2007年04月

2007年04月26日

今欲しいHD-DVD:PLANET EARTH

2b405f49.jpg今月買ったHD-DVDは、「オペラ座の怪人」と「ハルク」。いずれも米盤。
HD-DVDは月に2枚、と決めている。そんなに買っても見きれないから。

オペラ座は、WOWOW放映の画質がひどかったが、それとは全然違う。音もボトムのパンチにびっくりだ。ハルクはまだ観てない。

で、来月買うとしたら、と今から色々考えている。ここのレビューで、
"If you're looking for the best shot-on-HD HD DVD release available today, 'Planet Earth' should be your five-star first choice."などと書かれ、画質は5点満点だし、普通の映画よりこういうストーリー追わずにただ見ればいい、というものはリピート率高いかもなあ、4枚組みなので送料も高くつくんだがな、などと早くも考え始めている。

entry_s1 at 23:44|PermalinkComments(3)TrackBack(0) HD-DVD 

2007年04月19日

HD-DVDの将来性

もう日本では、次世代DVDの勝負はブルーレイの勝ちで決まっているらしい。
確かに、AV−REVIEWも「ブルーレイ」が見出し。リリース数も最近はブルーレイの方が多い。

HD−DVDユーザーとしては、「お前の負け」と言われると悔しいものがあるが、でも一言負け惜しみ。
「ブルーレイでキングコングは観られないよね」
じゃあ反撃で「イノセンスやパイレーツは観られないよ」と返されるかもしれないが、いいのだ。
将来性やリリース数で劣っていても、リリースされた全てのソフトを買うわけでもなし。好きな映画がかかるハードを選ぶ、それもまた本来の態度ではないかな。

日本のHDソフトはまだまだ高いので、米アマゾンで買う。アメリカではHD−DVDも巻き返しの動きがあるそう。日本はともかく、アメリカでのリリースが2〜3年後に全くゼロになる、というわけではないだろう。
数年前、リージョン1のDVDをせっせと買っていたころの気分の盛り上がりが少しする。今はハイビジョンもあるので、あのころのように山ほど買いはしないけどね。

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2007年04月14日

「天下り」という上がり

談合、口利きなどの汚職の構図を是正するため、という名目で「天下り」を規制する動きがある。
企業の側からすれば、例えば公共工事などを安定的に受注するため、公との円滑なパイプ役という意味で「天下り」というシステムはこれまで有効・円滑に機能していたのだろうし、受け入れによる役員ポストと報酬の用意は営業活動に伴うコストとして割り切られていたのだろう(たとえ中で働く社員が「がんばってもポストは天下りに持っていかれる、やってられない」と赤提灯でぼやこうとも)。本音ベースで言うと。

まあ企業側だって、これから団塊の世代が大量退職するにあたり、公務員のそれらを受け入れられるほどに余裕は無い、という台所事情も見直しの追い風になっているのかもしれない。

一方で、一公務員の立場を想像するに、むしろこれから「やってられない」のは彼らなのでは。建前上は「天下り」は望ましくないが、「定年が来たら役員待遇」という「人生ゲームの上がり」を期待してがんばってきた、という一面もあるはず。
それを「これからはダメです」などと手のひら返しされれば、彼らはモチベーションをどこに求めればいいのか。

話は逸れるが、「税金泥棒」「お役所仕事」などとマイナスイメージで表現されることが多い公務員。一般企業の社員が飲酒運転で挙げられても、よほど悪質じゃなければ報道されないのに対し、勤務先が「公」というだけでメディアバッシングは執拗。これって我々の意識の奥底に「公務員は我々が税金で雇っているものだ」つまり、こちらは客だから立場が上、というロジックが成り立っていて、だから公務員というのは決してリスペクトされない、損な境遇ではないか、とも思う。

あまり「べき論」だけで制度を作っていくと、現実とのギャップで歪みが出てくるのが世の常。今回のこれだって、結果的に公務員全体のモチベーション低下、公的サービスレベルの低下、さらには公務員になりたがる人がいなくなるという人材不足の様相も呈してくることになり、日本全体で負のスパイラル化してしまう危惧を感じる。そのツケは税金を払う側、公的サービスを受ける我々に結局まわってくる気がする。

身内に公務員がいないので、好き勝手書いている。「知った風な口をきくな」といわれたら、ハイスイマセン、ですが。


entry_s1 at 18:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) よもやま話2007 

2007年04月10日

Entry-Siはここで試聴せよ:ヨドバシアキバ

ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba4F

ここはケーブル他、アクセサリーも多いので自分はよく寄る。22時まで開いてるし。

DALI、B&W、QUADなどは専用のブースでゆっくり聴けてうらやましい。Siはその他たくさんのスピーカーを置いてあるメインの売り場のすみっこ、「手の平スピーカー」ばかりをガラス棚においてある。耳の高さではあるが、ガラスの上じゃあねえ。
というわけで、試聴するときはしっかりしたスタンドに載せ替えてもらおう。そのくらいの融通は効くと思う、ヨドバシなら。
他のプースからの音がよくもれてくるので、環境は理想とは言い難い。試聴は開店直後の客が少ないときがいいかも。

セッティング △(載せ替えてくれたら○) 静寂さ ×〜△ 店の空気 ○


entry_s1 at 00:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0) Entry-Siはここで試聴せよ 

2007年04月08日

ダイハツ・ムーヴ 納車

先々週に契約したムーヴを引き取りにいく。

広いししっかり走るし、最近の軽自動車ってよくできているなあ。これだけ出来がよかったら、軽自動車は普通車を脅かす存在、というのは理解できる。
とにかく広いのだ。運転していて視界が広いのでとても心地よい。

ただ、惜しいのは、オーディオの音の悪さ。自分が買ったのはいわゆる新古未使用車というものなので、オプションを納車前に追加でつける、という選択肢が無かった。

だから、オーディオは標準のものなのだが、とにかく高域のヌケが悪く、AMもFMも変わりないもっさりした音なのだ。こんなに悪いのは、音にこだわる層はオプションオーディオをオーダーするはずだから、普通の人はこれでええやろ、てなコストダウンがもろここのあたりに来ている。

でも、コンソールのデザインの統一性から考えると、デザイン起こしはあくまで標準から始めていたはず。CDもかかる装置なのに、こんなに抜けが悪いのは、オプションに変えてもらうのを見越しているんではないか、と思ってしまう。

悔しいけど、次の欲しいものはMOVEカーステ用音のいいスピーカー。新MOVE用も今度出るらしいので、買い換えるならコレ、ともう決めている。



entry_s1 at 23:46|PermalinkComments(5)TrackBack(0) よもやま話2007 

Entry-Siはここで試聴せよ:秋葉原駅前編-2

石丸電気一号店6F

6Fまではるばるエスカレーターで上がったのに、Si無かったよ。リスニングコーナーは一応仕切られていて、照明も落とされているので、格好はついているのだが、なんか「オーディオはもういいや」というよな投げやり感があるぞ。鳴っている音もイマイチ。

セッティング (△) 静寂さ ○ 店の空気 △

オノデン本館3F

改装中なのだろうか。3F奥のすみっこの方に。品揃えは豊富だが、店員が2人で雑談してた。Siは3段の上、しかも間隔狭し。はっきり言ってここでは試聴も購入もしたくない。オノデンボーヤやる気あんのか。

セッティング × 静寂さ △ 店の空気 ×

テレオン第ニ店(Sound110

いかにも専門店、というつくり。1Fはエントリークラスがずらっとある。色々プチプチ切り替えて試聴の醍醐味、という格好は付いているが・・・。Siは3段の上、頼んでおろしてもらうのは難しい。店員しかいないのに、タバコのニオイがたちこめていたのもヤな感じだ。ただ、今回回った店の中で、唯一イスがあった。

セッティング △ 静寂さ ○ 店の空気 △

ラオックス本店B1

オーディオ売り場、いつのまにか地下に追いやられていたが、むしろ充実。Siは中棚に。立てば耳の高さ。頼めばスタンドにおろしてくれそうな感じ。現に今日はQUADをそうやって試聴している人がいた。だからこそSPの特徴もよく聞き分けられる。しっかり試聴できそう。オーディオプロとQUADをプッシュしているみたい。店員はきさくで一生懸命。愛想よろし。これで安かったらここで買え、といいたいのだが・・・

セッティング ○ 静寂さ △ 店の空気 ○


entry_s1 at 01:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) Entry-Siはここで試聴せよ 

Entry-Siはここで試聴せよ:秋葉原駅前編-1

というわけで、自分が行ける範囲はアキバが中心になってしまう。もしこれをご覧になっていて東京以外でおすすめ店がありましたら、コメントででもお知らせください。

秋葉原駅前:駅改札から信号一個の範囲内、今日は所要一時間ほどで8軒を回ってきた。さすがアキバ、このオーディオ店密度は世界一だと思う。

サトームセン駅前一号店5F

まさに駅前、駅から一番近い。5F全部がオーディオ専門となっているが、真空管コーナーが幅を利かせていて、Siはあるにはあるが、3段棚の上。なんか「儲からない客」って軽視されている気がする。試聴お願いしたとしても真空管コーナーの音は絞ってくれそうにないし。

セッティング × 静寂さ △ 店の空気 ×

丸山無線

悪徳キャッチ絵売りの隣なので御注意あれ。とても狭いが、ちゃんとした小部屋でかこわれており、駅前の騒がしさが見事に軽減されている。惜しむらくはSiを扱ってないこと。だからセッティングはカッコ付きとした。

セッティング (△) 静寂さ ○ 店の空気 ○

テレオン第一店

丸山無線のすぐ裏。ドアがないので入りやすいが、入ってから緊張する。というのもさほど広くないスペースに店員が3〜4人いて、持参のソフトかけてとお願いでもしたら、一斉に値踏みしそうな空気がある。Siは棚に無いなと思ったら、JBLかなんかの大型SPの上にちょこんと乗せられていた。まあ耳の高さなので3段の上よりはましかも。

セッティング △ 静寂さ △ 店の空気 ×

佐伯無線

テレオン第一店のすぐ隣。テレオンと同じぐらいの広さだが、おじさんが一人できりもりしてる。Siは頭の高さだが、頼めばおろしてくれるという印象は持った。

セッティング △ 静寂さ △ 店の空気 ○



entry_s1 at 01:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) Entry-Siはここで試聴せよ 

Entry-Siはここで試聴せよ! 

Entry-Siバイヤーズガイドという役目を(頼まれもしないのに)引き受けているこのブログ、いつかまとめておきたいと思っていたことだ。どうせ買うなら満足いくまで試聴して納得ずくで買って欲しい。その方がつきあいも長続きするもの。Siを買おうと思っている方がいらっしゃれば、うちに御招待してゆっくり聴いてもらってもいいのだけれど。

まあ、マイルームと店頭では環境が全然違うが、とはいっても少なくともある程度の静寂が保たれていて、セッティングもちゃんしていてほしい。でないと音の傾向なんてわからないのに、5万円近くものお金を払えるか、というのが正直なところ。でもそういった条件を満たしている店に殆ど出会ったことがない。

というわけで、下記の3点を評価ポイントとして、Entry-Siを試聴するのにベストな店を探します。

評価ポイント1:セッティング
 Siのようなミニミニスピーカーは、スペース効率からか、棚の最上段に置かれていることが多い。「ツィーターが耳の高さ」というオーディオの基本からかけ離れているし、いくらブックシェルフ型といえ他のスピーカーとぴったりくっつけられて周囲空間ゼロだと、このスピーカーの良さが全くでないのだ。
もっと言うと、あの電光掲示板とリンクしたスピーカー切り替え機。あれが悪さしているような気がしてならない。オーディオ店ではたいていあれにつないでいてプチプチ切り替えているが、いい音で鳴っていると思ったことがあまりない。つないでいるケーブルも安そうだし。
だから、理想は、しっかりしたスタンドにSiだけで置いている、もしくは頼めば置いて聞かせてくれるような状態かどうかがポイント。

評価ポイント2:静寂
 周囲のノイズがどのくらいシャットアウトされているか。カメラ系量販店は品揃えは豊富で価格競争力でも圧勝かもしれんが、この点は最悪だ。

評価ポイント3:店の空気
 本当は自分で勝手にCDをかけかえたり、ボリュームを触ったりできる店がいいのだが、さすがにそこまで自由にさせてくれないだろう。でも入門クラスといえどもバカにせず丁寧で、いやな顔せずにきさくに対応してくれそうな店、また、あまり背後霊のような店員の存在を気にしなくてもよさそうな店、という観点で評価した。



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2007年04月06日

政見放送はネタの宝庫! なのに・・・

d8968324.JPG単調な日常にキツーイ一発!を最近かましてくれたのが「外山恒一」氏。
都知事選の立候補者の一人で、その過激な政見放送を見たヨメの話を聞いて、youtubeで検索
いや、見られてよかったよ。世の中まだまだ捨てたもんじゃない。面白い人はいますねえ。その首尾一貫した主張とハイテンションぶりは、他の候補者は足元にも及ばない。いやそれ以前にああいうパーソナリティが公共電波に乗ることができる、という日本国民主主義の原則(立候補者の主張はNHKで放送しなければいけないのですね、たとえ中指をおっ立てようとも)に賛辞を送りたい。

でも「いかがなものか」と思う人も多いわけで(<普通そうか)、「政府転覆」なんて発言は封印だ、youtubeから削除せよ、なんて無粋なこと言うなよと。(未見の方は消される前にご覧あれ)

選挙、政見放送というのは祭りなのだ。タダで5分間好き勝手言うことが出来る。youtubeで「政見放送」で検索すると、その事に気づかれた先人の偉業をたどることができる。

ヘタな英語は主張が無く、持ち歌も間が悪いロケンローラー

まるで恐山イタコの口寄せのような朗読老婆(我慢して最後まで見て欲しい、ラストの置いてけぼり感は映画「セブン」結末の衝撃に匹敵)<解説アリ

声の高さが「ジンルイヨ、コウフクセヨ」などと言う宇宙人を連想する教祖様







entry_s1 at 00:43|PermalinkComments(3)TrackBack(0) よもやま話2007 

2007年04月01日

まず自分のことを心配するように

団塊の世代が大量に退職するのでうんぬん、みたいな記事がよく日経に載っている。

例えば、人手不足になるとか、若手にスキルが継承されないとか。

でも、団塊の世代の大量退職で一番困るのは、実は日経自身ではないのか。

だって、会社辞めたら毎日スーツ着なくなる(=紳士服のXXも困る)のと同様、日経だって読まなくなるだろう。

これからの年金生活で、ただでさえ支出を切り詰めたい時に、新聞を二紙も取ってられない。だからといって朝日はとらずに日経だけ、というのは奥さんに不評だろう。

サラリーマンが日経を読む目的は、はっきりいってしまうとその日の職場での会話で「ああ、それ今朝の日経に書いてましたねえ」と相槌が打てるか打てないか。

ライバル会社の新規戦略だの、得意先の人事異動だの、退職した翌日からプライオリティはトップ10から100は格下げされ、代わりに赤丸急上昇する事柄は、年金支給であり、仕事の代わりの時間の埋め方であり、孫の七五三のお祝いをどうするかなのだ。

だから、「シニア日経」の発刊も近いとワシは見る。

予想紙面は例えばこうだ。
・訃報欄が社会面一面ぐらいまで拡大。亡くなった方の足跡から、告別式会場への行き方、かつての仲間と一杯やれる付近の店など。
・今年のオヤジバンドコンテスト、入賞するための傾向と対策
・今週のXXレンジャーやポケモンのあらすじ(孫と話題を共有するため)

entry_s1 at 16:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) よもやま話2007