一家に一本、ネジザウルス!をめざす社長ブログ

「道具」に機・能・美を追求して、世界中に発信する株式会社エンジニア

講演会・セミナー

「デザイン行政で、日本は浮上する」セミナー

昨夜、中之島バンクスデザインミュージアム de sign de日経デザイン下川一哉編集長とプロダクトデザイナーのムラタ・チアキさんの対談があり、聞きに行ってきました。

デザイン行政で、日本は浮上する」というテーマが、「MPDPが日本のものづくり中小企業を救う!」という私の持論にも関係があるのではないかと思い、大変興味がありました。

中之島バンクス







・医療機器はデザインの力で使いやすいものになっている。(下川編集長)

・放射能汚染の報道も、デザインの持つ「表現力」「コミュニケーション力」を活用すれば、もっとわかりやすく視聴者に伝えられるのだが・・・。

・仮設住宅が一時的にできるのは当然であるが、街の復興の為にデザインを活用しようという建設的な声が政府から出ないのは残念。いまこそ、グランドデザインが必要な時である。

・脱インフラ(電力)、スマートハウス、太陽電池による直流(家電機器)ワールドができれば、モンゴルの砂漠でも文化的な生活がデザインできる。


・誰のためのデザインか? デザインの恩恵を受けている人は世界の10%。残りの90%の人もデザインの力で幸せにしたい。エコデザイン、BOPデザイン。アフリカの人を喜ばせるデザイン、しかも日本の国力をつける意義あるデザイン。


・地球温暖化によって人口が激減するという山本良一教授の話を聞いて怖くなった・・・これからは「備えの時代」である。
⇒「人口減少は心配ありません。政府が手を打っています。計画停電はその一環なんです。(笑)」(ムラタ・チアキさん)

※弊社の道具は、「道の具え」なんです!(ネジザウルス・タカサキ)

・英国内に製造業はほとんどないが、デザイン事務所はたくさんある!デザインを輸出産業にするという国家の明確な方針がある。ビートルズは立派な輸出産業であるということを例証に、1980年代にサッチャーさんがソフト産業立国を打ち出した。

・そして1994〜1995年、ブレアさんもクリエーティブ産業重視政策を実施。日本ではほとんど知られていないが、ちょうどその頃、韓国の金大中氏とブレア氏の間でデザインに関する共同宣言がなされた。その後15年間で、日本はサムソンやLGに見事に追い抜かれてしまった。ソウルは
世界デザイン都市に選ばれている。

・Man Power投資が必要。日本の金融機関はどんなに才能があってもデザイナーには投資しない。ボクシングの世界チャンピオンに投資しないのと同じ。保証がないから。しかし、クリエーティブの源泉は個人なのだ。(ムラタ・チアキさん)
⇒個人も重要であるが、イギリスでは法人化を進めた。デザイン産業を育成する、支援するという政策を推進した。(下川編集長)

・いくら個人のデザイナーが素晴らしいデザインをしてもすぐに真似される。その為に知財で保護しようとするが費用がバカにならない。この国にも、この国にもといって出願しようとすると、500万円、600万円とすぐにかかってしまう。韓国では中小企業や個人の出願費用は非常に安い。7,000円!?日本ではパナソニックさんでも私個人でも出願費用は20〜30万円と同じ!(ムラタ・チアキさん)

※このあたり、私の持論であるMPDPとかなり一致したご見解であり、やはりそうなんだ!と再認識できました。(ネジザウルス・タカサキ)

・中国では工場団地をつくる時は、必ずデザイン事務所を1社入れることを法律で義務付けている。当然、中国のものづくり企業はデザイン性を高めやすくなる。しかもヨーロッパや日本のデザイン事務所を中国に誘致している。
⇒事務所もスタッフもパソコンも全て3年間無料貸与という好条件で、安易に中国に進出しても、ノウハウをマスターした後は、はい、さよなら!になる可能性はないかな?(ムラタ・チアキさん)
⇒本拠地は日本においておくことが必要でしょうね。(下川編集長)

・いずれにしても、日本もデザインを輸出産業にすることを考えなければならない。デザイン事務所の国際化が必要。

・中国には500校ぐらいのデザイン学校、大学があり、精華大学や北京大学にもデザイン学部があり、デザイン教育に力を入れている。一方、日本では東大、京大、阪大にデザイン学部がないという差がある。

・初等教育も重要。イギリスなどでは小学校1年生ぐらいから、自分で問題を見つけて、解決させて、発表させるというプロセスを学ばせる。単に図画工作的なデザインではなく、「WHY?:何の為に?」デザインするのかという出発点から学ばせる。

・ミラノサローネ、アンビエンテ、メゾンオブジェのような「デザインのハブ」が日本にはない。幕張メッセ、パシフィコ横浜、インテックス大阪など「ハコ」はあるが「ハブ」がない。理由は集客ソフトの欠如、集客プロデューサーの欠如だと思う。IFFT、デザイナーズウィーク、デザインタイドがほぼ同時期に東京で開催されたが、もしこれらを統合プロデュ―スできれば、単独開催よりもはるかに大きな集客効果が期待できる。

・「民主導、官サポート」のパターンが最も効率が良い。大阪のDesigneastは素晴らしい民間の取り組みの一つです。大阪府産業デザインセンターもいろいろ企画があると聞いています。

■昨年12月に予定されていた対談が、下川編集長様のご病気の為に今日になったというお話が冒頭にありました。このような震災のあとに、病み上がりのお身体で大阪に来て戴き、ムラタ・チアキさんと素晴らしい対談をしていただき、大変感謝をしております。

大阪!デザイン、頑張ります!中小企業も頑張ります!

 

■中之島バンクスは、昨年12月に大阪府との共催でラバーダックを展示した場所でもあり大変懐かしく感じました。

当時お世話になった
Designeastを推進しておられる(株)千島土地の芝川社長とde sign deキュレーターの大野裕子氏とも久しぶりにお会いすることができました。

世界の平和を願うホフマンさんによって産みだされた「ラバーダック」が、被災地の人々の心を癒してくれれば・・・・と期待しています。 

日本弁理士会近畿支部のトークセッション

先週、特許庁と近畿経済産業局主催、日本弁理士会近畿支部共催のトークセッションで、パネラーとして参加させて戴きました。

3月に移転したばかりの西梅田の日本弁理士会近畿支部で行われ、約60名の参加者のうち半数以上が弁理士の方でした。

タイトルは、「中小企業のための知的財産経営定着支援セミナー

 開会挨拶







経済産業省特許庁の主任産業財産権専門官(併)中小企業等支援企画係長の宮本様の開催のご挨拶に続いて、基調講演として、特許庁が取り組んできた支援事業に関して、インクタンク・ジャパンの塚越社長から成果報告がありました。
塚越社長





その後、トークセッションでは、知的財産経営に先進的な取組みをする実践する2社の経営者として、(株)エレムの宮原社長と私がそれぞれ1時間づつパネラーとして参加をさせて戴きました。宮原社長と土生先生






エレムの宮原社長と土生特許事務所土生弁理士のお話のなかには、弊社にとっても大変参考になるポイントがいくつかありました。

第二部最後の私のプレゼンテーションのテーマは、「ものづくり中小企業を活性化する4つの秘訣 〜ネジザウルスGTの開発から得られたMPDP」。パネラー高崎








コーディネーターの華山弁理士と塚越社長とのディスカッションの中で、中小企業と大企業で何故知財の取り組み方が大きく異なるのか? また、中小企業が知財を活用するためには何が必要なのか?について、「MPDP」の持論をお話させて戴きました。パネラー高崎2





最後に日本弁理士会近畿支部板谷支部長様から、「勉強有り、笑いありの大変有意義なセミナー、トークセッションでした。中小企業のための・・・というテーマでしたが、弁理士のための・・・と言っていいくらいですね。」という結びのご挨拶がございました。
板谷支部長




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大震災と津波によって、国難ともいえる危機的な状況ですが、いまこそ私たち日本人がDNAに埋め込まれている「勤勉さ、情緒の豊かさ、手先の器用さ、職人気質、惻隠の情(武士道)」という原点に立ち返って、国家の再構築をすべき時です。

正確な数字は良くわかりませんが、ドイツの輸出の7割が中小企業によるものであり、日本の輸出の9割は大企業によるものと聞いたことがあります。 
日本の文化的、情緒的な伝統、技術を活かして、様々な分野の中小企業の製品が海外で販売されるようになればと願っています。その為に、必要なキー・コンセプトが「MPDP」であるというのが私の持論です。

今回、中小企業を戦略的にサポートされようとする志ある弁理士の先生方に、お話をさせて戴く機会を得てまことに有り難く思っております。ご紹介いただきました日本弁理士会近畿支部松下副支部長様に感謝しております。

是非、皆様とご一緒に、素晴らしい日本を造ってゆきましょう!

高校生と企業が融合したコラボレーション展示会!

2月6日、神戸国際展示場で開催されたサイエンスフェアin兵庫に出展しました。

サイエンスフェア展示

ネジザウルスGTの開発ストーリーを液晶モニターで放映し、発明表彰やデザイン賞の楯や表彰状も展示させて戴きました。

 

 

サイエンスフェア3

 

ブース説明をしてくれたYukaさん! 

 

 

サイエンスフェア1

女子高生への説明は、我々のような中年のおっさんよりも、年齢が近いYukaさんの方が圧倒的にウケが良かったですね。

 

 

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弊社ブースは2階フロアでしたが、1階フロアでは開会式に続いて、高校生によるポスターセッションが開催されていました。

開会式

 

 

後援しているJST(科学技術振興機構)、神戸商工会議所、兵庫工業会、兵庫県、神戸市などを代表してのご来賓の挨拶です。

ポスターセッション

 

大盛況の高校生・高専生のポスターセッション。

嘘についてポスターセッション

 

明石北高校の「嘘について」・・・作り笑いは左脳にコントロールされた顔の右半分だけに見られるかの検証。高校の卒業写真を分析した結果は・・・!?

多面体

同じく明石北高校の「多面体」・・・4次元を立体化したたら? 正多面体の最高は何面体まで?? 

 

きのこ

 

御影高校の「キノコ」・・・こんなにたくさん収集!!食用と毒キノコの見分け方は!?

 

 

 

 

口蹄疫

 

神戸高校は、「EXCEL VBAで口蹄疫に挑む!」でした。応用できればいいですね。

 

 

 

 

ロボカップ

 

神戸高専はロボカップ2010世界大会に挑戦!ネジザウルス使ってね〜

 

いやいや、今どきの高校生・高専生もなかなかどうして、真面目に研究に取り組んでいました!

日本のサイエンス&ものづくりの活性化の為に、高校生・高専生諸君の若い感性を融合させたMPDPを推進して行きたいと思います。

MPDP = M(Marketing)-P(Patent)-D(Design)-P(Promotion)

サイエンスフェアin兵庫に参加します。(2月6日)

2月6日(日)神戸国際展示場で開催される第3回「サイエンスフェアin兵庫」に出展いたします。

将来の日本を担う高校生・高専生の科学技術分野における研究や実践の活性化を図るために、高校・高専・大学・企業・研究機関が情報を交換することが目的です。

文部科学省が推進している「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業のコアSSH(地域の中核拠点)に県立神戸高等高校が選ばれ、兵庫県内のSSH指定校7校(神戸高・尼崎小田高・三田祥雲館高・明石北高・加古川東高・豊岡高・武庫川女子大付属中高)とともに主催・運営します。

 

日時:2011年2月6日(日)10:00-15:50

場所:神戸国際展示場 第2号館

(主な内容)

○高校生・高専生によるポスターセッション

○企業・大学・研究機関・高専によるポスターセッション

(入場無料)

弊社は、13:50〜15:20 2階フロア214ブースでの企業・研究機関のポスターセッションに参加致します。

テーマは、「MPDP中小企業を元気にする。ネジザウルスの大ヒットに繋がった4つの強みとは?」です。

昨年同じテーマで、福島県の会津工業高校で2時間セミナーをさせて戴きました。 ポスターセッション形式は今回初めてですが、とても楽しみです。

高校生・高専生の皆さん、是非、弊社ブースにお立ち寄り下さいね!!

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このSSH事業に弊社が参加するきっかけとなったのは、中・高校・大学と同級生で、数学科修士課程1年生の秋、病気で亡くなったI君です。

昨年の33回忌に旧友が集まってI君を偲びましたが、I君の弟さんも来ておられました。やはり数学科に進まれ、兵庫県の高校で教鞭をとっておられる弟さんから、ネジザウルスの開発ストーリーはきっと高校生にも役に立つのではないかというお話を戴き、今回のサイエンスフェア参加が実現しました。

当日は、きっとI君も天国から見てくれていると思います。生きていたら立派な数学者になっていたであろうI君の分まで、高校生の皆さんにお伝えしたいと思います。

サイエンスフェア

 

福島県の会津工業高校で講演をさせて戴きました。

福島県の会津若松市の会津工業高校で、ものづくり共同研究実践講座の講師として、2時間のセミナーをさせて戴きました。

会津工業高校生徒諸君と記念撮影

 

 

資源がない日本で、ものづくり中小企業が生き残り、活性化してゆくためにはMPDPという4つの要素を強化してゆくことが重要であるという事を、ネジザウルスGTのヒットにつながった体験を踏まえてお話しをさせて戴きました。

高校生が今すぐ役に立つお話しができたかどうかはわかりませんが、少なくとも社会に出ててものづくりにかかわるようななれば、必ず思い出して貰えるものと確信しています。

会津工業高校の生徒諸君はみんな礼儀正しく、廊下ですれ違ったり、トイレで一緒になった時もきちんと挨拶をしてくれました!将来の日本を、ものづくりを支えてくれるであろう若者に、大いに期待したいと思います!

昨年のセミコンショーに会津工業高校から出展した直角ドライバーのデザイン監修などをさせて戴いたご縁もあって、NPO法人教育・雇用研究機構の事業の一環としてお声をかけて戴きました。会津ものづくり共同研究実践講座

 

 

 

高校生にセミナー講習をするのは初めての経験でしたが、私自身大変勉強になり、楽しい時間を過ごさせて戴きました。このような機会を与えてくださいました関係者の皆様に感謝申し上げます。

■会津若松駅から会津工業高校まで乗ったのが英国製のレトロタクシー。ロンドンタクシーというそうですが、重厚さと落ち着きが城下町会津にぴったりです。

レトロタクシー

 

 

 

 

女性の運転手さんに道すがら、「会工と言えば直角ドライバーですよ。地元の新聞にも載って有名です。」、「実は娘も会津工業高校に通っています!」という話が出てビックリしました。

やっぱり、ご縁があるんですね〜

これからも、会津工業高校や、日本のものづくり中小企業の活性化のために、微力ながら頑張りたいと思っています。 

ラジオ大阪【関西のるつぼ】番組宣伝

先日ラジオ大阪で収録したりそな総合研究所【関西のるつぼ】番組宣伝用動画がYouTubeにアップされました!

即興 「ネジザウルスソング」 by けんたろう! からスタート! 

エンディングは「ウルス」でばっちり決めて戴きました! 

春日ディレクター有難うございます!


11月18日(木)午後7時5分〜7時20分の放送も是非お聞きくださいね! ラジオ大阪@1314khzです。

関西のるつぼ視聴者プレゼント

 

 

 

 

視聴者プレゼントは写真のネジザウルスGT&携帯クリーナーセットです! ご応募お持ちしています〜!

公開ミーティング@大阪創造取引所2010

10月26日‐27日に堂島リバーフォーラムほたるまち)で開催される「大阪創造取引所2010」の案内チラシが完成したという事で、事務局のNHKプラネット様から届きました。

できたてほやほやです! 

9月22日の近畿経済産業局での局長会見に同席させて戴き、簡単なプレゼンテーションを行い、また9月27日には「創造取引クラブ」で少し詳しくお話させて戴きました。 これらはいずれも10月27日の公開ミーティングに関連したものでしたが、正式なチラシができていなかったので詳しいご案内ができず、言葉足らずの部分があったかもしれません。申し訳ありません。

以下に内容を掲載させて戴きます。(クリックで拡大します。)

大阪創造取引所最終原稿-2

 

 

 

 

 

 

 

チラシにも掲載されていますが、10月26日-27日の公開ミーテングでは、グーグル名誉会長の村上憲郎氏、工業デザイナー喜多俊之氏奥田充一氏などそうそうたるゲストが登壇されます。

 

 

そして・・・・そんな中、10月27日(水)11時 私と画屋の小川さんが登場。

 

ネジ・ザ・ウルスのヒットの秘訣」 

 

工具メーカーと漫画制作会社のコラボレーション

 

というテーマで公開トークをさせて戴くことになりました!

 

いや〜緊張するな〜

 

(株)スーパーステーション代表の野村卓也氏にファシリテーターをつとめて戴きます。どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

大阪創造取引所最終原稿-1

 

 

 

皆様、是非お越しくださいね!

 

入場は無料ですが、事前登録が必要です。大阪創造取引所2010事前登録はこちらから

 

「創造取引クラブ」にて事例発表させて戴きました。

昨日、大阪大学中之島センタービルで行われた「創造取引クラブ」におきまして、「新市場開拓に活路を見出した老舗工具メーカー」というテーマで事例発表をさせて戴きました。

「いまの日本に必要なことは製造業とデザインの融合です。お互いの垣根や境界を取り払う事が重要。10月26日〜27日に開催される大阪創造取引所がその起爆剤になればと願っています。」という近畿経済産業局のコンテンツ産業支援室の坂野室長の開会のご挨拶のあと、事務局を担当されるNHKプラネット近畿の井口チーフ・ディレクターの司会でスタートしました。

(株)スーパーステーションの野村卓也社長がファシリテーターをつとめられて、マッチング事例が2つ発表されました。

最初は(株)ナレッジ・キャピタル・マネージメント(KMO)の棚倉プロジェクトマネジャーと(株)ズームスの保田社長とのコラボレーションによる大阪北ヤードに建設予定のVISLAB大阪のプレゼンテーション。

そして、2番目が「新市場開拓に活路を見出した老舗工具メーカー」として、弊社と(株)画屋の小川社長が「ネジ・ザ・ウルス」のキャラクター開発の経緯と成功例についてお話しさせて戴きました。

創造取引クラブ

 

 

 

参加者

 

 

創造取引クラブ2

 

 

 

その後、ブース出展をされるクリエーター企業の方々と、逆にコンテンツをビジネスの活用したいというバイヤー企業のそれぞれ数十社が順番に自社PR&ニーズ発表をされました。

これらの企業様が10月26日、27日の「大阪創造取引所2010」で一堂に会し、西日本最大級の展示商談イベントが開催されます。

今回お話を聞かせて戴いただけでも、興味深いクリエーターの方やコンテンツ制作会社様が何社もおられました! 

ご興味がおありの方は、是非10月26日〜27日ご来場下さい!(入場無料&事前登録制)

大阪創造取引所最終原稿-1

 

 

「“これも自分と認めざるを得ない”展」

東京で仕事をして、夜の新幹線まで時間があったので、六本木の東京ミッドタウン隣接の21_21デザインサイトで開催中の佐藤雅彦ディレクション「“これも自分と認めざるを得ない”展を見てきました。

 

たまたまニュース番組で取り上げられていたのを家人が教えてくれて、機会があれば見ようと思っていたものです。

 

佐藤雅彦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入場料千円を払って会場に入ると、最初に身長と体重を測定させられます!! 

 

あまり予備知識なしで見に来たので「えっ?何で?」と思いましたが、これが後々面白いサプライズに繋がります。

 

最初の展示作品は、「指紋の池」

 

数百匹(個?)の指紋が泳ぎ回っている池があって、自分の指を認証装置の上にかざすと、その中の1匹(個)がするすると戻ってきます。まぎれもなく自分の指紋のようです。

「あ〜よしよし、良く帰ってきたね〜」 指紋という自分の属性に、愛着を感じている自分に気づかされます。

 

人間のさまざまな「属性」をテーマにした体験型主体の展示が約20あまり。

 

詳しい内容はディレクターの佐藤雅彦氏のホームページにも詳しく書かれていますので、こちらを参照ください。

 

いくつかの作品には数十人の行列ができていて、30分〜ほど待たなければならないようでした。 「心音移入」と「新しい過去」の2つの作品は残念ながら体験できませんでしたが、また次回機会があれば・・・と思っています。

 

 

展示作品を見終わったあとには・・・・

 

「自分でも気がつかなかった自分」に気がつく自分・・・?

 

社会が見ている自分とはいったい本当の自分なのか・・・?

 

など、これまで意識していなかった疑問が沸き起こってきました。

 

新しい視点で、自分や社会を見つめなおすきっかけになってほしいというのが、この企画展の趣旨であるようなので、そういう意味では十分成功しているようです。

 

 

属性の定義(2)「それを否定すれば物事の存在そのものも否定されてしまうような性質」(大辞林より)ということが示されています。

 

最近問題になっている「不明高齢者」は「属性(戸籍)だけが残って、実体が存在しない」というケースですね。

 

これも「属性」の性質を雄弁に物語る事例と言えますね。

 

皆様も機会がございましたら、是非「自分の属性をリアルに体験」されては如何でしょうか? 

 

 

≪11月3日まで開催。(火曜日休館)11:00〜20:00≫

 

P.S.

展覧会の混み具合の情報ですが、開館時刻の11時近くに行った方が行列とかに巻き込まれなくてすむそうです。特に土日は、開館時刻近くでないとスムーズに見られないようの状況らしいです。(佐藤雅彦氏よりのおススメ情報)

グーグル名誉会長  村上憲郎氏のセミナー

先週の土曜日、枚方で、Google名誉会長の村上憲郎氏のセミナーがありました。

グーグル講演

 

 

 

Googleが何を目指し、新たなる10年に何をしようとしているのか? その果てしない夢物語の続きを今、ここに明らかにする!」というテーマで3時間たっぷり聞かせて戴きました。

今後のGoogleのターゲットは、米国で進んでいる「スマートグリッド」と呼ばれる新しい電力システムとの連携で、これはかなり意外であった。

中でも、スマートメーター、スマートハウス、スマートカーという3つが特に重要であるとの事。

グーグル村上名誉会長

 

 

 

 

 

 

 

 

質疑応答では以下のようなQ&Aがあった。

Q1:何故、英語の勉強の本を書かれたのですか?

A:日本人の英語能力は世界的に劣っており、ゆゆしき問題である。米国のIT会社が全世界から有力な顧客(学者・研究者)を招いて会議、イベントを開催するが、いまだに同時通訳のヘッドフォンをしているのは日本人だけ。韓国も英語教育には熱心で、子女を米国(上流)、豪州(中流)、フィリピン(その他)の国に英語留学させている。この本は、日本の学生がGoogleに入社する前のテキストとしても活用している。

 

Q2:Google,Microfost,Yahoo,Appleなどアメリカ発のベンチャー企業が多く、日本にそれがないのは何故ですか?

A:日本にないだけでなく、韓国にもない。ヨーロッパにもない。アメリカ、しかもシリコンバレーにしかない。理由ははっきりとは分かりません・・・ 敢えて言うと、スタンフォード大学や、UCバークレーなどの有名な大学がある事、そして、ベンチャーキャピタルが充実している事、労働流動性がある事などでしょうか?

 

Q3:Googleの社風は日本のIT企業などとどう違いますか?

A:「20%ルール」といって自分の時間の中の20%は好きな研究に費やしても良い。但し、1年間で目標を立てて、3か月ごとに周囲や直属の上司からの評価を受ける。Googleの新商品やサービスのアイデアのほとんどはこの20%ルールの中から生まれてきた。もともとスタンフォード大学の博士過程であった2人の学生が創業した会社であり、キャンパスのような雰囲気の会社を作ったのが出発点である。

 

Q4:Google社員はどのような基準で選んでいますか?

A:「エアポートテスト」といって、同僚が面接する際に、「空港が閉鎖されたときに一晩一緒に過ごす仲間として楽しいか?」という観点で選ぶ。「わきあいあい」、「楽しく仕事ができる」、「陽気な人」を選ぶ。 と同時に、めちゃくちゃ頭も良い人であることが大前提。 ちなみに、村上氏が日本のコンピューターサイエンス学会などに行くと、教授連中から「日本のCS学会をつぶす気ですか?」と冗談まじりで言われるほど、優秀な博士課程の学生が大学に残らずにGoogleに入社するらしい。「論文が上手に書ける(だけの?)学生は残していますから大丈夫でしょう!」と教授に返答されるとのこと・・・・。

 

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ネジザウルス・タカサキ的考え

Q1の英会話能力については、2006年から大学入試センターで英語リスニングのテストが始まったらしいが、これらの学生がそろそろ社会人になる時期です。はたして、その効果がどのように出ているのか、しっかりと見極めてほしい。私自身の経験では、コミュニケーションの基本というか、出発点はリスニングであると思っています。東大、京大などの試験ではさらに英語リスニングの配点の比重を高めても良いのではないかと思う。

Q2のシリコンバレーにITベンチャー成功企業が集中している理由・・・その一つに温暖で過ごしやすい気候があるのではないかと思う。東海岸のTroy,NYではGEが生まれ、デトロイトでは車産業が生まれた。いずれも冬は厳しい豪雪地帯。大規模な工場建屋のなかで、空調完備の快適な職場を提供することで優秀な労働者が集まる。 一方、IT産業はパソコン一つで起業できるし、アイデア一つで大きく成長できる。TシャツとGパンで一年中夢をかたれる大学街の雰囲気・・・それがシリコンバレーを生んだ一つの要因ではないだろうか?

日本でも、北海道から九州まで世界レベルの大学が多数存在するが、それぞれの地域・文化の特性とうまく融合した産業を創出することが重要ではないだろうか? 例えば、京都大学の周辺では、喫茶店や居酒屋?で理論物理学の研究者のたまり場のようなところがあって、仕事のあとでも、学究的な議論ができる雰囲気があるという話も聞く。歴史と伝統のある古都と、ミクロ・マクロの世界は融合する何かを持っていそうな気もする。

どこを切っても金太郎飴のような産業育成ではなく、地域の特性、実情にベストマッチした「地場ベンチャー産業」が日本各地に群生してゆけばと期待します。

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