えのしま貝散歩

江の島近くで拾える貝たち

昨日の夕方、散歩に出るタイミングで夫が出張から帰って来たので、アディーはお散歩拒否でした。今日は都合により朝散歩なしなので、番外編で~す。


以前ご紹介したLIXIL出版の「ニッポン貝人列伝」。IMG_3379
10人の日本人貝コレクターを紹介した本ですが、この展覧会が東京京橋のLIXILギャラリーで開催中なので25日に見に行ってきました。26日までだったので滑り込みセーフ。

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最寄りの地下鉄銀座線の京橋駅から行きましたが、JR東京八重洲口からも歩けます。

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ビルの2階に上がり展覧会入り口。

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ええー、こんな小規模?!奥行き10mぐらいしかない。高いJR代を払って来たのにううっ。まあ、貸し切り状態なのでじっくりゆっくり張り付いて見ることにしましょう。入場料は無料です。

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まずは平瀬與一郎(1859-1925)。コレクターであり標本商。

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彼が出版した木版画の貝類図譜「貝千種(かいちぐさ)」。トンガリササノハに重なるようにテングガイが配されてアーティスティックです。

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トミガイなんて描くの難しいよね。実際は白だけど、青とピンクで陰影を付けてあります。

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かわいい顔のタカラガイの絵はがき。クチムラサキダカラ(紫宝と書かれています)とイボダカラ。クチムラサキダカラの外套膜はこんな色なのかしら?

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販売用の標本セット。箱には絵が描かれ、お重ですね(笑)。

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こちらは菊地典男(1915-2013)のコレクション。サザエ科のリンボウガイは成長して次の棘に達するとその棘を切り落とす、だって!なるほど外縁にしか棘がありません。吸収するんじゃなくて切り落とすんだ。

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クマサカガイ科のカジトリグルマはリンボウガイに似ているけど、棘は切り落とさないらしい。

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最近拾っていないウラシマガイですが「どう猛でウニを襲う」だって。どのウニだろう?岩場のウニではないと思う。

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あら、お馴染みアサガオガイ。青紫色を上、白い殻頂を下にして浮かぶのは、サバの体色と同じ理論らしい。そうだったのか~。ちなみにサバの背中が青いのは空から見て水面の青に紛れるよう、腹が白いのは下から見て光に紛れるようになっていて、外敵から身を守るという話。

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鳥羽源蔵(1872-1946)のコレクション。案外みんな紙の切れ端をメモ代わりに使って標本と一緒にいれている。

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吉良哲明(1888-1965)のコレクションには几帳面そうな字で番号が書かれていました。

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山村八重子(1899-1996)コレクションのコノハザクラ。実際の色はもう少しピンクでサクラガイの親分のような雰囲気。

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波部忠重(1916-2001)の学術論文の挿絵を担当した牧野四子吉(よねきち)の絵。

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こまか~い。

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櫻井欽一(1912-1993)のコレクションより。ハナイタヤの合弁って初めて見た。小さなものしか拾ったことないので存在感ある大きさにびっくり。大きいと左殻の凹みがより顕著。

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河村良介(1898-1993)はJCB設立の実業家で10万点以上という日本一のコレクター。ハートのかわいい貝たち。

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「貴重な標本はヘマトキシリンで紫に染めた真綿を敷いた」と本にありましたが、これがその紫の真綿。想像以上に濃い紫色でした。

以上で貝人列伝の展示は終了。新しく知ったこともあり、まぁまぁまぁってところかしら。

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LIXILギャラリーには展示室が3つあり、他の展覧会も覗いてみました。こちらでは焼き物が展示されていましたが、この3つの大皿と1つの茶碗のみという贅沢さ。

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伊藤秀人さんによる青瓷という種類の焼き物だそうですが、ひびの入り具合でガラスが何枚も重なって見えて素敵でした。建築関係の展覧会もチャチャと見てギャラリーを後にしました。

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新しい商業施設の周りにはふんだんに緑が配置されて気持ちいいです。これは京橋エドグラン周辺。

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昔ながらの通りにはアオギリが植えられていました。海では下ばかり見ているけど、都会では見上げるばかり(笑)。

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あちこちにお祭りの準備がしてありました。オフィス街とこの紙垂(しで)の組み合わせが面白い。山王祭りでしょうか。

わざわざ東京まで足を延ばしましたが、他に見たいものもないので午前中でサクッと帰ってきました。










昨日の夕方。
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南風が吹いて海藻が打ち上げられていました。

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でも期待したほどの漂着物はありませんでした。

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そろそろハシボソミズナギドリが打ち上がりそうですが、これは体が白っぽいのでオオミズナギドリかな。

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暑くも寒くもなく、歩いていて気持ちの良い夕方でした。


今朝の海岸。
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雲ってます。ちょっと蒸し暑い。

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バカガイばかり。

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あ、ハシボソミズナギドリです。体はハトぐらいのサイズですが、翼が非常に長いので少し大きく見えます。

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こちらにも。全部で3羽の落鳥がありました。タスマニアからの渡りの途中で体力のない若鳥が吹き寄せられ命を落とします。これからしばらく続くかと思います。

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丸々した大きなカミナリイカ。コーヒー豆模様です。

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エボシもん1点のみ。

河口へ行くとえのすいの飼育員さんが魚を掬っていました。生餌にしたり、珍しい魚だと飼育したりするそう。
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これはカゴカキダイの幼魚。磯のタイドプールにもいるらしい。水族館の水槽ですぐ増えてしまうイソギンチャクを食べてくれる頼もしい掃除屋さんだって。他はボラやドロメなどを見て、立ち去ろうとした瞬間背後で「あー」と叫び声が。

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「シラスウナギ獲れちゃいました」だって!これは漁業権を持っている人じゃないと獲ってはいけないのでリリース。食卓へ上るか西マリアナ海嶺へ戻るか運命やいかに。


こちら先週の結婚式でもらったフラワーアレンジメント。
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いまのところアルストロメリア、アジサイ、ヒペリカムの3つは残っているので、花瓶に差しています。

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アジサイの萼は薄っすら緑がかった白ですが、よく見ると奥に青い花(両性花)が咲いていました。

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ヒペリカムの実は萎びてきたのでそろそろ終わりかな。この実はスパイシーなカレー臭(加齢臭ではないよ)がするので、ハーブなのかしら?と調べてみたら、なんとなんとオトギリソウ属と書いてありました。

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うちの庭で満開のビヨウヤナギ(ビオウヤナギと呼んでいましたがビヨウの方が一般的みたい)はまさにオトギリソウ属だよー。ビヨウヤナギの学名はHypericum monogynumでまさにヒペリカムでした。ビヨウヤナギが咲き終わってもこのような実は見たことがないので種類は違う思いますが、ひょんなことからうちの庭のアレとフラワーアレンジに使われるコレが繋がってびっくりしました。











昨日の昼間、ショッピングモールで買い物後、建物の外を見て「あれ、なんで地面が濡れてるの?」と思ったら、晴れているのに結構な雨。建物の中にいて全然雨に気が付かなった。たいていバイクで買い物行くのにたまたま車で出かけてよかったー。布団も干してなくてセーフ。

夕方の海岸。
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砂浜に雨粒の跡。買い物から帰る時はほとんど止んでいたのでどれほどの降りだったのかわからないけど、かなり大粒だったと思われる。

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すっきり晴れて江の島くっきり。

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波頭がピンク色に反射してます。

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貝や小石のエリア。

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あああ!アリソガイの幼貝だと思って近づいたら、ちょー久しぶりのシオサザナミじゃないの!ひゃー、バッキバキ。

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なんと裏のもう一枚は奇跡的に無傷でした。一番好きな貝なのでよかった!

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日が傾くにつれ、東の空も色付いていきます。

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日がとっぷり暮れてからようやく富士山のお出まし。

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上空に2つの黒い点が遠くから見えて「トンビと思いきやのドローンだろう」と思っていました。砂浜を歩いていて、背後から迫る虫の羽音のようなドローンが頭上を過ぎるのがいつも恐怖です。素敵な音楽でも流して存在を知らせてくれるならいいけど。で、結局この2つの黒い点は安心の凧でした(笑)。都合により今日のお散歩はナシです。


水槽からコンコンコンと音が聞こえました。こりゃ事件の予感。
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案の定、ホンヤドカリの小吉(奥)が自分の殻を中吉(手前で逆さま)の殻に打ち付けて、中吉を追い出しにかかっていました。

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たまらずイボニシの殻を脱ぎ捨て裸で飛び出す中吉。よく見ると、中吉の右横に脱皮殻があったので、なるほどね、中吉は脱皮したばかりだとわかりました。脱皮直後は体が固まっていないので攻撃されやすいのです。

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中吉はなんとかイボニシに戻りましたが、執拗に小吉が絡んできます。

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その後、また裸でウロウロしていた中吉の近くにレイシガイを置いてあげるとその中へ入りセーフ。

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小吉は中吉のイボニシの宿が欲しかったわけじゃなかったみたい。普通相手の宿が欲しい時に殻を打ち付けるんだけど、ただ意地悪しただけでした。











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