スイスの街角から

スイス在住14年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

2011年09月

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世界遺産のラヴォーへ(秋・ブドウ収穫編)


暖かい秋晴れの美しい日々が続くスイスの町。

かねてより行ってみたかったスイス・フランス語圏のラヴォー地区の村、

リュトリ(Lutry)のワイン祭りが先週末に開催された事もあり、

このお天気を逃すまいと、私達夫婦も急遽週末を利用し、

世界遺産ラヴォー(Lavaux) へと出かけました。


ラヴォーは今年の初夏に、

その際はスイス国内公共交通1日乗り放題のチケットを利用し、

列車で日帰り旅行で出かけたのですが、

今回はひとり旅ではなく夫を伴っていた事もあり、

チューリッヒ郊外の自宅から車で出かけました。

(夏のモントルー、レマン湖クルーズから眺めるラヴォーの風景と記事、

そして動画はこちら ↓ のアーカイブ、

スイス・フランス語圏の町 よりご覧いただけます。)



今回はモントルーで1泊、

その後ジュネーブで更にもう1泊の2泊3日の小旅行です。


この最高に素晴らしい眺めが2007年に、

「ラヴォーのブドウ段々畑」

世界遺産に登録された、美しいブドウ畑とレマン湖の景色。

こちらはエペス(Epesses)からの風景です。

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スイス国内でもラヴォー地区で生産される特に白ワインは

その質の高さでは定評があり、スイスで1番ランクに評価されているのですが、

その中でもとりわけ、

エペス(Epesses)、カラマン(Calamin)、

サン=サフォラン (Saint-Saphorin)、そして、

デザレ(dezaley)等が特に秀作のワインをプロデュースするのだそうです。


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ラヴォー地区からは見渡す限りそれは美しい緑のブドウ畑が続き、

上から眺めるブドウ畑の背後には、

青く輝くレマン湖と、遠くにはフレンチアルプスが広がっています。


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この地区では観光客が自由に

 "ワイナリーのブドウ畑の中を歩いて見学できる" のが最大の魅力。

私達夫婦は他の観光客たちもそうしているように、

道路の路肩のパーキングスペースに車を駐車し、ワイン畑の中を散策しました。

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見学をしたブドウ畑はラヴォーでも有名な、

「カラマン・グラン・クリュ (Calamin Grand Cru)」

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ブドウ畑の中に設けられた遊歩道を下の方まで下ってみると、

ちょうどブドウの収穫の真っ最中でした!

しばしその様子を拝見させていただき、

作業をされている方々に写真を撮らせていただけないかお尋ねしてみたところ、

快諾して下さいました。

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収穫作業の合間のご休憩にもワインを召し上がっているようですよ、

さすがはワインの名産地!

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この地域のワインのぶどうの品種は、シャスラ[Chasselas]です。

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そしてもうしばらく進むと、何やら人だかりが・・・。

どうやらそちらでは観光客がブドウ摘みを体験するという

ツアーのような事をやっており、

アメリカ人らしき人々がブドウを摘んでいる真っ最中。

そばで畑の管理をしているらしき男性はカメラを持って近づいた私に気がつき、

その観光客たちに、


「ほらほら、CNNの取材がやって来たよー、

笑って、笑って〜!」



とスイス・ドイツ語圏の町では考えられない、

そして英国人の夫も顔負けの? 楽しいジョークを飛ばして下さり、

撮影した1枚がこちら。↓ 本当に楽しそうでした。

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更には収穫したばかりのぶどうをおすを分けして下さり、大感激!

夫が手に持つこちらが
この地方で穫れるブドウの品種 "シャスラ"


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その場で早速いただいてみたところ、

さんさんとふりそそぐ太陽をいっーぱいに浴びたブドウの

甘く爽やかな味わいが印象的で、とても美味しくいただきました。


この開放感に、ここはフランス!?と錯覚してしまいそうになりますが、

まぎれも無くここは「スイス」のフランス語圏 です。

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散策を終えて坂道を登ると、

ちょうど観光用の「ラヴォー・エクスプレス」が観光客を乗せて、

道路を走っているところでした。


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こちらは最近気に入ってよくいただいている

ラヴォー地区「エペス (EPESSES)」のワイン。

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次回もラヴォー地区のワイン街道の話題を引き続きお伝え致します。



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パスポート性別「X」第3の選択肢


先日読んだちょっと興味深いニュース、

9月19日のロンドン発 "ロイター" によれば、

英国内務省当局はパスポートに記載する性別について、

現在の男性(M=Male) 女性(F=Female)の2つの選択肢から、

第3の選択肢として、不確定の「X」を導入する事を

将来の案として検討しているのだそうです。


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英国では現時点では発案の初期段階なのだそうですが、

オーストラリアではいち早く、既に9月15日からこの案が導入されており、

Make (F)/ Female(F) の他、パスポートの性別記入欄には

中間または不確定を示す第3の性別 「X」が存在するのだそう。

アイデンティティに基ずく差別を無くすという事が

オーストラリア政府の大きな目的で方針なのだそうです。


近い将来、英国に第3の性別のパスポート記入欄が実現すれば、

ヨーロッパでは初めての試みとなり、

他のEU諸国にも影響を及ぼし、他にも検討する国々が出てくるのかも?


一見コンサバティブな印象のスイスは

こういう方面では意外にもフレキシブルな面もあり、


「英国が導入した場合、スイスは今後どうなのだろう?」 


と興味深く、


「そして将来、日本は・・!?」


という点も今後注目してみたいところであります。



英当局、パスポート性別欄に『第3の選択肢』(ロイターより/ 日本語)


パスポートの性別欄が3つに オーストラリア(CNN より / 日本語)



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ベストセラー小説の無人島(スピナロンガ / ギリシャ・クレタ島旅行記 6.)


しばらくの間、


途中で更新が停滞していたギリシャ・クレタ島旅行記の続きです。



クレタ島に滞在中のある日、


「スピナロンガ島(Spinalonga)」  という名の無人島を訪れました。



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この島は1903年から1954年まで、


隔離されたハンセン病(ライ病)の患者さん達が居住していた島。

 

現在は観光客に公開されています。     


この場所が現在観光客に知られるゆえんとなった一つの理由は、


2005年に当時無名だった英国人の作家、


ビクトリア・ヒスロップ(Victoria Hislop)がデビュー作として発表した、


「The Island (日本語の題名:封印の島)」


の舞台となった場所である事。(詳細はこちら ↑ )



『The Island』はまたたくまにベストセラーとなり、


その後は日本を含む世界20数カ国で翻訳され、


現在でも世界中の読者から喝采されている作品なのだそうです。



島へは宿泊していたホテルからエロウンダの村へと出て、


そこから小さな観光船で約20分。


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スピナロンガ島は1955年以降、


長期に渡り無人島として閉鎖されており、


観光には小型船で島の周りを遊覧するのみだったのだそうですが、


その後は観光目的で島に上陸する事が許可され、現在に至るのだそうです。



ここは16世紀のヴェネチア共和国時代の頃は半世紀もの間をその要塞、


その後はオスマントルコに占領された島。


1時間ほどで歩いて1周できてしまうこの小さな島には


長きに渡る歴史が残っているようです。



船はエロウンダの港を出ると、船はほぼ一直線にスピナロンガへ。


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こちらが利用した船の船内。



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この日はお天気もよく波もとても穏やかで快適な小船の旅。


エロウンダの港を出航し、約20分で島へ到着。


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いよいよ島へ上陸。


こちらで入場券を購入して、観光区域へと入ります。


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1583年に築かれた "CARABONANO GATE" を通り抜けて中へ。


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こちらがオスマントルコ時代(18ー19世紀)に出来たマーケット跡。


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そして今は廃屋となった住居跡。


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1903年以降はハンセン病の患者さん達が隔離され、

この島へ移り住んだとの事ですが、

当時、不治の病を抱え世間との繋がりから遠ざけられた人々が


この地で町の基盤を作り、生活の礎を築いていた姿を思い起こさせます。



島に掲げられていた資料によれば、


患者さんたちの中には弁護士や教師なども含まれ、


彼らは島に教会も作っており、


中には居住者同士の間で婚姻関係もあったのだとか・・。



小さな教会の中へは観光客が行列を作りあふれ返っていましたが、


こちらが島内にあったその模型。


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無人島だという事もあってか、島の周りの海は透けるように青く美しい!


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島内はぐるっと一周すると約40分ほど。


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このひときわ目立つヴェネチア時代の砦には登る事ができるようで、


実際にここに立っている人も見かけました。


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1時間後に迎えに来てくれた同じ船で、エロウンダの港へと戻りました。


(チケットは最初に往復券で購入、島の入場料は別。)




船は帰りに、島の周りの海辺をぐるりと一周して下さったのですが、


違った角度からスピナロンガを眺め、そして遠ざかって行く島を見ていると、


なんだか少しノスタルジックな気分に・・。


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何度もリピートして訪れる場所ではないとは思うのですが、


クレタ島に滞在したからには一見の価値有りの、


スピナロンガ島への日帰り旅行でした。



この記事は、


ギリシャ・クレタ島旅行記 5


からの続きです。



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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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