池袋東武における、伊藤哲 日本画展を終えて、およそ一ヶ月近くが経ちましたが、ご報告レポートです!

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東武さんでは、二年に一度、新作発表をさせていただいていますが、画廊空間が新しくなって、とてもすっきりした印象です。


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今回の目玉は、なんといっても、伊藤先生の新しい解釈における二曲一双の屏風絵作品、「降臨せし風雷神のために」です。

今は作品保管のために別々に保存されている、尾形光琳の「風神雷神図」と酒井抱一の「夏秋草図屏風」は、もともと裏表の関係でした。

雷神と夏草、風神と秋草との関係性は以前から確認されていましたが、本来の夏秋草図の並びから、反転させ、そこに見事に風神雷神を降臨させたのは、伊藤哲先生が初めてではないでしょうか。

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反転させる理由もちゃんとあり、それは今回の個展で作品ご購入された方に、小冊子のかたちで贈呈させていただきました。

天の風神雷神、地の夏秋草図、キャッチコピーの天と地が融合する、は実はここから来ていたのです。

江戸琳派を継承する画家として、その新たな歴史の一ページとなる作品です!


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8月に限定50部でリリースさせていただいた、「降臨せし風雷神のために」の版画ですが、こちらも11月の個展終了時点で既に限定数のうち半分が売れました。来年には完売するでしょう(江夏画廊にて伊藤先生から何点か確保しましたので、ご興味ある方はお早めにお声掛けください)。


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また、今回の個展では、伊藤先生が制作監修された、京都養源院の俵屋宗達杉戸絵を御朱印にしたものも公開させていただきました。
京都にお出かけの際はぜひ養源院にお立ち寄りいただき、「伊藤哲先生の御朱印をお願いします!」と仰っていただけたらと思います。


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今回も素晴らしい新作の数々が展示即売され、おかげさまで大好評のうちに終了させていただきました。

新作発表は次回もまた二年後になりますが、作品に関するお問い合わせは随時受け付けておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


江夏画廊