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アーカイブ:2010年04月

勉強会をし儲かる会社にしよう!







世の中には儲かっている会社と、

儲かってない会社がある。


一般的に中小零細企業の殆どが赤字だ。






僕も一般的な社長と同様に、勢いで起業した。



元々小学5年生から働いて稼ぐ習慣があり、

色々なアルバイトをし部活も普通じゃなく、

異常に頑張ってしていた。( ̄^ ̄)!



社会人になってからも、

朝は新聞配達をし、昼は普通に会社勤務をし、

夜は飲食店のアルバイト・・


文字通り朝〜晩まで働くのは自然なことで、

立ったまま寝てしまうことも多かった。



その後自然な流れで起業したが、物心ついた頃からの習慣で、

長時間労働で頑張るのは当然で、

努力しようという認識さえ無かった。



10代の頃から筋金入りで鍛えたこの感性のお陰か、

多少のトラブルはあったが、予想以上に簡単に、

早く商売が成り立ち、マイホームのローンも3年で返済した。



結果=才能×努力



僕は才能は自分では分からないが、子供時代から積み重ねた努力は、

世の中に簡単に通用した。



しかし、そんな小生意気な思いはとは裏腹に、

直ぐに思い知らされることになる。



経営者なら誰でもそうだが、失敗するまで拡大を繰り返す。



僕も同様に売り上げを追いかけた。(;・・)ノ °゜°



しかし運良く倒産に至らず回避出来た。



そこから本当の意味での”経営”がスタートした!






中小零細企業の社長は、

誰もが自分に自信があっても自社には自信が無い。



僕も同様にそうだった・・(ーー;



社長同士の集まりで出る質問は、まずは社員数だ。



社員数で会社の規模を図る場合が多い。



そうすると何となく少ない社員数に肩身が狭く感じたものだ。



肩身が狭いから逆に持ち前の負けん気が出て、

講演では真っ先に質問し、研修では最前列にいつも座り発表をした。



そして色々な講師の話を聞くうちに月日は流れ、

10年、15年と経過しあることに気づく!



威張ってた社長、講演された先生方の中で、

いつの間にか淘汰され、

倒産したり縮小し自信を失っている方が沢山居られた。



地元でも多くの廃業と起業を目の当たりにし、

大きな拡大路線も魅力だが、

会社は潰れずに経営を継続することが、まず第一であり、

中には小さな会社、社員3人、4人でも自信に満ち溢れ、

人々に感動を与える講演をし、

加えて収益も素晴らしい会社が沢山ある!



僕もそのような会社にしたい!



それに自分の器的にも拡大路線はリスクが高い。

社長の自信、社員の自信や魅力は、規模とは無関係である。



そう確信したのだ。



以来、小さい会社ほど倒産しにくく、利益も確保し易い事に気づく。



その自身の経験と実際に行っている経営のやり方を、

このメルマガや講演でお伝えするようになった。



僕の様に現役社長自社のPRの為ではなく

ましてや田舎の小さな会社となると、

人様に話すことはマイナス点も大いにある。



しかし人の寿命は短く、何か自分の足跡を残したいし、

何よりもこうして自分の考えを伝えることは復習になるので、

今後の経営判断のブレを少なく出来る。


そういう意味では自社への利点も大きい。






まあ、僕の話など聞かなくても熱心な経営者はあちこちの研修に参加し、

多くの学びを得るのだが、残念ながらそれはごく一握りの方で、

元々社長という人種は勉強をしない。

月に数冊の本を読んだだけで、勉強した気になる。



スポーツを見れば分かるが、空手の本をどれだけ熟読しても、

どれでけDVDを見て型を真似ても強くはならない。


僕は通常ルールでは、

経験何ヶ月ないと昇段試験さえ受講出来ないルールを破り、

文字通りあり得ないスピードで二段に昇格した。



当然こんなやり方は本には書いてないし、偉い方には書けない。



これは経営でも同じだと思う。

基本は非常に大事だが、

それだけを守れば強い会社になるのではない。

何か自社独自の+αが必要だ。



その+αが小さい会社と大きな会社では違うのだ。



今日はその+αでなく基本編だが、

大きかろうが、小さかろうが、儲かっている会社には一つの特徴がある。





それが自社で勉強会を開催しているかどうかだ!





一般的に小さい会社は勉強会などしない。



会議同様に、何となく照れくさく、



「今更・・・」(^^;;;



という感情も社長にはある。



それで良い研修や講演に社員を連れて出向くことはあっても、

自分が講師となり勉強会をしていない。

しても社員任せで、教科書任せである。





これはいけない!






外部講師の話がいくら良くて感動的でも、せいぜい年の数日だ。

しかも社長の話ではない。

下手をすると講師を尊敬し、社長の指導に理屈で反論するようになる。



経営でまず大事なことは団結力だ。

その団結力は社長の求心力なくしてはあり得ない。

求心力を高めるためには社長自身が自ら学んで来た事を語り、

教育していく必要がある。

OFFJT(外部教育)ばかりを頼ると、とんだ落とし穴にあう。



僕の場合も、自分自身が知っていることを社内で語ることは長年なかった。

何となく正論を語るのが苦手だった。。

いくら綺麗事を言っても、実際には出来てないことが多すぎたからだ。



今はというと、大して変わりは無く、

やはり出来てないことばかりである。



でも学んだのは・・


いい親は子供に自分のして来たことは棚に上げて、

正論で教育をする。




子供の頃別に勉強して来なくても、勉強しろと言うし、言うべきだ。

いちいち自分がしてないからと後ろめたさを感じて、

言わないことは子供のためにならない。



スポーツ選手のコーチや監督もそうだ。

自分より打率の良い選手や、上手い選手は大勢いる。

その度に臆して遠慮していれば仕事にならない。

指導するのが仕事である以上、堂々と自分のことは棚に上げて、

正しいことを伝えていくべきだ。









同じように、社内教育も同様だ。

今の自分のレベルで、自分の言葉で伝えていくのが一番良い。

別に社長はスーパーマンになる必要はないのだ。






続いて勉強会の中身だが、2種類必要であり、

1つは実務的な内容で、もう1つは道徳的な内容だ。



社長が講師をした方が良い理由はここにもあり、

仕事の考え方やモラル的なことでも、

どこかの偉い講師の話を社員さんが聞いても、

自社に合わなければ意味が無い。

良い挨拶1つ取ってみても、業種によりそれは異なるし、

社員が同様の挨拶をしなければ凸凹が目立つだけだ。



統一出来てこそ会社の総合力は上がる。\(^-^)/






とにかく準備は何も必要ない!

社内での恥は恥ではないし、継続すればレベルは上がっていく。

何も分からないからこそ、創意工夫は尽きない。

改善こそ経営の醍醐味である。


私心を捨てた時から、社長は経営者に成れるのだ・・









enjob3 at 19:41  | Permalink  | Comments(0)  | TrackBack(0)  | 経営者  | 社員

儲かる会社にするために必要なこと







会社は大きく2つのタイプに分けられる。





赤字の会社か、



黒字の会社か、



そのどちらかだ。






器のちっちゃな社長は、税金対策と言いわざと赤字にする。




儲かる会社の仕組みつくりからは、完全に外れるわけだが、




何故このような事になるのか??




それは2つの原因がある。




1つは殆どの会計事務所が税金を払うことは”損”という認識が強いこと。



会計事務所の先生がいうのだから、間違いがない!



まあ、そんな感じだろう。





ちなみに弊社を見て見ていただいている先生は、



地元の税理士の中でも偉い方だが、



僕は大先輩の社長の紹介でお願いすることになった。



そして初回の顔合わせで先生が数人連れて弊社に来られた際に10分遅刻された。



その次も遅刻されたので僕は一喝した。






「先生、先生と言われ何か勘違いしてませんか?


クライアントはあなた方に決して安くない報酬を払う。


つまりお客様だ。


だったら遅刻する場合でも礼儀があるでしょう。


違いますか?」







その先生は遥かに年下の僕に素直に謝罪された。。







僕はその姿を見て逆に大好きになり、



その後先生のミスかどうかは分からないが、



確定申告で多少の損害が生じた時、



何の不満も言わず言われるままお支払いした。







ちなみにその先生は、



それ以後約15年、二度と遅刻されたことは無い。







話を戻すが、税金を払うと損だという間違った経営の認識の、



最大の要因が社長の勉強不足だ。



何も学ばなければ、税金を払うことは損としか思えない。



でも実は利益は利益を生み出す力があるのだが、



それはまたの機会にお伝えしたい。






会社は赤字の会社と黒字の会社とがあるのだが、



そもそも赤字になるのは変だと思わないか?



売り上げが1億だろうが、100億だろうが、



その売り上げ=入ったお金以上に、



お金を使わなければ黒字。



それ以上に使えば赤字だ。



何のことは無い小学生でも分かる算数だ。






それなのに何故赤字になるのか?






20万の給料を貰っていた会社員の方が、いきなり100万円に昇給した。



当然生活レベルは上がり、贅沢になる。



マイホームも購入し新車も3ナンバーに変わる。



ところが翌年、給料は一気に20万に戻る。



生活感はこの格差についていけないばかりか、多額のローンもある。



それが赤字になる仕組みだ。






これを黒字に変えるにはどうすれば良いのか?






1、給料が下がった分、何か別の仕事、副職を探す。



2、投資をしリベートで稼ぐ。



3、今の仕事を頑張り、節約しまた元の収入を取れるようにする。





あなたの社員に、



あなたが社長としてアドバイスをするならば何番か?






副職を探せとは再起を掛けている会社なら、普通は言わないだろう・・



投資?アドバイスとしてはあり得ない・・



では3番は?



もし事業再生を望む社長なら、当然3番だ。




そう、あなたが儲かる会社にするために必要なことは3番だ!




売り上げが下がっても、利益に影響が出ない仕組みがあれば、



会社は儲かる以外は無い。




経費には変動費(売り上げに影響受ける経費)と



固定費(売り上げに影響なく固定的に掛かる経費)とがある。



この固定費が変動費的に、自由に社長の裁量で下げられるようにしておく。



ここが大事だ。






その為には売り上げ・経費・利益、この3つの数値に敏感な社員が不可欠だ。





御社のいったい何人が無駄を無駄と考えられるか?



その教育こそ会社に必要な社員教育である。






一般的には、人の良い人間の出来た経営者ほど、



挨拶や礼儀作法を教育の柱とする。



当然それは大事であることは間違いない。



しかしお客様重視を考えることばかり伝えれば、



それは、何のために??



を勘違いする。





会社の理念、存在価値はお客様本位でなければならないが、



そこに必要利益、経費の考え方を織り込む必要がある。





よくある事例が、



商談と称し2人〜3人で車を1時間走らせ来られる業者を見かける。



1人で来れない理由があるなら別として、



大抵の場合は社員が利益やコストを考えてない。



考えているのは、いかに上手く商談を成立させるかだけだ。



売り上げーコスト=利益である以上、コストを最小限にしなければ利益は下がる。



なのにコスト教育をされてない会社は、お客様獲得とお客様満足ばかりに目がいくのだ。







遠方でも嫌な顔一つしないでクレーム処理に出向く人、



どんな安い商品でも一生懸命商品説明をされる人、



社長が何を買っても、無関心の人な社員ばかりではザル経営に陥る。



社長という人種は大概は気前がよく、見栄っ張りが多い。



細かい無駄の計算が苦手だ。



だからストッパーになる人がいないと、無駄が多くなるのは自然なこと。






実際、僕自身その典型的なタイプで、



良いと思うと平気でドンドン新しものを購入してしまう。



先日も新しいタイプの電話機を購入しようとし、



社員さんの別案で回避出来た。








そのまま買った場合との差額は、100万以上になっていた。



それがアイディア1つ、数分で回避出来たのだから、



こんなに有難いことは無い。






まだまだお伝えしたいことの半分にも満ちてないが、


時間が無いので今日はこの辺りで・・・






儲かる会社にするために何が必要か?



話せばそれだけで夜が明けそうである。



しかし、僕もまた一経営者として模索中である。












enjob3 at 20:36  | Permalink  | Comments(0)  | TrackBack(0)  | 経営者  | 社員

田舎で起業しよう \(^-^)/






ユニクロ、しまむら、ニトリなど、大企業の増収増益ニュースが目立つ。



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TVに登場する殆どの会社は都心にある。


綺麗なオフィス、オシャレな私服での出勤、社長は若く自由な社風・・・


メディアに登場する企業は、どこも魅力に溢れている。





研修や講演での講師も田舎の方は少ない。


受講生でもそうだ。





理由は簡単、



勉強のできる学生は都会にある有名国立大学に通う。



就職先も都会にある一流企業。






田舎に優秀な若者は残らない。





だから企業から脱皮し独立される方、



一旗上げる方は都会が中心になるのは自然の流れだ。






一部優秀でやる気の高い人間も事情があり残るが、


周囲の友人・知人が都会とは違う。




その緩い空気と特に目標や志がない人たちに囲まれ、


やがて気が付けば同様になっている。






実家があり安定した住まいと食事が出て、


家事もしなくて良い。






仕事が終わればアフターファイブと称し、


好きなことを自由に楽しめる。







やがて彼女が出来て、


結婚を考えるようになり、心も生活は安定する。










志が高き人は田舎で生まれても都会に出る。


坂本龍馬の時代からこの辺りは変わってない。










僕は田舎で起業した。







僕の住んでいる敦賀市は人口6万人しかいない。


県の人口でさえ80万人だ。






だから20代の頃は、




「田舎でそれだけ出来るなら、大阪に来ればもっとチャンスは広がるぞ!


出てこないか?」




など何度勧誘を受けたか分からない。






当時はその言葉に心を動きながらも、結果としてこの地で収まった。






でも振り返れば、


何とか僕が会社を経営出来た大きな要因の1つとして、


この田舎で起業し、そこから出なかったことが大きいと今は考えている。






高校野球を見ても、予選と称しながら福井県代表と大阪代表では、


同じ予選といえども決して平等ではない。


出場高校数も当然違うが、1つの高校に在籍する選手数からして違う。


当然レギュラー争いからして違うのだから、


田舎の高校が勝ち進むのは容易ではない。







高校野球の事例は、そのまんま



「会社起業勝ち抜き戦」



と同様に当てはまる。








「田舎で起業しても人口が少ないから・・」



とか



「田舎は情報もチャンスが少ないのでは?」






というかも知れないが、



国内で1番・2番を目指す起業家や会社はともかくとして、






凡人や小さい会社の場合は、



競争数が少ないに越したことは無い。







殆どの田舎の企業家や社長はやる気はあるというが、




そのレベルがいかに低いか?




そんなことすら気づかず、




やる気は高いと本気で思っている・・




だから田舎なら、その気になれば才能の差を努力で上回れる。









それに、田舎は求人をしても都心に比べ大学数も少なく、




優秀な人材が獲得しにくい面も大いにあり、




この点を不利と考える人も多い







しかし凡人の社長が経営するには丁度良いといえる。






自分の器を越える人材の獲得は抜けた時の穴が大きく危険だ。






田舎の社長と都会の社長は性格も行動も何もかも違う。





都会は激しい競争で会社の数が多い分、



競争も激しく倒産も実に身近だ。





田舎はというと二代目、三代目などが多くベンチャーは少ない。




横の繋がりは強く、


会社名も経営者の名前も変化は少なく顔見知りが多い。






都会での基本的な経営手法は田舎では無かったりする。






昔からの付き合い、信用取引も多く、信じ難いかも知れないが、




A社とは親の代からの付き合いだからと、




損でも仕入れ先を変えない事くらい当然のようにある。








同じチェーン店でも、




社員教育の仕方や店のルールが違うのでは??




と思えるくらいレベルは田舎店は低いことが多い。








コスト面は、




家賃もそうだし1人あたりの人件費もそうだ。




何から何まで物価も安い。






比較対照を並べたら切りが無いくらいに、田舎と都会は違うのだ。






小さい会社、1人〜2人で起業する様な会社、




将来、大企業を目指す気がない、




又は取りあえず資金を集めるならば、田舎での起業をお勧めする。








競争率を敢えて下げて勝つ!






僕はその真髄を学生時代に学んだ。






陸上では毎朝・毎晩走りこんでも県大会レベルである。






しかし空手は陸上の10分の1の練習で、練習量は国体レベルだ。







勝つためにまず大事なことは、



戦場を何処にするかであることは歴史が示している。







勝つか負けるかの多くは、戦う前に既に決まっている。














enjob3 at 22:39  | Permalink  | Comments(0)  | TrackBack(0)  | 経営者  | 社員

子供の教育で大事なこと








毎週日曜日は少々経営と離れた内容をお送りしているが、



中小企業の社長は、社員の家庭・プライベートにバンバン口を挟むべし!







これが僕の得論である。







大体にしてオンとオフ、



ビジネスとプライベート、



と切り分けすることがおかしい。






体も頭も同じ人が、時間別に切り離し付き合いをするなど、



考えると異様だ。








では何故そのようになるのか?








お互い嫌だからである。_(^^;)ゞ







部下は上司から離れたい。





上司は部下のプライベートのことまで知ったことではない。





関心もないが、それ以上に面倒なのだ。







しかし中小、



しかも社員数十人の小さな会社は、




家族同様に過ごした方が組織力は高まる。







もちろん、理想と現実は違う面もあるし、



時間に限りもある。






でも理想は追い求めてこそ理想だ。








僕は近年の面接の再にハッキリとお伝えしている。





「社長にプライベートのことなど言われたくない。



その考え方は間違いではない。



でもそれでは弊社には向かない。」





と、





研修やリクレーションなど、自分の意思で参加するしないがある人は、



会社方針とは異なるから弊社に入れば不幸である。







採用条項にも記載してある、






「社長の高橋のブログをお読み頂き、理念・考え方に共感できる方のみ、

ご応募頂きたい。」





まあ、就職難の時代なので適当な返事を多くの方はするかも知れないが、



僕の一風変わった経営方針は、


嫌でも理解しないと、


とてもとても仕事は継続出来ない。








ということで、子育てに口もお金も出す社長の僕が考える、



「子供の教育で大事なこと」だが、



まず父親と母親の役目は違う。






社長と部長の仕事内容が違うように、



役割分担がきちんとされてないといけない。






最近では夫が家事を手伝う家庭も多いが、



そういう意味ではない。





例えば、



母親が絶対に子供の前で口にしてはいけない言葉がある。




それは、





「最近、○○は反抗ばかりして手に負えないのよ、


ちょっと、あなたからキツク言ってくれない・・」





こういう人を力で押さえつけようとする発言は駄目だ。





特に男の子は、こんなことを言えば、


その場は怖いから言うことを聞いても、


いずれ力で父親を上回る頃、暴力的に荒れたりする。





家庭内暴力というのは、こういう言葉の暴力が火種になって起きるのだ。







だから僕は子供を怒ることをしない。






ちなみに怒ってばかりいる父親は最低だが、



怒れない父親は親ではない。





兄弟喧嘩は何処の家庭でもあるが、




「うちの子供は非常に仲が良い。」




と僕がいうと、




嫁は、



「喧嘩ばかりしている・・」(?_?)





と絶句する。






でも僕は複雑な家庭に育ったから、よく分かっている。






本当に仲が悪い兄弟は喧嘩もしない・・






アホな親は兄弟喧嘩をすると上の子を叱る。






だから納得がいかず、腹が立ち余計にいじめようとする、




子供の本質を全然理解していない。






僕は現場を見れば止めはするが、どちらにも味方しない。




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全く怒らないと舐められるのでは??





と気の小さい親や、



連れ子を抱えて結婚された方は思うかも知れないが、




それは正反対だ。







子供が親を尊敬するのは、何も自分より力が強いからではない。






何かすごい仕事をしているとか、立派な人だからとかでもない。






自分に優しいから、




本気で心配してくれるから、




いざという時に助けてくれて、味方してくれる存在だから、





尊敬するのだ。








人間愛を与え、教えていくことが最高の教育なのだ。






勉強熱心な親、






習い事に熱心な親、





そういう方は特に再度考えて頂きたい。







それは何のために、行っているのか??







勉強がいくら出来ても、





スポーツがいくら出来ても、





お金をどれだけ稼いでも、





成功した人生とはいえない。









成功するために何が必要か?





全ては子供時代に親から授かるのだ・・










enjob3 at 18:32  | Permalink  | Comments(0)  | TrackBack(0)  | 経営者

迷ったら自分の原点に返れ!









先日、母親を車に乗せて昔住んでいたところを見にいった。


といっても建物はなく、荒地になっている。(゜O゜;)「






近隣は市営住宅が立ち並び、面影は殆ど残っていない。


間接道路は狭く、環境も決して良いとは言えない。







そう、ここが僕の原点だ。








僕は昔から神社などに初詣すら行かない。


神頼みはしたことも無い。






でも幼少の頃から、いつも幸運に恵まれて、


全ての物事は順風満帆だ。






神社仏閣にはいかないが、その変わり?


昔の家は節目節目で見に行く。







僕の原点だからだ。









僕はこの環境から抜け出したく起業した。








両親共に優しかったが、夫婦喧嘩の絶えない家庭で育ち、


自分が結婚するなら、絶対に喧嘩のない家庭を築きたかった。







全てが思い通りになると、人は傲慢になり初心を忘れる。







今見ると驚くほど狭い敷地に住んでいた。



本当に何度見てもびっくりする。(ーー;










近所の駄菓子やスーパー、お風呂や美容室、

全部廃業し周囲に店は無い。








会社の寿命は人の寿命に比べ短い。。




年に一回の健康診断(決算)だけでは、とても健康を保てない。







いきなりガン(不当たり)や




心臓病(取引停止)や



脳卒中(幹部の退職)に、




陥るリスクは山の様にある。











人の寿命の半分もない会社・・







いくら今までずーと健康(黒字)でも、




来年はどうなっているかは分からない。








会社の命に絶対は無いのだ。







どこの社長でも分かってはいるが、




ついつい傲慢になり、




忘れてしまう。








社長など会社が潰れたら、



ただのおっさんである。(・_・")









いや、ただのおっさんより、




プライドがあるだけ余計に悪い。









普通の企業は、元社長を雇用してくれない。








そんなことを毎度、毎度、





倒産した身近な企業を見ては、





明日はわが身と考えている。









節目、節目に原点に返り昔の家を見に行くが、





今回の節目は結婚・・









少ない社員さんではあるが、




社内の誰かが結婚し、




家を建てローンを組むという話があると、




本当に身が引き締まる思いだ。







そのローンは弊社が負担するのと同じことだ。







2千万か3千万か分からないが、





マイホームを購入するということは、





10年・20年・30年のローンを、





社員は命がけで支払い続けていかなければならない。








社員さんに子供が出来れば、




その家庭も社長は守っていかなくてはならない。








「社長!社長!」






と呼んでくれる社員さんがいるからこそ、




社長は、社長でいられる。







社員がいなくなれば、社長の価値はない。








誰かが結婚すると、




その幸せを毎回、毎回、喜ぶが、




それと同時に将来を心配する。








大きなお世話だが、





「本当にその人で大丈夫なのか?」





と自分の子供のように思う。









下記は新卒で入社し5年間勤務した後、




4年前寿退社した娘(社員)からのメールだ。






相変わらず元気そうで、



こういうメールが僕の活力に繋がる。









高級車を買っても確かに嬉しいが、






社長の本当の喜びは事業の成功と、






社員の幸せでしか得られない・・















服、届きましたありがとうございます

段ボールいっぱいでびっくりしました

美○ちゃんが大きくなったら着せてあげますね

助かります〜

21日、社長や皆に会えるの楽しみです












enjob3 at 18:40  | Permalink  | Comments(0)  | TrackBack(0)  | 経営者  | 社員

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