(あたたかいBLUE 12号)
小倉の蒲原元展を終えて東京に戻りました。
アウェーの場でしたが、有り難いことに何点かご縁をいただき戻って参りました。ただいま開催中のウィンターアートフェアでもいくつか凱旋展示です。
(見知らぬ街角 6号)
元さん(長い付き合いなので、親しみを込めてそう呼ばせてもらっています)の作品は、特にアートのプロフェッショナルな方々から、とても評価が高いです。小倉でも、会期中に何度も訪れる方が多かったです。
絶対に観た方がいいと絵の先生がご自身の生徒さんたちを連れて来たりもしていました。
(雨散歩 4号)
テクニック面はもちろんなのですが、その作品から溢れ出す魅力について、長年、彼の作品をどのように伝えたら良いのかと言葉にならずに思索していましたが、先日、元さんのお知り合いから素敵な言葉をいただきました。
「元さんの絵との出会いは、大切な人との出会いと同じようにかけがえのないもの。出会うべくして出会う。」
そのように例えてくださいました。まさに、私が初めて蒲原作品と出会った時の感覚を表してくれていると感じました。吸い寄せられるような、離れられない感じになります。
(お仕事現場にて)
実は、元さんは舞台装飾や本の挿絵、デジタル絵本などの仕事もこなされるので、絵画とはまったく趣きの異なる作品も描かれたりします。
実は、そのラインで特に人気なのが壁画制作です。
こちらは鎌倉の超人気スポット「樹ガーデン」に描かれた壁画(※こちらの写真は初期のもので現在は大きく変わっています)。真っ白で味気なかった壁が、元さんの絵で見事に生き生きとしてきます。
もともとあったレンガや観葉植物を活用して、そこで遊ぶ小人たちが描かれています。このような素敵な仕事をたくさんされているのです。
鎌倉の天空カフェ「樹ガーデン」
自然のパノラマにものすごく癒される場所なので鎌倉に行かれた際には絶対にオススメです!
続いてこちらは、東急グループで新しくできた介護施設の壁画です。描かれる前と後の写真をご紹介。茶色かった扉は明るくなり、空間がとても爽やかな雰囲気になりました。
もう一つ、こちらは病院の壁画制作。やはり描かれる前と後ですが、ライティングも変えて、夢のある楽しい空間になり、毎日歩く場所が一気に生まれ変わりした。
蒲原元さんの壁画は本当に凄いですよ。まるで魔法のように、オフィスやレストランなどの空間が素敵に生まれ変わります。
おかげさまでクライアント様からはとても喜ばれています。もしご興味あれば、ぜひ江夏画廊までお問い合わせください。
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