
アクロバットパフォーマンスグループのA.B.C-Zが初座長を務める『ABC座 星(スター)劇場』が2月4日、日生劇場にて開幕した。
それに伴い前日にメンバーの囲みインタビュー、初日となる4日の昼には公開ゲネが行われた。
この作品は、2月1日にDVDで鮮烈デビューを遂げた彼らの新たな一歩となる作品。ジャニー喜多川氏が作・構成・演出する新作オリジナルミュージカル「We are the Five Stars!」とA.B.C-Zライブの二本立てで魅せるエンターテイメント・ショーだ。
第一幕のミュージカルは家族をなくし、夢を持ちつつも無気力に生きる少年・リョウスケ(橋本良亮)が時代を巡り、ミュージシャンの彼のおじいちゃん(戸塚祥太)、戦国武将のひい×15おじいちゃん(河合郁人)、兵士のひいおじいちゃん(五関晃一)、エンジニアのお父さん(塚田僚一)と交流する様を描いている。出会いを通してリョウスケは友情、勇気、志、夢などの大切さを学び、ミュージシャンになる夢を叶えるまで成長していく。
目玉はスーパー・アクロバット「Five Star」が披露されるシーン。舞台上の直径4mのリングにかたどられた星をメンバーの力で回転させ、5人が正に星(スター)となるというもの。彼らにふさわしく、クライマックスをバランスとチームワークでアクロバティックに飾る。
第二幕のA.B.C-Zライブでは自身の楽曲他、ジャニーズグループのヒット曲をジャニーズJr.を交えて華やかに歌い踊る。
2月3日に舞台上で行われた囲みインタビューは、劇中衣装で登場した。
【インタビュー】
ーーデビューされて慌ただしい中での本番ですが、いかがですか?
橋本 バッチリですね! 明日に備えて、僕たち準備は整ってます!
河合 スムーズに進行してますし、僕たちのことなので、いつ何が起きても対応できる技量を持ってます!
ーー十分な自信があるということですね。
河合 あります!
ーーところで、役衣装がバラバラですが。
橋本 簡単にというか分かりやすくいいますと、僕たち先祖でございまして…。
河合 先祖?!
橋本 僕たち先祖なんです、ストーリー上では。最初の先祖が河合郁人くんで、戦国時代ですね。
河合 殺陣のシーンもあったりなかったり…。
塚田 あるある(笑)。
河合 あります(笑)。
橋本 その次が五関晃一くんの戦争時代です。
五関 踊りで戦場の重さを表すイメージでやらせてもらってます。兵士の覚悟というか、そういうのを見ていただけたらなと。
橋本 そして五関くんの息子である戸塚祥太くんが、何時代ですか?
戸塚 ロック、音楽が栄えたロックンロールの時代ですね。僕が一番好きな時代です。一番ここから影響受けてます。
塚田 僕は橋本のお父さん、トッツー(戸塚)の息子で、町の工場で働く技術者ということで。その町が、1980年代くらいなんですけど、都市開発で潰れかけてしまう、それを救う町の人です。
河合 何そのまとめ(笑)。
塚田 エンジニアですね。アクロバットと結びつかない部分もあったんですけど、そこに自分らしさを出していきながら作りました。
橋本 最後に僕が、18歳の頭の空っぽな少年ですね。空っぽだから、一人一人の時代を廻って身をつけるみたいな。
河合 身をつける?
橋本 勉強して学んでいくんです。
河合 いろんなシーンで、仲間とか夢とかを現代の橋本良亮が学んでくるっていう感じですね。
ーーそして一幕終わりのアクロバット。見てると怖そうですが。
河合 全然! 気持ちいいですよ。俺ジェットコースターがダメなのに出来ますから。
橋本 でも一番最初はビビりましたよ、やっぱり。
河合 自分たちの息が合わないと出来ない、息が合わないグループには出来ないですね。
橋本 息が合わないと出来ない、息が合うグループといいましたね、遠まわしに!
河合 何でお前、今日そんなにテンション高めなの(笑)?
橋本 そりゃ高いですよ! 明日本番ですよ! 頑張りたいと思います!
河合 息が合い過ぎて勢いつき過ぎちゃうこともあるから、調整しつつ息を合わせてやろうと思ってます。
ーー直径4mの鉄輪を5人で回すのはかなりの大技ですよね?
塚田 オリジナルのアクロバットの技なんです!
戸塚 塚ちゃんはプライベート用にコレ買うんでしょ(笑)?
塚田 もちろん! 家用、仕事用、自宅用ってね(笑)。
戸塚 「Five Star」という名前なんです。
河合 自分たちでつけました。「Five Star」なんで1個も欠けたらダメなんです。
戸塚 5つの頂点がないとダメなんですよ。
ーー皆さん仲良さそうですが、ケンカすることは?
橋本 全然ないですね。
河合 打ち合わせでコレがいいとかはあるんですけど、ケンカまでにはならないです。みんな本当バラバラの意見があるんで、逆に勉強になるって感じですね。そういう意見もあるって、取り入れて作っていってるんで。(メンバーを見て)ケンカしなそうじゃないですか?
五関 見るからにね(笑)。
ーーDVDもダントツの売り上げで絶好調ですね!
全員 ありがとうございます!
河合 いや何か自分のことじゃないみたいですね。この間は手渡しイベントとかありましたし、今回日生劇場にたくさん来てくれると思うので、そういうファンの方のおかげで1位を取れたということで、今度はこっちからお礼しないといけないですね。
全員 (深く頷く)
ーーデビューして何か変わりましたか?
橋本 特に変わってないです。あ、でも責任感ですかね。もちろん昔からあったけど、さらに感じるようになりました。
戸塚 僕たちの置かれている環境が変わったというのはあるけど、僕たち自身は変わらないですね。周りがどんどん変わって色んな人たちが僕たちに協力してくれる、たくさんの方々の力をいただいて、こうして僕たちはステージに立たせてもらっている。痛いほど痛感しますね。
ーーデビュー日は何かやりましたか?
河合 5人でですか?とりあえず(A.B.C-Zキャラクターの)それぞれのマスコットをつけました。塚ちゃんはバッグにつけてるというか、いつもね?
塚田 バッグの中に入れて、いつもお守りにしてます。
河合 神様なんでね(笑)。
塚田 健康運とか上がるんで、皆さんもぜひお守りに(笑)。
ーーでは最後に意気込みをお願いします。
河合 とりあえず本当にやるだけです! こちらの準備は万端なので、あとはどういう反応が返ってくるか。お客様が入って、初めて完成するので。120%の力を出して、お客様に見せて、お客様の判断でいいか悪いか決めてもらってと思ってます。全国ツアーもやります!
ーー本公演ぜひ頑張ってください。
全員 ありがとうございます! 頑張ります!
戸塚 お忙しい中、足を運んで頂きありがとうございました!
DVDリリースという異例のデビューで話題となったA.B.C-Zが、豊富な舞台経験をもって挑む初座長公演。全国を巡る大規模な舞台でのアクロバットは、勢いを感じさせるライブな仕上がりになっている。スタートダッシュを切った彼らの華やかで力強いパフォーマンスが期待される。
『ABC座 星(スター)劇場』
作・構成・演出◇ジャニー喜多川
出演◇A.B.C-Z(橋本良亮 河合郁人 戸塚祥太 塚田僚一 五関晃一) Sexy Zone(中島健人 菊池風磨/交互出演) noon boyz(真田佑馬 野澤祐樹/交互出演) 他 ジャニーズJr.総出演
●2/4〜2/29◎日生劇場
〈料金〉8,000円(均一料金・税込)
〈問合せ〉03-3213-7221 帝国劇場東宝日生劇場公演係
【取材・文/桜井麻子】
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