スイスの街角から

スイス在住14年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

2015年04月

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ちょっぴりヘコむ・・。

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日本からスイスへ戻り、早1週間が経過。

帰国した日は快晴であったものの、その後お天気は崩れ、

昨日は1日雨が降り続き、

日中の気温も10℃を下回る冬が舞い戻ったようなお天気でした。


今朝は一転晴れもようで、

ポカポカとまではいかず少々肌寒くは感じるお天気ですが、

小鳥達もさえずり、いつも通りの静かな湖畔の朝です。


日本から戻って来ると毎回のように同じ途をたどるのですが、

楽しかった数週間がまるで夢の事であったようで、

スイスでの現実の生活に戻ってみると、

"またこの国で頑張ろう!" という気持ちとは反面、

抜け殻のようになってしまい、

引きこもり気味にもなり、少し気分も滅入ってしまう自分がいます。


帰国後、そんな数日を過ごしていた私ですが、

昨日は久しぶりにお料理教室の特別課外授業で申し込みをさせていただいていた

お菓子のコースを気の合う友人たちと受講し、

その後は久しぶりに彼女たちとお茶を楽しみながら、

お互いの近況報告や、

私のまだブログでは綴っていない、

日本で逆カルチャーショックの話などをひと足お先に交えながら、

楽しいひとときでした。


そんな楽しい時間を過ごした直後に、

ちょっと、イヤだな・・。

と思う体験が待っていようとは思ってもいませんでした。


友人達と別れたあと、

チューリッヒ中央駅(HB)の中にある、

最近お気に入りのパン屋さんに立ち寄りました。

昨年、HBがリニューアルされたと同時に新しくできたこのパン屋さんは

チューリッヒではあまり見かけないフランススタイルのパンが

ショーケースの中に並び、

それらのパンはとても美味しく、仲間内でも人気上昇中のパン屋さんです。


今まで何度もこのお店でパンを買い求めましたが、

いつ訪れてもとてもフレンドリーなスタッフが対応してくれ、

好印象のお店でした。

しかし昨日は、

それまでの複数のスタッフとは別の女性が勤務していました。


私がいつものようにお店に入り、

パンの並ぶショーケースの中をどれにしようかと眺めていると、

その若い女性店員は、

ちょうど私のすぐ後にお店に入ってきたスイス人らしき女性に先に、


「何にいたしましょう?」


と声をかけました。


まあ、こんな事はお店によって・・と言うよりは、

人(店員さん)によって時々あり、

もはや腹をたてるほどの事でもないし、

特に急いでいた訳でもないので、何とも思いませんでした。

でも、後から入ってきたお客様の女性は私に向かって、


「あなたが先だったから、お先にどうぞ・・。」


と声をかけてくれました。


で私も、


「ありがとう、では・・。」


と彼女に声をかけ、店員に希望のパンを注文。

合計金額が11、9フランで、12フランを渡したので、

おつりは10セント。


通常このようなケースでは、

10セントコイン(=日本では10円硬貨のような存在)

1枚がおつりとして返ってくるのが普通です。


しかし、若い店員の彼女は、

私に「ありがとう」とも挨拶もせず、

5セント(通称5ラッペン=日本で例えると5円玉のような存在、

5ラッペンは特殊で、駅の券売機や自動販売機などで使用できない)

を2枚渡しました。


いったんそれを受け取ったものの、

一瞬にして心の中がザワザワと揺れました。

だって普通、よほど個人商店の小さなお店でも無い場合、

一般のお店で10円のおつりを渡すのに、

5円玉2枚ってありえません。

それはスイスでも、日本と同じだと言う感覚でした。


100歩譲って、万一どうしても5円が2枚になる場合、

(過去11年のスイス生活で、そんな事は1度たりともありませんでしたが)

ひと言、

ごめんなさいね〜。細かくなってしまいますが、いいかしら?

とか、

いくらスイスでも、ひと言、声をかけてくれるのが普通だと思うのです。


考えたくはありませんが、

昨日の状況は、明らかに店員の彼女が、

(たまっていた5ラッペンを消費したかった? とかの理由で)

外国人である私にあえて故意に5ラッペン2枚を渡したとしか思えません。


彼女のその短い行動の中に、


「どうせ、ガイコクジンなんだからわかりゃしないわ・・。」


という声が隠されているのをありありと感じてしまい、

ちょっとカチンときてしまった私・・。


そのまま立ち去ろうかとも思ったのですが、

やはりなんだか気に障り、

「すみません、(おつり)10セントコインはありませんか?」

と、尋ねました。


注文からここまで、すべてドイツ語での会話です。


すると彼女は一瞬ムッとし、


「ちょっと待ってッ!」


と、私の目を見ずにぶっきらぼうに返答し、

何も言わずに私に10セントを渡しました。


「なんだ、やっぱりあるんじゃない。」


言葉にはしませんでしたが、そう思うと、

娘ほど歳が離れているように見える若い店員にされた態度が、

やはりちょっと腹立たしくなってしまい・・。


こんな事は海外暮らしでは、日常茶飯事起きる事で、

普段ならばいちいち気分を害する事もなく、サラリと流すのですが、

どうでもよいと見過ごせる事でも、

世界一の素晴らしいサービス大国である

日本から戻ってきたばかりの自分にとっては、

いきなりちょっとヘコんでしまう出来事でした。


既に日本へのホームシックを感じてしまっている私。

女性ホルモンのバランス、乱れているようです(苦笑)

なんとか、頑張らなきゃ・・。


今回のプチヘコみ事件で、10年前と異なる点は、

5セントコイン2枚をそのまま持ち帰らず、

「10セントは無いの?」

と問いかけられた事くらいでしょうか。


すべて一応ドイツ語での会話ですが、

こういうケースでは英語で押した方が、相手は一歩引く。

と、日本人同士の間では声が聞こえる事もありますが、

さて、どちらがよかったのかな!?


すべてもの救いは、

パン屋さんの後に立ち寄った、

地元の町のスーパーの新しい店員さん(こちらも若い女性)が、

とても優しく礼儀正しく、フレンドリーであったコト ♪

こんな対照的な場面に出くわすと、

"ほんのチョットした事なのにね。"

とも思えてしまうのですが・・。


気付いてみれば、間もなくスイス生活12年目に突入!

私のスイスサバイバル生活は、まだまだ続きそうです。


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本日の1枚・・。(2015年 4月28日)

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本日の1枚は会議に出席のため出張中の

英国人の夫 Banana より送られてきた写メ。

スイス時間27日・夕刻のグリンデルワルトより、

村のホテルから正面にアイガーを眺める1枚です。


やはりアイガーは、写真で眺めるだけでも迫力があります!


私が日本に単独で一時帰国していた間、

アメリカへ出張中であった Banana ですが、

互いにスイスへ戻り、週末を共に過ごした後の今週は、

今度は週明けから数日、グリンデルワルトへ出張中。


昨年は年明けから夏までは、Banana の仕事の関係で、

私も共に日本とスイスを月いちで往復していたので、

スイスの山歩きをする機会を逃してしまった春から夏にかけての季節でした。

今年は久しぶりにのんびりと、

ベルナーオーバーラント地方をハイキングしたり、

山歩きをして、スイスの夏を満喫できる時間を作りたいと思っています。


Banana から送られてきた1枚で、ここ久しく訪れていない、

スイスの美しいアルプスの山々が恋しくなってきました!

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余談ですがこちらは、

私が2011年に撮影した美しい朝のアイガー北壁の動画です。(約56秒)

 

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ネパール大地震、今の自分にできる事・・。


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(本日の画像は記事とは無関係です)

ネパール中部で25日に起きた

マグニチュード(M)7.8の巨大地震は27日現在、

死者が3000人を越え、負傷者が6500人以上に達したと報道され、

ネパール政府当局者は

今後の死者数が8000人を超える可能性があると予想しているのだそうです。


甚大な被害をもたらす大災害となってしまった今回のネパールでの大地震、

尊い命を落とされた方々へのご冥福をお祈り致します。


決して人ごとではない恐ろしい大地震、

被害の実態は益々ふくれあがってゆくばかりで、

ネパールで被災された方々がとても心配です。 

私はまだネパールを訪れた事は無いのですが、

実は先日の日本一時帰国の際、 ある小さな出会いがありました。 


東京に戻るといつも定宿として利用している汐留のホテルに、

今回の宿泊では新しく外国人のスタッフも数名加わっているのを目にしました。

その中の一人がネパールからやって来たという若い女性従業員Sさん。

ホテルのポーターとして勤務されており、

最初にチェックインの際に荷物を運んでくれた事がきっかけで、

1週間以上滞在していた私の顔を覚えていてくれ、

チェックイン後の滞在中も、

重いバッグを複数抱えてショッピングから戻って来た私を見かけると、

「お荷物をお運びします」と笑顔で気遣ってくれる彼女は、

いつもにこやかなにテキパキと仕事をこなし、

Sさんにとっては外国である日本で、ひたむきに頑張っている姿に、

無性に心を打たれてしまった自分でした。 


最初に出会った時、荷物を運んでくれるエレベーターの中で、

"一瞬何語で話せば良いかな?" との思いもあり、

「どちらの国からいらしたんですか? 」と問う私に、

 「ネパールからです。」

と笑顔で答えた彼女。

ホテルで働き始めて1年半くらいなのだそうですが、

とても綺麗な日本語を話されます。 


状況は異なれど、

母国を離れ、海外で暮らしているという自分との共通点もあり、

若いSさんを見て思わず、

「外国で働いていると、いろいろと大変な事もいっぱいあるでしょう? 」

と何気に話しかけてしまったのですが、

すぐにハッとして、

「そんな事 (ホテルのゲストである自分には) 言えないわよね~。

ごめんなさいね。」

と口にした私に、 

「いいえ、日本は人々も親切で、発展している国なので、とても住みやすいです。

私の国はまだまだ発展途上にあるので、日本とは大きく異なるんですよ。」 

と優しく答えた、純粋で素朴な印象のSさんの笑顔が浮かびます。


与えられた環境をありがたいと感じながら、

ひたむきに頑張る彼女の姿に、


自分がいつしか忘れかけていた気持ちを思い出しながら、

感銘を覚えていました。


そして、来日して数年の若いSさんが、

美しい日本語を話しながら外国で働いている姿は、

もう10年以上もスイスに住んでいるのに、

全く上達しない自分のドイツ語と比べてみると、

年齢を超えて尊敬にも値すると思えた印象深い出会いでした。 


ネパールで起こった地震のニュースの一報を耳にし、

被害の情報が拡大してゆく中、

彼女の母国のご家族は大丈夫だろうかと、とても気にかかっています。


日本に一時帰省中、ホテルで出会ったホテルマン(ウーマン)と客との関係です。

プライベートの事を尋ねたわけでも、

ゲストと従業員の関係以上に親しくなった訳でも無いので、

彼女の詳しいバックグラウンドは分かりません。

でも、遠く離れた日本で、

母国の大地震のニュースを耳にした彼女が、どんなに心配をし、

心痛の真っ只中にいるであろうかと思うと、私もとても心がいたみます。

もしもSさんのご家族がネパールにいるのであれば、

どうかご無事であって欲しいと願う事しかできません。 


スイスに戻った今の自分に出来るのは、とても小さな事ですが、

僅かばかりの救済募金を送らせていただきました。

ネパールへの義援金の受付方法は、

既に異なった様々な機関を通して可能なようですが、

今回は自分の現在の状況と環境からは一番容易だったYahoo基金を

利用させていただきました。 

(募金の方法・手段は人それぞれだと思いますので、

あくまでも自分にとって、いち早く出来た手段です。)


ちなみにページは ↓ こちら

Yahooネット基金【寄付が2倍】ネパール 地震被害緊急支援募金

16
(アドレスはアクセスの時期によって変更されるか、消滅するかもしれませんが、2015年4月27日現在)


ほんの数分前にアクセスした時点の人数からみると、

善意の輪、瞬く間にどんどんと広がっているようです。

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世界の救助の手が、ネパールの一人でも多くの方々の命を救い、

早急に役立つ事を願います。

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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