【麻布台】江夏画廊より「希望・愛・喜び」のBlog

麻布台・六本木エリアにある江夏画廊のブログです。ハートウォーミングをコンセプトに、英国ベストセラーの画家マッケンジー・ソープ(Mackenzie Thorpe)など、世界各国の人気現代画家作品を扱っています。
オーナー江夏大樹による、心とアートに関するコラムも連載。

2015年04月

マッソナ展 ~言葉をこえた物語~

2015年5月マッソナ展Poster

※画廊に店主不在の場合も多く、事前にアポイントいただけると確実です。特に土日祝は必ず予約制となっていますので、あらかじめご了承ください。


5月13日(水)~25日(月)の期間、画廊でフランスの新しい画家マッソナの絵画展を開催します。

鮮やかな色彩と意味深なモチーフの数々が不思議な感覚をもたらしてくれます。

5月15日の夜は、有料にはなりますが画廊で交流会を開催しますので、ご興味ある方は、
http://www.enartsu.co.jp/exhibition/

をご覧いただき、ぜひお申込みください。

マッソナの作品にはよく刻印が描かれています。その一つ一つには彼の詩がそえられていて、とても深い意味があります。

たとえば、そのうちの一つがこちら。


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<マッソナの刻印詩 その1>


迷路 Un labyrinthe


二つの入り口
一方はどこにも辿りつかない
袋小路
他方は中心に導く
二つの世界
二つの人生
二度も道を間違ってはいけない
己を失い、全てを失う方を選んではいけない
たどり着く中心は
頂点ではないかもしれない
だが、そこは奈落でもない
ただ少しの平穏と心地よさがあるだけ
それで十分
他の道を、他の庭を、他の人生を
求めなくていい




・・・いかがですか?なんだか深い思索の世界に入っていきそうですね・

今回の作品展では、これら刻印も詩とともにご紹介させていただきます。




【社長コラム】絵をオーダーメードする時は

気に入った画家に絵画のオーダーメードをお願いしたことはありますか?

弊社でも時々依頼を受けることがあるのですが、その時にぜひ意識しておかれると良いことがあります。

本来であれば、画家の個展などで、気に入ったものがあれば良いのですが(本来は画家の全創作エネルギーがこもったこのパターンがベストだと思います)、どうしてもほしいサイズだったり、その他条件に合わないものがある場合には、オーダーが必要になってきます。

大切な一つ目は、
まず打ち合わせを綿密にするということです。建物でいえば、設計図をしっかり作ること。ここが中途半端なままですと、意図したものと違うものになってしまいます。予算、目的、サイズ、形、構図、技法、納期、などなど、お互いの方向性を明確にしておけばおくほど、イメージに近づきます。モチーフなど、NGなものをあらかじめ伝えておくことも大事です。

大切な二つ目は、
ラフの段階を一度確認させていただくことです。お願いしっぱなしで、最後の段階で見て、イメージとぜんぜん違った!となると、とても残念な気持ちになってしまいます。できれば、打ち合わせの最中に、その場で簡単な下絵をササッと書いてもらえたらベストですね。その場ですぐが難しい場合は、後日いただくようにすることです。

大切な三つ目は、
ラフで納得できたら、あとは画家にお任せすることです。さあ、これから制作するぞ!という段階になると、画家もとても気持ちが乗っています。その勢いをそのまま利用することです。あとから、「やっぱりこうして」、とか「ここはちょっと違うんだ」、というのは、できなくはないのですが、画家の創作意欲をものすごく削いでしまうので、もったいないことなのです。1度くらいはまだいいかもしれませんが、できれば何度も繰り返すのは避けたほうがよいでしょうね。できれば、画家の得意なスタイルを尊重していただけるのがベストです。


以上、ざっとこのような感じですが、これまでにオーダー馴れした方を見ていますと、どの方も三つ目の「あとは画家にお任せする」ということは必ずされています。要は口を出さないということ。リスクがあるようにも見えますが、結果を見ているとそうではありません。

優れた画家は、内側から湧き出る創造性をとても大切にしています。お願いする側としても、一緒に大切にしていただけるとお互いに良い出会いになると感じます。

皆様がオーダーメードする際にご参考になればと願います。

江夏画廊

江夏大樹


【社長コラム】経営理念からの続き

先日、経営理念についてのブログを書きましたが、結構いろんな方に見ていただき、facebookなどでも共感していただける方がいたのはすごく嬉しかったです。

実はあのブログを書いた当日、ボディメンテナンスを受けたのですが、その時のトレーナーとの会話で、経営理念をもとに、さらにヒントが浮かんだような気がします。

ちょっと日数経ってしまい、うろ覚えになりましたが、すべてを忘れないうちにまた書きとどめようと思います。


心と身体というのは密接にリンクしているといわれます。体調を崩すということは、心がどこかで弱り、免疫力が下がることによって変調をきたすことではないでしょうか?いつも風邪のような症状の人もいれば、何年でも風邪ひとつひかないような人もいたりします。

心の健康が、身体の健康にもつながります。心が軽い、とか重いという感覚、皆さんもどこかで感じたりしませんか?

いまの日本は、心が疲れる(重くなる)要素が昔より多いかもしれません。世の中は便利になり、人はいろんな選択肢が増えていますが、その多様性が同時に何か大切なものを見失っていくような、「陽極まれば陰となる」的な感じもしています。

大人社会が息苦しく感じる人が増えれば、子供社会も然り。すべては合わせ鏡みたいに。

経営理念で知性偏向型の社会であることを書きましたが、LINEやfacebookなどのネット社会の恩恵も受けつつも、皆どこかで、日本はこのままで良いわけではないよね?と感じている方が多いはずです。

私はある時期からずっと感じてきているのですが、今まで自分がやってきた勉強会などでは、振り返ってみれば、大切な感覚を取り戻すためのものばかりだったような気がします。

人が人間らしくあるために、本来持つ、シャーマニック的な感覚を取り戻すのは大切ではないでしょうか。自然との共生もそうですし、苦しい時間からの解放も大切です。

そんなこんなをトレーナーと話しているうちに、子供の教育の話になった時、私が学校教育でできないことをやったらいいのではないか、という後押しをいただきました。

自分が感覚を眠らせてきた時間、音楽やアートに携わってきた時間、子供たちとのワークショップをやってきた時間、感覚が蘇りつつある感じを持った時間、魂や心の世界を探求してきた時間・・・いろんな時間が自分を醸成してきたので、そのようなこともできるかもしれないな~と漠然と感じました。

でも、言葉にならないものを伝えるのは本当に難しい。どのように伝えようとしても伝わらなかったり、逆にたった一言のシンプルな言葉ですべてが伝わったり(そういう時は感覚がフル稼働しています)。自分で気づかなければいけないことなのですが、そこまでをどう導くかが大事です。

そんなこんなをボーっと考えていると、いろんなことをやってみたくなりましたね。

感覚シェアリングのアート交流会『今日の一枚』だって、何も大人だけではなく、子供向けにやってみても良いのかもしれない。大人以上に子供は素直に自分の世界を広げてくれるのではないかと思いました。

いろんな年代が集まっても良いな~とか、ワークショップもバージョンアップできるかな?とか、このイベントで婚活以上のもの(ある意味最良の婚活イベント)ができそうだな~とか、いろんな想いがあふれ出てきましたね。

また、追い追い書いていこうと思います。


江夏画廊

江夏大樹


【社長コラム】経営理念について

こんにちは。江夏画廊の江夏大樹です。

江夏画廊では、アートを通じて目指すこととして次の4つを掲げています。
会社概要にはキーワードだけで詳細を記載していませんので、このブログで、その想いを書いてみたいと思います。

mission


①感動と幸せの空間を世界に広げていく
人の心というのは五感やそれ以上のものを通じて、さまざまなものから影響を受けています。
特に視覚は人に影響を与えるものとして強いものであり、そういう意味では、常日頃より私たちが目にするものに関しては、より良いものを取り入れていただきたいと考えます。それは、子供だけではなく、大人も同様であり、むしろ大人から率先して意識したいところです。
優れたアートは人の精神をリードしていくものであり、その導きは人を成長させるものと信じています。私たちの意識がどこかでつながっているのであれば、一人ひとりの心の成長が、人々全体への影響につながるのではないでしょうか。感動を呼ぶアートを世界に伝えていければと願います。

②今の時代に必要な画家・作品とともに歩む
魅力的な画家たちと話していると、本当に時代のメッセンジャーであることを実感いたします。一歩先をリードしていて、人が気づいていなかったり、忘れてはいけない大切なものを伝えてくれたりします。そのような画家たちと歩めることは、とても幸せなことですし、また、伝えていきたい想いがとても湧きます。純粋なアカデミックアートにもその良さはありますが、社会経験を通じ(社会と接点を持ってきて)、画家になった人々にも特に魅力を感じています。

③心の成長につながるイベントを行う
素晴らしい知性と、素晴らしい感性が融合すると、総合的に素晴らしい人格を形成できると考えています。今の日本の教育に関して、どうしても知性偏向型となっている気がして、頭でっかちになりがちだと感じています。あまり知性だけに偏りすぎてしまうと、人は心の声を無視してしまい、どこかで無理をして生きてしまうような気がしてなりません。
だから、感性を磨き(感じる力を高め)、心の成長につながるイベントをしていきたいと思います。普段私たちには、このような機会がなかなかありません。江夏画廊では、『今日の一枚』という、感性を磨くためのアート交流会を毎月開催しています。たった一枚の絵をどう感じたのか、これをご参加者の皆様でシェアするのですが、これがとても面白く、ご参加者に大好評です。きっと、『人ってすごいな!』と実感していただけると思います。

④素晴らしき人々が集う場を創る

画廊の仕事を続けていると、素敵な方々とたくさん出会う機会があります。イベントなどを開催すると、集まった人同士でコラボレーションが生まれたり、人と人がつながります。アートが好きな方は良い方が多いと常に感じていますが、それは、アートを求める心の多くが、人間の欲求段階でいえば、最後のほうに来る、自己実現につながるからではないでしょうか。
つまり、どこかで自分を高めていこうと思っている方が多いのです。そのような方たちが集う場では、きっと楽しいことがたくさん起きるはず、と楽しみながら続けています。


以上です。

私ができることは、限られていますが、共感してくださる多くの方と一緒に自分の足りない部分を補いながら、これからも魅力的なアートを伝えていければと願っています。

江夏画廊
江夏大樹


↓続きも書きました
http://blog.livedoor.jp/enartsu/archives/43748331.html



プロフィール

江夏大樹

東京(麻布台)で画廊を経営しています。「人生を変えるアート」、「ハートウォーミング」をコンセプトに、心豊かになる絵画作品を世界各国から集めてご紹介しています。