先日、アガペ東京センターさんで、午前中、施設利用者の方々とワークショップをさせていただきました。
私にとって、初めて障害を持つ方々とのワークショップでしたが、本当にいろんなことを学ばせていただいたイベントでした!

まず初めに、英国ベストセラーアーティスト、マッケンジー・ソープさんの版画作品を皆さんに観ていただきました。

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こちらの作品ですが、皆さんにこの作品から感じたものを話してもらったのです。

皆さんも下に読み進む前に、ぜひこの作品から感じたものを思い浮かべてみてください。




・・・いかがですか?



ちなみに午後のトークイベントのときも、一般の方々を対象に同じ質問をしたのですが、その時に出てきたキーワードは、

・孤独(ポジティブ、ネガティヴ含む)
・寂しさ
・皆が違う方向を向いている
・なぜ一人だけ赤いのか
・(無言)

などでした。


さて、施設利用者の方々から出てきたキーワードはというと、

・いっぱい
・うれしい
・交差点
・宇宙旅行
・赤の左上の人でいたい

などでした。


とても面白かったです。今回はこのような感じでしたが、観ている世界がこれだけ違うのか!という発見でした。

その後、「いっぱい」というキーワードが多かったので、

「それでは、あなたにとってのいっぱいを描いてください」

というお題を出しました。そこから完成したのがこれらの作品です。

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ひたすら色を重ね続ける人、対面の人の絵をあっという間にコピーしてしまう人、常に同じ絵を描き続ける人、

いろんな個性がありました。細やかな違いはここでは書ききれないほどです。

現場にいた引率者の方やセンターの方は、きっとかなり面白く感じていただけたのではないでしょうか?

私としては、

幸せってなんだろうな

ということをあらためて考える機会になりました。


皆が楽しんでくれたイベントとなったので、私も少しホッとしました。こういうイベントをまた続けていきたいですね!

学校、病院、老人ホーム、いろんな場所でできると思います。

最後に、ソープさんの版画作品は「クラウド」というタイトルです。
個人的には、何者にも染まることのない、オリジナルの輝きを放つ、というメッセージを感じました。