2019年01月20日

我語取を滅すれば無明も滅する?

K君  それで、仏教の何の話に戻るんですか。

教師  K君がご存じの通りだ。

K君  えーっ、しょうがないなぁ。
    えーと ・ ・ ・ まずエネルギーの遭遇が仏教の縁にあたるということで、
    十二因縁を調べました。
    十二因縁が感情とどうかかわっているのか調べたい、と先生が言ったんですよ。

教師  あー、思い出したぞ。
    八苦の一つ一つが十二因縁のうちのどれにつながっているかを検討したんだな。
    何だっけ。

K君  戒禁取は特に検討しなくてもいい。
    我語取から検討しようという所でした。

教師  そうだそうだ。
    それでは検討しよう。
    はい、K君どうぞ。

K君  はいはい、カシャシャ。
    えーと、我語取とは ・ ・ ・
    何でも自分のものと認識することによる執着。
    我語取は欲取、見取、戒禁取を含む、とあります。
    我語取がなくなれば執着はすべてなくなるそうです。
    我語取さえなくなれば完璧な解脱で、阿羅漢です、とあります。

教師  阿羅漢って何?

K君  カシャシャシャ。
    阿羅漢とは ・ ・ ・ 修行によって悟りを開き、輪廻転生から脱出したと
    される聖者である。 煩悩を滅しており、部派仏教においては、仏陀を除けば
    最高の悟りを得た存在である。

教師  へぇー、我語取を滅すれば無明も滅することになるのかな。
    まとめてみると、求不得苦という苦を滅するには十二因縁の中の取のもとである
    我語取を滅せればよい、ということになるね。
                                 (続く)


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2019年01月17日

もういちど、今までのあらすじ

K君  ところで仏教の何の話に戻るんですか。

教師  そこはK君が今までのあらすじを説明することによってわかる。

K君  えー?
    何ですか、それは。
    わけわかりませんね。

教師  いつものことではないか。

K君  しょうもない。
    カシャシャシャ。
    ・ ・ ・ えーとですね、今までのあらすじって、最初から説明するんですか。
    結構大変ですよ。

教師  ブログ始めたのはいつだっけ。

K君  2005年、9月です。
    今は2019年ですから、14年目に入っています。

教師  長いねぇ。
    まぁ、簡単に説明してや。

K君  うーん。
    ・ ・ ・ 「まずは勉強はどうしてするのか」というわけを説明するのに、まず
    子供達が勉強を嫌がるのはなぜだろうというところから始まって、自由とか、
    エゴとか、万物を生かすとか、そんな話に入っています。
    それから、数学国語理科社会英語、それぞれどうして学ぶのか、という
    話に移っていって ・ ・ ・ ネコの話が出てきますね。
    なぜ勉強するのかというテーマについてはそこで終わりになります。
    あとは興味ある世界を調べようということで、量子力学の世界をさまようことに
    なるんですね。
    そして、教室の話になって ・ ・ ・ それからお金の話になります。
    途中で東日本大震災があって、地震の話も入りますけど、ずっと経済の話が
    続きますね。

教師  そうだ。
    お金の話になって、行き詰って、人の意識を変えなければどうにもならないと
    いうことになったんだ。
    それで、感情について調べようということになったんだね。
    感情は生命現象だからということで生物の世界をさまよった。
    そして ・ ・ ・ 何で仏教の話になるんだ?

K君  プルチック理論の感情分析と仏教の苦の感情とに一致点があったり、物理的な
    エネルギーと遭遇という考え方が仏教の縁起と同じ考え方だということで調べ始め
    たんでしょう。

教師  そうか。
    今までのあらすじでした。
                                 (続く)


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2019年01月16日

仏教の話に戻ろう。

K君  どこでもドアとかタイムマシンは実現不可能なんですよね。
    でも、宇宙旅行は実現するでしょうね。

教師  宇宙ビジネスについては、もうだいぶ前から資本が流れ込んでいる。
    人々は宇宙ビジネスのお客として、もうその入口に来ていると思われる。

K君  宇宙旅行なんかしなくてもいい。
    ロボットなんかいらない、という人々もたくさんいるでしょう。
    宇宙産業やロボット産業が経済発展の牽引力にならなかったとしたら?

教師  腹ペコ怪獣は腹が減って死んでしまう。
    その傾向が今現れているよね。
    先進国の景気は、長期的な視野で見れば衰退の道をたどっている。
    
K君  世界中の人々は、自分達は資本主義という腹ペコ怪獣に欲求を食べられている
    ということに気がつかなければなりませんね。

教師  そうだよ。
    さあて、AIが職を奪うのは資本主義の構造による現象によるものだということが
    わかったところで、ベーシックインカムに関わる話は終わりだ。
    次からは、仏教の話に戻ろう。
                                 (続く)


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2019年01月13日

経済発展の先は?

K君  資本という腹ペコ怪獣は空間を食い尽し、時間を食い尽し、人の職までも食い
    尽そうとしている、ということなんですね。
    
教師  うん、資本は人をお金で使って人の欲望を満たそうとする。
    欲望を満たす製品が市場に出回って、需要がなくなると、それまで使われていた
    人はやることがなくなるだろう。

K君  一時的に職を失うことになりますね。

教師  幸いなことに人の欲望は際限がないように見え、どんどん細分化されているから
    職を失うことはないんだが、欲望を実現する率が悪い資本は稼ぎが悪いから人に 
    対して高賃金を払えない。
    そこで人は少しでも賃金の高い企業や商売に流れて行く。
    今の人々の欲望実現に対して適性のない人々は低賃金に甘んじるか、または失業
    するしかない。

K君  もともと技術革新が起きたりして経済の構造が変わると失業者が出ますよね。
    資本主義は発展至上主義を貫かないと生きていけない。
    発展する度に失業者は出る。
    でも失業者は次の職に移っていく。

教師  次の職があるうちはいいんだ。
    AIとメカトロと融合したロボットが出てくると人の代りをすることができる。
    人はロボットを使って困難を逃れ、欲望を満たすことができるようになる。
    そんなロボットが技術革新で安価に製造されるようになれば、人は皆それを購入
    するだろう。

K君  人が人の欲求を満たすように働くことがサービスとすれば、サービス提供をする
    のはロボットということになります。
    人は完全に失業しますね。

教師  うん、そしてその先の発展の可能性は ・ ・ ・

K君  海洋や宇宙開発くらいしかないですね。
    どこでもドアの開発とかはどうですか。

教師  ドラエもんの世界かぁ。
                                 (続く)


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2019年01月11日

資本主義がなぜAIの開発に至るのか。

教師  さて、資本主義がなぜAIの開発に至り、人の職を奪う結果になるのか。
    それは資本主義が、お金を使って人の欲求を実現してその見返りにお金を手に
    入れるという根っこを持っているからだ。

K君  腹ペコ怪獣の例えがわかりやすかったです。

教師  基本的には人の欲求を実現するために他の人がお金をもらって働くのだが、
    資本は強欲だ、もっともっとお金を稼ぎたいから有能な人間を集め、技術力を
    上げてその欲求を一気に実現するようなものを製品化して売り出す。
    そして、AIが製品化される時代になった。
    技術革新が行われるたびに、今までその分野で働いていた人達は技術革新後の
    仕事に就かなければならない。
    その仕事に対する興味や熱意、能力がなければ ・ ・ ・

K君  職を失うことになりますね。

教師  そう、そして職を失った人は収入を得るために別の欲求実現を目指す職業、
    または新たに創出される職業に就くことになる。
    別の職業というのは水平的で、新たに創出される職業というのは垂直的だ。

K君  たとえば?

教師  例えば ・ ・ ・ その昔、書類を印刷するには木版印刷という手法が使われて
    いた。
    その当時は木の板を作ったり、木の板に彫り物をする職人がいたことだろう。
    それが凸版印刷の技術が開発されて、大量に書物が出回る時代になると、木版の 
    彫り物職人は失業し、印刷とは関係のない商売に就くか、または印刷の次世代で  
    ある凸版技術に関わる職に就くことになる。
    前者は水平的、後者は垂直的だ。

K君  人の欲求が次々に実現されて、次の欲求はAIによる効率のよい管理とか、資本が  
    次の欲求に向かっているんですね。

教師  物流の自動化、メカトロと結びついたロボットによる便利快適な生活、宇宙への
    進出とか。
    腹ペコ怪獣は資本で人の欲求を食い尽そうとしているんだ。
    K君、前にお金にはお金を引きつける力があるという話をしたことがあったろう。
    失業者というのは資本というお金にお金を吸いとられ切ってしまった人なんだよ。
                                 (続く)


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2019年01月09日

ベーシックインカムは制度として成立しない。

K君  ところでベーシックインカムについてはどうなったんですか。

教師  財源はどうするかという所で直ぐ暗礁に乗り上げたんだよな。
    私が思うに、ベーシックインカムは制度として成立しない。

K君  断言しちゃっていいんですか。

教師  うん。
    財源は富裕層の意識が変わらなければ確保できないからね。
    そして意識が変わらないだろうことは容易に想像できる。

K君  それで高校生にはどんなアドバイスを ・ ・ ・

教師  ベーシックインカムとは何か。
    なぜベーシックインカムの導入が考えられるようになったのか。
    ベーシックインカムの導入で考えられる問題点。
    これら3点についてネットの中にある資料を自分でわかる文章に書き直して
    最後に自分の意見を書くようにと言っておいた。

K君  ふーん ・ ・ ・
    でも、難しい問題ですよね。

教師  AIが職を奪うというのは資本主義の歴史から言えば確かなことかもしれないが、
    それが大問題になるのはかなり先のこととも思える。
    AIが職を奪うのは資本主義の構造による現象だ。
    その現象について具体的に考えて、ベーシックインカムの話は終わりにしよう。

K君  それから?

教師  仏教の話に戻る。

K君  あー、そうか。
    はるか昔のように感じますね。
                                 (続く)


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2019年01月06日

生きていました。

教師  K君、明けましておめでとうございます。

K君  ひゃー、おばけ。
    先生、生きていたんですか。

教師  喪中ハガキは届かなかっただろう。
    生きてたんだよ。

K君  それにしてもねー。
    また半年もブランクにして。

教師  まぁ、いいんじゃないの。
    ここに書くには自分である程度考えをまとめなければならないだろう。
    まとまらないことだってあるんだよ。

K君  まとまらない時には適当にその日にあった出来事でも書けばいいのに。
    今までもネコの話とか、テーマから外れることはしょっちゅうだったんですから。
    それから、短くても期間をあけずに何か載せた方がいいですよ。
    長い文でなくてもいいんですから。

教師  そうだな。
    これからそうするよ。
    K君におばけとか言われないようにするために。
                                 (続く)


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2018年07月14日

財源はどうするんでしょう

教師  そこでベーシックインカムの制度を導入すると、低収入の仕事であっても
    失業者は気軽に次の仕事に就くことができ、企業も雇用調整が容易になるため、 
    失業率の抑制、雇用の流動化、新産業の創出などといった効果が望める。

K君  安心して低収入の仕事にも就けるということですか。
    確かに、安心感はやる気の元になるでしょうね。
    でも、新産業の創出とまではどうでしょうか。
    新しい企業を興すには資本が必要です。
    ベーシックインカムの恩恵を受ける人達はその資本を借金で調達するしか
    ないでしょう。
    そこまでのやる気は出ないと思います。

教師  最低限の所得が保証されることで安心してやる気が出るというのも、何とも
    言えないんじゃないかな。

K君  フィンランドで実験が行われたようですね。

教師  フィンランドの実験では労働意欲の低下は起こらず、むしろ高まったということ
    のようだが、これは経済の発展段階によって変わってくるだろうから、あてには
    ならない。
    現代社会における先進国の最低限の生活というのは、昔から比べればかなり
    豊かなものだ。
    先進国でベーシックインカムを実施すれば、大半が最低限の暮らしに満足して、
    働く意欲をなくすかもしれない。


K君  それはあり得ますね。
    でも、AIによる失業率は先進国の方が高いでしょうから、ベーシックインカムの
    導入は先進国の方が優先的でしょう。
    ベーシックインカムの制度って、実現性があるんですか?
    財源はどうするんでしょう。

教師  財源は富裕層から取ればいい。

K君  そんなことできますか。

教師  できないか ・ ・ ・
                                 (続く)


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2018年07月12日

資本がAIを使って稼ぎにかかっている

教師  えーと、まず、ベーシックインカムとは何かということから ・ ・ ・

K君  カシャシャシャ。
    ・ ・ ・ ベーシックインカム(basic income)とは最低限所得保障の一種で、
    政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の
    現金を定期的に支給するという政策のこと。

教師  うん、需給する側から言えば年金みたいな感じになるのかな。
    これがクローズアップされてきた理由は、AIの発達による失業問題をどう解決
    したらよいかということを考えざるを得ない時代になったかららしい。
    ここでも発展至上主義が問題を大きくしているね。
    人間が行わなければ人間自身が駄目になっていく活動をAIにさせてはだめだよね。

K君  経済の発展が人間活動を食い荒らしに来ている感じがしますね。

教師  資本がAIを使って稼ぎにかかっている構図だ。
    貧富の格差問題がどうにもならないところに来ているのも周知の通り。

K君  それらの問題は放ってはおけない。

教師  そうだね。
    それで、現在の貧しい人々に対する社会保障制度があるんだが ・ ・ ・

K君  生活保護制度ですね。

教師  うん、生活保護制度は複雑で多層的であり、受給条件も年々厳しくなっている、 
    ということだ。
    仕事に就くと恩恵を受けられなくなってしまうため、低収入で短期の仕事には
    就きたがらないという問題があって、失業率が下がらず、景気も良くならない。

K君  確かにね。
    その話はよく聞きます。
                                 (続く)


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2018年06月13日

ちょっと中断

K君  戒禁取は特に検討しなくてもいいですか。
    次は我語取ですけど。

教師  K君、ちょっと中断していいか。

K君  はー?
    何ですか。

教師  実はな、高校生が意見文を書かなければならないので面倒見てくれと
    頼まれたんだ。
    何についての意見文を書くのか聞いたら、ベイシックインカムについてだと。

K君  基本収入ということですか。

教師  うん、ベーシックインカムは調べてなかったよな。
    お金の話をいろいろ話してきた割には注目しなかったけれど、結構クローズ
    アップされているそうだ。
    この考え方が期限付きの政府紙幣発行とどうもつながるような気がして、
    調べたくなった。

K君  また期限付きの政府紙幣発行ですか!
    たしか行き詰ったはずでしょう。
    それで人の意識の話から仏教の話になって ・ ・ ・ その途中なのにまた
    戻るんですか。

教師  いや、ベーシックインカムについて検討するんだ。

K君  どうなることやら。
    それじゃ、必ず戻るということで、ベーシックインカムに行きますか。
                                 (続く)


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