2006年09月25日

SCENE 15:収監すること

仮面ライダー THE FIRST コレクターズエディション









10個ぐらい年上の人を友人って呼んでいいのかな?しかし向こうが僕をそう思ってるし、僕もそうだと思ってるから、まあ、それでいいんだと思う。
で、その友人が「衛門絶対観ろコレ絶対!!」と半年ほど前に薦めてくれた映画がDVDになってたので借りて観た。

以下感想。

ふざけんなオッサン!!


あ、久々太文字タグ使った…。いや、しかし思い知った。世の中には「コスチューム+アクション」重視の特撮派と、「キャラクター+シナリオ」重視の特撮派がいるんだなって事を。
…と、ここから延々と無駄に熱い嫌がらせレヴューを書く予定だったが、もうすぐ30歳になるこのブログの中の人が「こんな事やってる場合じゃねー」と騒ぎ出したのでやめる。

しかし「こんな事」ってどんな事だろう。よく自分の年齢やキャリアや、将来やら考えた時に、現状の自分を表現する時に、「そんな事」や「こんな事」が出てくる。
例)「俺いつまでこんな事やってるつもりだよ」
気になる。僕は今何をやっているのか気になる。
去年の今頃は、皿のいっぱい付いたいびつな天秤に僕の命やくだらない仕事やどうしようもない後悔やとにかくまあ乗せるだけ乗せてグラグラしてた。
「皿の中身」イコール「こんな事」。そんな不安定な状態が耐えられなかったんだな。

ああ、この文章を書いてて気付く。答えに気付く。
僕は未だに不安定でいろんな人に心配や迷惑かけるくせに、自分の中に在る天秤に慣れてる。上手く渡りをつけてる。本条君は本当に何でもできるのね。
お前、いつまでこんな事やってるつもりだよ。  
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2006年09月24日

SCENE 14:変換すること

Hopes and Fears




今日、この街ではじめて星を見たよ。




「ほらね、やっぱり煙草吸ってる」

そうだね、やっぱり煙草吸ってる。このジッポも10年使ってしまってる。煙草をきちんと吸い出したのは律儀な事に20歳を越えてからだったけど、ライターとナイフは早い内から慣れてた方がいいという信念の元10年経った。お陰で今じゃ両方とも人並み以上に使えるんだけど、僕は見事なまでにインドア青年になってしまったから、大地震でも来ない限りまあ役には立たない。で、自分のスキル生かすために今住んでるこの街の壊滅を祈ってる程暇でもない。この街嫌いじゃないし。
そういえば随分と素振りもしていない。こんなに長く竹刀や木刀に触れずにいるのは生まれて初めてだ。自分の腕から力がするする抜けていく事が、面白いように実感できる。風呂上りの僕の背中を見た同居人が、「痩せたね」と言った。違うよ、背筋がごっそり無くなっただけだ。
以前の僕なら?以前の僕ならこんな現状を絶対に許せずに、夜な夜な走り込んだり、肉刺が潰れて肉刺ができるまで素振りを続けたりしたんだろうけど、今の僕はそんな事をしない。焦燥はないのか?怠惰しているのか?いずれも違う。
1回折れた刀は芯から打ち直さなければならないし、打ち直しても2度と同じ刀は作れない。それだけだと思う。
ああ、そうだ。「何でまだ煙草を吸ってるのか?」という問いだ。君が煙草を吸っている僕が格好良いと言ってくれたからだ。本当にそれだけなんだ。それと自惚れなんだけど、君が格好良いと言ってくれた僕の仕草は、きっと世界中の誰が見ても格好良いと言ってくれるに違いないからだ。
そんな言葉を沢山貰ったから、だから僕は、死ぬまでギリギリのところで僕でいられるんだと思う。


話ががらっと変わるんだが、金曜の夜に地元の友達の電話にうっかり出て、うっかり恋愛相談に乗ったりしたもんだから、どっぷり自己嫌悪に陥った。
相談される人間に必要なものは、まず、相手の話をしっかり聞く忍耐力。次に自分の経験談を交えながら相手の事を思いやって話す、経験に裏打ちされた表現力と包容力。おまけに、相手が何を考えているか思いやる洞察力と、親身になって会話をしながらも、決して感情に左右されない客観的な判断力。最終的に相手を納得させる説得力と、相手を決して追い詰めない、むしろ逃げ道さえ作ってあげられるだけのラストを組み立てる分析力だ。
そしてその会話の中で簡単なQ&Aを積み重ねる情報収集力、相手からできるだけ多くの「YES」を導き出す集中力も必要。

金曜の夜もそう。
「私、○○と別れようと思うんだけど衛門はどう思う?」
「え!?何で!!?」ここで大袈裟に驚いてみせる事で『僕は君の話す内容に非常に興味がある』事をアピール。漫画読んでるけど。
で、上記作業を繰り返す事によって、最終的にはこう。

「私、自分の言い分ばっかりで○○の言う事全然聞いてなかった気がする。もう一回ちゃんと話してみるね」
「うん、それがいいよ。あ、○○にもよろしくね。今度また皆で飲もうよ」
「そうだね。今日はありがと衛門」
「じゃあねー」ピッ。



電話で喋ってる自分の顔が部屋の窓ガラスに映ってたから、暫く見てた。呆れる位無表情。声色は表情豊かに八面六臂。お前は何様のつもりだよ。
違うよ俺はただ向こうが安心するための装置に過ぎないさ向こうもあと何人かに相談して同じような回答を集めたら心の平穏を取り戻すに違いない俺は目の粗いフィルターみたいなもんで幾らでも替えが効く。
それが傲慢だ向こうが生きるか死ぬかの問いをお前に投げてたらどうするつもりだお前の安い言葉で打ち返せてると思ってんのか。
「そんな」

そして僕は貴重な休みを丸々潰して僕と戦った。莫迦みたいだ。高校生みたいだ。こう書くと高校生が莫迦みたいで申し訳ないが、本当に莫迦みたいだ。
僕はすぐに僕の親友と妻の例を持ち出して僕の言葉を切り返す。生まれてこの方討論で負けたことの無い僕でもすぐに白旗揚げて逃げ出したくなる。最初から勝ち目ないよそんなの。そして開き直って煙草を1本吸って冒頭に戻る。

莫迦だなあ。  
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2006年09月11日

SCENE 13:弛緩すること

極東学園天国 1 (1)




あきらめんのをあきらめて




で、一昨日勢いで髪を切ったのだが、存外頭が軽くなって良い。髪が目に入らないのも良い。友には「2〜3年前の雰囲気」と言われた。要は若く見えるって事ですよね。素直に喜んでいいところですよね、ね?
はらね、やっぱり来たよ時代が。「老け顔はいつか若く見られる」って伝説の始まりだよ今がターニングポイント。
大学入学時に思いっ切り浪人扱いされ、嫁とデートした時は援助してる交際と勘違いされて職質され、マンション売ってる時には常に30代と客に勘違いされてたあの日々にサヨナラ。で、ここから「アイツ若作りしててキモイよな」と言われないために体を鍛えて…………………。

女性向け雑誌の大半のスペースがエステや美容整形の広告で埋まってる理由にようやく辿り着いた。すみませんナメてました。見た目を保つのって闘いだと思います。「髪を切る」って行為は「戦化粧」と同義だ。言い過ぎた。

でも何だか唐突に、囚人に美容整形を施して見事に社会復帰させてるアメリカのどこかの州刑務所の話を思い出してしまった。まあ、本当に悪い奴は何やっても悪い事するんだろうけど、自分が変わって何かが変わるんなら、変化も悪くない。
アレ?でもこの流れなら「僕」は「囚人」と同義になる。まあいいか。


今日は、夜の風がとても気持ちいい。梳いた髪の隙間によく馴染む。
  
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2006年09月10日

SCENE 12:帰還すること

虹ヶ原 ホログラフ




あの日の蝶が
今、僕の目の前で
夜空一面を
埋めつくす。




本を買って、表通りに出たら、信じられないくらい雨が降っていた。
帰らない僕に対して誰かが腹を立ててるのかなと思ったが、「いいや違うな、小賢しい僕のために君が言い訳を作ってくれたんだろう」とすぐに思い直した。先生、今日雨降ってるんで何処にも行けません。宣誓、僕は息の根が止まるまで卑怯な人間で在り続けます。
そして、当然のように傘を持っていなかったので、買ったばかりの本がビニール袋にしっかり包まれているのを確認して、一歩前に出た。前に出たら後は簡単だ。帰らないと決める事も雨に濡れる事も。
昨日髪を切った時のパーマ液の匂いがする。頭皮で熱を得た雨水が背中に伝う感覚が分かる。温い。にわか雨だからずぶ濡れの僕が奇異な目で見られることはない。僕の脇を傘を持たない少年達が一生懸命駆けて行く。ははは、子供達。お兄さんは君らと同じ歳の時くらいから、「傘持ってなくて雨が降ったら、走ろうが歩こうが同じ。なら歩く」って明白な哲学を持ってたよそして今日に至る。だから君達は走れ。全力で。

帰り道で花屋を見つけたので入る事にした。適当に見繕ってブーケを作ってもらう事にする。生け花習ってた筈なのにセンスないよね僕は。でもとても綺麗な花を見つけたので「済みません、この花の名前何て云うんですか?」と訊くと「シデシャジンです」と教えてもらった。「どんな字を書くんですか?」と重ねて訊くと、総菜屋の黄色いチラシの裏に『シデシャジン』とカタカナで書いてもらった。結局その花はブーケのサイズに合わなかったから買わなかったけど、何だろうこのやりきれなさは。僕は漢字でどう書くか知りたかったのに。

そんな君が喜びそうなエピソードを連れて、僕は家の花瓶にブーケを放り込んだ。
「四手紗参」って書くらしいよ。買ってないけどさ。  
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2006年08月20日

SCENE 11:吶喊すること

時をかける少女 オリジナル・サウンドトラック




思い出は全部記憶しているけどね、記憶は全部は思い出せないんだ




折角の休日だったので、とても観たい映画を観に行きたかったんだが、まあ、我慢した。この夏は鹿児島にちょくちょく帰って間抜けな事をすると心に決めていたので貧しくなるのは目に見えていたが、ここまで目に見えると少々不安になる。冷蔵庫の麦茶をとぽとぽグラスに注ぎながら、相変わらずな自分を考える。「なんと云うか、莫迦だなお前。昔程嫌いじゃないが」

君や祖母がいない鹿児島に僕の場所は無くなりかけていた。僕は確信犯的に疎外感を味わうためだけに帰ったのだろうと、麦茶を飲みながら改めて実感する。僕の場所は元来そこにはなく、愛されている事だけで繋ぎとめられていただけ。このどうしようもない感謝の気持ちを伝えなければならない対象は永遠の不在。

シンクに空のグラスを置きながら、次にするべき事を考えた。冬には同い年の従姉が結婚するらしいと親父から聞いた。「お前は今、何と闘っているんだ?」と訊かれた。
「何のために闘ってるんだろう?」とこの1年ひっきりなしに考えてきて、それが僕の背骨みたいなものになってたのに、何と闘っているのかは考えた事がなかった。僕はだらだら生き延びる事を闘いに置き換えていい気になっていた。親父が何を思って僕にあんな質問したかは判らないが、貴方の息子で良かった。


君を愛しているから、帰らない。

僕の次にするべき事が決まったよ。  
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2006年08月15日

scene9:概観すること

将棋を指すように、100、200はいかないまでも、10や20くらいは先読みして生きる事ができたらどうだろう。そうすれば仕事も華麗に定時に終わるし、長距離移動の最中にiPodの充電が無くなる事もないし、人で溢れ返る売店でわざわざぬるいポカリを買ってバスの中で吐き気を催す事もない。気分が悪いので鞄の中に放り込んでたままの小説を気分転換に読んでみたら、指先が痺れる程に気分が悪くなってしまった。つい5秒前に先が読めればと嘆いてた人間のする事じゃない一寸先は闇。そうだね一寸先は闇なんだから結局は諦めた方が圧倒的に楽だ。僕にできる事といえば、闇の中をどうやって酷い怪我をしないで済むか恐る恐る進むだけかもしれないよ。あれ、闇の中でどうやって「進む」事を認識するんだ?ああ、眠りたい、呆けるまで寝て、起きたら目的地に着いていたい。何で疲労の局地にいる時は全く眠れないんだろう僕は。
昨夜か今朝の夢を思い出す。久し振りに、驚く程久し振りに君の夢を見た。たまたま早起きした僕は、トマトジュースを飲み干し、朝のニュースをぼんやり見ながら、寝床に携帯を忘れたのに気付いてのそのそと取りに行ったら、君がいた。丁度寝袋とかミノムシみたいに布団にくるまって、顔だけ出して少しむくれて僕を見てた。超が付くほど慌てて、すぐに泣きそうになったが変な顔で笑った。ほらな!!ほらな!!ほらな!!やっぱりこれが正しいんだよ。つーか何で怒ってんの?と訊こうとして、冷静に布団の上を見たら、明らかに嫁のもんじゃないパンツとブラジャーが散乱してて血の気が引いてそこで目が覚めて朝から何もしたくなくなった。いろんな意味で。目が覚めるといつも何か大切な事に気付きかけて手が届かなかった敗北感がある。そんな気がしてならない。
マインドアサシンって云う、ジャンプで連載してたとは到底思えない名作の部類に入る漫画があったが、ある女が夫の素行があんまりにも悪いもんだから、主人公に頼んで、自分の精神を壊してもらう。その事を知った夫は当然怒り狂って主人公のもとに押し掛けると、主人公はいけしゃあしゃあと「奥さんが目覚めたくなったら目覚める」と言い放つ。それから男は酒も煙草も博打もやめて、ひたすら汗水たらして働くけど、女は目を覚まさない。毎日語りかけても無駄。ある日男は職場でもらったマッチ箱を妻の枕元で振る。かつて煙草を吸ってた頃、まだ女と付き合い始めたばかりの頃、「その仕草が好き」と言われた、映画俳優を真似たその仕草。そして女は目覚める。何で僕はこんな話を唐突に思い出したんだろう。男が見たであろうマッチ箱を小道具にした映画を思い出そうとしたらどうでもいい事を思い出した。「人生とマッチ箱の共通点は、大袈裟に扱うのは馬鹿々々しく、軽んじると危険」確かこんな事言ってたよね、芥川龍之介。不眠症気味なのに目を醒まさないといけないなんて憂鬱だ。そして指宿は豪雨。どうなってるんだよ。
  
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2006年08月13日

SCENE 9:諦観すること

で、8月6日。一周忌。誰の?君の。僕の。
朝、洗面台でぼんやり髭を剃りながら、ついでに髪も切ろうかななんて社交的な事を考えてみて、早くから開いてる美容室はないか電話帳をパラパラめくってみたが見つからない。いや、カットだけならしてくれる馴染みの店があるんだが、そこは絶対僕の望むヘアスタイルにしてくれないから絶対行きたくない。なんだってあの美容室は、僕がいくら「すくだけにしてください」って頼んでも「衛門君は営業だから絶対コレは似合う」とか「面接受けるんならコレがいい」とかで、何が何でも僕が希望している髪型にしてくれない。なんで僕がお前の主観に支配されて世渡りしなきゃいけないんだよと、思い出し怒りで頭がキリキリ痛む。金払って自分が望まない事される理由が分からないが、僕は、美容師と歯医者に関しては宿命的にそれを引き当てる。髭を剃り終え、久し振りに、本当に久し振りにとりあえず自分の髪にワックスをつけスタイリングしてみると、思いの他「…いいかもな、これで」と云う結論に落ち着く。不思議な事に僕の髪はある一定の長さまでは物凄い勢いで伸びるが、そこまで伸びるとそれ以上はあんまり伸びない。これはどういうことなんだろうか?髪型をあまり気にしなくていい今となっては有難いスキルの一つと思えばいいのかもしれないね。歯を磨き、ズボンをはき、シャツに袖を通し、香水を適量つけ、腕時計をつけ、ジャケットに袖を通し、シャツのボタンを留め、ネクタイを締め、靴下を履き、準備万端でぼんやりする。かつて君に「服を着る順番がおかしい」と指摘された事を思い出しながら、「こうやってスーツは着ないと、シャツやジャケットの感覚がおかしくなる」と反論した事を思い出しながら、でも何かの映画でブラピが僕と同じ順番でシャツとジャケットを纏っていたのを見た君の僕に対しての悔しいような賞賛するような表情を思い出しながら靴を履いた。さあ、出発しよう。ああ。
久し振りの車の運転は、なかなかに爽快だった。不愉快なまでに空は晴れ渡り、僕や君の好きな曲がステレオからは流れっ放しで、時折窓を開けると、熱い風がシャツの襟を揺らす。一周忌に一緒に行く君の親友との待ち合わせ時間に充分間に合う事を確認する。久し振りにおめかしして、ハンドル握って、タイムキーピングして、まるで、まるで、まるっきりデートみたいだ。約束の場所に君の親友はいた。何故、一緒に君に会いに行く事になったのかと言えば、僕は指輪を買いたいからだ。指輪を買いに行くのに1人で行く事は我慢できないからだ。指輪。1年前君が持って行った指輪。あれと同じものを同じ場所で買いたいんだ僕は。最早、1人で上手に嘘がつけないんだ。無事に君の親友を車に乗せ、指輪を買いに行く前に、君のために花を買いに行く。彼女を迎えに行く途中に見かけた花屋でとても綺麗な向日葵と目が合ったからで、そこの花屋の店先に思いっ切り車を突っ込んで向日葵の花を買い占める。毎年こうやって何処かの花屋の向日葵を買い占めてやる、軽い営業妨害をしてやる、とゲリラ的な決意を固める。実際去年もそうだったから本当に性質悪いよね僕。会計を済ませ僕の腕に飛び込んできた大輪の向日葵の束はとてもキュートだ。君の親友が絶賛する。さて、本題に向けて行動を移そう。
ティファニーに行くと、まだ店はがらがら。喪服を着た1組の男女が嫌が応にも目立つ。運が悪い事に担当の店員が僕の珍しい苗字と、昨年僕が指輪を買ったのを覚えていて、やたら馴れ馴れしく話しかけてくる。面倒臭い勘繰りをされるのが心底面倒臭く感じたので、とりあえず君の親友を店内からエスケープさせる。あはは、こんな事なら最初から1人で来てても何も問題無かったよと舌打ちしそうになる。自分の薬指から指輪を外し、「これと同じものの9号を」とお願いすると、程なくして僕の目の前に、僕の所持しているものより一回り小さな指輪が提示された。小さくて可愛いな、綺麗で可愛いな。というか、何で僕の指輪は何でこんなに真っ黒なんだ?え、嘘?最初買った時はこんな色してたの?本当に?ひとまず君の指輪のラッピングが終わるまで、自分の指輪の洗浄を頼む事にする。店内の椅子に腰掛けて、日光を反射して白く輝いたように見えるアスファルトを忌々しく見つめていると、例の担当店員が話しかけてきた。「今さっき一緒にいたのが彼女さんですか?以前購入されたのはどうしたんですか?」云々。答えて曰く「彼女じゃないです。以前嫁に買ってあげた指輪はなくしちゃったみたいです。ドジな奴ですよ本当に」。全くドジな奴ですよ本当に。くだらない会話とラッピングと洗浄がようやく終わり、支払いを済ませていると、再び店員が話しかけてきて言うには、「この指輪はもう生産中止になっちゃったんですよね。これも鹿児島にある最後の1個ですよ。お客様は本当に運がいいですよ」との事。ああ、運がいいよ。運がいい。バカヅキ。

それから、嫁の家に行った。
お経を聞いた。
お骨はもらえなかった。
知ってた。
考えたくなかったけど、知ってた。
知ってたから考えずに済んだのかもしれない。

車の中で酔いを醒ましながら月を見てゆっくり涙を流そうとしたが、できなかった。  
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2006年08月12日

SCENE 8:傍観すること

鹿児島はいつものようにクソ暑く、たかだか駅から家まで歩いて帰るだけなのに汗だくになるもんだからとことん嫌になる。月がとても明るくて綺麗で、「ああ、この明るい道と、今纏っている黒いスーツがまさしく『僕の連続性』の証明なのかもしれない畜生」とか考えてたら、こんな真夏に黒いスーツ着てる事に腹が立ったし、そもそも「たかだか駅から家まで」って考えてたけど延々と上り坂を3キロも歩く僕は頭がおかしい。そういえば「狂ったように○○をする」って表現があるけど、本当に狂ったら、きっと何もしない。昔不眠で精神科に眠剤もらうために通ってた頃、本当に気が狂ったような連中見たけど、アイツ等何故か目が綺麗なんだよな、深い深い闇に近い青でそれが逆に怖かった。思い出して怖くなったので熊本の人妻に電話してみていきなり怒られる。「アンタ相変わらず連絡つかない!!」いや、ゴメン。何で急に連絡取れなくなるでしょうね、僕。しばらく遠くに行ってしまった愛すべき人達の思い出を語っていると、アナログ時計の針をギュルンギュルンと巻き戻しているようなアナログな感覚表現を体感してしまう。僕たちに必要なものはタイムふろしきだ。僕たちに必要なものはいつだってドラえもんだ。くだらない最高の話をしながらようやく家に辿り着いた。何ひとつ変わらない僕の生家は相変わらず真っ暗で、そのかわり月や星が綺麗に見える。君はそれを素晴らしいと言ってくれたし、僕もそれだけがこの家のメリットだと考えている。
真っ暗な家の扉を空けると親父が酒を飲んでいた。「お前いつ帰って来たんだ?」今だよ親父。しばらく世話になるけど、極力迷惑はかけないと、心の中で言う。真っ直ぐ仏間に向かい、祖母と嫁に線香をあげ、夜だから鐘は鳴らさない。ただいま。「ただいま」って言葉が素晴らしいものだって事にようやく気付けたからギリギリのところで僕は果報者だ。ただいま。目を閉じて線香の香りに溶け入るように合掌していると、表で猫の泣き叫ぶ声がして殺意が湧く。何だって俺の帰って来た日にそんなに騒ぐんだ貴様等。親父と「水でもかけてやった方がいいんじゃないか」と相談し合うが、お互いそんな面倒な事を暑苦しいの我慢してまで実行する性分じゃないし、「放っとこう」という美しい結論に至り僕も焼酎を飲む事にする。酔いと蒸し暑さとその温度が1年間の記憶を連れてきてなかなか眠れないので、バスに乗る前に買った「火の山-山猿記-」を読む。あー、似てるなコレ、何だっけ、「楡家の人々」に。面白いからいいんだけど、人が死に過ぎで少し嫌になる。しかしこれがNHK朝の連ドラの原案だってのには驚く。脚本家って生き物は凄い。高校の時演劇やってて、脚本書いてた僕としてはただただ絶句するしかない。役者を動かすだけの才能がある輩は世の中と人間の力を漠然と信じてるんだろうな。僕もそうだった。今の僕の信じるものはあの頃よりだいぶ少なくなってしまった。一番最後に書いた台本を、意気揚々と嫁に読ませたら、「訳が分かんない」と一蹴されてへこんだ思い出がある。ちなみにその時嫁に感想を求めた台本っていうのが、義父に性的虐待を受けてる女子高生が自分に片思いしてるクラスメートを利用して、嫌いな奴を酷い目にあわせる話、おまけに2人劇だったような気がする。まあ確かに訳分かんないけど、そこに救済の光が当たるような本を書いたと思うんだけどな。おまけに嫁は自分のお母さんやお兄さんにも僕の台本読ませて感想を聞いてくれやがったので、何と云うか今でも恥ずかしい。向こうが覚えていないだろうって事がこの羞恥心を拭い去るためのたった一つの希望って云うのがまた何とも言えない哀愁の源。
眠れないまま朝を迎えると、母親が僕を呼びに来た「猫が死んでる」。なんだそりゃ。で、のこのこ母の示す庭先に行き、朝の光に目をしぱしぱさせながら確認すると、確かに猫が横たわっている。仔猫が死んでいる。昨夜連中がギャンギャン騒いでいた原因に違いない。よく見ると頭を砕かれて眼球が飛び出していた嗚呼神様面倒臭い事するなよお前ら同族で殺し合うなよファック。仔猫を「可哀想」と思う前に「埋めた方がいいんだろうが、時期的に焼いた方がいいかもしれない」と考え、親父を呼びに行った。親父を呼びに庭をとことこ歩いてる時に、「俺は『可哀想』と思う前に処分の方法を考えてる」と云う事に気付いて軽い衝撃を受けたが、僕の話を聞いた親父は黙って仔猫の死骸を裏山に持って行った。「俺が帰る度に何かの命がなくなるね」と朝食中に軽口を叩いてみて次の瞬間に後悔してみたら、妹が蔑んだ目で僕を見、両親は何も言わなかった。
こんな僕が「ただいま」と云う言葉を有難がってる。求められないのに求めるなんて馬鹿のする事だ。「馬鹿な僕を許してください」と誰かに祈る。  
Posted by emonxxx at 03:20Comments(0)TrackBack(0)

2006年08月09日

同じ 何もかも違うのに 同じ

いつもの公園
メロンパン
タバコ

君の写真
桜の香りの線香
僕の1年
君の1年

  
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2006年08月08日

scene7:配管すること

「帰りたくない」と連呼する事で帰らずに済むのなら、僕は寝食を惜しんで僕の願いを連呼しまくるだろうし、僕程度の願いが届かない所に世界はある。つまりは、連呼すればする程「私は無力です」とアピールしてる事に気付いて腹わたが煮えくり返るだけなので、計画的にバスのチケットを4枚買った。4枚!!今まで嫁に盆にノコノコチケットを買いに行く無計画の愚かさを、4枚綴りの回数券を買う事の素晴らしい経済効果を切々と訴えられていたにも関わらず、初めて4枚綴りを買った。実際窓口で「この日とこの日の何時」と伝えてみると、自分がスケジュール管理の出来る人間に思えて来るから不思議だ。そしてそれは錯覚だ。
前日から親友に「一緒にケーキを食べに行こう」と誘っておいたので、待ち合わせまで時間があったので、Pinkyの新しい服、要は首から下を買い、可愛くて少しにこにこしてしまう。それにしても1年で一体何体買い、何体カスタム様に潰した事やら。自分の毒にも薬にもならないブログを思い出し、こんな事なら「Pinky改造ブログ」とでも銘打って、世の中に対して幾分ましな情報を発信した方が良いのではないかと真剣に考える。ちなみにどうでもいいが「Pinky」と検索すると、可愛い水着のブランドが表示されまくるSHIT。どうせならそっちを買いたいよどうせなら。しかしまあ冷静に考えると、今買ったとしても誰にプレゼントする訳でもなく、かつての僕はディスプレイの前の可愛い水着を知らなかったので、「Pinky」という名の水着ブランドは僕にとって永久に意味を持たないと判断できたので安心した。鞄に詰め、お披露目の時を待つ事にする。
ケーキ屋の名前はJACK。ゴロツキ。ならず者。三越の6階。嫁とは良く来ていたが、僕みたいな人間が1人で行ける筈がない。どうせビールしか飲まないのに。待ち合わせのために電話をすると親友は「入籍した」と言う。馬鹿野郎、めでたいにも程があるではないかと一応先輩らしく殊勝な事を思い、2人のこれからの道のりに幸多からん事をと、自分の失った幸福に思いをはせながら待ち合わせ場所で祝辞を述べると「嘘です」と一言。大馬鹿野郎!!どーすんだよ、他の親友にも「あいつらが入籍したよ」って教えたぞ馬鹿野郎。と激昂すると、「何て事をしてくれた。先輩は普段から問題を内包している」と反論される。もういい、ケーキを食え。そして僕は案の定ビールしか飲まなかった。自分が作った訳でもないのに「美味いか?」と訊く僕はどうなんだろうと思いながらやっぱり訊く。「美味いだろ?」と訊くよりは幾分ましだと思ってはいるんだけど。あと、つまらない事を白状すると、僕は完全に物の味が判らなくなってる。記憶と食感に頼って適当な事を言ってる。ブクブク太ったのもその辺が大きいんだろうと言い訳。太ったらスーツ入ら
なくなって慌てまくってダイエットっぽい事もしている僕のなんて間抜けな事か。女性誌の中吊り広告に躍るダイエット啓蒙の見出しを鼻で笑う資格が僕にあるのかなと一瞬考えたら、彼女達は未来の為に痩せ、僕は過去とシンクロする為だけに痩せようとしてる事に気付いたし、そう考えると本当に僕が心底間抜けに思えて陰鬱な気分になりかけた。みんな、今の自分をもっと愛そうぜ。無理な事と知っているからこそ、敢えて言ってみる。そうこうしてるうちにあっと云う間にバスの出発の時間になった。いい加減こんな独りきりの小旅行にも飽きたが、独りきりじゃなくてもいずれ話題が尽きて黙りこくって気まずい思いをするんだから独りでも問題ないかもしれないが、寂しい。とかなんとか僕が思ってるうちにバスが進む。
  
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2006年08月04日

scene6:置換すること

e79c6fa5.jpgどこを切り取っても青い空が意味を訊いて来る。


熱いシャワーを浴びて、缶ビールを飲み干して、黒いスーツは君に会いに行く。
君がずっと変わらないなら、僕もずっと変わらない事にする。
君が呆れるくらい、今の僕を操る事にする。
  
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2006年08月03日

SCENE 4:痛感すること

ボーイズ・オン・ザ・ラン 3 (3)




笑うことや眠ること。

それは、忘れたのではなく
拒んでいるだけのような気がする。

そうでなければ、
今、君がやりきれなさに支配されている理由を説明できない。





自分の考えを「あーでもない、こーでもない」と練り上げていくのはとても楽しい。
僕は絵を描いたり曲を作ったりするような人間ではないが、何か1つの解答を導き出すために試行錯誤する事で、創造の喜びに触れる事ができる。
ような気がする。

んな事言ってるくせに、ひと月程考えたが、答えが出なくて煩悶している事がある。
仕事の事だから煩悶してるだけじゃ洒落にならないんだが。  
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2006年08月02日

SCENE 4:俯瞰すること

K.yairi Kヤイリ 一五一会 奏生(かない) 【予約受付中】









この夜が終わる頃 僕らも消えていく
そう思えば 僕にとって 大事なことなんて
いくつもないと思うんだ




「どうしよう」と考えている僕が苦手だ。

終わりも見えてないのにカウントダウンを刻みながら生きるのはとても疲れる。
目の前で減っていく数字の存在を感じるのに、何も遺せない自分が確かに在りつづけるからだ。


お互いの煙草の煙で部屋を濁らせながら、ぼくは「なんとかなるよ」と言った。
いくつもの楽観的な仮定を述べながら「なんとかなるよ」と言った。



今日カナイを買うために楽器屋に行ったら、「今大変な人気で、納品まで1〜2ヶ月かかる」と言われて、少し驚いた。
iPod Shuffle以来の待ちになるかもしれない。
少し面倒臭いので、ニライを買うかも知れない。  
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2006年07月30日

SCENE 3:体感すること

少女ファイト 1 (1)




生きていくことはどんどんこわれることだ。
それを止めることは誰にもできないだろう。
だから生き物は新しいものを作るしかない。





今日の話。


ひとつめ。
小さな、とても小さな手に触れた。
握り返してもらえた。
「命は命を与える」
絶望の底でもらった言葉が、ようやく僕の体温になった。


ふたつめ。
久し振りに、1年振りに楽器の類に触った。
PHSに遺された君の声は「ピアノについて教えてください」。
そんな簡単な事すらできなかった僕の指。
今日、あっけないくらい簡単に音がこぼれた。


みっつめ。
自転車で家に帰る途中、理不尽な暴力を制した。
僕は傍観するだけの選択から逃げた。
すると、僕は僕の目の前に立っていた。
今までどれ程遠くに僕はいたのだろう。



僕は、「絶対」と云う言葉が嫌いだ。
「世の中に『絶対』は存在しない」
幼き日より父がそう言い聞かせてくれたから。
幼き父に祖父がそう言い聞かせてくれていたから。
だからこそ、本条の人間が使う「絶対」は『絶対』だ。



僕の手は、誰かと繋がることができる。
僕の手は、誰かに届けることができる。
僕の手は、誰かを守ることができる。

こんなに多くのことができると知った。

君は絶対僕を褒めてくれると思う。
そう思う。  
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2006年07月20日

SCENE 2:生還すること

最近のヒロシ。




ポップコーンみたいな服じゃない......ぜ?




「そうか…個人誌か…通販やってくんねーかな」
と、半ば絶望的な気持ちで夏に突入。
つーか誰か僕のために「最近のヒロシ2」を買って来てください。
特に誰とは言わないけどもうすぐ免許を取れそうなお嬢さんなら買ってきてくれるような気がする。

復帰2回目にして既にこんな感じ。
いや、「みんな望んだ未来なんか歩けない」って教訓だゾ☆
教訓っつうか呪い。



昨日風邪をひいて1日ぐったりしてた。
昔、親父と嫁に「夏風邪をひく奴は○○」と、全く同じ事を全然違う二人から聞かされてしまい、高熱にうなされながら恐怖と屈辱でガチガチと奥歯を鳴らした事がある。
○○に入る言葉は、昨日悶えてた時ははっきり覚えてたんだが、今は全然思い出せない。
何故思い出せないかと云うと、『恐怖と屈辱でガチガチと奥歯を鳴らした事がある』という、つい10秒前の自分の表現に「ちょwwwww俺wwwwwwベジータみてぇwwwwwwwツンデレwwwwwwwww」と全然どーでもいい事に思考を支配されたからで。

それにしても夏に風邪をひくのは辛い。
冬なら「まぁ冬だし。寒いし。空気乾燥してるし」で片付けても怒られないような気がする。
気がするからこそ夏風邪は気まずい。

加えて、汗かくの嫌悪してる僕には夏風邪は拷問。
じっとして薬飲んで、水分取ってると、汗がだらだら流れて手首を切りたくなる。
なんかもう絶対夏にかく汗と冬にかく汗は成分が違うと思う。
で、こんな事延々と書いてると、僕のあだ名が局地的に「ブチャラティ」とかになりそうだからこの辺で勘弁してやる。

最後に。
同居人曰く、僕は「汗をかくイメージがない」との事。
とりようによっちゃいくらでも意味を拾える言葉だ。
不意に、剣道やってた頃の篭手の臭いを思い出してむせた。  
Posted by emonxxx at 01:16Comments(0)TrackBack(0)

2006年07月18日

SCENE 1:実感すること。

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER (初回限定盤)





「大空」

晴れの日に野外で上を仰ぎ見た時、無限に続いて見える、広い空間。


   
新明解さんは言う事が違う。
適当に開いたら適当な説明をくれて、少し元気になる。
そんな感じで僕も適当にやれたらなあと思い、また始めてみる。
くるりのベストも出る事だし。
でも「THE WORLD IS MINE」が発売された時に、「あなたの好きなくるりの曲でベスト盤作成!!」とか告知してたのに、普通に1年近く何事もなかったように過ぎたのは何故だビクターエンタテインメントジャパン!!!!

まぁ、今後も適当にやります。  
Posted by emonxxx at 03:00Comments(0)TrackBack(0)音楽

2006年04月18日

Blink182 / Feeling This

てすとてすと

  
Posted by emonxxx at 11:57Comments(15)TrackBack(0)

2006年01月04日

年始の挨拶に代えて

4985dcf5.jpg営業の人間になかなかできないっつうか不可能なのがこれ。
ヒゲ。

しかしまぁ2週間あったのにこれだけしか生やせないのでどう見てもチャイニーズです。
本当にありがとうございました。


で、これから風呂入って剃ります。
明日は会社の新年会だからです。

僕は元気です。  
Posted by emonxxx at 00:44Comments(18)TrackBack(0)外出先

2005年12月31日

Till Death Do Us Part

誰かに奪われるくらいなら、僕が終わらせてしまえば良かったんだよな。

そんな事を考えながら、あっという間にあっけなく1年が過ぎる。
結局煙草はやめられなかった。
君がくれた腕時計は、8月9日午後7時のまま僕の左手にある。
これからも僕はだらだら生きるし、僕たちに関わった全ての人の幸せを心から願ってる。
でも、僕の時間はこの時計が示すままでいい。
合理的じゃないが、混乱した事はないし。


僕の人生は、君に出会った事で最高に幸福なものとなった。
君は、僕に出会いさえしなければもっと幸福だったと思う。
ごめんよ。



あの日から僕は、君の輪郭をなぞる為に、君を表す為に、沢山の言葉を探した。
1つも見付からなかった。
君こそが僕の持つありとあらゆる言葉だったのだと思い知らされた。

君が好きだ。
君を愛してる。

それだけで、生きていける。
  
Posted by emonxxx at 05:01Comments(0)TrackBack(0)外出先

2005年11月13日

モノローグを持たない計画者。

うろんな客
弦のないハープ またはイアプラス氏小説を書く。


超が付くほど久し振りに鹿児島県で誕生日を迎えた。
祝ってくれた皆さん、本当に有り難う。
幸か不幸か今は学生じゃないので、超久し振りに携帯も機能してたし。(学生時代は何故か毎年携帯止められてた…)
本当に有り難う。


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Posted by emonxxx at 22:00Comments(4)TrackBack(0)