコードの存在を知らないピアノ指導者はいないという時代がやってくるに違いありません。ピアノ指導者向け講座も増えるだろうけれど、小さなサロンでのコンサートも増えたらいいな!



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emksan at 11:56|Permalink ピアノ/クラヴィコード、フォルテピアノ | ピアノ/ピアノの歴史

2022年10月17日

左右異なる音量を弾くコツ




ソナチネ程度の曲が弾ける大人の生徒さんから、これだけは何度教わってもできるようにならなかったから私には無理だと思うと言われたことがあるのですが、この方も2週間でできるようになりました♬ 

〜明日10時からZOOMで談話&相談会〜
http://musestown.livedoor.biz/archives/52278773.html


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emksan at 18:28|Permalink ピアノ/How to | ピアノ/レッスン