よまやま話2011

2011年12月31日

wax on,wax off

昨日から3日まで休み。

昨日はうちの窓ガラス拭きと洗車をしたのだが、汚れをちゃんと取ろうとすると、かなり力が要るもので。

肩と腕の裏がパンパンになった。

ベストキッドのトレーニング法は、脚本家の実体験なのかも。



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2011年12月18日

2年ごとにやってくるもの:車検

最近ポストに「車検どうでっか?」のチラシがやたらと入ってくる。

それで、ああ、そういえばと思い出したのだ。
おそらくチラシを配る側も、クルマのウィンドウのステッカーを見て「そろそろだからこいつに重点爆撃」と選別しているのではないだろうか。先月はそんなチラシは入ってなかったから。

車検をどこでするか。

人生には色々な選択肢がある。
「今日はラムにするかテキーラにするか」という選択だってそれなりに胸が躍る。結局両方飲んでしまうにしてもだ。
それに比べると車検をどこにするかというのは、自分にとっては本当にどうでもいい。その検討のため自分の頭を悩まさなければいけない、ということを考えるだけでああ面倒だ、と思ってしまう。

とはいえ、車検が日本全国全業者が郵便料金のように同一だったら困らないのだが、どこにするかで料金が異なるようだ。近くて安くて早いところ。
やはり調べなければいけない。

チラシを入れてきた「コバック」というのがやたら安そうだ。しかし一見安そうでいて実は追加料金が、とかあるんじゃないのか。

そこで、最近はネットという便利なものがあるらしいので、「コバック 評判」でグーグル検索してみる。

やはり自分と同じように考えている人はいた。
知恵袋やら質問箱で「コバックどう?」との質問はすぐ見つかる。
ただ、それに対する回答というのが、「ディーラー車検をお勧めする」「車検はクルマの健康診断です。きちんとしましょう」てな正論ばかり。

そりゃディーラーの車検は値段なりにちゃんとしているだろう。洗車もしてくれるらしいし。しかしそれって極端に言うと例えば「吉野家の牛丼ってどう?」に対して「浅草今半のすきやき丼が最高です」と答えているようなもの。回答としてはピントがずれている。

そこでさらに思ったのは、ディーラーをやたらに推すこの連中って実は工作員なのかな、と。
全日本ディーラー車検普及友の会(推定仮称)から報酬をもらって。

日頃からネットを徘徊し「車検」「コバック」などのキーワードが検索でヒットすれば、ディーラー車検誘導のレスを書き込むのが契約。

そうなると、質問自体を立ち上げた人だって疑わしく思えてしまう。
あらかじめ着地点が決まっているネタがあるので、その取っ掛かりの話題作りを請け負うというような。

結局、コバックで見積もりしてきたが、決めたかどうかや、印象などはここには書かない。
書いたことでコバックやディーラー推進派の工作員に目をつけられるのは困るので。


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2011年12月04日

ユニクロのブルース

日曜日

ユニクロのチラシでセーターが
1280円と激安なのを知り出かけることにする

午前中にもかかわらず激混みで
レジは長蛇の列

その連中を見るとオレと同じような格好

そうだ

こないだの日曜に並んで買ったこれを着て
また特価品を買いにここに来てしまっている

日曜日

外人は教会に行くけれど
日本人はユニクロかヤマダ電機

ユニクロとは違う服を着て
ユニクロとは違う場所に行きたい

それは贅沢というものか

そうだ

近所の古着屋で自分のセンスをためしてみよう
同じ激安でも人と違うものを着るのがおしゃれというもの

おーこのセーター
微妙な色が好みだし素材もいいのを使ってそう

でも手にとって襟のタグを見るとやっぱり

UNIQLO







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2011年11月28日

インフルのワクチン

土曜日に近所の病院でインフルのワクチンを打ってもらった。
一本4500円。この冬受験が控えている次男も一緒でに打ってもらったので、計9000円。結構な出費だ。

今日、都内のかかりつけの病院で血圧の薬をもらいにいく。ところがいつになくものすごく混んでいた。5分の診察に30分待たされた。混んでいる理由は、みんなワクチンを打ちに来ているからだった。

精算待ちの間、ぼんやりと壁の張り紙を見ると、「インフルワクチン1回2500円」と書いてある。
なんじゃそりゃ。どおりで混むはず?
価格差あり過ぎだろ。せめて2500円の方は効き目が限られていると思いたいなあ。

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2011年11月22日

額の皺

bakabonpapa

朝、鏡を見る。
驚いたのは、額にくっきりと三本のシワが。

バカボンパパのオデコをイメージしてもらうといい。

相当顔の力をぬかないとシワは消えないのだ。
意識して無表情にする、というかなり高度な演技力を駆使しないといけない。

はー(ため息)。歳を取るというのはこういうことか。

てなことをかみさんに報告したところ、オマエは自転車に乗るから、なおさらだ、と言われた。

ほー。確かに。

長時間前傾姿勢で前を見つめるのだ。
ずーっと上目遣いなので額の筋肉は常時収縮している。
そらシワも寄るわな。

バカボンパパも実はロード乗りだったのだろう。
あの腹巻、ハンディツールや補給食、ボトルなどを入れるためにあった、ということだ。

これでいいのだ!

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2011年11月12日

書類ツインタワー

一昨日、仕事関係で霞ヶ関のある中央省庁に行ってきた。

申請書類の相談と事前説明のため。

どこのお役所も似たようなものだが、訪問者と話をするカウンターがフロアに入るとすぐにあって、そこで若い女性が応対してくれた。

説明を聞きながらあたりを見回してみる。

正面突き当りの窓を背にして、その課で一番エライと思しきおじさんが座っている。

しかしこの人の机が、いまどきありえない状態だった。

おじさんが座った状態で、ほぼ頭と同じ高さまで左右に書類が机上に累積していて、そのツインタワーの間からおじさんの上半身が見える。そういう意味では、書類2タワーとおじさんのトリオタワーだ。

書類がいざ必要となったときに、さっとその山から該当の案件が即座に取り出せるとしたら、それはそれですごい才能だと思う。いや逆にそういうことができる人こそ中央省庁で「えらいさん」に上りつめることができるのか。

書類というか、ほとんど地層やで、これは。
「これはジュラ紀の第二十六回競争入札案件」などとピックアップするのか。
あんたは考古学者か、と。

しかし、いろいろな申請があなたのその山のせいで一番滞っているのではアルマーニ。

311のとき、そのツインタワーは即座に倒壊したと思う。
そのときのおじさんの慌て様とか、その後の復興のし方(やっぱりまた積むんかい)など、一本の映画にでもできそうだ。





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昨日の朝、電車が遅れた理由

しばらく途中の駅で動かなかった。

ジョルダンをiphoneで見ると、

先行列車が「運転士が体調不良につきトイレに行っているから」だって。

そんな理由はじめて聞いた。
夕べ、飲みすぎたな!

人身事故や車両故障はやむをえないかもしれないが、運転士の体調不良はJR側の管理責任の範疇ではないか。運転士も人の子とは言え、そのリスクは会社側で未然にカバーすべきものだろう。

「すいません、体調不良で遅れました」
「君、毎朝よく体調不良になるねえ」
「いえ、わたしではなくて運転士のほうが」
「はあ?」




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2011年10月30日

写真に撮られる時のポーズ

先週、高校の同窓会に行ってきた。

実に30年ぶりに会う。
まーすっかりみんな貫禄付いちゃって。あと頭髪が・・・の人とか。

そんな中で自分は「あまり変わってない」方といわれたが、老けてないと取っていいのか、全然成長してないと取るべきなのか・・。
まあ、自転車でやせたおかげで若く見られた、としておこう。

もう話題が年金とか、老眼が、とかそんなんばっかだ。

で、高校当時の修学旅行などの写真を持ってきてくれていたのでながめていたのだが、集合写真で皆がするポーズ、サムアップが多い。逆にピースしているやつが全然いないのだ。

今、例えば遠足やネズミーランドで子供にカメラ向けると、100パー、ピースサインだ。
親が「はいなんとかちゃん、こっち向いて、ハイピース」みたいな。

海外旅行でもあれやってたとしたら、外人がどう思うかと考えると恥ずかしい。

というようになぜか自分はあれが大嫌いで、出かけたときにうちの子供らには絶対にピースはさせなかった。

いつのころから猫も杓子もピースサインになったのだろう。
多分フリーメイソンの陰謀だと思うのだが

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2011年09月27日

哀・おっさん

昨日帰りの電車で。

向かいでつり革にぶら下がっているおっさんのズボン、ベルトのループにクリーニングのタグがホチキス留めされたままだった。
今週から急に気温が下がったので、衣替えしたのだろう。

しかし、奥さんは朝送り出す時に気づかなかったのか。
そして、もう帰りの電車である。一日中、職場では誰も言ってあげなかったのか。

なんだかおじさんがかわいそうになってきた。よほど自分が言ってあげようかと。

アメニモマケズ、カゼニモマケズ、
クリーニングノタグハシテキシテモラエル、
ソンナオッサンニワタシハナリタイ。


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2011年09月23日

謎の書店名

今日は9月後半の3連休初日。

朝から小雨模様なので自転車はやめにして、市営の温水プールで泳ぐことに。

車で行く途中、信号待ちで何気なく左側に見かけた本屋。

店名が、Books 春夏冬・・・・・さて何と読むでしょう?

看板にはよみがなも振ってあったのだが、しばらく理解できず、意味がわかった瞬間シートからヘナヘナとくずれそうになった。


答えは・・・・・・・



Books 商い←あきない←秋が無い


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2011年09月04日

黒ラベル・・・カツサンドを探して

最近、山手線車内の液晶画面でよく流れるCM。
サッポロビール黒ラベルなのだが、妻夫木くんが佐野元春と揚げたてのカツサンドを食す。

そのカツサンド、分厚いしシャキシャキキャベツもはさんであって、ハイ揚げました、ハイはさみました、ハイカットしました、という作り立てをガッツリかじってビールで流し込む、その一連が本当においしそう。
カツサンドが急に食べたくなった。

で、当然の流れとして、そのカツサンドはどこで食べられるんだ、ということだが、たいていは店名が画面の隅っこの方に書いてあるのにこのCMには無い。

これは自分で探すしかない。

ぐーぐるに「カツサンド 東京」と入れると、たくさん出てくるのだが、たいていはお持ち帰り、もしくはバーが「こんなのも食べられます」というものばかり。老舗のトンカツ屋は東京にたくさんあるのだが、どこもおみやげしかない。
パンにはさむのは邪道なのかな。

そんななか、日本橋高島屋のトンカツの店でカツサンドを食べられることを発見。「恵亭 日本橋高島屋東京店」
「和幸」系列の店のようだ。

会社の後輩と行ってきました。

夜はガラすき。静かでよろしい。

カツサンドはソフトドリンクとセットで1100円。ドリンクをビールに換えて欲しかったがそれは不可だそうなので、食後にコーヒーをもらうことにして、生ジョッキとカツサンドをオーダー。
10分ほど待たされて出てきたカツサンドは、皿に3ピース。ちゃんとキャベツもはさんである。
CMのと違うのはパンに耳が無いこと。

味は、うまいです。衣と肉のバランスもよろしい。ヒレカツなので大変やわらかい。ビールとはベストマッチ。
いまはソフトドリンクとセットだけど、ビールとのセットもメニューに入れた方が客が来ると思うよ>お店

揚げたてではあるが、ソースもしっかりつけてあるので衣のサクサク感が無いのが意見の分かれ目かもしれない。

三切れだけなので足りないかと思ったが、案外腹にずっしりくる。とりあえず一軒目で腹に溜めといて、次の飲みに繰り出す、というのはなかなかいい流れかも(現に後輩とそうした)。


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2011年09月02日

ノーベルトの一日

朝、駅で自転車を降りたところで、ベルトをしていないことに気がついた。

リーマンを二十年以上やっているが、ひげそりを忘れることは何度かあっても、ベルトをし忘れることは初めてだ。

TVで天気予報を聞きながらiphoneのニュースを更新しつつベルトをはめるという動作の間に、雨が降りそうと天気予報が言うので傘を準備して、という別のフローに分岐したため、傘の次に靴も雨用をはきそのまま家を出る、という流れになったのだろう。

家に帰るか、もしくは駅ナカのユニクロで調達するかとも一瞬思ったのだが、今日は会議も無い、特に人に会う予定も無い、つまりほとんど自席で仕事なので、特にベルトが無くても気づく人もすくなかろ、と一日ノーベルですごすことにした。

しかし、なんだかシマリの無い格好ではある。鏡にうつる姿を見ると。
ノータックのズボンだったのでまだましだった。
ゴルフは大嫌いだが、ゴルフのスラックスもベルトが無いので、見ようによってはタック入りの太いやつに比べると違和感は少ないと思う。

しかし、この日はよりによって帰りにマルイで服を買おうと心に決めていたのだった。他の日にずらすのもリスケが面倒だし、マルイに行くと決めたらベルトがなくても行くのである。

しかし、服を品定めしている時に店員から「ベルトをお探しですか?」などと聞かれたら、ああ、やっぱノーベルトはいけてないんだ、めっちゃ浮いてるんだ、流行の最先端、天下のレッドマルイにそんなだっせえカッコでくんなよコラ、とか思われてるんだきっと、と自意識が過剰反応してしまうだろな、などと行く前からチキンだったのだが、幸いベルトのベの字も言われなかった。

でも、「この色のMはありますか?」と何回かバックヤードとの往復を店員さんにさせてしまったのだが、「だっせえカッコのくせにジャストフィットにはこだわるんだな、半額なんだから少々デカくても文句言わずに買ったらどうだ、それよりもまずベルトは買わないのかw」とか絶対思ってるんだろうな。本当にすいません。

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2011年08月28日

台風の名前

アメリカ東海岸では今超弩級の台風でエライことになっている。

その台風の名前がアイリーン。
アメリカでは台風に名前をアルファベット順につけることになっている。
自分はながらく女性名だけかと思っていたが、それは性差別ということで男女交互だった
かつ毎年その名前も変えているのも興味深い。やはり固定するとその名前の人は嫌だろうからか。

日本は、「X号」と数でシンプルだ。
災害をもたらすものを愛称で呼ぶというのは抵抗があるかもしれないが、アメリカをまねて名前をつけるというのはどうだろうか。

「台風太郎」「台風次郎」「台風三郎」・・・これではいっしょか。

「台風さくら」「台風大翔」「台風陽菜」「台風悠真」・・・日本人名づけランキング2010より。

上陸した時に話題になっていた人の名前をつけるというのはどうかな。

「台風紳介」「台風直人」

上陸した時に話題になっていた食べ物の名前をつけるというのはどうかな。

「台風ソースかつ丼」「台風塩やきそば」「台風ホルモン鍋」





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2011年08月25日

プレーボール直前ですが監督が選手たちに何か話しているようです

ああ、みんな、大事な試合の前だがオレの話を聞いて欲しい。

さっき、校長から緊急ということで電話があった。

ショックなことだが・・・お前らの中で酒を飲んだやつがいる、というのだ。
そして、そのことは今日の決勝戦が終わってから数日中に報道される。
ネットで話題になっているので、もうもみ消すことはできないらしい。

ここからは大変言いにくいことなのだが・・・・

今日の試合は負けてくれ。いや、言い換えると今日は勝つわけにいかないのだ。

どんなに苦しい時も一緒にやってきたお前らにこんなことを頼むのはとてもつらい。

しかし、仮にうちが今日優勝した場合を考えてみろ。

その後に部員の飲酒という不祥事が報道される。
そうなると、優勝自体を取り消すの取り消さないのと、世間で大騒ぎになってしまうんだ。
準優勝なら、最後に負けたんだし、と多少風当たりは弱くなるかもしれん。

それに、実はこれは校長の指示ではなくて、もっと上の方、高野連からなのだ。

本当にすまん。


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2011年08月23日

「フクシマ」という野次から感じたこと

サッカーの川島選手がベルギーで相手チームのサポーターに、自分の名前をもじって「フクシマ、フクシマ」と野次られたそうだ

世間一般の反応は、おおむね「被災した人々のことを考えれば、シャレにならない、許せない」というところ。

たしかに良識を疑う「人としてどうなの」なヤジだ、という点は踏まえた上で思ったこと。

これって実は海外の人々の胸の奥底、本音が垣間見えた、とも言えはしないか。

本音というのはこういうこと。

「コラ日本人。放射能まきちらしやがって、迷惑なんだよ」

こういう風に思うのは悪意からではなく、心の片隅でちらとよぎる方が普通なのではないか。
当然、常識人としてそれを公言したり、ましてや日本人に対し面と向かって言うことにはブレーキがかかるものだけれども。

ベルギー人あかんなとか、一部のフーリガン風情だから、という理由付けで看過するのは自分はしっくりこないのだ。

日本人は「大きな災害を受けた国の人」である一方、「原発事故を起こした国の人」もっと言えば、「未だに全世界に不安を与え続けている元凶の国の人」という見方もされているんじゃないかという意識を、例えば海外に出かけたり発信するときには持っておいてもいいと思うのだ。

我々は東電の社員でも原研とかなんとかの役人でもない。としても、日本人ということが、これからはそういうことなのだと思う。

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2011年08月20日

近所で見かけた看板

「ラビットハウス」だって。
それが、ペットショップではなくて、不動産業者なのだった。
ウサギ=かわいい、という発想なんだろうけど・・・ねえ。

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2011年08月13日

9月がくれば

RCの古い歌で、9月になってもちっとも涼しくならない、あ-うんざりだ、みたいなのがあった。
なんだか残暑というものが毎年毎年延びているような気がする。自分も涼しくならないのはうんざりなのだが、
それでも今年の9月は楽しみなことがいくつかある。

まず7日にドリームシアターの新作発売。新ドラマー加入後初。先行発表された一曲を聞いたが、I&Wの
メロディアスなテイストも(久しぶりに)感じられ、さて全体としてはどうかしらん。

次は16日にスターウォーズのブルーレイ発売。
もちろん6作セットのBOXをアマゾンに予約済みであるが、こちらはとても不安。
というのも去年のNHK−BShi放送では、例のピカピカフィルターがかけられていたので。

まさか金を取るパッケージに同じ処理を施すとは思えないが、同じFOXのエイリアン、先日の
BShi放映でラストがずっとフィルタだったそう。最悪だ。興ざめにもほどがある。

全世界同時発売だけど、まさか日本版だけ事なかれ主義でフィルター、なんてことは・・・?
しかしそんなことしたら「千と千尋の画面が赤い事件」並みの騒ぎになると思うが。
レンタルのエイリアンBDがどうなっているか見れば少しは気休めになるかな。

そして月末にはピンクフロイドの最新リマスター盤がどっさり出る。
一番好きな「炎」は翌月の2枚組デラックス盤を待つとして、「狂気」はどうしようかな。
ひとまず「アニマルズ」と「おせっかい」ぐらいからいっときましょうか。

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2011年08月03日

「猿もの」にハズレなし

映画館で「猿の惑星 創世記」のトレーラーを見たのだが、ジョン・リスゴーの姿をそこに見出して自分ひとりで盛り上がった。

というのは、デパルマ映画で脇役常連のジョン・リスゴーだが、数少ない主演映画のひとつに「ハリーとヘンダーソン一家」があって、これが下に書く「猿もの」の良作のひとつだから。

「猿もの」とは、文字通り猿が出る映画。ハナシのパターンは大体似通っている。

映画での猿は、人間と高度なコミュニケーションができる知性を持っていて、それを理解し保護しようとする人間vsその特殊な存在を追うなんらかの組織なり対抗勢力という構図からの活劇、そして最後には猿との別れ、という話運び。

すなわち、出会いの驚き、相互理解、友情、冒険、別離がある。映画の筋運びとしては常道だ。

E.Tをなぞったといえばそうなのだが、猿がこのフォーマットにハマるのは、おそらく人間に近い種ゆえの違和感が少ないため感情移入しやすいことと、環境問題や動物愛護なんていう要素も取り入れやすいからだと思う。

キングコング、マイティジョーヤング、ハリーとヘンダーソン一家、などなど、「猿ものにハズレなし」というのが持論。

今回の「猿の惑星 創世記」にジョン・リスゴーを引っ張ってきた製作者に、「猿の惑星」シリーズ以外の「猿もの」映画をも踏まえての、という意識が働いているんじゃないか、という自分なりの想像が働いての期待なのだ。

ところで、そういった「猿もの」の中に「飛べ、バージル/プロジェクトX」(1987)という隠れた傑作がある。

「レジェンド」というトムクルーズ主演映画の併映でひっそり公開され、DVD化もされてないので今や観る事も難しいのが残念なところ。

どんな映画かはリンク先を参照いただくとして、長年この「プロジェクトX」というタイトル(原題もProjectX)に違和感があった。

「プロジェクトX」で検索するとまずNHKのあの人気番組がまずヒットしてしまうし、なんだかジャッキー・チェンのシリーズにもありそう。
一応映画の中で極秘のプロジェクトというものが進行していたが、むしろ「飛べ、バージル」という日本側が勝手に加えたこの言葉の方が映画のエッセンスを伝えているのでは、と思っていたのだ。

ところが、このProjectという言葉がつけられる必然があった、ということを、先週のTBSラジオ「キラキラ」町山さんコーナーを聞いて勝手に納得した。

手話のできるチンパンジーを育ててしまった実験「プロジェクト・ニム」という実話があって、これはアメリカ人の間ではかなり有名だったとのこと。
あのチンパンジー、TVにたくさん出ていたけどあの後どうなったんでしょうね、幸せな余生だったらいいけど。
という願望がアメリカ人の共通意識としてProjectNimという言葉に象徴されているからこその、「ProjectX」というタイトルであり、映画のあの感動的なラストなのではないか。

そこまで考えてもう一度トレーラーを見ると(予告編2の方)、「創世記」は手話による意思疎通や実験室の描写など、ProjectNimもProjectXも踏まえての映画でもしかすると今年最大の個人的「泣き」映画なんじゃないかと、さらに期待が増すのである。

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2011年07月08日

DVDをブックオフに持っていったら

会社の自机引き出しの中に、いつの頃からか「ハムナプトラ」のDVDが入っていた。
多分、会社の誰かに貸して戻ってきたものを放り込んで、そのままになっていたのだろう。

ケースがCDと同等サイズのもの。すなわちまだDVD黎明期、出てすぐのところを買ったものだろうと思う。

いまさら持って帰っても、HD画質のソースの消化で手一杯なので、一生観ないだろう。

ということで、今日会社帰りにアキバのブックオフに売りに行ったら。

買取の値段が・・・「33円」。いまさらほかを回るのも面倒なので、買取承諾書に記入し、47のおっさんが33円もらってブックオフを後にした。まるで子供の使いだ。

せめて100円ぐらいつけば、上のフロアで雑誌の一冊でも買うとか、ビールでのどを潤す足しになるものだが、33円とはねえ。ガリガリ君すら買えないや。

しかしDVDの値崩れすごすぎ。映画の作り手は悲しくなるんじゃないかな。

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通勤途中、駅で見かけたこと

駅のクズ箱、新聞・雑誌用の方に必死に取り組んでいる、いつもの初老のおじさんがいた。

いつのころからか、雑誌用のクズ箱は、郵便ポストのように入れ口が狭めてあるので、容易には中身を取り出しにくくされている。
しかしおじさんはどういう風にか、必死に身体をひねったりして手を突っ込んでいる。
おそらくその道の「プロ」なのだろう。

「プロ」というのは、我々のように雑誌が網棚に放置されていたら暇つぶしで読むのにゲットできればいいや、という軽い気持ちの者ではなく、よく路地裏で一冊100円で売っている雑誌を調達する側の人のこと。
雑誌が一杯入った紙袋をいくつも持っているので、一見してわかる。

たいてい、こう言ったら悪いが、身なりはあまり小奇麗にはしていない。
どちらかといえばあまりそばに寄りたくない種類の人。すいませんが。

この手の人がゴミ箱に取り組んでいる時は、自分が捨てたい新聞を手にしていても、箱がふさがっているので捨てられない。
たいていは心の中で舌打ちをして通り過ぎるものだ。他に捨てるところあったっけ、と脳内を検索しながら。
もしくは、すぐ脇の「その他のゴミ」用の箱に放り込むかもしれない。
いずれにせよ、おじさんと自分は無関係、おじさんは透明な存在、「関わりにならない」というスタンスが普通なのではないだろうか。

しかし今日見かけた若いサラリーマンは違った。
おじさんの肩をポンポンと叩き、「はいこれ」と雑誌を手渡したのだ。

それを目にしたとき、自分は軽い驚きを覚えるとともに、大げさに言えばすがすがしささえ感じた。

自分がもう捨てようと思っているものを、必要としている人が目の前にいる。

だからそれをその人にあげるということは、親切心からすると自然な行為。
そして、そのおにいちゃんとおじさんの間には「どうぞ」「ありがとう」という、束の間の人と人との交流があった。

てなことを、「街で見かけたちょっと心温まる話」として新聞に投書しても掲載されることはないだろう。
「100円売り」は結果的にキオスクの売上げを減らしている、という意味でメディアも含む売り手の敵なのだし、だからこそ駅も捨て口を狭めるという「妨害」を施しているのだ。

なおかつ、よく知らないけど、この100円販売ルートは「裏社会」とのつながりという、危険な匂いがする。
以前、上野で「みかじめ料」の徴収という場面を目撃したことがあったし。

でも、そのおにいちゃんは、そんなこんなもわかった上でおじさんに雑誌をあげたのではないか。
おじさんとのちょっとした共犯意識、日常規範からのほんの少しの逸脱をともなって。
そしてたまたま見かけた自分も、そこに小気味よさを感じた、ということ。


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2011年06月14日

i-phone4

ブログの更新が無いときは、仕事が忙しいか、書くネタに困っているか、書く暇が無いほど何かにはまっているかのどれかだ。

今の自分は3つめ。

週末に携帯をi-phoneに機種変更した。

前のは2年以上持っていたが結局全く使いこなせていなかった。帰りの電車でブログでも書けるかと、qwertyキーボード付きにしたのだが、まあ本を読むわな。

2年使い続けると残債も無く、ソフトバンクの継続なので解約手数料も無く、月々の払いはあまり変わらない。
それなのに新品ピッカピカのi-phone4白32Gが今手許にある。

これって、ソフトバンクの孫さんとか、機種変更の対応した近所のショップはどこで儲けているんだろう。そしてジョブズも。日本のどこかの古い機種を使い続けている人が割りを食っているというお話なのか、でもそんな人って少ないような。

というわけで、ケータイを電車でいじりまくっている人間にはなるまい、とあれほど思っていたのに、今は行き帰りの電車はi-phoneでニュースサイトを見ている。
今回のこれにあわせて日経新聞を取るのをやめた。i-phoneは手が汚れなくていい。

次の検討事項は下記の用途に適したアプリを見つけること。
・自転車にマウントしてナビ&車載カメラとして使う
・映画鑑賞日記をつける
でもi-tunesは正直インストールしたくないなあ。

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2011年06月07日

教育委員会の感覚って・・・

先週末、自分の住んでいる市が主催する、あるイベントの抽選会に行ってきた。
そのイベントは、教育委員会が企画し参加者を募るもの。応募者の中から抽選にあたった人のみ、市から費用の補助を受けて本イベントに参加できる。

抽選会なので、くじを引いて結果がわかればハイおしまい、10分もあれば済むと思いきや、さすがお役所、10時スタートのはずが10分遅れ(会場に来なかった応募者に不参加の意思を確認していたんだと!)、そして終わったのは11時を過ぎていた。

まず、市の某施設の会議室が会場なのだが、部屋に入って前方を見た瞬間、これは長くかかるな、と直感した。

なんと卒業式のように、式次第が左前方に張り出されているのだった。それでいてフォントが小さいので真ん中より後ろに座ると何が書いてあるかわからない。誰に向けての掲示なんだか。

一方で正面にはデカデカと「第18回XX市教育委員会主催XXXXX抽選会」という張り紙。
これは部屋の一番後方からでも、なんだったらメガネ外してでもわかるフォント。

さて10分遅れで始まりました抽選会。「イベントタイトル」張り紙の真下にマイク付きの演台。左右に会議用テーブルがあって、おじさんが4人ほど座っている。

左前方の司会用マイクスタンドに立った女性の進行役。「では抽選会に先立ちまして教育委員会なんとかかんとか主幹なんとかかんとかより始めの言葉を・・・」
ほら、はじまったぞ。「会」ではなく「式」だ。

そして、名前を紹介されて立ったここで一番偉そうなおじさんが、次に行った動作に私は心底驚いた。

演台に付く前に「第18回」の張り紙に対し、きちっと腰を曲げた丁寧な一礼をしたのである。あんたは枝野官房長官か?!

一体それは何に対する礼なのか。

日本国旗を掲げているのならともかく、いや百歩譲って埼玉県の旗(そんなのあるのかな)、いや千歩譲ってコバトン(埼玉県の公式キャラクタ)のぬいぐるみがそこにあるなら、それに対して一礼する、というのは(いつも学校式典での国旗や国歌の扱いにうるさい)教育委員会として、その動作は理解できなくはない。

しかし、「抽選会」の文字が埼玉県ひいては日本国を象徴する存在として敬うべし、というのは同意しがたい。

仮に、そのイベント自体が厳粛なものであっても(例えばやんごとなき方の冠が付いているとか。今回は違うけど)、あくまでそのイベントに参加できるかどうかの「抽選会」なのだ。

参加者が決まってから、本ちゃんのイベントで、参加者だけで腰を痛めるぐらいがんがんお辞儀すればよろしい。

普通の感覚としてこれは滑稽に映るかも、と思わないのか。少なくとも外国人が見たら「プッ」だ。

抽選会自体も、まずくじを引く順番を決めるくじを引いてから、次に本選、といういかにも公共工事などの公開入札でやってたことを踏襲してます的面倒くささで、結局当方は外れたのだが、外れたからといってさっさと帰れるような雰囲気ではない(なんせこのような「式典」のノリなので)。

「お辞儀」動作は、他のおじさんも演台に立つ場合は全員やっていた。

あとには、えらく時間を損した感と気持ち悪いもの見たぞ感が残ったのだった。

おそらく連中は、この抽選会のために、進行表を作り、拡大コピーして模造紙に張り出し、「訓示」の原稿を書いてそれを誰かがチェックしハンコを押し、前日にリハーサルまでもしてるんだろう。そして台本には「ここで正面に一礼」とか書いてあるんだろうな。ダサダサである。

そして、「第18回」というくらいだから、18年間毎年毎年同じ事を繰り返しているに違いない。そして来年も同じように。マジでダサダサである。

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2011年06月01日

サタデー・ナイト・ライブ JPN・・・だと?

今朝、電車の広告で知ったこと。フジテレビの新番組で「サタデーナイトライブJPN」だと。

そして、レギュラーがさんまに今田耕司って・・・

土曜の夜に生放送らしい。

もしかして、本家アメリカのプログラムを一旦流した後で、あの二人がちゃらけたコメント加えてそれで番組一丁あがりとか・・・?

あーいやだいやだ。自分は何が嫌いって、今田が司会する時の「さあ、盛り上がってまいりました〜」などというわざとらしい引っ張り方がダメ。M1もあれがあるから、録画してスキップして見るし。

SNLにもあのノリをアドオンされたら、見てるこちらは土曜の夜中に不必要に血圧上がってしまい、寝られなくなるじゃないか。今田もさんまも全くいらん。もし放送するならただ字幕を付けるだけにしてくれ。吹き替えもペケね。

などと出勤中に一人山手線でプンスカしていたのだが、よく考えるとアメリカとは時差がある。日本で生放送なら、本家とは特にシンクロすることはないかも。

というわけで、さっきフジテレのサイトで確認すると、タイトルだけいただきの全くの別番組のようで。よかったよかった。これで見る必要もなくなったし。本当によかった。フジテレさんありがとう。

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2011年05月28日

越谷レイクタウン

昨日は休日出勤の振休。

車で越谷レイクタウンのアウトレットに行ってきた。
片道1.5時間近くかけて行く。レイクタウンは初めて。

狙いは国内初出店という、PAPASのアウトレット

このブランドは質がいいし殆どトレンドに左右されないデザインなので、普通に10年以上着られる(体型が変わらなければだけどね)。
ただし値段はそれなりにするので、うちはバーゲンでしか買えない。
それが、ここに行けば一年中バーゲン価格。

ショップは結構広めで品数の多さに驚く。ただ、やはり定番チェック系のシャツは少ない。逆にプリントのアロハシャツは山ほどある。

金曜日会社に着ていく、Jimmyな半袖シャツを二枚購入。

これからはもう都内のバーゲンに行く必要はないな。すいませんね、日本全国のPAPASファンのみなさん。

ところで、何ですか、このレイクタウンの広さは。

アウトレットに加え、moriとkazeという2つのSCがあり、それぞれが普通のSCと同じ大きさ。さらにはシネコンもツタヤもある。

もし、埼玉県民がゾンビ化した場合には、越谷レイクタウンに立てこもる所存だ(笑)。

到底3つを一日では回りきれない。
制覇しようと思うと越谷に一泊する必要があるぞ。自転車の店ではY'Sとサイクリーが入っていてうれしい。

でも、まあ衣類が殆どなのだが。

しかし考えれば、日本全国どこのデパートも駅ビルもSCも、その中は6〜7割がファッションの店で占められている。あとの残りはフード。アウトレットのSCなら9割が服。

これってバランスおかしくないか。

いつから日本人の買い物の対象が服と食べ物だけになったのか。ライフスタイルの多様化とか言いながら。

というわけで、これからのアウトレットモールは、洋服だけではなく、オヤイデ電気アバックの出店を希望する。


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2011年05月16日

タレントの条件

週末の夜、TVを見ていて思ったこと。

タレントがTVに出られる条件は、演技力や歌唱力、コメディセンス以前に、「好き嫌いが無いこと」なのではないだろうか。

いつのころからかTVはグルメ番組ばかりだ。
そういう中で、いかにもおいしそうに食べてみせる方が、次のお声もかかるはず。

普通、いくら獲れたてで新鮮でも、目の前でさばいた魚の切り身をほい、と突き出されたら、考えようによっては「引く」ものだ。

そもそも人間、ひとつぐらい嫌いなものもあるだろう。しかし生涯最高の味に出会ったかのような顔をして食べないと番組にならない。

自分だったら、生ガキがいくらぷりっぷりでも、殻から「ずずっ」というのをやれといわれたらそれは勘弁してほしい。

好き嫌いなく、おいしそうに食べること。
その一方で、出された料理がどれほど美味しいか、その表現力、レポーティング能力はさほど求められてなさそう。

「すごーい」
「やわらかーい」
「あまーい」

だいたいこの3つを言っていれば通用するみたい。



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2011年04月29日

部活って何様?

大型連休だが例年に比べ宿泊の予約は少ないという。
まあ、地震の影響というのはあるのだろう。

ただ、言わせてもらうと観光業界の邪魔をしているのは、中学校の部活だと思う。

うちで一番暇なのは、このわしである。月曜日有休取ったので今日から7連休。しかし、家族全員がフリーになる日がこの連休中、一日も無い。

子供がネック。二人とも授業やら部活やらでまったく普通の週と同じ頻度で学校に行ってる。上の子は震災や夏の節電があるための日程組みなおしだから、授業があるのは仕方がないにしても、下の子の中学校の部活が連休でも一日おき。行ったら行ったで3時間ぐらいしかやらない。ホント嫌がらせか、と思う。

子供が中学に上がってからか、もう数年家族旅行というものをしたことがない。子供を残して夫婦で旅行というのはまだまだ心配である。そしてそのうち部活の次は受験、で旅行などしている場合ではなくなるし。

そうやって気がつけば子供も大学生になり、いまさら家族で旅行も、ということになってしまうのだろう。

とにかく、部活が一番強いという暗黙の了解が横たわる日本教育システムというものはどうにかならんのか。

連休の3日前まで日程表が配られない。なおかつ部活が無い日にも「このあたりで試合の可能性あり」といか平気で書いてあるし。考えれば、こういうのってけっこう失礼な話でしょ。子供の向こう側にいる家族のことを軽く見てるんじゃないかな、と思う。

とはいえ本人は嫌がらず行ってるし、親も「部活ってそういうもの」という割り切りを求められているのだろう。それはわかっているのだが。



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2011年04月16日

シュルレアリスム展

昨日久しぶりに休みが取れたので六本木は国立新美術館で開催中の「シュルレアリスム展」に行ってきた。(どうでもいいが「シュールレアリズム展」とは言わないそうで)

六本木なんて何年ぶりだろうか(遠い目)。

この手の企画展:海外美術館のコレクションが日本にやって来るものは、たいていとても混んでいるので、だからこそ平日に有休取って行ったのであるが、ガラすきで肩すかしを食らってしまった。

思うに、結局は中高年、とくにオバハンが混雑度合いのネックなのだな、と。こういう「わけのわからない」ゲージュツではなく、おフランス印象派のルノワールやらの方がやはり「行ってきた、見てきた」と知り合いに自慢できるし、美に触れたという満足度は高いのだろう。

震災の影響というのは少なからずあるにしても。

人気が無いというのは、金券屋で800円で買えた(通常料金1500円のところ)ことからもうかがい知れる。

しかし、シュールレアリズムとか、モダンアートというのは、まあ確かにオバハンでなくてもわけがわからんわな。

例えば、今回の展覧会の一押し、マグリットの「秘密の分身」。
bunshin


顔の表層がはがれて中身が現れる、そこには異様な物体が、という、表層を分身とするか、中身を分身とするか、確かに「秘密の分身」と言われればわかったようなわからないような。

これら「シュール」系とそれ以前の「古典」との間で決定的に違うのは、絵を見て→題名を見て→「?」と思うか思わないかということ。

まず作品を見、次にその脇にある小さいプレートに書いてあるタイトルを読み、その二つの関連性もしくはそれらが紡ぎ出す意味や作者の意図を考える、という鑑賞法が見に来た客に共通していると思うのだ。
ある意味、客も律儀なものだ。

そういった理解や解釈を観る側に強いるところが「シュール」以後は顕著。
ゴッホの「ひまわり」と言われれば、「ああ、ひまわりね」とスルっと喉越し滑らかな稲庭うどんとは全く違うのである。

しかしだ、わけのわからない絵にタイトルもこれまた関係あるのかないのかサッパリという、そんな観る側をケムにまくような作者の上から目線に付き合う必要があるのだろうか。

そこで、小難しい美術展もすっかり楽しくなる方法を考えついた。

どうするかというと、思いついた言葉を勝手にその作品のタイトルとして名付け、絵とタイトルの組み合わせのミョーな響きを楽しむのだ。

例えばこの「秘密の分身」。

bunshin

「計画停電/ルネ・マグリット」

どうですか、「計画停電」と言われればそんな気がしてきませんか。


bunshin

「ガリガリ君の夏休み/ルネ・マグリット」



bunshin

「もう電気毛布は仕舞ってもいいだろう/ルネ・マグリット」



bunshin

「天丼は週一回でいい/ルネ・マグリット」


なかなか面白い。
では、「シュール」以前、印象派の代表ルノワールではどうだろう。

renoir_piano01

この絵のタイトルは「ピアノに寄る娘たち」という絵そのまんまだ。

仮にこの絵のタイトルが
renoir_piano01

「欲望の解剖学/ピエール=オーギュスト・ルノワール」だったら。
上っ面だけを取り繕っているその裏に隠されたドロドロした悪意を読み取ろうとするような、ひねくれた鑑賞態度が芽生えてきませんか。
ちなみのこのタイトルの作品が、今回の展覧会にあった。



renoir_piano01

「貯蔵施設、余力に限りも/ピエール=オーギュスト・ルノワール」
・・・・さっきたまたま見かけた新聞記事の見出し。世の中大変な時にお気楽にピアノ弾いてんじゃねえ!そんな負の気持ちがふつふつと。



renoir_piano01

天国への階段/ピエール=オーギュスト・ルノワール」
・・・二十世紀を代表するロックバンドの代表曲名をあててみた。



renoir_piano01

「誰かうまい嘘のつける相手探すのよ/ピエール=オーギュスト・ルノワール」
・・・演歌の名曲「そして神戸」のサビ部分より。

いずれにせよ、「ピアノに寄る娘たち」なんていうベタなタイトルよりも数段味わい深い。

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2011年04月04日

元祖「オリーブの首飾り」

昨日、中3の次男の要望で永田町の国立演芸場に落語を観に行ってきた。

「独演会」や「一門会」ではなく、普通の「寄席」形式。
すなわち15分ぐらいの持ち時間で何人もの演者が出てくる。

内容自体は、全体的になんだかパッとしなかった。
客の入りがいまひとつで演者も気乗りがしなかったか。
そもそも「江戸前」落語自体、関西人の自分は違和感がまだまだぬぐえないでいる。まあ、これは自分の問題だが。

中入り後のラスト二人(すなわちその日の格上)が間男ネタに下ネタ。「国立」の小屋でトリにかけるならもうちょっと格調高いものやってよ、とも思った。
そんな中で一人上げるとすれば、林家きく麿の創作落語。言葉ではなく歌でしか受け答えができないという生徒を受け持った小学校先生の苦悩、という珍妙なハナシで、本人の歌のうまさもあって(かなりカラオケ好きそう)大いに楽しみ笑った。これには続きがあるようで、それならぜひ聞いてみたい。

ところで、普通の「寄席」形式なので落語だけではなく漫談や奇術などもあいだに入る。
こういう場の奇術というと、帽子からハンカチを山ほど出したり、ちょっとした小物を消したりという、まあだいたい予想のつく雰囲気であり内容だろう。
ところが、まさかオープニングBGMまでがポール・モーリアの「オリーブの首飾り」とは。
例の「ちゃりらりらりーん」というあのメロディーである。
これは逆に「想定外」だった。
かなりベテランさんの女性マジシャンなのだが、あまりのベタすぎ、工場出荷状態ノーマル仕様の設定に笑ってしまったのだった。

そして、その舞台後半でも今度は唄入り:岩崎宏美バージョン(多分)の「オリーブの首飾り」!どんだけこの曲にこだわるねんという・・・

帰宅して「ベタすぎやったで」と報告し昨日はそれで終わりだったのだが、今日になってふと思った。

我々がマジックというと「ちゃりらりらりーん」と口ずさむぐらい、手品といえば「オリーブの首飾り」と刷り込まれているが、そもそも何故この曲なのか?
そしてこの曲の「寄席マジック」との親和性の高さは一体・・・?

そこでググッてみてわかったことが以下。

若きポールモーリアは、花の都は巴里のムーランルージュで売れっ子のマジシャンだった。
しかしそれだけに飽き足らずに「世界に自分のマジックを広める」という大志を抱いた彼は、単身アジアに渡る。しかしマカオでサイコロ賭博にはまってしまい、すってんてんに。
アジア大陸を流れ流れて遂に東の果て、日本は東京浅草の、場末の寄席に出ては日銭を稼ぐというような落ちぶれよう。

そのうち出番の合間の小遣い稼ぎに、楽屋で曲を書くようになった。
当初のオファーは周りの芝居小屋やダンスホールなどだったが、本場おフランスのエスプリが利いたお洒落なムードは日本人には真似ができないことから、次第に評判が評判を呼ぶ。
マジックから方針転換してからは、とうとうエノケン主演映画の音楽を担当するまでになり、人気は全国区に。

アルバムを立て続けにヒットさせ、「自分のマジックを世界に」という当初の夢は果たせなかったものの、巨万の富を得て凱旋帰国し、その後は自らの楽団を率いて世界中を巡ったのだった。

「オリーブの首飾り」という曲は彼の処女作であるが、他人からの依頼によるものではない。
まだまだ浅草では売れないころに、ある踊り子に彼は想いを寄せていた。彼女の芸名はオリーブ。
この曲には、彼女の気を引きたいが首飾りなどを買う金はない、そんな青春のやるせなさがこめられているという。
そして舞台では自作自演したこの曲をBGMにしていた、というのがこの曲がマジックに使われるそもそもの始まりだったとのこと。

・・・というのは全くのウソで。

wikiその他によると、「ある女性のプロマジシャンがたまたまカーラジオで耳にしたこの曲を、手品に合うと思い昭和50年頃から使い始めたという。ちなみに、この曲がマジックで使われているのは日本だけである。」

そのマジシャンの名前とは、「松旭斎すみえ」という人だそうで。

ん?すみえ?聞いた名前だな、と昨日のパンフを見ると、出演していたのがその本人でした(笑)

さすが「国立」。パチモンではなくちゃんと本家、元祖を呼んでくるんだな、と感心。この人が日本で唯一「オリーブ」をかけて「何か文句ある?」と言える人だ。しかも「現在は日本奇術協会の最高顧問を務めている(wiki)」そうで。失礼いたしました!



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2011年03月22日

11日以降、朝見かけない人たち

選挙が近づいていたからか、つい数日前までは毎朝のごとくなんとか党のだれそれです、まだまだお寒い中ご苦労様です、いってらっしゃいませ、と頼みもしないのに激励、ねぎらいの言葉とともにお見送りいただいていたのだが、11日以降は駅前でそのお姿を拝見しませんねえ。

民主党さんも自民党さんも共産党さんも。

何黙っとんねん。

選挙活動は脇に置いて、だ。

今こそ地域の防災についてのあなた方の考え方、もしくは、どんなに大変でも大丈夫です、政治はこれこれこういうことを日頃からやってきてますから安心してください、と訴えるべきではないのか。

それはそうと、昨夜の伊集院光のJUNKは感動した。内容がバカ話であっても、自分の言葉に責任を持った人であり、常にリスナーに向いて話をしているんだ、ということを改めて思った。





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2011年03月14日

TV局も輪番しろ

「地震報道ばかりでうんざりしたらレンタルしにきてよね」などとブログだかツィッターだかに書き込んだ某大手レンタルビデオショップの店長が、不謹慎だとネットでみなから怒られていた。

確かに不謹慎だが、一方でTVの報道がどれも同じだという点は否定できない。

被災地の大変な状況、そして津波の恐ろしさも繰り返し伝える必要はある。しかし一方で、千葉や茨城でも深刻な被害に遭われた方々も多いのに、自分の印象ではラジオ以外はそのことにほとんど触れていないように思う。

そして原発のこと、停電のこと、行方不明の人々のこと、ガソリンや物資の不足状況のこと、首都圏の交通状況のこと、この際だからチャンネル別に報道の分野を棲み分けするような、TV局トップ間の調整はできないのだろうか。

あることが知りたいときにこのチャンネルを見る。そうすることによってTVの常時ONが減り、結果節電にもつながると思うのだ。

また、「地震関連以外」の番組中心の局だって一つぐらいはあっていい。ポケモンやドラえもんを子供が見ることで彼らのストレス軽減につながれば、それが親や周りの大人のストレス軽減にもなるのだから。

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東日本大地震

金曜日の大地震で、JR東日本は早々に運行休止を決定。
そのおかげで、会社(浜松町)にて夜を明かす羽目になった。

結局、翌日昼過ぎに会社を出てうち(家族は無事)に着いたのは16時前。

職場のみんなは金曜のうちにそそくさと帰宅していたけど(結局自分はオフィス最終退出者になってしまった)、おうちにスムーズに帰れたのだろうか。

会社にずっといて、ネットとワンセグをつぶさに眺めてわかったのは、
「JRの運行情報はこういう大災害では更新が追いつかない」
「あてになるのは乗客の生の投稿」
ということ。

運行が始まったとしても、電車に乗れるかどうかは別の話で、現に上野駅は、人が殺到し土曜の午後でも「駅に入ることが困難」な状況だった、てなことはJRのHPでは教えてくれない。

その意味で、ここは大変頼りになった。

さて、週明けの電車はちゃんと動くのか。計画停電という話もあるし。

というような心配事は、被災地でライフラインを絶たれた方々に比べれば取るに足らないハナクソみたいな事だ。
しかし、かといって自分たちにできることは、今現在では節電ぐらいのもの。あとは祈ることだけだ。

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2011年03月08日

天丼ずき

今日の会社のランチメニューに天丼があったので、脊髄反射でセレクト。

自分は実は天丼、天ぷらが好物だったのか。このあいだの北千住といい。

加えて、アラカルト小鉢に揚げ出し豆腐があったので、それもトレイに。豆腐もフェイバレットなのであった。
揚げ物ばっかりやんけ。

最近はフライものをわざと避けるようにしていたのだが。

あぶらダブルのおかげで午後は腹が重くて重くてしんどかった。

ところで天ぷらというと、銀座のここが案外安くてうまいです。

特にウニの天ぷらが絶品。あと〆の黒豚そばは必ずオーダーするように。

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2011年02月28日

カラスじじい

ズルして京大に入っても、卒業できるのかしらん。

ま、最近のレポートてのはWiki丸写しらしいからな。
入学してからもそうやってウマいこと立ち回り、卒業できれば「京大卒でござい」って顔して一流企業に入ればいいさ。

・・・・日本はそのうち滅ぶな・・・

ところで、昨日はポカポカ陽気だったので、今年初の自転車100km行となった。
例によって北千住往復。お昼は「あきば」という天丼屋、2回目の訪問。カウンター造りのファーストフード店なのだが、ここのCPはハンパ無い。

エビ5本とカキアゲといんげんでワンコイン。自分はアナゴが欲しいので上天を頼んだがそれでも700円。揚げたてなのでサクッとしてうまい。

さて、復路の自宅まであと数キロの道。周りは林と畑ばかりの典型的な埼玉の農村地帯。ママチャリに乗ってゆっくり走るじいさんを追い抜いたのだが、その自転車のハンドルに「生きたカラス」がすまし顔で留まっていた・・・・!?

疲労による幻覚か?いや、確かに見たぞ・・・

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ケータイのバッテリー切れ

みんなケータイのバッテリー切れをよく気にしている。

電源切れで使えない間にメールが来ているかと思うと、気が気でないみたい。

そこで画期的なアイディアを考えた。メールを打てば打つほど充電されるという仕組み。

ケータイの各ボタンに電極を仕込むのだ。それでボタンを押すたびに電力を発生させ充電池に蓄えればいい。

これ、同様にPCのキーボードやマウス、TVのリモコンにだって応用できるかも。

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2011年02月20日

液晶保護シート

DAPをCOWONのJ3に買い換えた。

このプレイヤーは「音がいい」というもっぱらの評判で買う気になった。
容量が32Gでは手持ちの曲数からするとちょと物足りないのだが、メモリーカードで足せるので、そこはよしとして。

確かに音は良い。といってもイコライザーで帯域をあちこちいじらないといい音にはならない。無加工の何も施さない音が全く良くないのだ。

ここがSONY、というか「ピュア」第一主義の日本のメーカーと真逆のスタンス。
結局は「聴いていて楽しければいいんでしょ」を突き詰める方向性の違いなのだろう。

DAPだから、パーソナルにイヤホンで聴いて楽しい音とは。それは頭の周りの音の広がりだったり、胸に響いているかのような低音だったり、そのあたりの演出が大変上手だ。下品にも押しつけがましくもならずに出来るのがスゴイところ。

ところで、画面がけっこう大きいしキレイなのでメモリカードに動画を入れてみたりしている。通勤電車で延々チマチマと液晶を眺める人間にだけはなりたくなかったが、枝雀師匠の在りし日のお姿を拝みながらの出勤もまあ悪くない。
しかし2時間ぐらいあるPerfumeの東京ドームLIVE(WOWOW録画)をこのDAPで観られるようにするのに変換がこれまた2時間近くかかる。ちょっとアホくさい。

画面にキズがついたら落ち込むので、保護シートをはってみたのだが、これで困ってしまった
メーカー純正は高価(ペラペラのセロハンに千円も払えるかっての)なので、おなじみヒャッキンで調達。まずデジカメ用といわれているものを買ってきた。これはうまくはれたのだが、肝心のシート自体の透明度がダメで、妙な虹色のにじみが気になってしょうがない。

二枚目に携帯電話用というものを買ってきた。これは透明度OK。色にじみ無しでよかったのだが、貼る際にホコリの混入と気泡の残りが気になって。
貼り直すごとにどんどんホコリが増えてくる。「静電気でホコリを除去」というOAクリーナー(ハケみたいなもの)でササっとはらってみたら、さらにハケについているほこりまでついてしまい、最悪だ。あー、と頭をかかえる。
セロテープでペタペタそいつらを除去したり(テープの粘着剤が残らないかこれも心配なのだが)、貴重な週末をなにやってんだか。

気泡もホコリも無しで貼れる人がいたら尊敬する。

パソコンを買えば、ネットに接続できるようにするとか、ソフトのインストールとかの有料のアフターサービスがあるが、同様にDAPについても「保護シートをいい感じで貼ります」というのがあってもいいかも。500円ぐらいなら払うぞ。

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2011年02月08日

今年は不作になるだろう

相撲は取り組みを見せるという興行的な側面だけではなく、日本古来の宗教儀式的な面を持っている。

そういう意味で「春場所」は今年の豊作を願って神に相撲を「奉納」するものであり、今回の中止により神は大変お怒りになるだろう。

よって今年の国内農業は米もなにもかもが大不作になる。先物取引は勝負の年だ。

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大相撲へ提案

八百長問題の背景には、十両とそれ以下の収入の格差があるから、とのこと。

十両に上がればもっと上に上がるという高い目標を持つべきではあるが、負け越した場合にまた低い収入になってしまうことを思うと、「なんとか負け越さないように」ということを第一に、守りの姿勢に入ることは想像に難くない。

大関やましてや横綱になれる人はほんの一握りだから、今の地位でそこそこやってれば、という発想。

結局は力士個人の姿勢・敢闘精神にディペンドするため、こういう不祥事がおこってしまう。

そこで提案。相撲をチーム別で争わせることにしては。

もう既にチーム=部屋で分かれているし、親方=監督はいるのだし。
野球やサッカーと同様にするのにさほどの障壁があるとは思えない。

部屋ごとに企業のフランチャイズをつける。「読売」佐渡ヶ岳部屋とか。

これで部屋の財政的な基盤になり、「十両に上がれなければほとんど無収入」なんてひどい話にもらないのでは。

力士個人ではなく部屋を応援するファンが出てくるだろう。

年間で最も勝ち数が多い力士のいる部屋を総合優勝などとすることで、一年を通じての盛り上がりをはかれる。

勝ち数の少ない部屋は下から順に廃業、または吸収。親方は必死になるはず。



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2011年02月03日

NHKは今こそ相撲中継をプッシュすべきだ

八百長というのは八百屋の長兵衛さんに由来するそうだ。

今回も不祥事だからということで、3月大阪場所の生中継をとりやめる方向で検討、とのことだが、逆に今回こそ放送すべきだ。

なぜなら、これまでで最もガチな勝負が見られるだろうから。

八百長じゃなくてもあまり気合いが入っていないように見られたら、と彼らが思えば、自然にマジな力のぶつかり合いになるって。

しかし故障者続出かも。

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2011年01月31日

(007+インディ)*SF÷ウェスタン?

Battle.LAのトレイラーをネットで観ていて、他にも色々面白そうな映画を見つけた。

例えばコレ。予告編を見る限りではメチャメチャ面白そうなのだが、レビューでは罵倒の嵐。2010年ワーストとか、映画以前とか。なんなのだろう?Skyline。この調子では日本公開危ない?BD輸入してみようか。

一方でMonstersという映画。こちらは低予算だけど評判はいい。トレイラーを観ると、JP+クロ−バーフィールド+物体Xというかんじかな?BDは2/1アメリカ発売。

しかし、なんといっても、昨日これを見つけたときは驚いた。Cowboys & Aliens ・・・タイトルそのままなのだ。
手の込んだマニアの冗談かと思った。ハリソン・フォードも最近作品を選ばんなあ・・・
今年一番の「アホ」な映画になること間違いなしだ。夏が楽しみ。



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2011年01月23日

実際の作業では防じんマスクが必要です

NHKの朝の連ドラ「てっぱん」。

最近の回で、このテロップが、鉄工所の溶接作業のシーンで画面下部に出ることに気が付く。

NHKによると、防じんマスクを付けないで行う溶接作業は法令違反だそうで。

多分、この方面に詳しい関係者が指摘したんだろうな。

現場の危険さを考えれば、そのシーンのような安易な装備で溶接作業ができる、という誤った認識が世間に広まることは認めがたい、という極めてプロフェッショナルな意識から来る指摘なのだとは思うが、それでもあえて自分がいいたいのは、だからといってそこにテロップを入れる、という対応をNHKは取るべきではない。

なぜなら、それは物語=フィクションに対する敬意を欠く行為だからだ。

ドラマの流れとして、その溶接シーンは登場人物が前場面からの連続性で、どういった心境で作業に向かっているかをあらわすものであろう。またはそこで今後の展開に大きく影響する、例えば作業ミスやちょっとした台詞なりの伏線が張られるかもしれない。

ところが、そこにこのテロップが出ることで、観る側の視線も意識も物語の流れから一瞬外れてしまうし、もっと言うとそのシーンに「工場での安全装備徹底を啓蒙する」という製作側も視聴者側も全く意図しない別の意味が加わってしまう。

画面の向こうの世界の人々が、全て法律を遵守し基準の枠内で社会活動をおこなうべき、となれば、その物語はなんだかこじんまりとして勢いをそがれてしまいはしないか。

そのうち、昭和時代の病院を舞台にしたドラマでは「当時は看護婦という呼称が一般的でした」というテロップが付くに違いない。






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2011年01月13日

TOTOが5月に来日する

と、ぴあからメールが来た。

以前のツアーのライブを国際フォーラムで観ているので、今回はええかな、と思いきや、スティーブ・ポーカロが参加だと!

この人、全盛期のTOTOにいたキーボード。
初期のTOTOは、デビッド・ペイチがピアノをメイン担当で、ポーカロはシンセというツインキーボードのアンサンブルがプログレ風味でかっこよかったのに、だんだんとルカサーメインの普通のロックバンドになってしまい、個人的にはつまらなくて次第に聴かなくなったのだ。

しかし、今回はペイチも参加ということなので、そーかー、ツインキーボードを生かした曲、アフリカとかハイドラとかやってくれるのかな??

ガールグッバイを大いに希望する。

ポーカロはやっぱ昔みたいに山ほどのシンセを使わなくても三面に積んで、両手広げて弾いてほしいな。

などと書いていたら行きたくなってきた。予約するか??

しかし、ボーカルがボビキンじゃないんだよな・・・





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2011年01月03日

新年早々・・・

ここのところPCの起動が遅いな、と思っていたら、元旦の午後に全く起動しなくなった。

電源は入るのだが、画面真っ暗、起動のビープ音が鳴らない。
マザボがいっちゃったみたい。
その前にフタを開けて中をいじっている内に静電気ビームを発射してしてしまったのかも知れない。

ソフマップ大宮まで電話すると、元旦もやっている、と。
結局、元日早々にとっぷり日も暮れたがソフマップにいくことに。

OSがすんなり認識するかどうかという不安から、本当は同じメーカー、同じチップセットのマザボがあれば良かったが、もう2年前のものなので中古ですら無かった。
まあ、最悪Win7にするかもしれない、ということを念頭にマザボもCPUも現行にする。その場合、メモリも互換性の無いDDR3にしなければいけないそうで。

マザボの交換は苦労する。OS君が、寝ている間に身体をすっかり入れ替えられたことにアワアワするようだ。

XPのように交換後全く起動しないということはなかったが、今回Vistaはsafeモードをなかなか抜けられなかった。

Win-7はヤフオクでいくらぐらいなのか、それをインストするHDDを会社帰りに買わなきゃな、と思い始める。マイクロソフトの術中にはまるところだ。

しかしmsconfigからサービスやらスタートアップやらをONOFFしているうちに通常起動できるようになった。

というわけで、こうやってブログも書ける。どうだまいったかビルゲイツ。

あとはサウンドカードを入れて、いろいろ動作確認があるが。




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