今年の春で、我が家のスイス海外生活も7年目に突入します。


私達夫婦がスイスにやって来たいきさつは、

夫のスイスへのカムバック転勤。


英国人の夫はスイス本社のからの日本への転勤で、

東京で約7年を過ごしました。


思えば夫の転勤がスイスへと決まる約6年前、

日本勤務 「7年間」 という “外国人ボス” としては

長い日本での生活の末、

来年は転勤になりそうだと本社より打診があった頃、

おそらく次の赴任地はドイツか、

または
アメリカだと聞かされていました。


ドイツならばヨーロッパでの大きな支社のある、

『マンハイム』 か 『ミュンヘン』 近郊。

アメリカならば 『カリフォルニア』


“カリフォルニア!” 

何度か旅行で行った事があるけれど、

青い空、白砂のビーチ、海 太陽!!

しかも、その夫の支社のある町は、

私の大好きなカリフォルニア・ワインのワイナリー、

『ナパ』 や 『ソノマ』 にもそんなに遠くはありません。


「行きたい! 住みたい!! 私、カリフォルニアがいい

と思わず叫んでいました。


でも、ある日会社から戻った夫の言葉は、


「スイスのバーゼル本社に決まった。」


『スイス! バーゼル? どうしてーっ


というのが私のホンネでした。


スイスには一度旅行で訪れた事があり、

ユングフラフヨッホで、『ハイジ来たよー!!』 と

叫ぶかねてからの夢を(猛吹雪の中で)かなえた国。

もう2度と訪れる事も無いだろうと、

観光を楽しんだあの国に私は住むの??


バーゼルはフランスとドイツへの国境の街だし、

とてもインターナショナルな場所だから、

『英語だけでなんとかなるよ。』

という、

今思えばなんともお気楽な夫の言葉を信じていた私。


ところが、ところが、

実際に住んでみると、

街なかのサインや表示も、

公共の書類も、配達されてくる郵便物の中身も、
 
すべて、”ドイツ語・イタリア語・フランス語” だけ。

(この3カ国語がスイスの公用語で、

私はドイツ語圏に住んでいます。)


その後ドイツ語学校へ通った甲斐があり、

現在ではドイツ語の書類も何とか辞書を引きながら

読む事が出来ますが、

当時はドイツ語なんて、“ABC” さえ全部言えない、

発音できない!
まったく知らない、『ゼロ』 の状態。


でも、公共書類は上記いずれかを選択し、

今後の連絡方法のため送り返さなければならないので、

私達は究極の選択で “フランス語” を選びました。

(私はフランス語なんて、チンプンカンプンなのに)


理由は、

英国人の夫は学生時代学校で、

少々ながらフランス語を勉強した事がある事と、

単語だけ比べると、

フランス語の単語が英語に一番よく似ていたからです。


我が家の場合、夫がスイス本社へ戻るという形の転勤

(会社側からすると帰国)だったため、

他の国から来られた転勤族の方々のような、

海外転勤者のための会社からの援助はほぼ無く、

すべての生活の基盤を自分達で築いて行く必要がありました。


現在住んでいるチューリッヒに比べると、

町の商店では英語を話せる人は実際にはそうそうおらず、

住居が決まり、

配線などの工事や新しい家具を設置に来てくれる業者さんも、

もちろんドイツ語しか話せません。

(これはチューリッヒ地区でも同様)

向こうからすれば当然です。

ここはスイスで、

彼らの日常の言語は 「ドイツ語」 なのですから。


この国で生きて行くためには、(私の住んでいる地域の場合、)

ドイツ語を話せるようにならない事には、

快適に暮らしてゆく事は困難だとすぐに実感しました。


それでも過去5~6年の間に

スイスも大きく変動したような気がします。

“3ヶ国語表記” しかない公共の書類は相変わらずですが、

銀行・鉄道・(空港だけは当時から英語表示がありました!)

等の書類や、 インターネットでのウェブサイトの表記は

ところどころ英語も選択出来るようになりましたし、

食品も、“もの” によっては、

3ヶ国語の他に時々英語表示も見かけるようになりました。

8ヶ国語くらい表示があっても、

いまだその中に英語が含まれていない事も多々ありますが


現在住んでいるチューリッヒ地区は、

街で英語を話せる人も多いようです。


そして一番楽に感じる事は、

なんとかある程度のドイツ語は出来るようになった事。


昨年は目標レベルのドイツ語の検定試験にも合格し、

ようやくこの国で、

何とかもうしばらく生活して行けそうかなーという気分。



「何もかもが新鮮で、カルチャーショックを感じながらも
楽しく過ごした
1年目

「海外生活の厳しさと現実を思い知らされた 2年目

「スイス人とスイスでの生活が大嫌いになりかけた 3年目

「就職活動で挫折を知った 4年目

「スイスってそう悪くもないかも?って思い始めた 5年目

「そして、自分のおかれた環境で、
それなりに充実した日々を過ごせるようになった
6年目



さてさて、これから先はどうなる事やら・・・。

女性はほがらかで優しく、愛嬌 はもちろんですが、

同様に、

かなりの
度胸 も必要な、毎日の海外生活。


まあ、なんとかなりそうかなー。

更なる私の、スイスでのサバイバル生活!

 

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