2007年06月15日

6月

会社側から電話で連絡がありました

犯人扱いしたことの謝罪
そして出勤するように
今回の件は警察の届出を行う方向だということ

いくら謝罪されたとしても
私の損失は大きい

精神的・肉体的な負担が大きすぎて、自分はいくら無実だといっていても
出勤する気にはなれない

むしろ今回のことで退職を決めている

「逃げたと思われるぞ」
夫から言われた

でも自分の体が第一

今回の件で知人に相談していたのだが
友人から言われたのは早期に弁護士を立てて会社を訴えたほうがよいということだった

そもそもの発端は会社側にあるのだから
「会社が行うべき責任」、つまりセキュリティに関してのチェックを怠ったことから全てが始まっているじゃないかということ

それを個人の責任に押し付けているに過ぎないし
私の上司にいたっては「パワーハラスメント」で訴えるべきだといわれた

上司から「パワーハラスメント」
パワーハラスメント(Power harassment)とは、日本語で権力や地位を利用した嫌がらせという意味で用いられる言葉である。
会社などで職権などの権力差(パワー)を背景にし、本来の業務の範疇を超えて継続的に、人格と尊厳を傷つける言動を行い、就労者の働く環境を悪化させる、あるいは雇用不安を与える行為である

別に権力を振りかざしてのうんぬんは無かったのだが、それだけが「パワーハラスメント」では無いといわれた

悪意のない部下を一方的に疑ったり、怒鳴ったりする
『いい人』を演じ、部下や後輩に無理に負い目を感じさせる

これもパワーハラスメントになるんだそうです

そう考えれば上司からの、疑いが向けられた日々、配置転換はこれに当たる

上司に限って言わせれば、パワーハラスメントを行っている加害者自身が他の権力者(更に上の役職にある人物など)によって過剰なストレスを与えられていて、その焦りや恐怖心からパワーハラスメントに走る場合もあるとのことに該当するのではないでしょうか

もちろん役員たちからの叱責だってそうだ

いくらこちらが説明しても、聞く耳を持たずに怒鳴る役員

まるで警察の取り調べ以下(取調べは受けたことがありませんが)の「私刑」ともいえるような一方的な発言

そして数々の労基法違反・健康保険法違反

いろいろ考えた結果

まずは弁護士に相談し、自分の身を守ろうと思った

だって警察に届けるということは

必ず担当であった私が疑われるに違いない

そして今回のように状況証拠がある以上

警察側は私を犯人だと思うだろう

借金もあるし、自分の趣味でお金がかかる身の上だから

調べればあちこち出てくるでしょう

でもやっていないものはやっていない

私が一番許せないのは

誤れば済む問題ではないということだ

社長が誤ったからと言って、私の今の精神状態がすぐよくはならない

疑いが晴れたからといって、一番叱責されて疑われた上司の下で働く気には到底ならない

それが「人間」というものではないだろうか?

私は「大人」ではないから、これはこれ、それはそれ的な物事の決め方は出来ない

これはこれ、それはそれ的な物事の決め方は使う人によってどうにでも解釈できることも知っている

まずは労働基準監督所に行って、労働相談を行ってみることにした

すべて順番がある

パワーハラスメントで相談し、出勤停止になっていた以上、その休んだ日の休業補償もしてもらわなければならない

「この仕事、君には向いていないんじゃない?」「転職を考えた方がいいよ」などと転職・退職を促すような発言も上司からされていて、これだってパワーハラスメントになる可能性が高いです

そして退職の理由も「自己都合」から「会社都合」に

まずはそのあたりから・・・

弁護士に依頼する方向で考えた時、夫との離婚を決意したのである

自分が疑われた会社を訴えようとしている自分と、その会社に出入りしている業者に勤務している夫

このままでは今以上に迷惑を掛けてしまう

私ひとりの強情に夫も付き合わせるわけにはいかない

結婚生活は6年

まだ傷は浅くて済む

そう考えている

2007年06月12日

6月

夫婦二人で会社に行ってきました

夫だけ呼ばれたのですが、パソコンに詳しくない社長は私を犯人と断定し、パソコンに多少詳しい役員は疑わしく思っていると夫から聞かされました
パソコンの履歴だけで考えれば、私の主張どおり私がやったと断定できないので結果はまだ出ていません

多少でもパソコンの知識があれば、履歴を見るかぎり犯人を特定できない会社のシステムに夫はIT関係に詳しいだけにシステムの脆弱性と不完全をはっきり指摘しました

私が説明するよりも、夫から説明された経営陣はやはりその日も結論が出せなかったようです

その日の話では、日を改めて連絡しますとあったのですが、今だに何も連絡がありません

もしかすればこのまま出勤停止がつづき、退職になるかも知れません

会社としては犯人探しと並行して、今後の経理の仕方を検討しているのかも知れません

何もする気も起きないのが現状で、これから先の不安、経営陣、年配のパソコンのシステムがわからない役員たちからの叱責、すべての職員たちから疑いの目で見られているであろう不安、今住んでいる地域でも名士と呼ばれている一族からの疑い、すべてが頭に浮かびます

そして私の職場と取引がある会社に勤務している夫の立場

もしかしたらはめられたのではと思える状況証拠だらけのなか、少しでも犯人ではないことを示す証拠を探している自分

ストレスが溜まると、思考がストップし、疲労から眠ってしまいますが、目を覚ますといろんなことが頭をよぎり悔しさでいっぱいになります

少しでも気を紛らわせようとしますが、やはり心は重いまま

やはりあの時こうすればと振り返ってばかり

本音を言えば会社をやめたい
先日夫と行ったとき、かなり吐き気がしてたっているだけで精一杯だった


2007年06月08日

6月

経営陣に事実が発覚し、本格的な調査が行われた

改ざんが行われた売上システムのメインコンピューターの履歴を取り、当時の集計表も入手

そして経理の職員一人一人のデスクにあるコンピューターの履歴も入手した

その後経理の職員一人一人面談し、状況証拠と照らし合わせながら検討した結果

やはり当然のことだが私が犯人だという結果になったと思う

そして経理職員と経営陣で話し合いがもたれた

その日は私はぬけられない用事があったので、夕方その話し合いに参加した

私が受けた印象

間違いなく私が犯人であると言う経営陣

その日そのデータの処理ができるのは私だけなんだから認めなさいよと詰め寄る役員たち


こうなることは上司と最初に話し合った3月、予想はしていた

いつまでも隠しとおせるものではないのだから、いつかは発覚しこうなるであろうことも見込んで、最初から警察に言うべきだと進言した事実もあっさり上司に否定された

援軍も、自分が犯人で無いという証拠も何もなく、何を言っても役員たちから見ればうそに聞こえていらだたしいのがはっきりわかる

個人認証もない会社
パスワードの管理も甘い
現金の管理も甘い
金庫の鍵の管理も甘い

言われるばかりで最初は腹が立ったが、徐々に気がそがれていった

何を言っても無駄なのか・・・
このまま犯人にされてしまうのか

思うように口が動かない
誰を信用していいのかわからない

このとき思ったのは、会社の人間みんなが私を疑っていた事実だった

「自分はやっていないというのは、他の誰かに責任を押しつけてるんですよ」

「あなたがやっていないんだったら誰がやったんですか」

「責任転嫁もはなはだしい」

「感覚が麻痺しているんじゃないか」

「警察に届けるということはここの職員全員と出入りしている人全員に迷惑を掛けることなんですよ」

「警察に届ける前にあなたの旦那さんに話しなければならない」

いくらデータが改ざんされた日の記憶を思い出そうとしても思い出せない
自分がやっていないのは私しかわからない

翌日夫に話をした

夫は・・・
「おまえは何も話さなくていいから、あんたは感情で話するから」

パソコンの知識に関しては夫のほうが高い

私が思っていること、つまり個人が認証できるようなデータの履歴なのかどうかまずは聞いて欲しい

ただその処理ができるから、その日出勤していたからで犯人扱いされたのでは名誉毀損
、あるいはパワーハラスメントで訴えられても仕方ないだろう

本来ならばすぐに警察に行って事情説明して介入して欲しいところなのだが、まずは会社から不当な扱いを受けている点について労働基準監督署に相談してみたのだが、こういった件に関しては労働局の企画室に相談するようにといわれただけだった

また人権侵害という点で言えば法務局の相談窓口でも対応できるらしい(←法テラスに相談した結果)

とりあえず弁護士会に相談したところ、弁護士に相談するよういわれ、労働局からの回答待ちである

会社の役員たちと、私、そして私の夫

話し合いはおそらく状況説明と会社側の意見、つまり私が犯人であることを会社側では言うだろう

そして警察に届け出

間違いなくこのままでは拘留され、犯人扱いを受けるだろう

実はヤフーの知恵袋でも相談してみたのだがこういった意見が出た

Q:会社で会計データの改ざんと現金の盗難が行われて、担当であった(当時)私が一番疑われています。
データを保管しているパソコンは誰でも使える状態ですが、そのソフトを起動させるにはパスワードが必要です。
私が担当になる前から会社の電話番号で設定されていて、私が新たに設定したものではありません。
その改ざんの処理の仕方も、確かに担当していたものであれば速やかに処理は出来ます。
ただ問題なのが、誰がその処理を行ったのか、データの履歴を見てもわかりません(個人認証は行っていない為)。
盗難や改ざんが発覚した時に警察に届けるよう上司に進言したのですが、上司の判断で隠蔽しました。(当時の現金管理がかなりずさんだった為)
しかし経営陣に発覚し、データの履歴の確認や、担当課員一人一人に状況説明を求められました。
当然のことなのですが、担当であった私が一番疑われ、自白を強要されています。
経営陣の考えとしては、そのソフトを起動させることができる人間で、出勤している人間、その処理ができる人間と絞った結果なのですが、私がいくら説明しても「責任転嫁」「罪をなすりつけようとしている」と叱責されました。

機械の管理は事務室内のデスクに置かれていて、誰でもタッチできる状態でした

自分が犯人で無いという確たる証拠が無い状態で、可能性だけで犯人に仕立てられています。
こういったことが予想されたので、警察に届出するよう進言していたのですが、進言した上司から否定されました。
経営陣からは警察に届出する結論を出す前に、私の夫に会社の状態と、私が疑われていることを話すということで会社に二人で呼ばれました

おそらく経営陣の決めつけで話が進むと思います

労働基準監督所にも相談しましたが(職場からのふとな扱いを受けているということで)とりあってもらえずたらいまわしにされる始末
こういった場合弁護士に相談すべきですか?
何か言い方法がありましたら教えてください

今年の上半期当初のことなので、どうしても記憶があいまいになったりしていますので、確かな証拠というのがデータ履歴と、証言のみになってしまいます
私が見る限りでは、今警察に届出を行ったとしても、事件が起きた時から時間がかなり経過している為、解決できるものかどうか経営陣も思っているでしょう
事件が発覚し、職場が混乱している以上、早期に解決しなければならない為、解決を急いでいるものと思います。

A-1:大至急、弁護士に相談する事をお勧めします。
弁護士に相談してから警察に相談するかどうか決めてください。

理由は、時間が立てばたつ程、
真犯人が証拠隠滅に走る恐れがあるからです。

それに、そんな会社には働き続ける事はできないでしょ。

お知り合いに弁護士が居ない時は、お住まいの弁護士協会に相談してください。

是非とも冤罪を晴らしてくださいね。

A-2:業務上、守秘義務はありますが、弁護士に相談するのが先決でしょう。
警察が介入してきてくれて、潔白が晴らせるとよいのですが、犯人もあなたをはめるように既に動き出している恐れがありますから。

訴追されると、検察は自分の利益になる証拠しか出さないため、つまりあなたがやっていない案件の証拠を出さず、あなただけでやった、のように責任をなすりつけられてしまうので、早めに証拠を確保しなくてはなりません。

引き出した日付・時間、金額、犯行の時期などだけでも、何かしら誰かにボロがでそうなものですからね。


やはり弁護士に依頼すべきなのか・・・

5月

世間がゴールデンウィーク真っ只中だというのに、気持ちは暗いまま

一連の事件でかなり神経をすり減らしていた上司も、かなり疲れていました

その上司に疑いを掛けられている以上、私は自分の潔白を証明しなければならない

ただ今有る状況証拠だけでは間違いなく私が犯人となってしまう

4月の入金の紛失も当然、自分がやったと思われても仕方ない

最後にそのお金を見たのは自分なのだから

そして新たな事実も発覚した

その紛失した入金の請求書発行のためのデータが消えている

自分でそのデータを入力したもので、その処理結果は毎日上司に見せていた

そうしなければならないと感じた結果だった

そしてデータの消去を告げられ、慌ててその時の処理結果を探した

確かに入力している

このときは有った

じゃあいつデータは消えたのか?

?マークだらけだった

何のために・・・?

請求書発行のデータを消せば、請求のあった事実は機械上消える
入金も持ち去ってしまえば何も残らないと思っているのか

でも入金があったことは、領収書などで残る

??????

短い間によくここまで考えるもんだ

結局その件に関して結果は聞いていなかった

ただおそらくこのあたりから上司は私が犯人だと実感したのではないかと思う

上司に再び呼び出され、一連の事件の話を行った

上司は私が犯人だと強く思っている

「このままだとあなたの旦那様にも話をしなければならないですね」

「?」

これはどんな展開でそうなるんだろう

どうみたって上司は私を犯人ですと私の夫に説明するつもりだろう

確かに言われてみれば機械の操作は私は可能で、担当者で、当事者です

これだけそろっていれば言い逃れは出来ないですよねとも言われたことも有ったっけ

でもやっていないものはやっていない

でもそれをいくら説明しても聞いてもらえていない

「こちらが納得できる証拠を持ってきてください」

そういわれてもどうしたらいいのか思い浮かばない

結局、このまま職場に居ても疑われるだけで身が持たないから退職したいと思っているんですといったら

「そうされたほうがいいですよ」

といわれたのである

このときの上司は・・・

かなり威圧的だった

怖かった
何かに取り付かれているような・・・そんな感じだった

後日その時の話を職場の方に話したのだが二人とも泣いていた

だがそこで終わらなかった

会社から引き止められたのである

その後事態は急展開

結果から行くと一連の事件が経営陣に発覚したのである

4月

相次ぐお金の紛失から、退職したいと強く考えるようになった

3月の上旬に上司に退職したいと話をしたのだが受け入れてもらえなかった

結局上司がいろいろ調べるうちに、データの改ざんも行われていることもわかり

その処理ができるのは私

つまり疑いを掛けられていたのである

2月あたりからうすうすは感じていたのです、疑われていること

だから気をつけて仕事をしていたのですが、疑われたくない一心で自分で何とかしないと・・・と思っていたのです

しかしそれでも私はミスを連発し、結果また強い疑いを掛けられました

ないものはないと報告していればよかった

その後悔だけが残っています

そして3月の中ごろから上司から仕事を変えてくれるよう要請が有りました

「疑われているから仕方が無いか・・・」

そう思っていました

できるだけ現金には触れたくない

そう思っていたので・・・


しかし経理に居る以上、発行した請求書に対して支払われた現金を受領しないわけにも行きませんでした

そのお金を受領し、鍵付きのバックに入れて金庫に閉まったのです

その日は上司がお休みだったため、入金があった旨メモを残しました(次の日は私が休みだった為)

そのあたりになると、それまでやっていた売上の集計は新しい職員さんにお任せしていました

当然金庫の鍵もお渡ししていました

ただその方がお休みのときは私が管理していたと思います

私は新しい仕事に集中しなければならなかったので、ほとんどその業務に携わっては居ませんでした

ただ請求書の発行に関しては、まだそれまでの処理を新しい方が覚えきれていない為私が行っていました


四月の中ごろになったある日、請求書を発行したところからの入金を受領しました

そして鍵付きのバックに入れて金庫にしまい、金庫をロックしました

すると私のほかの職員さんに

「鍵、預かります」といわれたので、お預けしました

その後、金庫の鍵に触ることはなくなりました


そうしているうちに月末、私は所用があったため休暇を二日とって出かけていました

その二日目の朝、職員さんから携帯にメールが来ていました

「大至急電話ください」

なんだろうと思って電話をしたところ、私が受領した入金がないとのこと

パニックに陥りました


3月

2月の月末になって銀行から一本の電話がかかってきた

私宛の電話ではなく、上司あての電話だったのだが、生憎上司は外に出ていたため内容を聞いたのだった

「当座に入れるお金が不足している」

何のことかわからなかった

とりあえず中身を上司に伝えたところ上司は焦ったように銀行の通帳をめくっていた

そして2月の集計表、振込み依頼書を確認していた

その後入るべきお金が入っていないことを告げられた

「うそだあ・・・」

正直な感想はこの一言

私も銀行の通帳を確認させていただき、毎日の売上を確認したが

一日だけ空いた日が有った

2月の上司が休みで、金額が合わなくて聞こうと思って金庫に入れたお金である

次の日には金庫になく、いつものように銀行行きの袋に入れていただいたと思っていたお金である

涙が出そうになっていた

確認を行っているうちに目頭が熱くなって

そのあたり頭の中は大変な騒ぎになっていた

ないものはない

それしかない

記帳されていることが全てを語っていた

その後のことはあまりよく覚えていない

というよりもここまで述べているものは全て断片的な記憶であって、間違いないですかと問われれば「〜だったと思います」ぐらいしか断定はできない

とにかくその後は大変だった

上司の話がありますといわれ、「私はあなたが犯人でないと思っているんですが、そう思わざるを得ないんですよ」といわれたので「上に報告して警察に届けるべきです、自分が以前居た職場でも経理で不正疑惑があって、その時警察の届けなかったばかりに自殺した方(←未遂でしたが)も居ましたから」と言った

が、上司はそうしなかった

なぜならここまでお読みいただければ理由はおわかりかと思うが、警備的な面でこの会社はもろいところが有ったし、金庫の鍵の管理に関しても同様であった

だから正直誰も居ない事務室で、鍵を保管している私の机を開けて金庫の鍵を取り出し、金庫をあけてお金を取ろうと思えば取れた状況であった

ましてやその机の中に鍵があることを自然にわかっている職員も多かった

「自分の監督不行き届きですから・・・私が何とかします・・・」

うなだれた上司を目の前にして何もいえなかった

ちょうど月初めで、先月振り込まれた自分の少ない給料を持っていたのを思い出し、どうにかなるものではない額面だと知っていても、差し出そうと思った

自分があの時ああしていたら・・・

そんな自責の念からだった

その旨上司の話したところ結構ですと断られた

何とかできる額面ではない

ただただうなだれているだけだった


その後も何度か上司と二人だけで話をしたが、解決策というものよりも上司の辛い心情を聞くだけとなっていった

上司は家族にこの件を話したようで、そのショックのあまり配偶者の方が寝込まれたとか

ご自身も毎日眠れずにいること、子供さんもその空気を察知しているらしいとのこと

私も同様だった

ただ私は仕事の話は家族にしない主義なので、夫には話さずにいた

「あなたまでが落ち込むこと無いですよ、私の責任ですから・・・、いつもどおりに仕事していてください」

そういわれても・・・
どうしたらいいのかわからないまま時だけが過ぎていった


そしてまた問題が発生した

またお金が合わなくなっている

こうなるともう何がなんだか訳がわからなくなっていった






2月

2月に入り会社の売上システムが変わった

それまでの機械にようやく慣れた頃だった為、また新しいシステムを勉強しなければならなくなった

いくら機械になれていたって、また一から勉強となると正直辛かった

が、これも仕事である

慣れなければならない

新しいシステムに苦労しながら仕事をしていた


そんなある日のことだった

売上と集計表で表示されている金額と合わなかった

つまり目の前にある現金と集計表の額がはっきり違っていたのだった

目の前が真っ暗になった

とにかく上司の判断を仰ごうとしてそのお金を金庫に入れた

その日はちょうど上司が休みだったので、明日聞いてみようと思ったのである


翌日いつものように出勤

金庫を開けてみるとお金が這い居た袋が無い

「銀行行きの袋にしまいましたよ」と上司が言って、金庫から銀行行きの袋に入れることはよく合ったので何も気にせず、その日の仕事に取り掛かったのである

前日お金が合わないことも報告できないまま・・・


そのあたりから不審なことがたびたび起こるようになった

あるはずのお金がなくなっている

それもいつなくなっているかわからない

現金が入っている袋から現金を取り出して数えていても、集計表と合わないのである

本来ならばその現金を入れたところに確認するべきなのだが、現金やロックを解除した袋を机に上げたまま自分が席をはずしていたときも合った為、やはり自分のミス?と怖くなった

どうしよう・・・

袋を入れたところに確認の電話を入れたときに、「確かに入れましたよ」といわれればあまり強く出られない・・・

ましてや自分が席をはずしていたときに何か有ったとしたら・・・

その時あることばを思い出した

「とにかく目の前にあるお金が第一です」

新しいシステムに変わってから現金を数えるのが大変困難な作業となっていた

とにかく小銭が大量に発生していたのである

一枚一枚小銭を数えて・・・

それが数千円だったこともあったし、とにかく1月と比べて時間がかかっていた

そして当然のように銀行に預けるのが遅くなる

毎日来てくださる銀行の方がくる前に・・・と思っていても、焦れば焦るほど数え間違いもあった

結局その日のうちに預けられない毎日が続いていた

それを見かねた上司が言ったことばがこれだった

とにかく目の前にあるお金は銀行に預けて、合わないものが有ったらそれはそのあと何とかしましょうと

これがそもそもの間違いだったのである

1月

出社して、自分が受け持つ仕事の内容を聞かされた

前日の売上の集計と、請求書の発行が私の仕事

以前面接の際にこれを言われて、それって総務?経理じゃないの?とおもったのだが、いずれは総務のほうでお願いしますので・・・と言われて納得したのだ

元々その仕事を担当していた方が急に退職されたのでその欠員補充なんですよということだった

なれない手つきで現金を数えて、請求書を発行する

パソコン関係の処理は頭に入るのだが、その他の処理がなかなか頭に入らない

一年近く無職だったからなあと自分を励ましながら、なれない仕事を頑張っていた

総務・経理となると当然のようだが金庫や関係書類の保管は厳重である

金庫の鍵を鍵のかからない机に閉まっていたり、金庫に鍵を指しっぱなしで事務室を離れたりなんてことは当然ながらありえないし、危険極まりない行動である

それがここは当たり前にあった

信じられない・・・今まで何も無かったとはいえ・・・

ある時は、別の部署から総務部長が机の上に札束をそのまま置いていったんだけどというような報告もあって、この職場一体どうなってんだろうと思った

「社長がその現場に居ないからわからないだけ」

他の職員から聞いた話はたくさんあった

現金を銀行に預けるつかの間とはいえ、担当者である自分が立たされている現状

つまりなにかことがあれば一番に疑われる

それを痛感したとたん、自分の仕事とか、預けられた金庫の鍵、全てが怖くなった

ただこのあたりから、もう一つ預けられていた金庫の管理で問題が発生していた

中にあるべき金額と、実際の金額が合わないのである

最初のころは「お金が足りないようなんですけど・・・」と部長に報告していたのだが、本来の業務で忙しくなってきた為、毎日のチェックを怠っていた

その結果、月末時点で数千円合わなくなっていたのである

本来は毎日数えて報告をしなければならなかったのだがそれを行わなかった

毎日あわせていて、報告していれば・・・

自分で結局穴埋めしていた

誰を疑っていいかわからなかった

結局は自己責任

それが経理なんだと無理に納得させたのだった


はじめに

数十年生まれ育った町を離れた

新しい生活に不安はあったけれど、新しい土地で夫と二人、お互いしか頼るものが居ない生活が始まった

元々専業主婦に向いていないし、子どもにももぐまれなかった為、働こうと思った

ハローワークに行って、面接を行うけれどことごとく惨敗・・・

自宅に求職情報のチラシが来て、それも頼ってみたがこっちも惨敗

もともと資格も何も無い、事務員歴だけがとにかく長いだけ

この就職難に簡単に見つかるわけが無い

それでも沈む気持ちを奮い立たせて、今度こそ 今度こそと会社に履歴書を送りつづけた

事務員しかやったことが無かったけれど、いろんな仕事をやってみたい気持ちから職種は選ばなかった

それでも惨敗

夫の収入だけでやっていけないことは無かったのだが、もともと共働きだったので、夫の収入でやりくりしていくのに抵抗を感じていた

自分が自由に使えるお金を働いて得たい
社会に参加したい

ただそれだけだった

私が住んでいた町は県庁所在地で、引越ししたところは県内でも有数の工業都市

地域性も文化も話すことばも全く違う
知り合いもほとんど居ない

気持ちは焦るばかり、そして淋しさ
故郷に帰りたいという気持ちが強くなっていった

そんな環境で、年の瀬が近づいていた12月
ある会社の面接を受けた

総務スタッフ募集とあった

経理スタッフはよく聞くけれど、総務スタッフはあまり聞かない募集だった

経理はやったことが無いから、当然求職情報があってもスルーしていた
簿記がわかんなきゃやれないでしょう・・・と自分の身分を考えてのことだった

総務スタッフ、つまり福利厚生とか給料計算とかだったら自分でもやった経験があるから
・・・でも結構応募する人多そうだな・・・
・・・ダメで元々、履歴書を送ってみよう

そんな軽い気持ちでハローワークで紹介状を作っていただき、履歴書を送ったのである

年の瀬が近づいたころ、面接が行われた

話好きの部長さんと社長だった

結局二時間くらい話していたのでが、ここに決まればいいなと心から思ったのである

そしてその後、年の瀬を迎えたころ面接の結果が携帯電話にきました

結果は合格

新年早々の出社を求められたので、二つ返事で出社する旨お答えした

「正月三が日にいきなり出社は無いだろう・・・」

夫は不満そうに言ったのだが、とにかく働ける喜びでそんなことはどうでもよかった

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