
一般に日本人の英語力は、ほかのノンネイティブに比べて低いと言われています。私の実感としても、流暢に英語を操る日本人の比率は、他の国々の出身者と比べると数は少ないと感じています。もっとも、メキシコ人のように、スペイン語風の発音で押し通すことによって、米国社会でも受け入れられている(絶対数の差でもありますが)ケースもありますので、ある意味日本人のメンタリティーの問題なのかなとも考えています。
英語は道具力 (think book)
”国家”という視点から日本人の英語力について論じた本です。筆者は東京大学名誉教授で、中央大学教授の国際政治学者の猪口孝氏。2008年9月23日号のエコノミスト誌にも取り上げられ、大和総研チーフエコノミストの原田泰氏が「「英語失敗国家」日本を変える国際政治学者の大胆提言」として書評を書いておられます。
日々の英語学習の合間にでも一読されることで、より大きな視点から英語学習の指針を得ることができるかもしれません。