断熱とは熱伝導・熱対流・熱輻射などの熱移動を防ぎ、それを実現しようとするのが断熱材です。
例えば蒸気配管の場合、配管が周囲の空気によって冷やされ、配管中の蒸気が冷やされると液化するので、
それを防ぐために断熱材で蒸気配管を覆います。

冷却水配管の場合は、配管が周囲の空気によって暖められ、配管中の冷却水温度が上昇するのを防ぐために
断熱材で冷却水配管を覆います。

断熱材の材料としては、グラスウールやロックウール、ウレタンフォームなどが使用されます。
ここでウレタンフォームは発泡系断熱材です。ウレタンは発泡剤によって発泡します、つまり断熱材が膨張します。発泡剤とはウレタンに泡を生じさせるための薬剤です。
断熱材に発泡剤を使う理由は、密閉性を高めるためです。
液体窒素配管などで断熱材の密閉性が悪い場合、液体窒素配管によって配管周囲の空気が冷やされ、外装材に結露することがあります。それを防ぐためには断熱材の密閉性を高める必要があり、そのために発泡剤を使うのです。

参考
永和化成工業株式会社 発泡剤の基礎知識



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