危機一髪！「夜のハイヒール」

オレは夜遊びしない。
若い頃文字通り死ぬほど飲んだので、今では滅多に飲まない。
太陽が沈むころには家へ帰り、シャワーを浴びて本でも読む。
たまに夜遅く「水が漏れてる！」とか「カギが壊れた！」とかの緊急出動がある。
昨夜もそんなタマの夜仕事を終え、駐車場から家へ向かって歩いていた。

前方にハイヒールの音。

カツン・・・カツン・・・

まいったな・・・同じ方向へ歩いているから追いかける形だ。
最近嫌な事件が多いもんで、女性は皆神経質になっている。
うっかり後ろから近づくと、ちょっとした騒ぎになりかねない。

普段オレは歩くのがムチャクチャ早いので、家族は走ってついてくる。
前方の女性に近づかない様にゆっくり歩こうと無理すると
なんとも不気味な歩き方になってしまう・・・こりゃ変質者っぽいぞ！

まったく困った世の中だ・・・

危機一髪！「ダンナ・・・大丈夫かいな？」

先日ちょいと驚いたニュースがあった。
女性がストレスに感じる事ベスト１は・・・ダンナですと！

そんなに嫌い？
気持ち悪いの？
世のダンナ方・・・しっかりしてくだせ〜よ〜

ところが男どもに聞いた一番癒される人は、の問いに
１位が奥さんですと！
どうするダンナ？

危機一髪！「あの〜話したいんですけど・・・」

父が喉頭ガンになった。
ま、珍しい事じゃないけどね。

彼はオレが知る限り日本一の堅物で、酒、タバコ、ギャンブル、女、等など
人生の無駄と思われる事すべてから縁遠い。
本人から聞いた訳じゃないけど、きっとモットーは

「健康のためなら死んでもイイ・・・」だろな。

そんな彼でもガンになっちゃうんだから、やりたい事はやっちまった方がイイと思うんだけど。
やったモン勝ちだよ人生は。

ガンが発覚したもんで、取り合えず都内のガン治療で有名なＧ病院へ行った。
そこの医師が・・・変なんだ。

危機一髪！「愛しくて切なくて…」

仕事でチョイと羽田空港へ行った。
いつもの事だけど、ここへ来ると妙な気分になる。
これから出発する人のワクワク感と、到着した人の充実感が入り混じり
つられてこっちも高揚するのかな。

加えてこの空港では学生時代、辛い思い出が・・・

危機一髪！「感動再び・・・？」

子供の頃観た映画で、その後の自分に大きな影響を与えたなって思える作品、ありますか？

邦画では「橋のない川」。
この国にこんなバカげた差別があることにショックを受けました。
「望郷　サンダカン八番娼館」では、自分の女性観が完全に変わってしまいました。
洋画では「大脱走」のスティーブ・マックイーンに惚れこみ、
「将来の自分はあれしかない！」と大きな勘違いをしたものです。

先日久々にレンタルビデオ店をうろついていると、一本の作品が目にとまりました。
「４時の悪魔」・・・
じつはこれ、小学生の時に観てかなり衝撃を受けた作品なんです。
自分の生き方に重大な影響を及ぼした映画だったんです。

しかし観たのは小学３年生くらいの時。
その後題名も内容もほとんど忘れかけていました。
それをこの歳になって発見したんですわ。

こりゃもう観るっきゃない！
ええ、借りてから走ってウチに帰りましたとも！