山梨県の奇祭変わったお祭り甲州未来祭り2015」に行ってきました


山梨奇祭変わったお祭り甲州未来祭り2015
 

2015年8月23(日)
山梨県市川三郷町の八乙女神明宮で変わったお祭りがあると聞いていってきました。



これは、どんなお祭りかと言いますと、麻の良さ、素晴らしさを広めるための催し物だと認識しています。
※私なりの解釈です。
麻で作られたしめ縄の奉納や国産精麻入り麻紙はがき、麻の提灯の手作り体験、不食(食べないこと)の健康についての講演や音楽ライブが行われていました。
出店では、ヘンプナッツ(麻の実)、野菜だけで作られたお寿司、麻の衣類、天然ハチミツなど自然・天然を謳った内容のお店がほとんどでした。


現地に着いて、さっそく聞こえてきたのが音楽ライブの音でした。
なんという楽器かはわかりませんが、見慣れない楽器で神秘的な音色を奏でていました。
2015山梨奇祭変わったお祭り甲州未来祭り


インスタグラムで投稿がありましたので、動画を使わせてただきます。
※大きな音が出るかもしれませんのでボリュームにご注意ください。



手漉き和紙実演 無形文化財:豊川秀雄さんによる手作り体験
2015山梨奇祭変わった面白いお祭り甲州未来祭り


その他、出店の様子です。
出店数は通常のお祭りと比べて少ないものの、どれも個性的なお店ばかりでした。
山梨奇祭面白い変わったお祭り2015甲州未来祭り


こちらではカキ氷、ヘンプナッツ、不食に関する書籍などが販売されていました。
山梨奇祭変わった面白いお祭り2015甲州未来祭り


こちらは、麻でできた衣類を販売しているブース。
私も今の普通の服装からこういったものに変えてみようかと心が動きました。
一昔前までは麻の服は普通に着られていましたね。それが化学繊維や動物性のものになって、日本の麻文化が失われてしまったと思います。
そういった意味で、日本が太古の昔から親しみ、生活や神事に欠かせない麻を復活させるというこのお祭りはとても考えさせられるものでした。
関東山梨麻のお祭り奇祭


残念ながら、お昼過ぎまでしか居られず、夜のライブやダンスなどを見ることができませんでした。
もし、どなたかそれらをネットにアップしていらっしゃる方がいましたら、後日この記事にリンクを貼って紹介させていただきたいと思います。


以下、甲州未来祭りの主催HPより引用
【古代大麻紙復刻企画!】
3〜4世紀に日本各地へ進出し、現代にも残る多くの産業技術を全国へ広めたといわれる技術集団「阿波忌部族」。 その痕跡は彼らの祖神であり大麻の神である「天日鷲命」を祀る神社の存在に見ることができる。山梨県内では、市川大門の「八乙女神明宮」「弓削神社」と、韮崎市宮久保の「倭文神社」の三社が現代に残る。市川大門の平塩・弓削地区には、甚左衛門による紙漉き技術が導入される以前より紙漉きの産業が存在していた記録が残っている。 今年の未来祭りでは、身延町なかとみ和紙の里、および無形文化財の巨匠、豊川秀雄氏の協力により、100%大麻のみを使用した古代麻紙を現代に甦らせます。
引用元HP:http://www.taimaculture.com/archives/1406