2007年05月21日

ヤフー、広告手法を多様化――7月からTVCM検索、動画サイト収益源に。

ヤフーは動画配信サイトの収益力強化に向け、広告手法の多様化に乗り出す。七月に企業のテレビCMを検索、視聴できるサイト「CMミュージアム」を開設。五月からは「ヤフー!動画」内の特集サイトを増やし、バナー広告の獲得に力を入れる。コンテンツの充実に伴い利用者が拡大している動画サイトを、収益源の柱の一つに育てる。

 CMミュージアムは七月初旬に開設する予定。開始当初は三十―四十本のCMを視聴できるようにし、その後も掲載本数を増やす。テレビで気になるCMがあったときにネットで確認するような使い方を想定している。ヤフーは企業からCM掲載料金を受け取る。具体的な料金は今後詰めるが、CMの品ぞろえを優先し、ヤフー!動画の番組前に再生する通常の動画広告より低く設定する予定だ。現在、番組前に流す十五秒の動画広告の料金は百万円程度から。ネットワーク設備などに費用がかかる動画配信を安価に手がけられる点を訴え広告主を集める。

 テレビCMは企業が自社サイトで配信することが多い。一カ所でまとめて見られるサイトは初めてという。CMミュージアムへの掲載をきっかけに、企業のネット動画広告への出稿を促す狙いもある。バナー広告の獲得に向けては、ヤフー!動画で多くの利用が見込める特集サイトを積極的に展開する。音楽イベントや映画の特典映像、アニメなどを、解説記事付きで特集する内容だ。

 従来は三カ月に一本程度開設していたが、小規模で掲載期間が短い特集サイトを月数本のペースで掲載する方針に変更した。特集に広告を掲載するための料金は安価に設定し、より多くの広告主獲得を目指す。ヤフー!動画は番組開始前の動画広告やサイト内のバナー広告が主な収益源。利用者数はコンテンツや機能の充実で、三月には前年同期比二・二倍の一千三十万人(ヤフー調べ)に達した。

entake7 at 10:59│Comments(0)TrackBack(0) 企業情報 

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