最近は受験シーズンだったので受験の話が多かったですが、2009年から就職する方たちにとっては、就活シーズンですよね。
私の周りでも、いよいよ就活が忙しくなってきたという人が少なくありません。
今日は就活中のある友人と話していた時に教わった話です。
履歴書などを封筒に入れて送る際に、三つ折りにして送らねばならない、という経験が誰にでもあったと思います。
一回で綺麗に三つ折りできれば良いのですが、なんとなく目算で折ったら封筒に入らなかったりしてやり直した結果ぐじゃぐじゃになった、という経験も、多くの方はあるのではないでしょうか。
そこで、失敗しない三つ折りの方法を紹介します。
まず、以下の図において、ABがBEに重なるように（つまりABEFが正方形になるように）斜めに折り曲げます。
そうすると、直線EFができます。この直線を覚えておいて、折った紙を元に戻しましょう。
次に、この直線EFに沿って、CDを折り返します。
あとは、正方形ABEFを半分に折れば、三つ折りの完成です。
＊最初のステップは点Eを得るためのものなので、実際に三つ折りする際は最初のステップは斜めの折り目がつかない程度にやりましょう。
友人によると、こうすることで失敗することなくまぁまぁ綺麗な三つ折りができるそうです。友人も誰かに聞いた話らしいので、こうすればうまく折れる、というのはわりと有名な話なのかもしれませんね。
では、何故これでうまく三つ折りできるのでしょうか？
ここからが数学の話です。うまく三つ折りできる理由を考えてみましょう。
我々が普段よく使う紙はＡ４またはＢ５,Ｂ４などです。
Ａ●やＢ●という規格の紙は、横と縦の長さの比が１：√２になるように作られています。
（Ａ４を半分の大きさに切ると、Ａ４の紙と相似な紙が２枚できます。実はこれがＡ５です。このような性質を持つような紙を作ろうとすると、横と縦の長さの比は１：√２になるしかありません。中学生の数学で証明できるので、興味のある方は示してみてください。）
従って、AFとFDの辺の比は、以下のようになります。
ですから、元の紙は以下のように分割されることになります。
よってそれぞれ２をかけて、辺の比は
です。ここで
ですから、
従って辺の比は
となります。これはだいたい５：５：４くらいですから、確かにまぁまぁ良い三つ折りであると言えますね。
定規を使ってちゃんと計ればもっと良い三つ折りができるのでしょうが、それは面倒くさい、でも失敗はしたくない、という時は、是非この方法を試してみてください。
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私の周りでも、いよいよ就活が忙しくなってきたという人が少なくありません。
今日は就活中のある友人と話していた時に教わった話です。
履歴書などを封筒に入れて送る際に、三つ折りにして送らねばならない、という経験が誰にでもあったと思います。
一回で綺麗に三つ折りできれば良いのですが、なんとなく目算で折ったら封筒に入らなかったりしてやり直した結果ぐじゃぐじゃになった、という経験も、多くの方はあるのではないでしょうか。
そこで、失敗しない三つ折りの方法を紹介します。
まず、以下の図において、ABがBEに重なるように（つまりABEFが正方形になるように）斜めに折り曲げます。
そうすると、直線EFができます。この直線を覚えておいて、折った紙を元に戻しましょう。
次に、この直線EFに沿って、CDを折り返します。
あとは、正方形ABEFを半分に折れば、三つ折りの完成です。
＊最初のステップは点Eを得るためのものなので、実際に三つ折りする際は最初のステップは斜めの折り目がつかない程度にやりましょう。
友人によると、こうすることで失敗することなくまぁまぁ綺麗な三つ折りができるそうです。友人も誰かに聞いた話らしいので、こうすればうまく折れる、というのはわりと有名な話なのかもしれませんね。
では、何故これでうまく三つ折りできるのでしょうか？
ここからが数学の話です。うまく三つ折りできる理由を考えてみましょう。
我々が普段よく使う紙はＡ４またはＢ５,Ｂ４などです。
Ａ●やＢ●という規格の紙は、横と縦の長さの比が１：√２になるように作られています。
（Ａ４を半分の大きさに切ると、Ａ４の紙と相似な紙が２枚できます。実はこれがＡ５です。このような性質を持つような紙を作ろうとすると、横と縦の長さの比は１：√２になるしかありません。中学生の数学で証明できるので、興味のある方は示してみてください。）
従って、AFとFDの辺の比は、以下のようになります。
ですから、元の紙は以下のように分割されることになります。
よってそれぞれ２をかけて、辺の比は
です。ここで
ですから、
従って辺の比は
となります。これはだいたい５：５：４くらいですから、確かにまぁまぁ良い三つ折りであると言えますね。
定規を使ってちゃんと計ればもっと良い三つ折りができるのでしょうが、それは面倒くさい、でも失敗はしたくない、という時は、是非この方法を試してみてください。
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中学までの数学でできるんですかー。それなら私にもできるかも！