2010年02月03日
(もちろん、情報漏えいなどではなく、正規の手段でですよ!)
その中に、以下のような表記がありました。
*念のため、文意を変えない程度に単語を変えています
「新規顧客の優良化したものの絶対量の不足」
(↑最初の「の」は「が」の誤りだと思います)
「優良性の高い新規客の獲得と優良なアクティブ顧客数の維持」
もちろん、議事録ですから、発言などをかなり短縮しているのはわかります。
でも、この企業って、本当にお客様のことを考えて、大事にしているのかな???と思ってしまいました。
いや、この発言内容で言いたいことはわかりますよ。それ自体が間違っていると責めるつもりはありません。
しかし、議事録とはいえ、「絶対量の不足」とか、「優良性の高い」とか、お客様を何か化学物質のように扱っているのでは、という気がしてなりません。
この会議は大企業のトップのほうで行われたものですから、おそらくお客様から「遠い」立場の人が行っているはずです。
昇進して偉くなった人たちが、膨大な会議資料を前にして、上のような会話をしている場面がなんとなく想像できますね・・・。
お客様を、モノやカタマリのように考えるようになったら終わりですよ!。日々の表現から気を付けたいものです。
2010年01月31日
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久しぶりの更新です。
3月中旬頃、私は現在居住している東京から広島市に引越し、当地にて個人事務所を開業いたします。
私は高校卒業までを新潟県長岡市で、大学入学以降を東京で過ごしました。
春からは、広島にていい意味で心機一転、ゼロからのスタートとなります。
私が広島に移住する一番の理由は、司法書士である妻の独立開業です。
妻は広島市出身で、いつかは地元で独立開業したいという願望があったようです。
私は住むところにはさほどこだわりはないですし、東京は地価も高いし満員電車も大変、何より身寄りがない・・・ということで、広島市に移住するのが夫婦にとってベストな選択であると判断しました。
何よりも、私のミッションとしている「小さくても強い企業・お店・個人づくりをサポートする」には、東京よりもむしろ地方(といっても広島は十分都会ですが)のほうが、環境として適しているかもしれません。東京は競争も激しいですが、マーケットも大きく、ニッチでもうまくやっていける余地があります。しかし地方だと、すべてが東京のように揃っているわけではないですし、地理や情報のハンデも、東京に比べてあるかもしれません。それでも、日本全国の中小企業が活力をもってこそ、日本全体の活性化になると考えています。広島の企業や自治体のお手伝いをして、地元に貢献したいと思います。
と、カッコつけてはいますが、妻の親類や知り合い以外にはほとんど何のつてもコネもなく、ほぼゼロからのスタートです。あまり自分に制約を設けず、何でもトライしたいと思います。ペーパードライバーなので、自動車運転の練習もしなければなりません。何よりも、お仕事のご紹介もお待ちしています(笑)。
もちろんこのブログやメルマガなどは継続していきますので、今後ともよろしくお願いします。
2010年01月11日
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こんにちは、幸本陽平です。
たまにはいつもと違う話題を、ということで、私の隠れ得意分野(?)の美容の話題を。
美容雑誌といえばVoCE、美的、MAQUIAが三大雑誌なわけですが(このへんでついて行けない方も頑張ってついてきて下さい)、そこに最近グイグイと食い込んできたのが美STORY(びすとーりー)という雑誌です。
http://be-story.jp/
STORYという40代向け雑誌があるのですが、それの美容版として始まったのがこの美STORYという雑誌です。
ファッションの世界では、ふんだんにお金を使う、いわゆるバブル世代もといアラフォー世代をターゲットにした雑誌やブランドが多いわけですが、美容の世界も、やっぱりそういう世代をターゲットにしたほうがいいんでは?というコンセプトで発刊された(多分)のが美STORYです。前者の三誌は、どちらかというと化粧品を最も購買する20-30代をターゲットにしています。
その美STROYが売れている、と聞いたので読んでみました。
確かに面白いです!
年代だけではなく、他の雑誌とはコンセプト自体が違います。
他の雑誌では、得てして「これって単なる商品カタログじゃない?」という企画があります。
つまり、化粧品会社から商品を借りて、並べて、お世辞を書いて・・・という記事です。
ところが、この雑誌にはそのような記事はほとんどなく、具体的なメイク方法やエクササイズなど、使える・参考になる記事ばかりです。
中には、1,000円台の実名化粧水と、数万円の匿名化粧水を、実際に一般消費者に使わせてみて、レビューをして順位をつける、なんていう企画もありました。これってこの業界では「禁断」モノです。だって、高級化粧品は必ずしもいいとは限らない、という結果になりうるわけですからね。匿名とはいえ、こんな企画が通ったのはすごいと思います。
さてようやく一般的な話題になるのですが、その美STORYでは一般読者も登場させています。(もちろん、その読者が本当に素人なのかはわかりませんが・・・)
その出てくる40代の読者風の人を見ていて思うのが、すべてみなさん「完璧なスペック」なんですよね・・・。
昔は化粧もせず、ダメな専業主婦だったけど、一念発起で会社を起こして成功させ、子供も3人育てあげ(1人じゃないのがポイント)、家ではホームパーティーをして家事を完璧にこなして、さらにダイエットしてスタイルは抜群に・・・
などなど、ここまで完璧ではないにせよ、「非の打ち所が無い」女性ばかりはずです。一般人のはずなのに。
こういうのを見ると、女性は本当に大変だなーと思います。
例えば男性だと、むしろ一つが抜きん出ているけど、それ以外は全然駄目、みたいなほうがむしろかっこよかったりするわけです。歌手として成り上がったけど莫大な借金を背負ってしまった、とか。役者としてはすばらしいけど破天荒で犯罪にも手を染めてしまった、とか。むしろ「抜けたところ」があるほうが、男性はちやほやされます。
でも女性はちがうんですね。仕事をして、結婚して、子育てもして、夫を立てて、見た目もキレイにして・・・と、完璧でないと賞賛されないんですよね。というのは大げさにしても、女性が生きていくのは何かと大変だなーと感じました。
よくわからないまとめですが、そんなふうに男女の違いを読みといてみるのも面白いのではないでしょうか。強引なまとめでした。
2010年01月09日
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こんにちは、幸本陽平です。
突然ですが、ビジネスや人生で大事なのは「強み」を伸ばすことだ、とよく言われます。
それで、御社の強みは何ですか?と聞かれると、
「商品力です!」
と言い切ってしまう企業の方が非常に多いです。
いや、別にそれが間違いだとか、「商品力なんてないくせに」なんて言うつもりはないですよ。
だけど、その「商品力が強みであること」は、何をどうやって確認したのでしょうか?
強みというのは、他社より明らかに優れていて、強みであるといえるのです。
しかもそれは、自社ではなく市場、すなわち買い手が「強み」であると判断しこそ、強みであると言えるのです。
「いや、お客さんは気づいていないかもしれないが、当社の製品はA社やB社よりも◯◯という点で優れているんだよ。だから商品力は明らかに優れているんだ。A社やB社は認知度が高いし、広告もしているから、それで負けているだけなんだ。」
と言い張るかもしれません。
でも、それは商品力が優れているんではなく、「公平な状況で商品テストをした場合、◯◯という点で他社より優れている」というだけです。それを商品力とは言いません。なのに、商品力が他社より優れているとか、他社は自社より劣っているなどと言う資格はありません。
と、手厳しいことを書きましたが、誰でも自社の客観的な評価はできないものだ、ということをお伝えしたかったわけです。
実際には、業界4-5番手の、年商1,000億円規模の大企業でさえ、「当社の強みは商品力」と明言していたのを覚えています。いや、当社の商品は優れている、と言いたい気持ちはわかります。でも、「商品力」なんてあいまいな表現をした時点で思考の停止です。しかもそれは、一般消費者向けの商品を作る企業だったのです。だったら、広告で「当社は商品力があるから当社の商品を買うべきです」と伝えたらどうですか?と皮肉の一つも言いたくなってしまいました。
商品力にせよ何にせよ、自社の強みを決めるのは自社ではなく、買い手であり、市場です。そこを忘れて、勘違いをすると痛い目にあいます。
何でも3Dで、タイタニックに迫る興行収入らしいです!
私のアバターに関する知識はこれだけです!

そんなわけで、マクドナルドで「Youアバターになっちゃいなよ」というキャンペーンをやっているそうです。
専門家っぽく言うと、バイラルマーケティングですね。
乗っかってみました。
このサイトで、私の左上のプロフィール画像アバターに変更すると・・・

きもい!きもすぎる!!
何がいけないんでしょうか?目の大きさ?メガネ?それとも元が気持ち悪い?
ちなみに女性版もあります。
2010年01月07日
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こんにちは、幸本陽平です。
なんだか最近は、ニュースを初めとして、いろいろなところでデフレだデフレだと騒がれていますね。
デフレというワードも現象も以前からあるものですが、最近の激安弁当や値引き競争を説明するときに最もわかりやすいのが「こういうのをデフレというんだよ」と言うことなので、このように頻繁に使われているのかと思います。
さて、その中で一つの動きとして、
「みんな安いのを買うからデフレになるんだよ!」
↓
「安いのを買うのをやめようよ」
&
「安い商品ばかり提供するユニクロとかは良くない企業だよ」
という論調が一部に見られます。
個人・集団として、何をどう買うかは勝手なのですが、「ユニクロこそデフレの親玉、悪玉」のような暴論には、違和感を抱かずにはいられません。
ユニクロは早い話が、オペレーションの効率化、グローバライズしたネットワーク、スケールメリット、などなどを実践してその品質と価格を成り立たせているわけです。(ただし、個人的には、ユニクロは一部の目玉商品以外、品質は非常に残念だと思っています。)
特に重要な点は、世界のフラット化です。
世界の経済的な国境が限りなく小さくなり、ユニクロはそれをフルに活用しているのです。言い換えれば、ユニクロは「安く作っている」のではなく、「地球規模で、適正価格で作っている」のです。商品の価格が、世界の平準に近づいているだけなのです。
それを日本のマーケットだけで見ていると、「日本の物価が下がっている!デフレだ!」となるわけですが、「各企業がグローバルな調達網を活用することで、世界の物価の標準に近づいている」だけなのではないでしょうか?
となると、イノベーションが進めば進むほど、日本の物価は相対的に世界標準に近づく、すなわち、下落するような気がします。
ただでさえ日本の相対的な国際経済力は低下しているのですから、物価も下がるのが当然であり、日本国や日本人が「がんばって」どうなるものでもない気がします。それを前提に企業も個人も考えたほうがよいのではないかと思います。
2010年01月06日
というわけでダウンロードし、さっそくそこからこの投稿をしました。
これなら外でツイッター感覚で投稿できますね。
書き込んでいるとき、画面をスクロールする必要があるので、そこの改善はアップデートに期待です。
ちなみに私のデバイスは正確にはiPod タッチです。失礼しました。
2010年01月05日
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こんにちは、幸本陽平です。
私は1月2日、初売りで賑わう東京の新宿を歩いてみました。
ZARA、BANANA Republicなどのアパレルを一通りに見たあと、伊勢丹に立ち寄りました。
全般的には、まずまずの人出でした。
ただ、夕方に街を歩く人で、紙袋を下げた人がやや少なかったのが気になりました。自分もそうなのですが。
どちらかというと若者のほうが、実際に買い物をして買い物袋をぶら下げている印象ですね。好きなショップやブランドがあって狙い撃ちをしているのでしょうか。
さて、ここから本題です。
【2010年は、節約疲れの反動が来る!?】
お正月に賑わう街を見て、「不況じゃないじゃないか」という人もいれば、「こういうセールでしか売れないなんて、やっぱり不況だ」という人もいるかと思います。
どちらが当たっているかは置いておいて、私の印象としては、
「ああ、人間はやっぱり買い物をしたいんだなあ」
と思いました。
その日の新宿では、多くの人が服を買ったことと思います。
でも服というのは、米や塩と違って、さほど生活必需品ではありません。
本当にお金がなければ、服なんて買わずに、去年の服を着ればいいのです。
なのに、お金がないはずなのに、服を買っているのです。
「でも、ヒートテックとか、イノベーションで需要が増えているんじゃない?」
と思われるかもしれません。
それでも、ヒートテックがなくたって、その分服を2枚着ればいいのですから、モコモコするのを我慢すればいいのです。決して必需品ではありません。
急遽喪服が必要になった、などの例外は別として(それだって友人から借りるなど、しようと思えばできるわけですが)、生活必需品でもない服をセールとはいえこれだけの人が買い求めるのは、不況うんぬんは別にして、「人は、買い物をしたいのだ」という事実を改めて感じさせられました。
2009年は、ひたすら「節約」の年でした。所得や資産がある・ないにかかわらず、これだけメディアで激安や節約の情報が流されたら、イヤでも「節約しないといけないのかな」という雰囲気を感じてしまったのではないでしょうか。
そして、できることならしたくもない節約を続けた結果、本来節約をする必要のなかった人、したくなかった人は、その反動が2010年に来るはずです。
たとえば株価回復などの、景気にプラスなニュースが少し流れたら、その人達はどっと消費回復に流れるような気がします。
ただ、特に若者の多くは所得に関係なく消費を抑える傾向が進んでいます。
これはある意味信念のようなものなので、景気が良くなっても消費は回復しないでしょう。
お金を使いたい人には使う理由を。
お金を使いたくない人には、使わないなりに合理的な消費を。
そういった、きめ細かいマーケティングが必要になるでしょう。
2010年01月03日
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今更ながらですが、あけましておめでとうございます。
年末年始は、数年ぶりに東京で過ごしました。
ほとんど家の近所から出ていないのですが、なんとなく東京のお正月を味わっております。
さて、一年の計は元旦にあり、ということで、すでに2日過ぎてしまいましたが、今年の私のモットーを書き残しておきたいと思います。
直接の成果や結果、というわけではなく、こうありたい、というスタンスのようなものです。
1)休む
これは語弊があるかもしれませんが、「適切に休んで、最高のパフォーマンスを出す」ということです。
私は今年、週72時間は働くつもりでいます。
単純に、1週間で1日12時間×6日間、です。
私のような凡人が成果を出すには、量をこなすしかないのです。
効率化だとか能率よくなどというのは、すでに十分なパフォーマンスを出せている人が考えればよいのです。
これだけを見るとハードワーカーのようですが、ベンチャー企業の社長さんだと週100時間以上働いている人も珍しくないはず。週70時間労働なんて、長時間労働のうちに入らない、と思われるかもしれません。
しかし私は、きちんと睡眠をとらないと著しく能率が落ちてしまうため、逆にこれ以上がんばってしまっても逆効果かな、と思っています。なので、バリバリ働いて、きっちり休む、というスタンスを大切にしたいと思っています。
2)情報を遮断する
これも逆説的ですが、情報をたくさん入れて、それで仕事をしたり何か成果を上げた気にならない、ということです。
特にPCなどからネットにつながっていると、無限にすることがあります。このようにブログを書いたり、WEBやLinkedinをメンテナンスしたり、RSSを読んだり、Twitterをしたり。
そういった情報を適度に遮断し、情報を自らコントロールできるようにすること。それが課題です。
3)「正しさ」を求めない
経済にしても、経営にしても、大きく人生にしても、「正しい」ことなんてない、だから正しさを求めない。これが今年のモットーです。
今の私は、正しさを求めるあまり、それがマイナスに作用することが多くあるような気がします。
でも世の中に正しいことなんてあるのでしょうか?戦争をする二国は、どちらが正しく、どちらが間違っているのでしょうか?戦争は大げさにしても、夫婦喧嘩にせよ、経営判断にせよ、何が・どちらが正しい判断である、なんて、本当にあるのでしょうか。
結果として、こちらを選んでよかった、というのはあるかもしれませんが、他の判断よりもそれが相対的に良かったというだけで、他が誤りだったわけでも、それが正しかったわけでもありません。
にもかかわらず、私は(というよりも、多くの人が、でしょうが)正しい答え、正しいことを追い求めてしまいがちです。誰かが、「正しい答えなんてない、あるのは正しいという認識だけだ」と言っていましたが、まさにそうだと思います。
だから私も、「正しさ」を追い求めず、「最適解」や「ベストな方法」を考えるようにしたいと思います。
〜
以上、1)休む 2)情報を遮断する 3)正しさを求めない が今年の三大テーマです。
一年後、これらのテーマは達成出来ているでしょうか?
2009年12月29日
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幸本陽平です。今年の投稿はこれで最後になります。1年間ありがとうございました。
個人的にも今年はいろいろな動きがありました。来年も激動が予想されますが、波を楽しむくらいの気持ちでやっていきたいと思っています。
さて、年末年始は「来年(今年)はこうなる」という趣旨の報道や記事が増えますが、そんな時期だからこそあえて、の今日のテーマです。
それは、「これからの時代は、こうなる」と言いたがる人や企業には気を付けましょう・・・です。
【バブルを振り返ると】
なにやら後ろ向きで人を疑ったような話題だな、と思われるかもしれません。しかし、これは自分の人生を「守る」ために、結構重要な考え方であると私は思っています。
例えばバブルの時期、世の中ではさかんに「フリーターで自分らしい生き方を」「雇われない生き方がカッコイイ」と言われ、実際にそのような生き方を選んだ人が多くいました。そして、その当時フリーターを選んだ人たちの多くは、今どうなっているでしょう?私が言うまでもないですね。
ではこのときのこの風潮は、自然発生的に広まったかというと、そんなことはないわけです。アルバイトの情報誌や、アルバイトの紹介の会社など、「アルバイトやフリーターが増えれば増えるほどトクをする企業」があり、そういった企業を中心に、「雇われない生き方はカッコイイよ!」と世間を動かしていったわけです。
【2001年を振り返ると】
その他にも、私が就職活動をしていた2001年頃は、就職活動や今後の企業・経済について、次のように言われていました。
「これからの時代は外資のように実力主義になって年功序列ではなくなる、だから若くても実力をつければチャンスが有る」
「若者は大企業ではなくベンチャーを目指すべき」
「金融ビッグバンのように、金融以外にも規制が減って健全な市場競争になる」
「金融は外資にやられてメタメタになるから、もうダメだ」
「ITの発展による中抜きが進み、商社は不要になる」
いかがでしょうか?
それから約10年が経ち、上記のほとんどは「ハズレ」であるといっていいでしょう。
現実に、その世代は新卒で銀行や商社に就職する人は非常に少なく(もちろん企業側が絞り込んだというのもありますが)、私の周りにもいません。外資の金融に行った人はいましたが。
大げさでも誇張でも私の記憶違いでもなんでもなく、上記のようなことが2001年当時は「将来起こるであろうこと」として当たり前のように語られていたのです。
ところが現実にはそんなことは起こりませんでした。
【純粋な予想、なんて無いと思ったほうがよいのでは】
もちろん上記のことは、必ずしも誰かが悪意を持ってウソを流布したわけではなく、「近い未来」を予測しただけかもしれません。でも、何やら意志や意図のようなものを感じざるを得ません。「商社は不要になる」というのも、ビジネスモデルを考えぬいた末の結果ではなく、「大きい企業なんてつぶれるはず、というかつぶれちまえ」という悪意がベースにあった、のかもしれません。
「将来こうなる」と声高に言う人は、必ずしも純粋な予測ではなく、「そうなってほしい」という願望を含んでいることが多々あります。だからこそ、そのような予想は割り引いたり、「それってあなたの希望じゃない?」と、一歩引いてみる必要があるのです。
