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10月25日(金)~27日(日)まで、たった3日間だけでしたが、マッケンジー・ソープ画伯に来日していただき、絵画展5会場をめぐりました。来年10月までに20箇所ほど、世界各国で絵画展があるという、超多忙な合間をぬっての来日です。

最初の25日夜は、当画廊でパーティーでしたが、台風の影響がありながらも、たくさんの方に来ていただき、とてもありがたかったです。ソープさんも皆さんの心意気を感じたのか、いつもより長く滞在し、たくさんの方とコミュニケーションをとっていました。


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翌日は車で横浜へ。今回こちらのギャラリーでは初めて来日展をさせていただきましたが、これまで作品展でご購入下さっていた方にたくさんお越しいただきました。


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これまでご購入して下さった作品も会場に多くあったので、「愛をはこぶ人」などの懐かしい版画作品をたくさん見ることができました。お宝ですね!ここではたくさんサインをすることになり、最後まで裏板にサインしっぱなしでした。


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そのまま新幹線で静岡に移動。いろんな画家さんが来日して思うのですが、日本の新幹線はとても美しく、毎回感動してくれるので、こういう機会もちょっとしたイベントです。


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静岡はおなじみの場所なので、ソープさんも少しリラックスして会場入り。ハロウィンも近かったので、子供たちも変装しながらのお出迎えで楽しそうでした。


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そのまま沼津のホテルで一泊し、翌日もギャラリー巡りをスタート。毎回ソープさんのギャラリートークは変わるのですが、聞けば聞くほど、その深い世界観に魅了されます。


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午後は埼玉でワークショップもしました。子供から大人まで、ソープさんの誘導にしたがい、心のフタ(制限)を外すワークをしました。最初はまとまらずに騒いでいた子供たちも、ワークが始まると一心不乱で描き始めます。毎度のことなのですが、ここまでの流れは本当にマジックを見ているようです。


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最後のサイン会を終え、ソープさんもごきげんで終わりました。あっというまの3日間。そのまま成田までお見送りしましたが、来月はすぐにニューヨークでExhibitionがあるそうです。


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今回の新作は、バブルス(泡)がテーマでしたが、トークイベントで印象的だった内容を少しご紹介。

作品で表現されていたバブルはアイデンティティーであり、自分を守るものです。ソープさんは若いころ、ディスレクシア(文字の読み書き困難なLDのひとつ)で苦労していた時代、世界は恐怖であり、自分のバブルはとても堅いものだったそうです。そのバブルの中に人を入れないよう、常に閉じた状態でした。

ですが、ある時期に、ちょっとした気づきがあり、そのバブルを柔らかくし、場合によっては、そのバブルの中へ受け入れることをし始めて、感じる世界が変わり始めました。

バブルは子供たちの夢や希望のひとつ一つでもあるそうです。それらは空高く舞い上がっていきますが、同時に人生の中で儚いものでもあり、すぐに割れてしまい、なくなってしまうこともあります。大人が壊すのではなく、子供たちのバブルを守ってほしい、というメッセージが込められています。


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今回の来日で一番人気のあった新作版画「いつも一緒に」。

作品を見ていただくうえで、もう一つ大事なこと。

この作品のように、犬や猫などの動物が丸顔の子供に寄り添っているモチーフ。これは実際の犬猫を描いている、というよりも、スピリットガイドを描いているそうです。自分がどのような時でも、常に無償の愛を送りつづけてくれる存在として(動物が無償の愛を注いでくれるように・・・)。

作品の見方は自由なのですが、画家の制作背景を知っていくと、より面白くなると思います。


ご来場下さったお客様、一緒に取り組んで下さったギャラリー、そして来日して下さったソープさん。
皆様に感謝申し上げます!

来年以降に向けて、いろいろな計画が動き始めています。

これからも多くの方にソープさんのメッセージを伝えていくために活動して参ります。