先日ある方から

「江夏画廊がどういう作品を扱っているのか説明しづらい」

というご指摘をいただきました。


これはお客様視点ではなく、ビジネスパートナー側からの視点なのですが、

たしかに、弊社Webサイトでは、Heart-warming Art Gallery

と書いていますが、それ以外の説明を特にしているわけではありません。


私の場合、基本ご縁のあったアーティストの方々を取り扱っています。

ご縁といっても、会った人すべてというわけではなく、何かしら気になった方々です。

「気になる」というのは言葉にしづらい部分。

気になるアーティストの作品と出会った時、ある種の惹きつけられる感覚があるのです。

だから、誰でも良いわけではありません。


気になったアーティストと初めてお会いした時、その感覚を探るために、

作品そのものの閲覧だけではなく、かなり長い時間彼らと話しこみます。

その結果、自分の中で感覚がより確かなものになると扱わせてもらいます。


ただ、『江夏が気になった画家』というだけでは、説得力に欠けるし・・・

と思っていたところ、先日あるアーティストにそのことをお話ししたら、

「説明がいりますかね?そこって感じていただく部分じゃないですか?」

という風に仰っていただきました。


その言葉の後で、

「でも、あえて言葉にすると、江夏さんの扱う作家さんたちには、

何かしら優しさみたいなものがありますよね」

と話してくださいました。そこに良さを感じているとも。


自分でもそのような雰囲気が好きだと思います。


絵を飾っていただくご家庭や職場にも、

そのような空気が届くと良いな~と。


アートは制限がないほうが良い。

自分が苦手とするようなアーティスト作品にも、どこかで誰かが惹かれる。

自分が扱わなくても、どこかの画廊がそのような作品を扱う。

それが良い。


以前に、マッケンジー・ソープさんの言葉で、

「すべての作品は、そのアーティストにとって自画像だ」

というのをブログでご紹介したことがありますが、

画廊もそのように言えるのではないかと思います。


「江夏の扱う作品が、江夏の自画像」

もちろんいろんな側面があるので、一見バラバラに感じるかもしれません。

父の時代から引き継いでいるものもありますし。


でも、振り返ってみると、

アーティストでもお客様でも、ご縁を持てた方たちは、

自分にとって素敵だと感じる方ばかり。

だからこの仕事が面白いのかもしれません。