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蟹で知られる英国の小さな港町 ♪ (英国・コーンウォール)


からの続き、

今回の英国(コーンウォールとその他)の旅の記録、最終章です。


今年のコーンウォールへの旅は、

チューリッヒからヒースロー空港まではいつものように飛行機を利用し、

空港からはレンタカーを借りて、英国内を旅しました。


コーンウォールを出た後、旅の最終日は、

イングランドサマセット州(Somerset)の海辺の街、

クリーブドン(Clevedon)に滞在しました。


クリーブドンはサマセットの北部に位置する港町です。

長く続くクリーブドンの海沿いの遊歩道の先には、

美しいビクトリア様式の庭園があり、

海岸には石畳のビーチと岩の多い崖が混在しています。


夏になると、観光客を乗せるロバも登場するのだそうで、

英国の観光スポットとしても知られるとの事ですが、

退職をした人々が老後を過ごす海辺の町としても、

人気のある場所なのだそうです。

クリーブドンの港(Clevedon Pier)は1869年にオープン、

ひと際目を引く長い桟橋は、現存する英国のビクトリア朝の桟橋の中で、

最も初期の時代のものとの事。


私たちも心地よい海風を受けながら、桟橋を歩いてみました。

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橋の終わり部分は見晴台があり、カフェが併設されています。

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海外沿いは、先が見えないくらい、とても長いトレイルが続きます。

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時間は夕刻。ウォーキングやジョギングを楽しむ人々や、

子連れのママさんがバギーを押しながら散策していたり、

仲良く歩いている老夫婦など、

みんなのんびりとした時間を過ごしているのが印象的でした。

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英国らしい、美しいイングリッシュガーデンです。

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海を眺められる特等席のベンチに腰掛けて、

のんびりと時間を過ごしている人もいました。

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海岸の目の前には、

豪華な造りの老人ホームらしき建物が一層目を引きました。

海沿いには次々に新しいマンションが建てられているようです。

既に建っている古い建物を改築中の工事現場なども目につきました。

リゾートマンションとして売り出しをかけている広告も目にしました。

街を周回するバスも走っており、老後を過ごす人々や、

車の運転をしない人たちでもアクセスも良さそうです。


以前、英国(サマセット州)に住む、

義理のおばの現在の暮らしぶりについても触れましたが、

同じサマセットとはいえ、場所によって大きく印象も異なりました。

(サマセットはとても大きな州)


海岸沿いには、「子供パーク」と称される、緑あふれた広大な敷地があり、

その中には、

テニスコート、サッカーのグラウンド、子供達のプレーエリア など・・。

様々なアクティビティを楽しめる場所もありました。

高齢者ばかりではなく、子供達や若い世代の人々も多く見かけ、活気のある場所です。

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夏になるとオープンするプールはオーシャンフロント、海水を使用したプール!

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この日の夕食の前菜には、英国の海辺に来ると楽しみな、

ホワイトベイト(英国ではお馴染みのシラウオに似た小魚)のフライをいただきました。

最後の最後まで海のお魚三昧!(笑)


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今回の英国の旅は、コーンウォールに住む親戚に会うのが一番の目的で、

終の住処を求めてやってきた訳ではありませんが、

やがてそう遠くはない日にやって来る老後のプランを設計する上では、

とても真剣にいろいろな事を考えさせられました。


この港町に限らず、英国にはこういった感じの、

老後を過ごすのにポピュラーな海沿いの街はいくつも存在するのだそうです。

個人的にはおそらくこれが10年前であれば、

"心地よい海辺の町に滞在した"

で終わったのでしょうが、

今回は、仮に自分がいつか、もしもここに住む機会があればという観点で、

ヒースロー空港までのアクセス方法や所要時間

(日本と行き来するつもりでいる自分には、これはかなり重要!)

様々な意味での生活環境、

例えば、英国人が多いか、外国人の方が多いのか 等、

今までとは異なった視点で、街を見渡している自分がいました。

ちなみにこの街からヒースローまでは、

車でハイウェーをひたすら走り、約3時間弱。


英国人達には人気の場所でも、

自分が老後を過ごすという意味では
不安材料もあり、

(正直なところ、ロンドンとは全く真逆で、ここには白人系の英国人ばかりだったので、

アジア人の自分がこの街の英国コミュニティに受け入れられるかどうかと考えてみると、

少々不安を覚えたというのがホンネ)

この場所に「住みたいかどうか」という点においては、

特別にインパクトを感じた訳ではなく、あまり現実味はおびませんでした。


将来、英国に住むかどうかも分からず、

日本を含め全く別の場所に住む可能性もあり、

老後についてはまだ全く何も決まっていない状態なので、

我が家ではこんなスタイルでの将来の自分探しの各地へ旅は、

これから先も続きそうです。



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