2011年12月1日よりBunkamuraが運営することになった「セルリアンタワー能楽堂」の特別内覧会が、1月26日に開かれ、友枝雄人(能楽師シテ方喜多流)による舞囃子「羽衣」が披露された。
「セルリアンタワー能楽堂」は、2001年に建設されたセルリアンタワー東急ホテル(渋谷)の地下2階に開設された。以来、能の五流儀(観世、宝生、金春、金剛、喜多)による主催公演を中心に、様々なジャンルの日本の伝統文化の発信や異文化との共演といった公演活動を行ってきた。Bunkamuraはこれまでもチケットセンターでのチケット販売協力、及びオリジナル公演の企画・制作を担ってきた。今回の運営受諾により、伝統芸能の更なる普及・発展とセルリアンタワー能楽堂の認知度向上を目指しているという。
今後は五流儀の公演を定期的に継続するほか、「伝統と創造」をテーマに他ジャンルとのコラボレーションなど、独自の公演を開催する。
3月には島地保武、津村禮次郎、酒井はな等が出演するコンテンポラリーダンスの新たな試み「伝統と創造シリーズvol.4『藪の中』」、10月にはクラシック音楽と能楽それぞれを上演する企画が予定されている。また、特長である料亭「金田中」から観覧できるスペシャルシートやホテル内にあることを利用したレセプション実施などをアピールした。
能楽堂という空間を使用した斬新な舞台パフォーマンスが発信される予感がある。また、渋谷駅を挟んで反対側にオープン予定の東急シアターオーブと共に、渋谷の文化色をアップし駅周辺を変えていくことが期待できそうだ。
【取材・文/佐藤栄子】
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