【麻布台】江夏画廊より「希望・愛・喜び」のBlog

麻布台・六本木エリアにある江夏画廊のブログです。ハートウォーミングをコンセプトに、英国ベストセラーの画家マッケンジー・ソープ(Mackenzie Thorpe)など、世界各国の人気現代画家作品を扱っています。
オーナー江夏大樹による、心とアートに関するコラムも連載。

お知らせ

高級オーディオの視聴はいかがでしょうか?

江夏画廊に素晴らしい音響設備が整いました。


この最高な音響スピーカー設置の日に

取り扱い会社である

株式会社ステラの橋隅社長にお願いして

インタビューをさせていただきました。


↓インタビュー動画はこちら



ステラ社の西川会長は私の叔父ですが

ハイエンドオーディオの世界では

ものすごく有名な方です。


ステラ社で取り扱うオーディオ機器も

ステレオサウンド誌の最優秀賞を

何度も獲得されています。


現在は多くの仕事を

橋隅社長が引き継がれていますが

インタビューを快く

引き受けてくださいました。

※突発的にお願いしたので、拙いインタビュアーですみません🙇‍♂️


今後の画廊運営について考えた時に

音の要素がどうしても必要だと思い

(しかも最高音質の環境が!)

恐縮しながらも西川会長のもとへ

相談しに行ったことを憶えています。


これからのアート教育的な活動に際して

絵画と音を活用したいこと。

新しいライフスタイルの提案としても❗️


その想いをご理解してくださり

おかげさまでKAYA25という

素晴らしいスピーカーを

設置させていただけることになりました。


今後はプロジェクターなども活用して

ちょっとユニークな

アートセミナーなども開催したいと思います。


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(PCとプロジェクター)


第一回目は9月に予定していますが

ビジネスマン向けのアートセミナーです。


今回は企業役員向けではありますが

例えばチームワークを強化するために

ある部署全体で受けてみる

といったアレンジも可能です。


セミナー終了後には

なぜか皆がとても親しくなるため

交流イベントにも最適だと考えています。

芸術の秋イベントとしていかがでしょうか?


不確実性の増すこれからの時代は

アート的な思考法であったり

より感覚を磨いていくことが

とても大切だと言われています。


画廊設立時より

「今日の一枚」

というアートイベントを

不定期ながら続けてきましたが

世の中の流れがより

その必要性が高まっており

とてもワクワクしています❣️


ご視聴などご興味ある方は

喜んで承ります。

ぜひ江夏画廊までお問い合わせください😊



【海外ニュース】オリヴィエ・トラモーニ記事

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少し前の記事にはなりますが、オリヴィエ・トラモーニの海外記事をご紹介します。



Château de val

Une rétrospective est consacrée au peintre Olivier Tramoni, reconnu au niveau international

ヴァル城にて 世界的に著名な画家オリヴィエ・トラモーニの回顧展

chabannes

De nombreux invités entouraient l’artiste et le maire de Bort, Nathalie Delcouderc-Juillard, lors du vernissage qui s’est déroulé en présence des représentants de la Galerie Christiane Vallé de Clermont-Ferrand. © Droits réservés アーティストを中心にギャラリークリスチャンヌヴァレ代表とボール市長ナタリー・デルクウデルクJ氏そして多くの招待客。レセプションパーティーにて。

 

「50点もの油絵作品が並ぶこの回顧展はここ20年にわたる私の絵画作品の多様さをよく表しています。」ヴァル城で行われた自身の回顧展において世界的に著名な画家オリヴィエ・トラモーニ氏は語った。

彼は表現力に富んだ見事なブーケを描いて評判になったが、それ以外の主題においても素晴らしい作品を描いている。独自の視点でとらえ力強く描かれたその風景、静物画そして人物や馬は際立っている。具象画にデザイン性の高いモダニズムを加えてオリヴィエ・トラモーニの創り上げたスタイルはヨーロッパ、アメリカのみならずアジアの画廊やコレクターたちを魅了している。とりわけ日本での評判は高く、また彼自身の創作もこの日出ずる国との出会いによって大きく発展した。

彼はアナモルフォーズの表現を使用し主題を特に縦長に強調しながらフォルム、マチエール、色彩の効果でそこに息を吹き込む。抑えた色彩が観るもののまなざしを絵の中へと導く。

2018年4月22日ラ・モンターニュ紙より



記事

記事2

記事3

1973年ニースに生まれたオリヴィエ・トラモーニは幼いころから芸術に興味をもっていた。早々に油絵による自己表現を手にした彼は絵画に情熱を傾けるようになる。

彼の名を美術界に知らしめたのはその見事な花のコンポジションだったが、一つの主題に固執することなく人物、風景、静物といった他の主題でも才能と創造性を発揮している。自身を取り巻く世界を独自の視点でとらえた作品には現実を超えた美しさが際立っている。具象画にデザイン性の高いモダニズムが加わった、それが彼の作風である。

 

独自の技術

人物、風景、静物、、、オリヴィエ・トラモーニのどの作品にも見られる深紅という色がある。

暗い色彩の側に大きな平面として、または小さな一筆としておかれるその赤は、生命、みなぎる力、そして愛のシンボルなのである。彼の描く線は繊細で巧妙だ。漆器との出会いなど日本への旅が彼にもたらしたものは多い。彼はレリーフの表現には大理石の粉と顔彩を使用し、また作品に高貴な雰囲気を与える金箔を使用することもある。ラッカーの技術を使うことによって眩いミラーの様な美しさを作品に与えている。それによって作品はきらめく光と色彩が創り出す夢幻的なものとなっている。

 

作家インタヴュー

貴方のこれまでの道のりは?

アーティストとしての道のりは根気を伴う「人生学校」(人生において実践と現実に日々学

ぶという意味)です!幼いころからデッサンしたり絵を描いたりすることが好きでした。ですからそれが仕事となったのはごく自然なことでした。

 

貴方に最も影響を与えたのは?

鮮明な色彩の美しさを称えた絵画の運動に魅了され、大きく影響を受けました。モジリアーニのロマンティズム、それからヴァン・ドンゲンからゴーギャンにいたるフォーヴィズムなど。そしてその他多くのものからです。

 

貴方にとって絵画とは?絵画が貴方にもたらすものとは?

絵画とは夢想であり自由な自己表現です。絵画は私に集中力をもたらします。私はいつも何かと他のことを考えうわのそらでいることが多い人間ですが絵を描くときはそれ以外のことは考えずに集中できます。

 

貴方の作風は何と呼べばいいでしょうか?

現代具象画に位置すると思います。時には抽象画を描くこともありますが。

 

インスピレーションはどのように得ていますか?

私が絵にするテーマはバラエティーに富んでいます。花やレガッタ、また日本の風景やアルピーユ山脈の道、絶壁まで!アジアへの旅もやがて作品となって表れてくるでしょう。

 

貴方独自の技術について話してください。

私の技術はずいぶん前に完成しました。日本への旅の後です。日本の漆器が大変気に入ったので、作品の一部に漆器のつや感を取り入れるようにしました。

 

なぜ赤に惹かれるのですか?

炎のような力強さを発する赤という色が一番私に合うのだと思います。赤は力、命、愛、血、心、、、を表します。そしてまた赤は私が最も自然に扱える色彩でもあります。

 

この色彩やマチエールの効果はどのようにして作られていますか?

私は天然顔料を使用し、技術をミックスして描きます。また大理石の粉を基材にしたレリーフを多用し、金箔や銀箔も使用します。

 

どのようにこうした技術が出来上がってきたのですか?

私は自分の個性が率直に表現された絵を描きたいと思っています。それを可能にしたのがこういった技術でした。

 

貴方の作品へのリアクションはいかがですか?

リアクションは概ね良好です、幸いなことに!

ある時二人の小さな子供がささやかなお小遣いを手にやってきました。私の絵が好きな両親の結婚記念日のプレゼントにそれで絵を買いたいと言うのです。私にとってとても感動的な出来事でした。

 

一枚の絵が出来上がる過程は?

まずアイデアを巡らせ、たくさんの習作デッサンを描きます。その後、キャンバスに描く段階では主題の違う多くの絵を一度に描いていきます。それによってそれぞれの作品と距離を取り、その都度新しい目で作品に向き合えるのです。

 

制作はいつどこで行いますか?

フレジュスの中世街地区にあるアトリエで毎日描いています。主に朝、いつも音楽をかけて愛犬と愛猫に見守られながら!




トラモーニが装飾した市バス
<トラモーニが装飾を施した市バス>


2014年鈴鹿サーキットで行われたF1日本GPでの事故により死亡した仏人レーサージュール・ビアンキファンクラブのチャリティーのために作品を寄贈。

 

Jules Bianchi Fan Club

2018227 ·

Un grand merci à Olivier Tramoni pour ce magnifique tableau offert à l'association et qui sera en vente prochainement pour continuer d'aider ceux qui en ont besoin.

A big Thank you to Olivier Tramoni for this stunning painting given to the association. It will be part of a future sale to keep on helping those in the need. 

F1
F1仲間


記事は以上です。
日本に来日していただいたことがありますが、その影響が作品にも反映されているのはとても嬉しいですね!

【海外ニュース】マッケンジー・ソープ自閉症チャリティ協会のスポンサーに

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【海外ニュース】

マッケンジー・ソープ、自閉症チャリティ協会のスポンサーに

 

マッケンジー・ソープは、イギリス北東部で草分け的活動をなしてきた自閉症チャリティ協会の40周年を祝して、協会のスポンサーになった。
2019122日、ダーラム州バーンホープにあるチャリティ協会ニューウォーランドファームを訪問し、施設利用者と会い、先進的な施設内を見学した。

1980年に創立され、受賞歴もある、この慈善協会は、自閉症の子供、若者、成人、その家族をサポートしている。また更に他のニューロ・ダイバーシティ(神経多様性もしくは、脳の多様性)の方々へのサポートの提供もイギリス北東部広範囲に渡って拡大している。

 

マッケンジー・ソープご挨拶
「英国東北部自閉症協会のスポンサーになれましたこと、誇りに思います。

私は、つまはじきにされ、のけ者のように感じることの痛みがどのようなものかをよく知っています。学校に通っていた頃、周りの人々は、私は怠け者でバカだと言いました。その時、私はディスレクシアとはまだ診断されておらず、誰一人、私を理解していなかったからです。

ありがたいことに、社会は、今、ニューロ・ダイバーシティ(神経多様性)の人々がどのように思考し、自分の周りの世界とアクセスするかに着目するようになりました。
この協会のように、ニューロ・ダイバーシティの方々が必要とするサポートを提供していることは、とてもたいせつなことです。

あらゆる面において、自閉症そして他の神経多様性を持つ方々は、誰も他の人にはない唯一無二の素晴らしい才能と能力を持っています。私たちは、声を高らかにして喜び、この才能と能力の開花に努めましょう。」

 

英国北東部自閉症協会、最高責任者ジョン・フィリップソンご挨拶
「ソープ先生は、世界中で活躍し、今や伝説的な方で、とても心の広い方でもあります。彼が描き出す作品そして彼そのものが、孤立を感じたり、不利な立場にいる人に深い愛と奮い立たせる気持ちを与えます。ソープ先生もおっしゃるように、誰一人、他の人と違うという理由で、その人自身が判断されるべきではありません。私たちは、皆、多様で個性豊かな存在であることを忘れてはいけません。これから、ご一緒に仕事をすることが楽しみです。」


マッケンジー・ソープの作品には、ニューロ・ダイバーシティ(神経多様性)のひとつであるディスレクシアを背負って成長したストーリーとアートの才能によって人生を切り拓くまでの孤立と挫折感への長い闘いが反映している。

これからの江夏画廊について5

こんにちは。江夏画廊の江夏です!
気がついたら、ブログの更新が1年も滞ってしまいました💦


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(ボッシュ先生とテリ先生のワークショップ)

あれから絵画展を相変わらずたくさんこなし、ワークショップも各地で行っていました。


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(椿山荘絵画展)

今年1月末から日本でも始まった、新型コロナウィルスの蔓延により、社会の状況が一変しました。
そしてまた、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため5月末まで緊急事態宣言が延長されましたね。

いま、多くの企業や個人が大変な状況に置かれています。江夏画廊も2020年8月までの絵画展企画がほぼキャンセルとなり大変な状況ですが、同時に新たな時間が生まれました。



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(マッケンジー・ソープ来日絵画展)

この状況下でこれからの江夏画廊の方向性が大きく変わるだろうと感じています。

これまでにご縁をいただいたアーティストたちとの協働の場を途絶えさせないよう、何とか頑張りたいと思います。


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(星槎中学トークイベント)

ここしばらく、アートがこれからの社会にきちんと貢献できるよう、何ができるかをあらためて考えていました。

自分ごとながら、私は父が画廊を始めたにも関わらず、もともとアートにはまったく関心のない人間でした。

それがいつのまにか自分も画廊経営をしているので、ときどき不思議な感じもしています。

この仕事を始めてから、人生においてそのアートからものすごく影響を受けていたことがわかりました。

学生時代の美術はものすごく苦手で好きではなかったのですが(日本の大きな問題)、この仕事を通じて、アーティストたちからものすごく多くの学びを得られたのです。それがこの仕事の醍醐味のひとつだと思っています。


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(ジャネット・ルール来日ライブペイント)

私はもともとアートの門外漢であった人間ですが(保険コンサルやIT関連、またカウンセラーやコーチとしても働いていました)、そのアートによってとても成長もさせてもらいました。

この仕事を通して見ていると、日本にはアートの教育がまだまだ不足していると感じています(まさに私がそうだったように❗️)。

美術史的な知識や絵画技法などの技術としての意味ではなく、もっと人生においてアートとうまく付き合っていく活用論みたいなものです。


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(肖像画オーダー撮影時の山本宗平先生)

アートを人生にものすごくパワフルに作用させる方法があります。最近はアート・シンキング(アート的思考)などの言葉も注目もされるようになってきました。

会社のマネジメント、自己成長・自己実現、子育てにも、また恋愛にだって!とにかく人生が豊かになります。

そういうワークショップも画廊で行っていましたが、アーティストが感動して泣いたり、参加者から驚きの声をいただいたり、とても素晴らしい効果がありました。


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(ゲァハルツ油彩 画廊展示)

アートを人生に活用させるために、人のしくみをさらに理解していきながら、楽しめば良いと思います。

そうすると、意識の枠の外へ、アートは未知の領域に誘ってくれるのです。そして、自分の中の、眠っていた何かが目覚めるかのような、新しい感覚がやってきます。


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(祐子 Azure Lagoon )

今までは絵画展の現場などで手一杯でしたが、ここしばらくは時間ができたので、考えているものをいろいろとプログラム化しようと思っています。

こういう時だからこそ、ベテランの画商ではなく、元門外漢で良かったなと思います。既存の業界的なルールに縛られることがないので、自由な発想をしてみたり、ある意味、アートについて素人的な感覚や悩みも残っています。

同じように感じている人々に何か役立てるものを構築したり、一緒に成長できたらといいなと願います。


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(伊藤哲  紅梅、白梅)

まだ多くのアイディアをまとめているところではありますが、いずれ江夏画廊サイトやメルマガ、その他メディアなどで発表させていただきます。


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(トラモーニ アクリル画)

これからの時代(新型コロナのアフターだけではなくAIの時代になることも含めて)、創造性がカギとなるアート・シンキングは益々重要になると考えられます。

個人でも企業でも、創造性を発揮した突破力が求められるでしょう。それは一過性で培われるものではなく、繰り返しのトレーニングも必要となるため、そういう経験ができる場をオンラインでも作っていきたいと思います。

人生という航海において、今は荒波の時期かもしれませんが、江夏画廊が少しでも皆さまにとって羅針盤となれるように準備して参ります!

ぜひご期待いただければと願います(^^)





【訃報】ミヒャエル・クーデンホーフ  =カレルギー画伯が帰天されました

去る2018年12月26日に、弊社の人気アーティストとしてファンも多い、ミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギー画伯が帰天されました。享年81歳でした。

2017年に肺がんと診断され、発見時は、すでにかなり進行した状態でしたが、それでも絵画展やオーダー制作を最後まで続けられて、画家としての人生を全うされました。

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こちらは2018年9月のオーストリア共和国大使館において、オーストリア共和国大統領より、フーベルト・ハイッス大使を通じて「科学芸術名誉十字勲章1等級」を授与された時の写真です。ベレー帽を被った御姿がとても画家らしく素敵でした。

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ミヒャエル先生の祖母は青山光子です。明治時代に日本人として、おそらく初めて、当時のオーストリア・ハンガリー帝国の伯爵家に嫁いだ女性として有名です。


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伯父は現在のEU統合の父と呼ばれる、リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー。この有名なお二人の肖像もよく描いていました。


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ミヒャエル先生の絵画は、繊細かつ柔らかな色使いで表現され、この世のものとは思えない可憐で空想的な画面を創り出し、レームデンやフックス、フンデルトヴァッサーといったウィーン幻想派の系譜を独自の解釈に落とし込み自由に描いてきました。


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自然もとても愛していて、私たちが普段見過ごしてしまうような、ちょっとした野花の美しさや虫たちの営みにも感動し、描き続けてきました。


12月には、最後のオーダー作品の制作に向かい、抗がん剤で徐々に動かなくなる身体になりながら、夜中にまで起き出して制作を続け、帰天される1週間前にとうとう仕上げました。

最後は腕が上がらなくなっていたそうですが、奥様に腕を上げてもらい、身体全体で描き続けたそうです。まさにプロとしての執念だったと思います。

クリスマスを親しい方々と過ごし、その翌日にまるで眠るかのように、静かに息を引き取られたそうです。

3月13日(水)〜21日(木・祝)の期間、東京渋谷のBunkamura Box Galleryにて、追悼展をさせて頂くことになりました。
貴重な未発表作品がたくさん出てきました。それらも公開予定なので、ぜひ観にいらしてください。

↓以下より詳細をご覧いただけます
プロフィール

江夏大樹

東京(麻布台)で画廊を経営しています。「人生を変えるアート」、「ハートウォーミング」をコンセプトに、心豊かになる絵画作品を世界各国から集めてご紹介しています。