2008年02月

2008年02月29日

フジテレビ午後7時はクイズ!4月改編で木、金に番組新設

フジテレビは27日、東京・台場の同局で4月の改編を発表。午後7時台に“ベルトクイズF&F”と題し、クイズ番組を中心とした編成を行うことを明らかにした。

 月曜「ネプリーグ」、水曜「クイズ!ヘキサゴンII」、土曜「脳内エステIQサプリ」、日曜「熱血!平成教育学院」に加え、木曜に「全国一斉 日本人テスト」(仮題)、金曜に「検定ジャポン」(同)を新設する。

 F&Fはファミリー&フジテレビの意味。荒井昭博編成部長は「テレビの原点に立ち戻り、いま一度、お茶の間に家族が集まり、親子3代で楽しめる番組を作りたい」と狙いを語った。


東京で次世代ワンセグ「ISDB-Tmm」の実証実験

マルチメディア放送企画LLCは、3月5日より携帯機器向けマルチメディア放送技術「ISDB-Tmm」の実証実験を開始する。実験局は東京タワーに設置される。既に商用化されている「ワンセグ」は、ISDB-Tと呼ばれる放送規格をベースとしたものだが、今回実験される「ISDB-Tmm」は、現行技術をもとに、映像のほか、ニュースや電子書籍などをダウンロードとストリームで配信するというもの。

 今回の実験では、VHF帯の実験電波を東京タワーに設置した装置から発射し、実環境での受信状況や要素技術、サービスモデルの検証などを行なっていく。なお、現時点では、ISDB-Tmmを受信できる一般ユーザー向けの機器はない。

goo、携帯動画の実験サイトにテロップ挿入機能など

NTTレゾナントは、実証実験中の技術を公開するサイト「gooラボ」内のコーナー「携帯動画共有実験」で、携帯電話で撮影した動画をメールで送信すると、テロップ入り動画を作成できる機能を追加した。利用料は無料。URL入力でアクセスできる。

 今回公開された「テロップ動画テンプレート機能」は、携帯電話で動画を撮影してテンプレートを選択し、メールで動画を送信すると、テロップ入りのデコレーション動画を作成できるというもの。メールのタイトルと本文に入力されるテキストデータが動画のタイトルや動画再生中のテロップ文章として挿入される。テンプレートによって、フェードやズームなどの効果を入れることもできる。

 また、あわせて「自動ダイジェスト機能」も追加された。これは、携帯電話で再生できないような大容量の動画ファイルに対して、音声情報を元に盛り上がっている箇所を判定し、動画を自動編集して携帯電話でも閲覧できるようにする。

 同社では、ネットユーザーの7割に動画共有サイトが知られる一方で、動画を投稿した経験を持つユーザーが2割に留まっていると指摘。動画投稿を促進する方法の一環として、編集を簡単に行なえるよう今回の2つの機能を追加した。今後は、ビジネス性を検討していく。

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2008年02月28日

大きな期待が寄せられるケータイワンセグ視聴調査

■ワンセグケータイ販売が好調
ワンセグが視聴できるケータイの販売が好調だ。電子情報技術産業協会が発表した2007年12月の国内向け携帯電話出荷台数によると、地上デジタル放送が受信できる機種が累計で2,047万台となり、2,000万台を突破した。

7月に累計1,000万台を突破してから、5カ月でほぼ倍増した。弊社のモバイルリサーチ会員でもワンセグケータイを所有する割合は全会員の10%に達し、ここ半年で人数は倍増している。

ワンセグをユーザーが利用する上で下記のようなメリットがある。
・手軽な操作でクリアーなテレビ放送を楽しめる
・データ放送サービスを受けられる
・無料で視聴できる

■ワンセグデータ放送を使ったプロモーション事例
データ放送サービスには、プロモーションと連動した新しい試みも行われている。昨年、携帯電話のワンセグ機能とおサイフ携帯機能を利用して、首都圏をエリアとする日本テレビのワンセグを携帯端末で視聴すると、視聴中に自動的にコカコーラの缶コーヒーが無料で手に入れられる電子クーポンが配信されるというプロモーションが期間限定で実施された。

ワンセグ視聴者はその電子クーポンをコカコーラの電子マネーが利用できる「Cmode」対応自動販売機の読み取り機にかざすことで新製品缶コーヒーのサンプル1本が無料で貰える仕組みであった。今後、ワンセグ機能が標準搭載されたケータイが普及すると、このようなプロモーションを展開する企業が続々と現れると予想されている。

■ワンセグ視聴率の現状
テレビ視聴率については、日本では現在、調査会社ビデオリサーチが全国の6600世帯を対象に調査している。関東圏、中部圏、関西圏の調査モニターはそれぞれ600世帯で、家庭内の最大8台までのテレビにセンサーを付け、視聴データをオンラインで集計しているという。

しかし、ケータイでワンセグを見る人は調査の対象とはならず、視聴率の対象とはならない。ただ、これだけワンセグが視聴できるケータイが増えると、ワンセグの視聴データは無視できないものとなってくる。特に北京オリンピックを控え、加えてワンセグ独自の放送も始まると、視聴する人や視聴される番組も大幅に増えるかもしれない。そうなると、自宅にあるテレビとの棲み分けや、ワンセグがもたらすライフスタイルの変化も気になるところである。

ただ、現状ではワンセグの視聴動向を何かしらの機器を使って測定する術はない。視聴動向を推定する方法としては、調査会社のモニターにワンセグ端末で何を見たかを日記方式で紙に記録してもらう方法や、まとめてパソコンに入力してもらう方法が使われることが多い。また、これまで様々な調査会社が、ワンセグ視聴に関わるアンケート結果を発表しているが、視聴に関する意識的な部分は捉えられていると思うが、実態に迫っているとは言い難い。

ワンセグの視聴実態が明らかにならないと、ワンセグの番組に広告はつきにくくなることは当然だ。ただ、ケータイワンセグの視聴動向に迫ることができると「個人に紐付いた視聴」が把握できる。「世帯に紐付いた」据え置き型テレビとは決定的に違う貴重なデータとなりうる可能性が大きい。

テレビの広告主にとって、個々の視聴者の属性や消費動向は貴重な情報となる。ワンセグの視聴モニターを募り、個人の視聴データのみならず、個人の年齢、性別など属性情報までを入手できれば、従来の視聴率調査をはるかに上回る広告戦略が可能になる。

2008年02月25日

SMEレコーズ、携帯サイトで歌詞募集・採用なら印税

ソニー・ミュージックエンタテインメント子会社のSMEレコーズ(SMER、東京・千代田)は、カラオケ事業のエクシング(名古屋市)と組み、利用者参加型の音楽制作を始める。携帯電話サイトを通じて自作の歌詞を投稿してもらい、楽曲に使われた場合は売り上げに応じて印税を支払う。音楽制作で利用者のアイデアを取り入れる例はあるが、実際に作詞家として採用するのはめずらしい。

 25日からエクシングが運営する携帯電話サイトで歌詞の投稿を受け付ける。優秀作品はSMERに所属する音楽グループ「ライムライト」がメロディーをつけて新曲に仕上げる。

entake7 at 12:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)企業情報