【麻布台】江夏画廊より「希望・愛・喜び」のBlog

麻布台・六本木エリアにある江夏画廊のブログです。ハートウォーミングをコンセプトに、英国ベストセラーの画家マッケンジー・ソープ(Mackenzie Thorpe)など、世界各国の人気現代画家作品を扱っています。
オーナー江夏大樹による、心とアートに関するコラムも連載。

2016年09月

板橋ソープ展最終日の驚き!!

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社会福祉法人 日本キリスト教奉仕団
アガペ東京センターさんにおける絵画展が本日終了しました。

最終日、雨にもかかわらず、皆さまに会場に足をお運びいただけて、
とてもありがたかったです。


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今回はソープさんが来日できなかったので、
会場でインタビュー映像も流したり。


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グッズも、今回はカレンダーやクリアフォルダ、ピンバッジなど、
いろんなものを用意してみました。


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1階では、この施設の利用者でもあった、恩田さんの針金アートも。
この会期中に、会場に来るたびに新しい作品が生まれていたので、
素晴らしい集中力に感動すらおぼえました。
恩田さん、ある日、私に針金作品をプレゼントしてくれました。
とても心優しい方です。


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今回はソープさんの作品以外にも、いろんなアーティストの
作品を展示しました。

そして・・・いったい何が驚きだったのかというと・・・


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この素晴らしい少年が最後にご来場してくれたことでした。
ずっと会場で熱心に絵を観ていたので、
「どの絵が好きだった?」
と聞いたら、蒲原元のFriend Birdsという作品が一番好きだと。

理由を聞くと、色がとてもきれいだから、とのこと。
「ずっと熱心に観てくれてるね!」
と話すと、なんと学校の先生にこの絵画展を観に行くことを
勧められたとのこと!

・・・もう感動でした。なんて素晴らしい先生だろうと。

この少年、小学校2年生でしたが、
絵の感想が素晴らしかったです。

はっきりいって、大人よりも深く絵を観ていました。
そうでなければ見えない領域にまで言及していたので、
むしろ私がいろいろ学ばせてもらったくらいです。

あらためて、
「年齢は関係ないんだよな~」
と思った次第です。

その後、お母さんとお兄ちゃんも登場するのですが、
このお兄ちゃんがまた素晴らしい!

私がそれぞれの絵画について、
「何が気になった?」
と質問すると、これまた面白い答えが続々と。


MT195 あまねく大地へ

たとえば、こちらのソープさんの作品
「あまねく大地へ」
というのがあるのですが・・・

皆さんはこの絵からどのような印象を持ちましたか?





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???


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彼らは、いろいろと気づいたことを話してくれたのですが、

私が印象的だったのは、

この二人が
「最後にはお互いが歩み寄って一緒になるんだ」
という感想をくれたこと!

なんてポジティブな捉え方!!


最高に楽しい時間でしたね。

お母さんに、
「子育てで気を付けていることって何ですか?」
と質問してみたのです。

すると・・・

何もしていないそうです。
習い事すらしていないと。

だから、子供たちの話す内容に、
お母さんが驚いていたくらいです。

最近の子供たちってすごい子が多いのです。

きっと親がいろいろ学ばせてもらえるはずです。

だから、

常識で子供を制限しないことに気を付けてください。
それは、ソープさんのメッセージでもあります。

あー楽しかった!

という一日でした(^^)




アートのワークショップ

先日、アガペ東京センターさんで、午前中、施設利用者の方々とワークショップをさせていただきました。
私にとって、初めて障害を持つ方々とのワークショップでしたが、本当にいろんなことを学ばせていただいたイベントでした!

まず初めに、英国ベストセラーアーティスト、マッケンジー・ソープさんの版画作品を皆さんに観ていただきました。

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こちらの作品ですが、皆さんにこの作品から感じたものを話してもらったのです。

皆さんも下に読み進む前に、ぜひこの作品から感じたものを思い浮かべてみてください。




・・・いかがですか?



ちなみに午後のトークイベントのときも、一般の方々を対象に同じ質問をしたのですが、その時に出てきたキーワードは、

・孤独(ポジティブ、ネガティヴ含む)
・寂しさ
・皆が違う方向を向いている
・なぜ一人だけ赤いのか
・(無言)

などでした。


さて、施設利用者の方々から出てきたキーワードはというと、

・いっぱい
・うれしい
・交差点
・宇宙旅行
・赤の左上の人でいたい

などでした。


とても面白かったです。今回はこのような感じでしたが、観ている世界がこれだけ違うのか!という発見でした。

その後、「いっぱい」というキーワードが多かったので、

「それでは、あなたにとってのいっぱいを描いてください」

というお題を出しました。そこから完成したのがこれらの作品です。

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ひたすら色を重ね続ける人、対面の人の絵をあっという間にコピーしてしまう人、常に同じ絵を描き続ける人、

いろんな個性がありました。細やかな違いはここでは書ききれないほどです。

現場にいた引率者の方やセンターの方は、きっとかなり面白く感じていただけたのではないでしょうか?

私としては、

幸せってなんだろうな

ということをあらためて考える機会になりました。


皆が楽しんでくれたイベントとなったので、私も少しホッとしました。こういうイベントをまた続けていきたいですね!

学校、病院、老人ホーム、いろんな場所でできると思います。

最後に、ソープさんの版画作品は「クラウド」というタイトルです。
個人的には、何者にも染まることのない、オリジナルの輝きを放つ、というメッセージを感じました。




プロフィール

江夏大樹

東京(麻布台)で画廊を経営しています。「人生を変えるアート」、「ハートウォーミング」をコンセプトに、心豊かになる絵画作品を世界各国から集めてご紹介しています。