スイスの街角から

スイス在住14年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

ギリシャ・クレタ島旅行記(2011)

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ベストセラー小説の無人島(スピナロンガ / ギリシャ・クレタ島旅行記 6.)


しばらくの間、


途中で更新が停滞していたギリシャ・クレタ島旅行記の続きです。



クレタ島に滞在中のある日、


「スピナロンガ島(Spinalonga)」  という名の無人島を訪れました。



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この島は1903年から1954年まで、


隔離されたハンセン病(ライ病)の患者さん達が居住していた島。

 

現在は観光客に公開されています。     


この場所が現在観光客に知られるゆえんとなった一つの理由は、


2005年に当時無名だった英国人の作家、


ビクトリア・ヒスロップ(Victoria Hislop)がデビュー作として発表した、


「The Island (日本語の題名:封印の島)」


の舞台となった場所である事。(詳細はこちら ↑ )



『The Island』はまたたくまにベストセラーとなり、


その後は日本を含む世界20数カ国で翻訳され、


現在でも世界中の読者から喝采されている作品なのだそうです。



島へは宿泊していたホテルからエロウンダの村へと出て、


そこから小さな観光船で約20分。


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スピナロンガ島は1955年以降、


長期に渡り無人島として閉鎖されており、


観光には小型船で島の周りを遊覧するのみだったのだそうですが、


その後は観光目的で島に上陸する事が許可され、現在に至るのだそうです。



ここは16世紀のヴェネチア共和国時代の頃は半世紀もの間をその要塞、


その後はオスマントルコに占領された島。


1時間ほどで歩いて1周できてしまうこの小さな島には


長きに渡る歴史が残っているようです。



船はエロウンダの港を出ると、船はほぼ一直線にスピナロンガへ。


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こちらが利用した船の船内。



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この日はお天気もよく波もとても穏やかで快適な小船の旅。


エロウンダの港を出航し、約20分で島へ到着。


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いよいよ島へ上陸。


こちらで入場券を購入して、観光区域へと入ります。


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1583年に築かれた "CARABONANO GATE" を通り抜けて中へ。


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こちらがオスマントルコ時代(18ー19世紀)に出来たマーケット跡。


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そして今は廃屋となった住居跡。


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1903年以降はハンセン病の患者さん達が隔離され、

この島へ移り住んだとの事ですが、

当時、不治の病を抱え世間との繋がりから遠ざけられた人々が


この地で町の基盤を作り、生活の礎を築いていた姿を思い起こさせます。



島に掲げられていた資料によれば、


患者さんたちの中には弁護士や教師なども含まれ、


彼らは島に教会も作っており、


中には居住者同士の間で婚姻関係もあったのだとか・・。



小さな教会の中へは観光客が行列を作りあふれ返っていましたが、


こちらが島内にあったその模型。


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無人島だという事もあってか、島の周りの海は透けるように青く美しい!


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島内はぐるっと一周すると約40分ほど。


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このひときわ目立つヴェネチア時代の砦には登る事ができるようで、


実際にここに立っている人も見かけました。


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1時間後に迎えに来てくれた同じ船で、エロウンダの港へと戻りました。


(チケットは最初に往復券で購入、島の入場料は別。)




船は帰りに、島の周りの海辺をぐるりと一周して下さったのですが、


違った角度からスピナロンガを眺め、そして遠ざかって行く島を見ていると、


なんだか少しノスタルジックな気分に・・。


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何度もリピートして訪れる場所ではないとは思うのですが、


クレタ島に滞在したからには一見の価値有りの、


スピナロンガ島への日帰り旅行でした。



この記事は、


ギリシャ・クレタ島旅行記 5


からの続きです。



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ギリシャの民族舞踊とブズーキの調べ、楽しいクレタ島の夜(ギリシャ・クレタ旅行記 5.)


クレタ島滞在中のある日、

この日は「グリーク・ナイト」と称された特別な夜。

滞在中のホテル主催のビュッフェでのギリシャ料理と、

ギリシャの民族楽器『ブズーキ』の奏でる伝統音楽の演奏、

そしてそれに合わせ、民族衣装を身につけたダンサー達のギリシャ舞踊の舞、

それはそれは楽しい、素晴らしいクレタ島の夜でした。



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私達夫婦がギリシャ滞在中に一番のお気に入りだったワインが、

このマケドニアのシャルドネ。

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マケドニアは東ヨーロッパバルカン半島中央部に位置する歴史的な地域。

現在はギリシャ、ブルガリア、

そして

独立国のマケドニア共和国の3つの国の領土に分かれているそうなのですが、

この珍しいマケドニアワインは、

私達が滞在したクレタ島でも楽しむ事ができました。


先日他のギリシャワインをいただいた時同様、

色合い、そして味わいが

やはりどこか大好きなカリフォルニアのシャルドネに似ていて、

この白ワインを毎晩のようにいただきました。


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これが素敵な音色を奏でるギリシャの伝統的な弦楽器、

『ブズーキ(Bouzouki) です。

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このバンドのメンバーが楽しい演奏をして下さいました!

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こちらはブズーキの奏者、素晴らしい演奏でした。

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お料理(前菜)は先日の記事でもご紹介いたしました、

ご飯をワイン葉っぱで包み蒸したギリシャの伝統料理のドルマや、

フェターチーズを使用したグリークサラダ、

それにタコのマリネ等など・・・。


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こちらはクレタ島番外編の記事でも少しご紹介いたしました

ギリシャの郷土料理「ムサカ」

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それに牛肉、羊肉のグリルなど。

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そしてメインには、

羊や豚肉を使用した、こちらもギリシャの伝統料理、『スーブラキ』など。

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最初のパフォーマンスはギリシャの民族衣装をまとったダンサーたちによる、

ギリシャ古典音楽に合わせてのダンス。

あいにくこの日は夕食時だったため、一眼デジタルカメラは持参しておらず、

小型コンパクトカメラで撮影したため画像がいまひとつではありますが、

雰囲気だけはお伝えできるかもしれません。


まずはアテネ周辺の民族衣装を身にまとい、郷土舞踊が披露されました。

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手を打ち叩きながらかけ声をあげ、

巧みなステップで踊るダンスは 最高に魅力的!

あっと言う間に彼らの世界に引き込まれました。


ギリシャのブズーキに合わせたダンスと言えば、

一番有名なのはかつて映画のタイトルにもなった、

『ゾルバダンス』なのだそうですが、

この夜はこちらも含め、いろんな種類の伝統ダンスを楽しむ事が出来ました。


休憩を挟み、続いてはこちら地元の民族衣装を身につけ、

クレタ島の伝統舞踊です!

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実はこれは夫と同意見であったのですが、

クレタ島の島のダンスはより躍動感があり、ステップも激しく、

そして元気なかけ声を張り上げながら踊るアップテンポなダンスは

観ているだけ、そしてその演奏の音楽を聞いているだけで

すごく元気になれる、素晴らしいパフォーマンスでした。


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ギリシャの伝統音楽って、

気分の滅入った時や落ち込んだ時に聞くと、

スゴク元気になれそうな音楽ですよ!

クレタ島滞在中は、もちろんホテルやビーチが素晴らしかった事もありますが、

ブズーキの音色に魅せられ、随分と陽気な気分で過ごした私です。


私が観たパフォーマンスの様子は残念ながらビデオに収めていないので、

ダンスの映像はありませんが、

YouTube で、ブズーキの奏でる映像を見つけましたのでお借りしました。

よろしければこちらからご覧下さい。






ギリシャから戻って以来、

すっかりギリシャの伝統音楽と

ブズーキの美しき音色のとりこになっています(笑)



この記事は、

ギリシャ・クレタ島旅行記 4.

からの続きです。



クレタ島旅行記 6. へと続きます。(不定期更新)



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クノッソスの迷宮へ(ギリシャ・クレタ島旅行記 4.)


クレタ島に滞在中、ギリシャ青銅器時代の最大の遺跡、

かつて ミノア文明 の元で栄えた

「クノッソス(Knossos)の遺跡を訪れました。


ミノア文明は伝説の王様ミノス(ミーノス)より

その名が付けられたとの事ですが、

エーゲ文明のうちクレタ島で栄えた文明である事から、

「クレタ文明」とも呼ばれているそうです。


クノッソスと言えば、

"クノッソスの迷宮" で聞き覚えのある方も多いと思いますが、

ギリシャ神話の伝説では、

ミノタウロス(ミーノタウロス) が閉じ込められていた場所としても知られ、

ここが 世界最古の迷宮 なのだそうです。


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遺跡の入り口を入るとまず目の前に見えるのが西の廊下(West Pourch)

この反対側には壁画が残っています。

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こちらが西の廊下の反対側の正面部分、美しい壁画です。

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ここはかつて伝説の王様の部屋だった場所。

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こちらが王様の椅子なのだそうですが、見たところ複製のようです。

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こちらの遺跡で発掘された歴史的記念物のほとんどが

ヘラクリオン博物館に保存・展示されているそうです。


王様がかつて、

この場所に腰掛けられておられた事は確かな事なのでしょう・・。



実はこの王様の部屋のスペースは小さな規模で、

入場者が一気に入れないため、見学をするのに20分程並びました!


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クノッソスの "迷宮" と呼ばれる通り、現存する遺跡の部分を見ただけでも、

宮殿の造りが入り組んだ建築であった事がうかがえます。


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ここから先が宮殿の東側から中央に当たる場所。

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ここはかつて女王の部屋であった場所なのだそうで、

この「イルカの壁画」のある部屋は、

クノッソスの中の最大の観光ポイントの一つ。


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そして迷宮の見学の最後の部分北側の入り口(North Entrance)

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丘の上にそびえる宮殿の部分の「赤い牛の壁画」

この迷宮のもう一つの最大の観光名所『王座の間』です。


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最後にもう一度、いにしえの古代ギリシャの遺跡を眺めて見学は終了。

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個人的な意見として述べさせていただきますと、

クレタ島にやって来たからにはこのクノッソスの遺跡見学はおすすめですが、

過去に訪れた古代ローマの遺跡の数々、

例えば昨年のナポリ郊外のポンペイの遺跡や、

シチリア島のアグリジェントの遺跡など、

世界遺産に指定されている数々の歴史的遺跡と比べてみると、

保存状態はあまりよくないようにも感じました。


また、

ほとんどの出土品などがヘラクリオン博物館へ移動し保存されているため、

見学出来るものの多くは複製だと言う点も少し残念でした。

今回は時間の関係で、

ヘラクリオン博物館を見学する事が叶わなかったのですが、

遺跡と共に博物館の方も併せて見学をすると、更に楽しめそうです!


この記事は、クレタ島旅行記 3.  からの続きです。

(クレタ島旅行記 5. へと続きます。)



過去の古代遺跡の記事はこちら

世界遺産ポンペイの遺跡 1.

世界遺産ポンペイの遺跡 2.

イタリアの世界遺産、アグリジェントの遺跡

フェニキア人のノーラ遺跡



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