2012年12月22日
三年三ヶ月を振り返って
ようやく宿舎の引越し作業も終え、今、新幹線で大阪に向かっているところです。
思えばこの1ヶ月間、 急な解散、離党、新党結成、そして総選挙、と本当に慌しく、あっという間に過ぎて行きました。
党もバタバタしておりましたし、選挙期間中には、未来の党の比例名簿順位の問題が報道されたりもして、その際には多くの皆様からご心配の連絡をいただきました。
12月3日の出馬会見において、嘉田代表が「比例単独2位」と発言されたこともあり、皆様の中には、当初の予定順位から大きく下がったように思われた方も多いかもしれません。
しかし、2位と言っても、小選挙区と比例区の重複立候補者の12名が同率で1位で名簿に搭載されており、実質は「13位」でした。
私にとって今回の選挙は、前任期中の経験から「競争よりも共生」を願う国民の方々が確かに存在し、その方々の受け皿となる、解散当時にはなかった選択肢を誰かが作らなければならないと考えていたことから、そういった受け皿作りをするという意味を持つものでした。
自分自身の選挙や当落についてよりも、そちらに重きを置いてきた事もあり、選挙区すらギリギリまで決まらず、受け皿となる日本未来の党ができることになった時点で、実は、私自身は出馬しない方向で検討をしておりました。
それでも、嘉田代表はじめ、たくさんの方々にお声かけいただいたこともあって、最終的には、私自身の当選は難しいであろうことはあらかじめ納得した上で、嘉田代表のもと、党の掲げる想いを国民の皆様に知ってもらうことを主目的として出馬することにしました。
ですので、私にとっては13位が14位になろうと、それこそ小異だったのです。
そして選挙期間中、関西はもちろん、九州や東京へも応援に行かせてもらい、多くの皆様に訴えをさせていただきましたので、私は今回の結果には一切悔いはありません。
2009年に国会へと送っていただいて以降、肝炎対策基本法から始まり、B型肝炎救済法やカネミ油症救済法の成立や、薬事法改正の議論、震災や原発対応、社会保障問題、動物愛護問題など、厚生労働分野を中心に、様々な日本の問題について議論をし、可能な限り結果を出すよう努めさせていただいた前任期期間でした。
私自身がかつての政治から軽んじられた命でしたので、私は政治の側の人間として、絶対に国民の命を軽んじることはしないと心に決め、戦い続けた三年三ヶ月でもありました。
これからも政治の力が、一部の人間の利益のために使われるのではなく、誰もが希望の持てる未来を作っていくものとなるよう心から願い続けるとともに、私もこれから自分の出来る事を考えていきたいと思います。
*写真は、この文章を新幹線の中で書いているところです。
思えばこの1ヶ月間、 急な解散、離党、新党結成、そして総選挙、と本当に慌しく、あっという間に過ぎて行きました。
党もバタバタしておりましたし、選挙期間中には、未来の党の比例名簿順位の問題が報道されたりもして、その際には多くの皆様からご心配の連絡をいただきました。
12月3日の出馬会見において、嘉田代表が「比例単独2位」と発言されたこともあり、皆様の中には、当初の予定順位から大きく下がったように思われた方も多いかもしれません。
しかし、2位と言っても、小選挙区と比例区の重複立候補者の12名が同率で1位で名簿に搭載されており、実質は「13位」でした。
私にとって今回の選挙は、前任期中の経験から「競争よりも共生」を願う国民の方々が確かに存在し、その方々の受け皿となる、解散当時にはなかった選択肢を誰かが作らなければならないと考えていたことから、そういった受け皿作りをするという意味を持つものでした。
自分自身の選挙や当落についてよりも、そちらに重きを置いてきた事もあり、選挙区すらギリギリまで決まらず、受け皿となる日本未来の党ができることになった時点で、実は、私自身は出馬しない方向で検討をしておりました。
それでも、嘉田代表はじめ、たくさんの方々にお声かけいただいたこともあって、最終的には、私自身の当選は難しいであろうことはあらかじめ納得した上で、嘉田代表のもと、党の掲げる想いを国民の皆様に知ってもらうことを主目的として出馬することにしました。
ですので、私にとっては13位が14位になろうと、それこそ小異だったのです。
そして選挙期間中、関西はもちろん、九州や東京へも応援に行かせてもらい、多くの皆様に訴えをさせていただきましたので、私は今回の結果には一切悔いはありません。
2009年に国会へと送っていただいて以降、肝炎対策基本法から始まり、B型肝炎救済法やカネミ油症救済法の成立や、薬事法改正の議論、震災や原発対応、社会保障問題、動物愛護問題など、厚生労働分野を中心に、様々な日本の問題について議論をし、可能な限り結果を出すよう努めさせていただいた前任期期間でした。
私自身がかつての政治から軽んじられた命でしたので、私は政治の側の人間として、絶対に国民の命を軽んじることはしないと心に決め、戦い続けた三年三ヶ月でもありました。
これからも政治の力が、一部の人間の利益のために使われるのではなく、誰もが希望の持てる未来を作っていくものとなるよう心から願い続けるとともに、私もこれから自分の出来る事を考えていきたいと思います。
*写真は、この文章を新幹線の中で書いているところです。
ennriko555 at 20:04|Permalink│
2012年12月20日
ご報告
やっと書き込み再開です。
12日間に及ぶ選挙戦が終了しました。
皆様方の心強い応援を頂きましたが、力及ばず「未来の党」獲得議席数9議席という結果となりました。
未来の党にとっては、大変厳しい結果でありますが、紛れもない「民意」でありますので、真摯に受け止めたいと思います。
さて、こちらは議員会館の引越しがやっと終わり、あとは宿舎の引越しが残っています。
明日までに引っ越さなければならず、選挙が終わったあともバタバタと荷造りや、各種手続きなと大慌てで行っています。
今日も片付けを頑張ります。
※公職選挙法第178条の規定により、お世話になった皆様方へ御礼を申し上げられない無礼をどうかご容赦ください。
12日間に及ぶ選挙戦が終了しました。
皆様方の心強い応援を頂きましたが、力及ばず「未来の党」獲得議席数9議席という結果となりました。
未来の党にとっては、大変厳しい結果でありますが、紛れもない「民意」でありますので、真摯に受け止めたいと思います。
さて、こちらは議員会館の引越しがやっと終わり、あとは宿舎の引越しが残っています。
明日までに引っ越さなければならず、選挙が終わったあともバタバタと荷造りや、各種手続きなと大慌てで行っています。
今日も片付けを頑張ります。
※公職選挙法第178条の規定により、お世話になった皆様方へ御礼を申し上げられない無礼をどうかご容赦ください。
ennriko555 at 12:34|Permalink│
2012年12月03日
明日から第46回衆議院議員選挙が始まります!
こんにちは。
このたび、「日本未来の党」から、比例近畿ブロック(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)より出馬することに致しました。
解散前の政治状況は、民主党が自民党化し、第三極と言われていた政党も含めて、自民党一極に過ぎない選択肢のない状況になっていたと認識しています。
その結果、ますます本当に政治の力を必要としている人々に、必要な政治の力が届かなくなってしまう。
そのような事態だけは絶対に避けたいとの思いから、その受け皿となるべき「真の第三極」を作るべく、この数か月間、同志の政治家、そして同じ危機感をもった国民の方々とともに、相談を続けてきました。
そして、あの突然の解散後、様々な紆余曲折こそありましたが、嘉田由紀子滋賀県知事を党首とする「日本未来の党」ができあがりました。
「だれもが希望をもてる未来を。」
これは、「日本未来の党」の合言葉です。
強いものだけではない、弱い立場の置かれたものも含めた、誰もが希望を持てる社会づくりを目指す政党です。
私は、この考えに大いに賛同しますし、「みどりの風」の方針もあり、「日本未来の党」へ移らせてもらいました。
そして、この間、新たな小選挙区からの出馬の話も含め、選挙区の検討がされていましたが、私は比例ブロックに拘わりがありました。
といいますのも、前任期中、ほぼ毎週末、休むことなく、地元小選挙区である長崎2区に帰って、皆様のお話を聞かせていただきました。
確かに、自分の選挙区を持った上で、選挙区を回り、皆様のお声を伺うことは、議員として大変重要な機会です。
一方で、小選挙区の場合、国会議員の仕事なのか疑問に思う公務が含まれていたり、活動範囲も小選挙区内だけに限定されてしまうという側面があったように思います。
また、国会議員は国全体を見据えた大局的な視点から議論をすべきであるのに、選挙区事情に判断を左右されがちになる側面もありました。
それに何より、私は長崎2区の有権者の皆さんへ強い思い入れがあり、私を支え育ててくださった長崎2区以外の小選挙区から出るということは受け入れられませんでした。
ですので、出馬をするなら、小選挙区ではなく比例区から、そして、その中でも、私が危惧する新自由主義台頭の象徴でもある近畿ブロックからの出馬を敢えて希望させていただきました。
なお、一部報道で、選挙は「日本未来の党」で戦い、選挙後は「みどりの風」に戻るということが、あたかも私が発言したかのように流れていますが、それは事実に反しています。
政治とは私たちの生活そのものです。
社会の歯車が狂いだすと、いつだって犠牲になるのは生きる力の弱い生活弱者です。
命と、未来と、他者や自然との共生を実現する優しい国となることを切に望みます。
いよいよ、明日から選挙が始まります。
比例名簿の順位からして、私個人としては厳しい戦いであることは百も承知ですが、嘉田由紀子党首とともに、母娘連合で、皆様に少しでも多くの想いを訴えさせていただき、だれもが希望を持てる未来を、皆さんと共に切り開いていきたいと思います!
どうかお受け止めいただき、そして応援をよろしくお願いします!
※本日18時半頃より、嘉田党首と一緒に記者会見(JR大津駅前 滋賀ビル9F比叡の間)を行う予定です。
このたび、「日本未来の党」から、比例近畿ブロック(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)より出馬することに致しました。
解散前の政治状況は、民主党が自民党化し、第三極と言われていた政党も含めて、自民党一極に過ぎない選択肢のない状況になっていたと認識しています。
その結果、ますます本当に政治の力を必要としている人々に、必要な政治の力が届かなくなってしまう。
そのような事態だけは絶対に避けたいとの思いから、その受け皿となるべき「真の第三極」を作るべく、この数か月間、同志の政治家、そして同じ危機感をもった国民の方々とともに、相談を続けてきました。
そして、あの突然の解散後、様々な紆余曲折こそありましたが、嘉田由紀子滋賀県知事を党首とする「日本未来の党」ができあがりました。
「だれもが希望をもてる未来を。」
これは、「日本未来の党」の合言葉です。
強いものだけではない、弱い立場の置かれたものも含めた、誰もが希望を持てる社会づくりを目指す政党です。
私は、この考えに大いに賛同しますし、「みどりの風」の方針もあり、「日本未来の党」へ移らせてもらいました。
そして、この間、新たな小選挙区からの出馬の話も含め、選挙区の検討がされていましたが、私は比例ブロックに拘わりがありました。
といいますのも、前任期中、ほぼ毎週末、休むことなく、地元小選挙区である長崎2区に帰って、皆様のお話を聞かせていただきました。
確かに、自分の選挙区を持った上で、選挙区を回り、皆様のお声を伺うことは、議員として大変重要な機会です。
一方で、小選挙区の場合、国会議員の仕事なのか疑問に思う公務が含まれていたり、活動範囲も小選挙区内だけに限定されてしまうという側面があったように思います。
また、国会議員は国全体を見据えた大局的な視点から議論をすべきであるのに、選挙区事情に判断を左右されがちになる側面もありました。
それに何より、私は長崎2区の有権者の皆さんへ強い思い入れがあり、私を支え育ててくださった長崎2区以外の小選挙区から出るということは受け入れられませんでした。
ですので、出馬をするなら、小選挙区ではなく比例区から、そして、その中でも、私が危惧する新自由主義台頭の象徴でもある近畿ブロックからの出馬を敢えて希望させていただきました。
なお、一部報道で、選挙は「日本未来の党」で戦い、選挙後は「みどりの風」に戻るということが、あたかも私が発言したかのように流れていますが、それは事実に反しています。
政治とは私たちの生活そのものです。
社会の歯車が狂いだすと、いつだって犠牲になるのは生きる力の弱い生活弱者です。
命と、未来と、他者や自然との共生を実現する優しい国となることを切に望みます。
いよいよ、明日から選挙が始まります。
比例名簿の順位からして、私個人としては厳しい戦いであることは百も承知ですが、嘉田由紀子党首とともに、母娘連合で、皆様に少しでも多くの想いを訴えさせていただき、だれもが希望を持てる未来を、皆さんと共に切り開いていきたいと思います!
どうかお受け止めいただき、そして応援をよろしくお願いします!
※本日18時半頃より、嘉田党首と一緒に記者会見(JR大津駅前 滋賀ビル9F比叡の間)を行う予定です。
ennriko555 at 13:45|Permalink│
2012年11月21日
解散から5日
こんにちは。
衆議院の解散から5日が経過しました。
この数日間、これまでお世話になった皆さんのところへ、直接伺わせていただき、ご挨拶をさせていただいておりました。
突然の解散を受けての急な離党となってしまったことで、地元の皆様には、ご迷惑とご心配をおかけしたにも関わらず、お叱りの声もいただきましたが、それ以上に多くの温かい励ましの言葉もかけていただきました。
今の日本は、待機児童の問題、ネットカフェ難民、ハローワークに毎日通っても職に就けない方、職にあっても、その4割は非正規雇用で、4人に1人が年収200万円以下であるなど、不安定な立場の方が、確実に多くなってきています。
また、自殺者も年間3万人を超えており、生活保護受給者の増加を指摘する声がある一方で、それさえ受けられず、同じ国民であっても、終の住処が路上や刑務所となってしまう方すらもいます。
貧困・格差・高齢・障害・孤立から、様々な問題を抱えながら生きる人々が延々と増え続けていくという異常事態となっていると私は思います。
一方で、消費増税での3党合意のように、弱いものの視点が薄まり、強いものの都合の良い決め方によって世の中を決めていく流れができあがってしまっており、本当に政治の力を必要としている人々に、必要な政治の力が届いてないし、届きにくくなっている。
本当にこのままで良いのだろうか?というのが私の問題意識です。
私は、自分がこれまで歩んできた人生を踏まえ、代議士としてすべきことは、弱いものを『守る』という視点ではなく、あくまで『同じ目線』『同じ視点』でもって、組織化することも出来ない方々の声なき声を『代弁』し徹底的に『議論』することだと考えています。
そして、その考えにもっとも近いのが「みどりの風」だと思い、入党を決意しました。
今回は、民・自・公と、日本維新の会のような第三極と呼ばれる政党も含めた、強いものの目線により政治を推し進める新自由主義「連合」との戦いになります。
医療や社会保障は「ほどこし」ではありません。
今おかれている状況が悪いのは「おまえの頑張りが足りない」と言って何でも自己責任に転嫁する政策は、日本人を不幸にしてしまうと思います。
いくら頑張ってもどうにもできないような様々な状況の個人や家庭が多くありますから。
別に社会主義国家を目指すつもりはありませんし、競わせる部分はどんどん競わせることが、日本経済の成長を図るためにも絶対に必要です。
ただ、どうしても守らなければならない部分は、社会全体でしっかりと守っていくため、必要な制度の構築や社会の雰囲気作りにしっかりと努めていく必要があると考えています。
日本人が日本で生きにくいと感じる世の中には絶対にしたくない。
これまで育てていただいた地元の皆様に対してはもちろん、日本の全国民の皆様に対して、本当の意味での恩返しができるよう、頑張らなければと決意を新たにする次第です。
どうか今後ともご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
写真は、先日朝、実家を出る時に撮った写真です。
衆議院の解散から5日が経過しました。
この数日間、これまでお世話になった皆さんのところへ、直接伺わせていただき、ご挨拶をさせていただいておりました。
突然の解散を受けての急な離党となってしまったことで、地元の皆様には、ご迷惑とご心配をおかけしたにも関わらず、お叱りの声もいただきましたが、それ以上に多くの温かい励ましの言葉もかけていただきました。
今の日本は、待機児童の問題、ネットカフェ難民、ハローワークに毎日通っても職に就けない方、職にあっても、その4割は非正規雇用で、4人に1人が年収200万円以下であるなど、不安定な立場の方が、確実に多くなってきています。
また、自殺者も年間3万人を超えており、生活保護受給者の増加を指摘する声がある一方で、それさえ受けられず、同じ国民であっても、終の住処が路上や刑務所となってしまう方すらもいます。
貧困・格差・高齢・障害・孤立から、様々な問題を抱えながら生きる人々が延々と増え続けていくという異常事態となっていると私は思います。
一方で、消費増税での3党合意のように、弱いものの視点が薄まり、強いものの都合の良い決め方によって世の中を決めていく流れができあがってしまっており、本当に政治の力を必要としている人々に、必要な政治の力が届いてないし、届きにくくなっている。
本当にこのままで良いのだろうか?というのが私の問題意識です。
私は、自分がこれまで歩んできた人生を踏まえ、代議士としてすべきことは、弱いものを『守る』という視点ではなく、あくまで『同じ目線』『同じ視点』でもって、組織化することも出来ない方々の声なき声を『代弁』し徹底的に『議論』することだと考えています。
そして、その考えにもっとも近いのが「みどりの風」だと思い、入党を決意しました。
今回は、民・自・公と、日本維新の会のような第三極と呼ばれる政党も含めた、強いものの目線により政治を推し進める新自由主義「連合」との戦いになります。
医療や社会保障は「ほどこし」ではありません。
今おかれている状況が悪いのは「おまえの頑張りが足りない」と言って何でも自己責任に転嫁する政策は、日本人を不幸にしてしまうと思います。
いくら頑張ってもどうにもできないような様々な状況の個人や家庭が多くありますから。
別に社会主義国家を目指すつもりはありませんし、競わせる部分はどんどん競わせることが、日本経済の成長を図るためにも絶対に必要です。
ただ、どうしても守らなければならない部分は、社会全体でしっかりと守っていくため、必要な制度の構築や社会の雰囲気作りにしっかりと努めていく必要があると考えています。
日本人が日本で生きにくいと感じる世の中には絶対にしたくない。
これまで育てていただいた地元の皆様に対してはもちろん、日本の全国民の皆様に対して、本当の意味での恩返しができるよう、頑張らなければと決意を新たにする次第です。
どうか今後ともご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
写真は、先日朝、実家を出る時に撮った写真です。
ennriko555 at 15:03|Permalink│
2012年11月17日
衆議院解散
いつもお世話になっている皆さまへ
日頃から私の政治活動に多大なるご理解とご協力を賜り、改めて衷心より御礼申し上げます。
この度、民主党を離党し、「みどりの風」として政治活動を行なう事を決断致しました。
政権交代の夏、私は民主党が掲げる「ひとつひとつの生命を大切にする。」という理念に共感した上で選挙を戦いました。
薬害を生み出した構図である、「長きにわたり作り上げられた既得権益と戦い、行き過ぎた市場原理主義により広げられた格差を是正し、ぼろぼろにされた社会保障を立て直す。」それが当時の民主党の使命でした。
政権交代には意義があったと思いますし、実現できたこともたくさんあります。
現に、他の民主党議員も真剣に国民を思って活動を行なっていました。
しかし、月日が経つにつれ、民主党が、徐々に、「自公政権のころと似た政策、強いものによる目線でもって強いものの意見だけで政策決定する」ようになってきていると感じ始めました。
3党だけで合意した「社会保障と税の一体改革」、TPPへの交渉参加問題、原発再稼働問題においても、そう感じます。
「それでも、民主党を簡単には諦めるわけにはいかない。」
そう思い、今年の7月には、党員資格停止処分まで受けましたが、「真の社会保障と一体改革を実現する一期生の会」を立ち上げ、参議院での消費増税法案修正を求め活動し、9月に行われた代表選では、執行部の一新を考え、候補者擁立まで模索しました。
しかし、私の力不足で、思ったようにはいきませんでした。
私は一切、変わっていないつもりでしたが、いつしか「反主流派」と言われるようになりました。そのような中、自分が自分らしくあれる場所として、離党・新党を模索していたところ、突然、解散総選挙が行われることになりました。
突然の解散に、離党まで考えて動いていたにも関わらず、「民主党から出馬すれば、選挙体制や資金的には一番有利かもしれない。」と考えてしまう自分がいました。
現に、支援いただいている組織の意向を気にして、原発やTPPにおいては、自分の思いを十分に発言が出来なかった事があり、正直、後悔し反省をしています。
このままでは、いずれ「政治家は落選したら、ただの人。次に当選するためには、多少の政策変更も仕方がない。」と思うようになるのではないか。
議員になる前の私が、そんな自分を見たら、きっと怒られると思います。
私はこれからも私が最良と思う事を訴え続けたい。
そして、その考えが、国民の皆様にご支持いただけなければ、潔く散ればいい。
それが民主主義なのですから。
今、第三極と言われている政党も、結局は、その多くが元自民党の方が関係した党で、私には一極にしか見えません。
以前にも増して強いもの目線での政策が目立ち、このままでは格差はもっと広がり、自殺者や犯罪が増えるかもしれない。
この流れを何とか止めたい。
「真の第三極」を作らなければと考えた次第です。
一極の中で、兜を奪い合う、天下取りゲームに国民が巻き込まれるような政治ではなく、常に、民の側にいる。
本当に政治の力を必要としている人々は、きっと陳情には来たくても来られないし、そもそも声を上げる術など知らないのではないでしょうか。
皆さまには、いつも温かく支えて頂き、感謝の思いでいっぱいです。
また、民主党の先輩、同僚議員ともこれまでたくさんの困難を乗り越え、育てて頂きました。
ご支援を下さった皆様方おひとりおひとりのお顔を思いだし、日夜考えに考え抜き、この決断に至りました。
勝手な思いではありますが、どうかご理解頂き今後ともご指導いただきますことを心からお願い申し上げます。
福田えりこ
日頃から私の政治活動に多大なるご理解とご協力を賜り、改めて衷心より御礼申し上げます。
この度、民主党を離党し、「みどりの風」として政治活動を行なう事を決断致しました。
政権交代の夏、私は民主党が掲げる「ひとつひとつの生命を大切にする。」という理念に共感した上で選挙を戦いました。
薬害を生み出した構図である、「長きにわたり作り上げられた既得権益と戦い、行き過ぎた市場原理主義により広げられた格差を是正し、ぼろぼろにされた社会保障を立て直す。」それが当時の民主党の使命でした。
政権交代には意義があったと思いますし、実現できたこともたくさんあります。
現に、他の民主党議員も真剣に国民を思って活動を行なっていました。
しかし、月日が経つにつれ、民主党が、徐々に、「自公政権のころと似た政策、強いものによる目線でもって強いものの意見だけで政策決定する」ようになってきていると感じ始めました。
3党だけで合意した「社会保障と税の一体改革」、TPPへの交渉参加問題、原発再稼働問題においても、そう感じます。
「それでも、民主党を簡単には諦めるわけにはいかない。」
そう思い、今年の7月には、党員資格停止処分まで受けましたが、「真の社会保障と一体改革を実現する一期生の会」を立ち上げ、参議院での消費増税法案修正を求め活動し、9月に行われた代表選では、執行部の一新を考え、候補者擁立まで模索しました。
しかし、私の力不足で、思ったようにはいきませんでした。
私は一切、変わっていないつもりでしたが、いつしか「反主流派」と言われるようになりました。そのような中、自分が自分らしくあれる場所として、離党・新党を模索していたところ、突然、解散総選挙が行われることになりました。
突然の解散に、離党まで考えて動いていたにも関わらず、「民主党から出馬すれば、選挙体制や資金的には一番有利かもしれない。」と考えてしまう自分がいました。
現に、支援いただいている組織の意向を気にして、原発やTPPにおいては、自分の思いを十分に発言が出来なかった事があり、正直、後悔し反省をしています。
このままでは、いずれ「政治家は落選したら、ただの人。次に当選するためには、多少の政策変更も仕方がない。」と思うようになるのではないか。
議員になる前の私が、そんな自分を見たら、きっと怒られると思います。
私はこれからも私が最良と思う事を訴え続けたい。
そして、その考えが、国民の皆様にご支持いただけなければ、潔く散ればいい。
それが民主主義なのですから。
今、第三極と言われている政党も、結局は、その多くが元自民党の方が関係した党で、私には一極にしか見えません。
以前にも増して強いもの目線での政策が目立ち、このままでは格差はもっと広がり、自殺者や犯罪が増えるかもしれない。
この流れを何とか止めたい。
「真の第三極」を作らなければと考えた次第です。
一極の中で、兜を奪い合う、天下取りゲームに国民が巻き込まれるような政治ではなく、常に、民の側にいる。
本当に政治の力を必要としている人々は、きっと陳情には来たくても来られないし、そもそも声を上げる術など知らないのではないでしょうか。
皆さまには、いつも温かく支えて頂き、感謝の思いでいっぱいです。
また、民主党の先輩、同僚議員ともこれまでたくさんの困難を乗り越え、育てて頂きました。
ご支援を下さった皆様方おひとりおひとりのお顔を思いだし、日夜考えに考え抜き、この決断に至りました。
勝手な思いではありますが、どうかご理解頂き今後ともご指導いただきますことを心からお願い申し上げます。
福田えりこ
ennriko555 at 04:48|Permalink│
2012年11月14日
ダライ・ラマ法王が議員会館に。
こんにちは。
今週も慌しく動いております。
今日は、午前に厚生労働委員会が3時間半、明日は本会議が立つ予定となっています。
昨日は、なんと、ダライ・ラマ法王14世が国会にお越しになり、特別講演を行ってくださいました。
終始にこやかに、ユーモアを含めながら、「人類は皆一つという認識を持つべきときである。そして、正直に真実を語ることが人間を高める。私たち、彼らと、境界線を引くことはやめよう。」
「自分の未来は、全て回りの人々とつながっている。回りの人々に思いやりを持つことは、自分の未来を良くすることでもある。」
そういったお話を頂きました。
また、夕方は、毎週行っている有志による勉強会で、原発問題について俳優の山本太郎さんにお越しいただき、意見交換を行いました。
3.11以降の強い思いを語っていただきました。
内容を書いていきたいところですが、時間がなく、詳しい報告が出来ないこと、お許しください。
年内解散も取り沙汰されるなか、TPP(環太平洋パートナーシップ)への交渉参加表明を近いうちに行うかもしれないという総理の意向が報道されています。いまだ懸念事項の検証や議論が続いている中で、早々に表明することは何とか思いとどまっていただだきたいと思い、先ほど有志議員で幹事長室に要請へ行ってまいりました。
今週も慌しく動いております。
今日は、午前に厚生労働委員会が3時間半、明日は本会議が立つ予定となっています。
昨日は、なんと、ダライ・ラマ法王14世が国会にお越しになり、特別講演を行ってくださいました。
終始にこやかに、ユーモアを含めながら、「人類は皆一つという認識を持つべきときである。そして、正直に真実を語ることが人間を高める。私たち、彼らと、境界線を引くことはやめよう。」
「自分の未来は、全て回りの人々とつながっている。回りの人々に思いやりを持つことは、自分の未来を良くすることでもある。」
そういったお話を頂きました。
また、夕方は、毎週行っている有志による勉強会で、原発問題について俳優の山本太郎さんにお越しいただき、意見交換を行いました。
3.11以降の強い思いを語っていただきました。
内容を書いていきたいところですが、時間がなく、詳しい報告が出来ないこと、お許しください。
年内解散も取り沙汰されるなか、TPP(環太平洋パートナーシップ)への交渉参加表明を近いうちに行うかもしれないという総理の意向が報道されています。いまだ懸念事項の検証や議論が続いている中で、早々に表明することは何とか思いとどまっていただだきたいと思い、先ほど有志議員で幹事長室に要請へ行ってまいりました。
ennriko555 at 15:18|Permalink│
2012年11月09日
特例公債法案審議入り
こんにちは。
昨日は午前中、厚生労働部門会議、医療・介護ワーキングチーム(難病対策について)、生活保護ワーキングチームと会議が続き、午後からは本会議が3時間開かれました。
ようやく特例公債法案の審議に入ることが出来ましたが、一日も早く成立できるよう、関連法案の審議、成立も同時に進めていかなければいけません。
また、有志議員で、原発問題の勉強会を続けており、昨日は、元内閣官房審議官の古賀茂明さんにお越しいただき、お話を伺いました。
来週は、俳優の山本太郎さんにお越しいただき、意見交換を行う予定です。
今朝からずっと、これまで経済連携PTで散々議論を続け、慎重な意見も党内から多く出ているTPP交渉参加問題について、総理は月内にも参加表明を行うかもしれないというニュースや、22日解散説など、報道が飛び交っています。
国会にいると情勢を把握できているものと思われそうですが、いったいどうなっているのか、国会にいてもつかめない状況です。短い臨時国会、一本でも多く法案を成立出来るよう頑張ります。
昨日は午前中、厚生労働部門会議、医療・介護ワーキングチーム(難病対策について)、生活保護ワーキングチームと会議が続き、午後からは本会議が3時間開かれました。
ようやく特例公債法案の審議に入ることが出来ましたが、一日も早く成立できるよう、関連法案の審議、成立も同時に進めていかなければいけません。
また、有志議員で、原発問題の勉強会を続けており、昨日は、元内閣官房審議官の古賀茂明さんにお越しいただき、お話を伺いました。
来週は、俳優の山本太郎さんにお越しいただき、意見交換を行う予定です。
今朝からずっと、これまで経済連携PTで散々議論を続け、慎重な意見も党内から多く出ているTPP交渉参加問題について、総理は月内にも参加表明を行うかもしれないというニュースや、22日解散説など、報道が飛び交っています。
国会にいると情勢を把握できているものと思われそうですが、いったいどうなっているのか、国会にいてもつかめない状況です。短い臨時国会、一本でも多く法案を成立出来るよう頑張ります。
ennriko555 at 18:01|Permalink│
2012年11月07日
厚労委員会
今週は、各委員会が開かれており、今日も厚生労働委員会が6時間コースで行われています。
先日の大臣の所信的挨拶に対する一般質疑です。
特例公債法案の成立に向け、各委員会における関連法案の成立も急いでいるところです。
今臨時国会は1ヶ月しかありませんので、成立させるべき法案の早期審議入り、そして速やかな成立のため頑張って参ります。
与野党で、政策を競い合うことは重要です。しかし、特例公債法などを政局に持ち込むような政治はもうおしまいにするべきと思います。
民主党厚生労働部門内は、座長に岡本充功議員が就任され、新たな体制下、私も行政刷新・規制改革WT事務局長となりました。
年末の来年度予算編成に向けて、予算・税制改正に向けた団体ヒアリングも始まっています。
最近急に寒くなってきましたので、風邪を引かないように皆さん気をつけられてください。
先日の大臣の所信的挨拶に対する一般質疑です。
特例公債法案の成立に向け、各委員会における関連法案の成立も急いでいるところです。
今臨時国会は1ヶ月しかありませんので、成立させるべき法案の早期審議入り、そして速やかな成立のため頑張って参ります。
与野党で、政策を競い合うことは重要です。しかし、特例公債法などを政局に持ち込むような政治はもうおしまいにするべきと思います。
民主党厚生労働部門内は、座長に岡本充功議員が就任され、新たな体制下、私も行政刷新・規制改革WT事務局長となりました。
年末の来年度予算編成に向けて、予算・税制改正に向けた団体ヒアリングも始まっています。
最近急に寒くなってきましたので、風邪を引かないように皆さん気をつけられてください。
ennriko555 at 19:13|Permalink│
2012年11月02日
各委員会始動中
こんにちは。
今週、第181回国会も始まり、衆議院本会議にて総理の所信表明演説、それを受けての2日間にわたる各党代表質問が行われました。
厚生労働部門会議や各種ワーキングチームなども動きだしました。今朝は厚生労働委員会が開催され、新たな厚生労働大臣等の就任挨拶などを受け、来週には一般質疑が予定されています。
今日は、地元に戻り、西岡武夫元参議院議長の1周忌の集いに参加いたします。
西岡先生がお亡くなりになって、もう1年が経過したなんて・・・。
西岡先生が生きていらしたら、今の政治状況をどうように思い、どのような行動をされておられただろうか。
今日は、亡き西岡先生を皆で偲びたいと思います。
今週、第181回国会も始まり、衆議院本会議にて総理の所信表明演説、それを受けての2日間にわたる各党代表質問が行われました。
厚生労働部門会議や各種ワーキングチームなども動きだしました。今朝は厚生労働委員会が開催され、新たな厚生労働大臣等の就任挨拶などを受け、来週には一般質疑が予定されています。
今日は、地元に戻り、西岡武夫元参議院議長の1周忌の集いに参加いたします。
西岡先生がお亡くなりになって、もう1年が経過したなんて・・・。
西岡先生が生きていらしたら、今の政治状況をどうように思い、どのような行動をされておられただろうか。
今日は、亡き西岡先生を皆で偲びたいと思います。
ennriko555 at 16:19|Permalink│
2012年10月30日
第181回国会
おはようございます。
25日から昨日まで五年に一度の「和牛の祭典」が佐世保をメイン会場に、島原会場と合わせて2か所で開催されていました。
私も先日行ってきました。全国のブランド牛が長崎に結集し、日本一決定戦が行われ地元の和牛も入賞しています!
第8区「若雄後代検定牛群」優等賞を受賞し、出品区の全てで優等賞を獲得しました。
また、週末は「陸上自衛隊竹松駐屯地創立60周年式典や、小野島町で恒例の抜穂祭に参加しました。
あいにくの雨でしたが、各地で行事がたくさん行われた週末でした。
また、チームえりこの皆さんに、私の誕生日も近いということで集まって下さり、忌憚のない意見の交換も行いました。
そして週が明けて昨日、第181回国会が召集されました。
また国会における活動が中心となりますが、引き続き頑張って参ります。
今日で、32歳になりました。立候補を表明したのは27歳の時でしたが、時は経ても私の中での思いは全くあの頃と変わっていないなと感じています。
だからこそ、感じる違和感というのもあるのだと思いますが、ぶれることなく頑張ります。
25日から昨日まで五年に一度の「和牛の祭典」が佐世保をメイン会場に、島原会場と合わせて2か所で開催されていました。
私も先日行ってきました。全国のブランド牛が長崎に結集し、日本一決定戦が行われ地元の和牛も入賞しています!
第8区「若雄後代検定牛群」優等賞を受賞し、出品区の全てで優等賞を獲得しました。
また、週末は「陸上自衛隊竹松駐屯地創立60周年式典や、小野島町で恒例の抜穂祭に参加しました。
あいにくの雨でしたが、各地で行事がたくさん行われた週末でした。
また、チームえりこの皆さんに、私の誕生日も近いということで集まって下さり、忌憚のない意見の交換も行いました。
そして週が明けて昨日、第181回国会が召集されました。
また国会における活動が中心となりますが、引き続き頑張って参ります。
今日で、32歳になりました。立候補を表明したのは27歳の時でしたが、時は経ても私の中での思いは全くあの頃と変わっていないなと感じています。
だからこそ、感じる違和感というのもあるのだと思いますが、ぶれることなく頑張ります。
ennriko555 at 10:34|Permalink│