5月15日(金)の夜、展示中のマッソナの絵画を使い、アート交流イベント『今日の一枚』を開催させていただきました。

今日の一枚1

このイベントでは、毎回たった一枚の絵を、ご参加者の皆さまで語り合います。

私たちは、普段の教育において、知性教育はふんだんに受けてきました。しかし、感性教育を受けられる機会はかなり少なかったのではないでしょうか。知識の交換はあったとしても、感覚の交換ってなかなかないですものね。

この感覚というものは、大人になるとどんどん鈍ってきてしまうので、どこかで感覚を取り戻せるようなイベントを企画してみたいな~と思いついたのが、この『今日の一枚』というイベントなのです。

今日の一枚2

今回の題材はマッソナというフランス画家の作品です。

彼の描くモチーフは面白く、静寂の中を旅する巡礼者や瞑想家。不思議な岩、水の流れ、階段、いずこかへと続く道、そして何かを物語る刻印の数々。その絵のなぞ解きに夢中になるうちに、不思議とその作品世界へといざなわれていきます。

今日の一枚3


色彩もとても鮮やかで美しく、独特な絵肌を持っています。その色彩を直接見ていただきたかったので、今回はほとんど額装せずに、生のキャンバスで展示しています。

皆さんが作品から何を感じたかを伺い、その後、マッソナさんの刻印詩を読ませていただきました。そして、また皆さんが詩の影響からどのように感じるかを伺う、という2段階方式です。詩の世界観が入ってくることで、心にどのような変化が起きるのかという実験ですね。

ちょっと難解な詩を選んでしまったので、???だったかもしれませんが、きっと深いレベルで読み取った方もいらっしゃったのではないかと思います。


そこに在る現象はひとつであっても、視点を変えることで私たちはさまざまな捉え方をすることができます。

『一枚の絵』は、皆のユニークな視点を終結し、ひとつの現象(この場合は絵です)を総合的に浮き彫りさせていきます。

空間的認知をする方、時間的認知をする方、温感認知をする方、さまざまなご意見をいただくことができ、とても面白い世界が浮き上がってきました。

この多角的に物事を捉えていくことは、自在に観るということで、観自在(菩薩)につながります。

他人の世界観を理解し、受け入れ、自分の心の世界を広げていくことは、平和的で深い人間像をも構築していきます。

アートはそういう意味で、とても優れた素材なのです。


今日の一枚4

みんなでそんな観自在トレーニングをした後は、江夏画廊のビル1階にできた新しいパン屋メゾン・ランドゥメンヌ東京の美味しいパンを一緒に食しました!

こちらのクロワッサンはフランスでベスト3に選ばれた人気パン屋の日本1号店なのです。

今日の一枚5

連日大行列パン屋の味は、皆さんにとても好評でした(^o^)

アートを楽しんだ後は、皆で楽しい懇親会~♪

アートに関心がある方というのは、どこか精神的なもので通じるものがありますので、和気あいあいとした楽しい時間になりました。

この『今日の一枚』ですが、いずれは親子や子供のためのイベントなどにも発展させていけたらと考えております。

次回は6月18日(木)の夜に開催予定なので、また江夏画廊のWEBサイトなどで告知させていただきます。

ご興味ある方はぜひご参加ください。


江夏画廊