タチョナとenoco合同企画ワークショップが、7月29日(土)、30日(日)に開催されました。
今回は、ドイツのオーケストラで活躍されているビオラ奏者の笠川恵さんを講師にお迎えして、子ども向け音楽ワークショップを行いました。
ワークショップ当日、自分の家にある日常品を持ち寄って、10人の小・中学生が集まってくれました。
それぞれ持ち寄った物の中には、鍵盤ハーモニカ、空き瓶、ビーズなど、一人一人違ったmy楽器を持ち寄っていて個性が溢れてました。
<ワークショップ1日目>
音楽を演奏する準備として、最初に体のウォーミングアップを始めます!
輪になって自分の隣の人の名前を大きな声で発声します。
その時、声に強弱をつけたり、体のリズムを取り入れたみたり「体」と「声」を存分に使って、自己表現を行います。
不思議なことに、最初は恥ずかしがっていた子どもたちも、次第に緊張がほぐれて、子どもたちの方からも私たちに声をかけてくれるようになりました。
次は、笠川さんの演奏を聴いて覚えて、その曲が流れたら、自分の決めたポジションに移動するというもの。
自分の決めた位置をしっかり身体で覚えるのと同時に、聞こえてくる音に集中します。
子どもたちは、しっかり聞き分けて移動の時間も楽しそうにしていました。
最後は、自分の持ってきた日用品を使って、どんな音が出るのか、どんな鳴らし方があるのか、自分の好きな音を探す時間でした。
「こんな音も出るよ〜!」「この音、海の波の音に似てる!」と、自分の持ってきた楽器に興味津々。普段から当たり前のように見ている物だけど、使い方一つで自分だけの特別な楽器になると実感していました。